2014年4月25日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>


NHK放送センター(本部)(wikipediaより)



本因坊師「現場は苦労しているようやな」
 
――何の話ですか?…いい加減、藪から棒の問いかけを止めてもらえませんか!!…横着しないで「いつ」「誰が」「何処で」「何を」「どうした」ぐらいは言ってくれないと答えようがありません(怒)。
 
本因坊師「『年寄り嘲うな 今にお前の往く道じゃ』――そうガミガミ言うなよ。歳を取るとついつい単語の羅列になってしまうんやがな。しかし、ワシとお前の仲は、昔は鑿といえば槌、ツーといえばカーの間柄だったのに……寂しいなあ(涙)」
 
――そんなに落ち込まないで下さいよ。せめて主語だけでもお願いしますよ。
 
本因坊師「そ、そうか。やっぱりお前は優しいのう。――“神南放送局”の営業現場のことや」
 
――あまり報道されませんが、籾井勝人会長の度重なる“暴走発言”に対する批判が収まらず、支払い凍結運動が起きているようです。
 
本因坊師「不払いでのうて支払いの凍結か?」
 
――「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」なる市民団体が提唱しているのですが、「4月中に籾井会長が辞任しない場合、受信料を6ヶ月間凍結する」という運動です。
 
本因坊師「支払い凍結ということは、半年経てば払うんだろうが、6ヶ月間も入金がなければ、事業収入約7000億円の95%を受信料収入が占めている“神南放送局”にしてみれば気になるだろう」
 
――どれくらいの受信契約者がこの運動に賛同するかにもよりますが、何よりこんな不名誉な運動を起こされること自体、会長失格ですよね。
 
本因坊師「恥を恥と思う神経の持ち主ならとっくに辞表を出しとるだろう(笑)。面の皮がチタンで出来とるアイツのことや、予算も承認されたことだし、潔く腹を切ることはないだろう」
 
――でしょうねえ。しかし、「NHK」に限らず、最近のトップの身の処し方には、まったく潔さが感じられないのはどうしたことでしょう?…暴言を吐いても「前言を撤回します」と開き直るし、不祥事が発覚すれば「今後再発防止に努めます」、いよいよ都合が悪くなると「第三者委員会の調査に委ねます」なんですから開いた口が塞がりません(怒)。
 
本因坊師「ホンマになあ!…ケジメのないケッタイな世の中になったもんや!!」
 
――そもそも『第三者委員会』なんて中立性を確保することを謳い文句にしていますが、委員は不祥事を起こした企業が選んだ人物で構成されており、実態は“責任回避委員会”以外の何物でもありません。
 
本因坊師「しかも、その費用は当該企業持ちじゃあ、公正・中立な調査なんか出来るはずもなかろう」
 
――「第三者委員会」の構成メンバーは、いっそのこと公募にしたらどうですかね。裁判員だって一種の公募なんですから…。
 
本因坊師「それは迷案、もとい名案じゃな」

――民間企業もさることながら、おカミも似たり寄ったり。不祥事でトップが責任を取ることは、まずありません。

本因坊師「そら無理やろう(笑)。そんなことしてみい、警視庁なんか警視総監が日替わりになってしまうがな(笑)」

――法務省の“盗撮裁判官”だって、レベル以下の犯罪とはいえ、本来なら“泣き虫禎坊”からひと言あって然るべきでしょう。それなのに…(怒)。

本因坊師「『非理法権天、非理法権天、非理法権天』」
 
――ひと昔前までは、毅然として「部下の不祥事は、たとえ知らなくても、管理・監督責任が欠如していたトップの責任」として身を処していたのに、今では「我関せず。すべての責任を部下に押し付けて涼しい顔」。…官民ともに卑怯未練な無責任野郎ばかりですね(怒)。
 
本因坊師「今の時代、トップとしての使用者責任を問われるのはヤクザの親分だけや(笑)」(笑)




2014年4月24日配信「朝鮮総連ビルは北朝鮮との交渉カード? 『マルナカHD』に“圧力”をかける官邸の狙い!?」<事件>


在日本朝鮮人総聯合会中央本部(wikipediaより)


 朝鮮総連ビルの処理が迷走している。

 3月24日、東京地裁が22億1000万円で落札した四国の不動産投資業「マルナカホールディングス(HD)」(本社・高松市)に売却を許可する決定をした時から、「総連側への貸与は考えていない。所有権取得後は明け渡しを求めていく」という「マルナカHD」の意向通りには進まないだろうと思われていた。

 事実、朝鮮総連は、落札決定を受けて東京高裁に不服申し立てを行い、これを却下されても最高裁に特別抗告を行う方針を固めるなど徹底抗戦の構えだった。

 しかし、それは執行手続きの問題であって、特別抗告したところで、高裁が棄却した段階で、「マルナカHD」に所有権は移転するわけで、そこから先の立ち退き要請には時間がかかるとしても、最終的には朝鮮総連には、立ち退き以外の選択肢はなかった。

「マルナカHD」は、裁判所の超法規的措置のおかげで、都心の一等地の不動産物件を、格安で購入したうえ、知名度を上げることもできるハズだった。

 ところが、そんなビジネスベースでは終わらないことがハッキリしてきた。

 官邸筋が明言する。

拉致問題を抱え、北朝鮮との交渉カードに使える以上、(朝鮮総連ビルの処理を)好きにさせるわけにはいかない。もちろん、所有権者としての立場は認めるが、方向性が固まるまでは、我々の意向を聞いてもらう」

「マルナカHD」は、所有権の取得後、々甲呂砲靴毒箋僂垢襦↓⊃靴燭縫泪鵐轡腑鵑筌咼襪魴設したうえで売却する、8従の建物のまま(朝鮮総連以外に)貸し出す、などの選択肢を開示していた。

 しかし官邸は、それ以外の選択肢、つまり現状のまま朝鮮総連に賃借することを「マルナカHD」に要求しているようなのだ。

菅(義偉)官房長官は、今、いろんなルートを使って『マルナカHD』に接触、圧力をかけているようです。地元選出の代議士、銀行、行政など。今のところ丁寧な折衝ですが、『マルナカHD』は、会長だった中山芳彦氏は、“瀬戸内の暴れん坊”の仇名を持っていた人物です。『イオン』への売却過程も含めて、つつけばいろんな“不具合”が出てくるでしょう。最終的には、国のいうことを聞かざるを得ないでしょうね」(官邸詰め記者)

 最初の入札で、宗教法人「最福寺」(鹿児島県)が45億1900万円で落札した時にも、池口恵観法主が期待していた納付資金の調達先が、国からの圧力を受けて融資に応じず、競売は不調に終わって、池口氏は地裁に納付済みの5億3400万円を没収された。

「泣く子と地頭には勝てない」――要は、国の望み通りに動かなければならない。

 ならばいっそのこと国有化すればいいのに、それもできないし、競売手続きに従って公正さを保っているように装うから無理が出る。

 政府が、現在考えているのは、「拉致被害者の安否の再調査」である。

 そのために、北朝鮮への制裁措置のなかの「人的往来とチャーター航空便の乗り入れ禁止の解除」を検討している。

 それに加えて、朝鮮総連ビルの賃貸契約延長が“交渉カード”に使えれば、安否の再調査には現実味が増し、それは同時に、拉致被害者の生存確認と帰国に道を開くものとなる。

 もし、「マルナカHD」が、官邸の意向通りに動かなければどうなるか。

 昨年3月、最初の入札で落札した池口恵観氏は、公安筋からさんざん悪い情報を流され、それが『週刊文春』の「池口恵観 消えた元妻と70億円の怪」(13年4月11日号)といった記事となって“池口バッシング”が始まり、取引先金融機関など池口氏の周辺にまで圧力が加えられた経緯がある。

 所有権は間違いなく取得できるが、所有権者としての“権利”は認められない――。

 それを“暴れん坊”の血を引く「マルナカHD」の中山明憲社長は呑めるのか。……単なる不動産物件ではない朝鮮総連ビルからは、引き続き目が離せない。【研】




2014年4月23日配信「袴田事件・再審開始決定報告集会」































2014年4月22日配信「東京仙人島通信局取材メモ」<連載>


 情緒不安定がさまざまな症状を生む。
 耳鼻咽喉科、内科、外科、皮膚科、肛門科、肛門科、眼科、脳外科、歯科、消化器科、口腔科、泌尿器科、産婦人科、呼吸器科、循環器科などのありとあらゆる領域に心身症が発症する。
 心身症と神経症はちがう。
 神経症は別名を不適応症という。生活環境への不適応があからさまである。
 心身症の場合は生活環境に適応する。ときに過剰反応がみられる。
 心身症は日航機長が機を墜落させたことで一躍、クローズアップされた。
 心身症に罹っているかどうかは患者が診察室に入って来るその態度から診断にかからなければならないとされている。
 身体症状がそれほど重篤でもないのに診察室にまで家族を連れて入る場合。しかもその家族が患者の替わって問診に応じる場合。そして、患者が家族の顔色を絶えず窺うようにして問診に応じる場合。
 進退症状に苦しんで受診しているのに表面的にはそれを感じさせない明るい表情で入って来る場合。
 診察室の入り口で入室をためらう場合。ことさらに丁寧な挨拶をしたりひどく畏まった態度が見られる場合。
 心身症を疑うに足りる所見である。(『狂って、殺した』・西村寿行・光文社)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<社会>

★「両手でVサイン!!」「これで平和は保証された。よろしくお願いします」――再審決定報告集会で釈放された袴田巌さんが元気な姿でピース!!

★「科学者の正体見たり〜〜!?」「STAP現象は検証すべき有力な仮説」「参加は最終段階」「共著者として心痛の極み」「論文の撤回が適切」「問題点を見抜くのは困難」「故意や悪意については分からない」「世界の若山さんが間違えるはずがない」――責任転嫁発言?に終始した笹井芳樹・理検副センター長の記者会見に落胆の声続々(夢を追うより組織の論理が大切?)

◆「“ゴッツアン”」…警視庁捜査2課が柴垣某・ファーストコンサル社長ら5人を「キッズ・コーポレーション社」から預かった3.8億円の業務上横領容疑で逮捕。

★「インチキ医大の闇は底なし!」東京慈恵会医科大ノバルティス疑惑に続いて国の科学研究費補助金1億円の不正受給疑惑が発覚。

★「日本列島はヤブ医者だらけ」国立国際医療研究センターで造影剤の誤投与でお婆ちゃんが、東京女子医大では鎮静剤の選択ミスで2歳児が死亡。

◆「1日1万円!」…佐賀地裁が諫早湾開門調査を命じた福岡高裁確定判決の履行を促すため国に対し勝訴した有明海の漁業者49人に開門まで1日1万円の制裁金支払を命令。

◆「NHKに批判200件!」「不慣れだったため会長と個人の立場を理解しきれず発言してしまった」――通称モミジョンウン・NHK会長が『とっておきサンデー』で就任会見時の不手際について形ばかりの謝罪。(俺は辞めない!)

◆「当たらない天気予報を誤表示!?」「NHK」名古屋・高地・大分各局の天気予報で大チョンボ連発のお粗末。

★「受賞者は日本国民」…市民実行委員が発案した署名運動で憲法9条「ノーベル平和賞」候補に。

◆「職務より我が子?」…埼玉県内の4高校の担任教諭4人が自分の子供の入学式出席を理由に入学式を欠席。(教師の鑑?)

★「盗撮魔 捕えてみれば 元裁判官」…冗談はヨシコさん!――法務省変態幹部を書類送検でチョンとはいくら何でも甘すぎやしませんか(怒)!!

◆「只今、在庫整理中?」…飛びすぎるボールに「ミズノ」「乾燥が原因」と愚にもつかない調査結果を発表。

◆「1万7000人の厳戒態勢!」米・オバマ大統領の来日控え東京都内はお巡りさんだらけで道路は渋滞、コインロッカーとゴミ箱は使用禁止の大騒ぎ。

★「不起訴とは何事ぞ!!」「安愚楽牧場・和牛商法詐欺事件」で嫌疑不十分で不起訴とした三ヶ尻某元社長らについて東京第三検察審査会が不起訴不当の議決。

◆「破産手続きに移行!」…東京地裁が経営破綻した「マウントゴックス」民事再生法適用を棄却し資産保全命令。

◆「アッパレ!?」「伊藤忠」関連会社の社員がFX取引失敗の穴埋めでヤリもヤッタり大枚7億円の業務上横領で「スンマセン」。理研総合研究センター副センター長が新たなデータの開示ないまま玉虫色の記者会見。


<政治>

★「詭弁もここに極まれり!」「無用な不安を与えないようにすることも危機管理のひとつだ」――鳥インフルエンザ発生も“お台場テレビ”日枝久会長らとのゴルフを優先、対策会議を欠席したシンゾウ首相を庇うヨシヒデ官房長官の厚顔発言に批判の声。

★「能天気全開!?」『給料の 上がりし春は 八重桜』――自身主催の観桜会でシンゾウ首相が能天気丸出しの一句を得意気に披露。

◆「弾避け副総裁!?」「首相や私が言うと『危ねえんじゃないか』と言われるが、副総裁が言うと『いいんじゃねえの』となる」――マフィア財務相が大島派の政治資金パーティで集団的自衛権について高村正彦副総裁を苦笑交じりのヨイショ。

★「猿芝居全開!?」「日豪EPAの関税率がレッドラインだ」――中谷元・党農林水産戦略調査会長森山裕・党農林水産貿易対策委員長シンゾウ首相らに必死の直訴も所詮はパフォーマンス?

◆「こんな時こそ行くべきなのに〜!?」「北方領土よりG7」――ウクライナ情勢緊迫化を理由に岸田文雄外相がロシア訪問を延期。

★「ゴマスリ禎坊!?」「論理に飛躍があるのではないか?」――“泣き虫法相”が集団的自衛権の行使を禁じる法制局の従来からの憲法解釈を批判。(シンゾウ首相に援護射撃!)

◆「ユルフン!」…参院本会議での原子力協定承認めぐり鴻池祥肇元官房副長官ら自民党議員10名が欠席。

★「“ヨシミ路線踏襲”でどこまで?」「結党の原点に立ち返り改革の政策を前に進めれば支持は戻って来る」――みんなの党新代表に浅尾慶一郎幹事長が無投票で新代表に就任も華なく発信力に大きな「?」。

◆「トコロテン人事!」…みんなの党、水野賢一政調会長の新幹事長就任と中西健治政調会長代理の新政調会長就任を発表。

◆「会談は腹にイチモツ背にニモツ」「会期中は結論を出さない」――ケンジ・結の党代表シンタロウ・日本維新の会代表が初の会談も単なる表敬訪問で合流の気配皆無!

◆「苦渋のポーズで結局は〜?」…「キミ、困っているだろう。大変だろう」「大変です。困っています」――集団的自衛権の行使問題に悩む山口那津男・公明党代表シンタロウ・日本維新の会代表の問いかけに“苦しい心中”を吐露。(“中道”の行き着く先は渋々賛成!?)

◆「学級崩壊に歯止めなし!」…民主党が原子力協定承認案に造反した近藤昭一総務委員長生方幸夫幹事長代理に役職停止、アキカン元首相キヨミ幹事長代理に幹事長名の注意処分に加え、増子輝彦副代表にも参院役職解任を決定。

★「元首相2人が再タッグ!」“ジュンイチロウ&モリヒロ”コンビが梅原猛、市川猿之助、瀬戸内寂聴らを発起人に脱原発団体「自然エネルギー推進会議」を設立。(シンジロウ新党の布石?)

◆「風見鶏の本領発揮!?」「成蹊や学習院が国のトップを担うのは無理がある」と著書で述べたヨウイチ都知事の中国抜け駆け訪問にシンゾウ首相はなぜか沈黙!?


<経済>

★「ワースト1は秋田銀行!」「秋田銀行」「四国銀行」「高知銀行」「山陰合同銀行」「島根銀行」「鳥取銀行」「百十四銀行」「富山銀行」「南都銀行」「福井銀行」「常陽銀行」「筑波銀行」「静岡中央銀行」「清水銀行」「十六銀行」――金融庁・森信親検査局長が作成した“危ない銀行リスト”に地銀大再編の予感。(☛日刊ゲンダイ・4/15)


<国際>

◆「マネロン懸念で締め出し!」「中国農業銀行」「中国商工銀行」ビットコインを扱う「比特幣交易網」「火幣網」の関連口座を閉鎖。

◆「軍需産業化着々!?」…米「グーグル社」がソーラー無人機製造の「タイタン・エアロスペース社」を買収。

◆「70日運動の甲斐あって!?」…朝鮮総連中央本部の競売回避失敗も在日朝鮮人総聯合会議長許宗萬氏が再任。

★「戦争賠償放棄覆して資産接収」…中国上海当局が戦後補償の一環として「商船三井」所有の貨物船を差し押さえの怪挙!?


<原発>


★「8ヶ月遅れの厚顔報告」東京電力が昨年8月のタンクからの漏洩水300トンの濃度を8000万ベクレル/Lから2億8000万ベクレル/Lだったと大幅に上方修正。

◆「犯人は“透明人間”?」相変わらずの大ポカ!――ポンプ4台の誤作動で第1原発1〜4号機の汚染水240トンが別の建屋へ流入も原因は不明。

◆「原発ゼロでもOK!?」電力9社が今夏の電力需要について予備率3%の確保見通しを発表。


<訃報>

✿“ラーメンの鬼”・佐野実さんが多臓器不全のため死去。享年63歳。合掌。

✿“炎の料理人”・周富徳さんが肺炎のため死去。享年71歳。合掌。

✿舞台美術家の中嶋八郎さんが脳梗塞のため死去。享年90歳。合掌。

✿元自民党参院議員の近藤英一郎さんが老衰のため死去。享年101歳。合掌。

✿コロンビアのノーベル文学賞作家、ガブリエル・マルケスさんが老衰のため死去。享年87歳。合掌。





2014年4月21日配信「沓掛龍之介の株式道場」<連載>


◆今週の日経平均株価の動向

 いつも書くことですが、アベノミクスは失敗です。普通に考えれば、これは悪材料です。しかし、現実の相場は14000円を底に実に堅調です。どうにも説明がつきません。でも、株式市場の知恵者は、こんな時のために、色々な格言を作ります。「理外の理」とか「石が浮かんで木の葉が沈む」、あるいは「不景気の株高」、挙句の果ては「相場は相場に聞け」と開き直るのですからシタタカです。「人の往く裏に道あり花の山」…相場は上。押し目買いあるのみです。今週の上値メド14750円 下値メド14400円。短期勝負銘柄として癸沓横毅供_論捷業(東証1部)が良い動きです。【龍】


☆中期推奨銘柄

★1813  不動テトラ
<東証1部・4月18日終値 233円>


 

★5805  昭和電線HD
<東証1部・4月18日終値 102円>




☆中期推奨銘柄

★5614  川金HD
<東証1部・4月18日終値 262円>








2014年4月19日「週刊0510のおススメコンサート」












2014年4月18日「週刊0510・読者の投稿写真 −橋−◆

























2014年4月17日配信「捜査大詰めの『ノバルティス社・薬事法違反事件』の構図のなかにいる“罪人たち”!?」<事件>


東京慈恵会医科大学


京都府立医科大学
(いずれもwikipediaより)



 東京地検特捜部が、降圧剤ディオバンの販売に際し、薬事法違反容疑(誇大広告)で世界有数の製薬会社「ノバルティスファーマ日本法人」に対して強制捜査(2月19日)を行った『ノバルティス事件』が大詰めを迎えており、ゴールデン・ウィーク後に立件へ向けた動きがありそうだ。
 
 ノバルティス社の次には、「武田薬品工業」の降圧剤ブロプレスでも同じような誇大広告疑惑が発覚。続いて、またもや「ノバルティスファーマ」で白血病治療薬の臨床試験において薬効を“嵩上げ”するために社員が関与していた疑いが浮上、「製薬会社と大学(研究者)が一体となって、患者=国民を騙す構造」になっていることが明らかになった。
 
 薬は、権威ある大学などの医師を取り込んだ臨床試験の結果が売れ行きを左右するが、実際のところ差別化は難しく、最終的には自社に有利な論文を、医師や研究者に書かせたところが販売合戦を制する!――恐らく、メガヒット商品となった薬品の背後には、大なり小なり、ディオバンやブロプレスと同じ構図があると言っても過言ではなかろう。
 
 では、解明すべきはどんな構図か。
 
 第一に、「医師主導臨床試験」と客観性を装いながら、実は製薬会社が主導権を握り、意を受けた研究成果が論文となり、その薬効をもとに売り出されることだ。
 
 厚労省の告発は、関与した「ノバルティス」の社員を「氏名不詳」としているが、もうひとつ検察が受理した「薬害オンブズパーソン会議」(代表・鈴木利弘弁護士)の告発状には、社員の関与がこう記されている。
 
「大阪市立大学非常勤講師の肩書を持つ非告発会社の社員・白橋信雄(2013年5月に退職)が、(京都府立医科大学の)KYOTO HEART Studyや(東京慈恵会医科大の)JIKEI HEART Studyを始めとするディオバンの医師主導臨床研究に関与していたことが発覚した」
 
 社員が身分を隠して研究に参加、データ解析などを操作、都合のいい薬効が論文として発表される“下地”を作っていた。
 しかも、ノバルティスから京都府立医科大には3億8170万円、東京慈恵会医科大には1億8770万円の奨学寄付金が渡っていた。
 
 これが単なる薬事法違反の誇大広告だろうか。
 
 データ解析などが事実であれば、薬を内服する患者を騙す詐欺行為であり、京都府立医科大の医師らは準公務員なので、カネをもらって製薬会社の意に沿う論文を書いていたとしたら贈収賄罪が成立するのではないか。
 
 では、医師側の問題人物は誰か。
 
 京都府立医科大で、ノバルティスから助成金をもらいながら「ディオバンは他の降圧剤と比べて血圧の下がり方は変わらないのに、脳卒中や心筋梗塞などに効果がある」という論文を書いたのは松原弘明教授(疑惑発覚後、論文を撤回、昨年2月末、大学を退職)である。
 
 また、東京慈恵会医科大の研究統括責任者は望月正武客員教授だった。
 同大は、疑惑発覚を受けて調査委員会を発足させ、「何者かによってデータが人為的に操作された」とする調査結果を7月30日に発表。望月客員教授は、「重大な疑念を生じさせた」として英医学誌に掲載された論文を撤回した。
 
 告発は「誇大広告」であり、取りあえず罪に問われるのは「ノバルティスファーマ」であり、データ改ざんの疑いのある白橋氏である。
 
 しかし、個人の罪でないのはもちろん、製薬会社だけの罪でもない。
 
 身分を偽って研究に参加させていた統括責任の医師に問題はないのか。
 本当にデータ改ざんに気付かなかったのか。
 論文発表は、奨学寄付金の見返りだったのではないか。
 
 斯様に医師側にも様々な疑念が生ずるし、それは最終的には「患者=国民への裏切り」行為である。
 
 信頼回復の好機到来!!――猪瀬直樹事件を略式起訴の罰金刑で封印、未だ“リハビリ中”であることを印象付けた特捜部だが、長年にわたって放置されていたこの問題に、初めて踏み込んだからには、今や世界第2位・6兆2000億円もの“薬漬け大国”になり果てた日本の“病巣”に果敢にメスを入れることが使命であろう。【伯】 




2014年4月16日「週刊0510のおススメ舞台」











2014年4月15日配信<週刊0510・archives>「再審決定!!――『袴田事件』再考のきっかけとなった映画『BOX』を企画した後藤忠政氏の近況」<事件>





「これ以上の拘置は、耐え難いほど正義に反する…」――
静岡地裁の村山浩昭裁判長は、静岡市で起きた強盗殺人事件で死刑が確定していた袴田巌元死刑囚の再審開始を決定。同時に、検察側の顔色をなからしめる最大級の言葉を用いて拘置の停止を告げた。

 無実の人間に殺人犯の汚名を着せ、暴行を加えて自白に追い込み、公判で否認に転じると、証拠をでっち上げて、死刑判決に追い込んだ。――これが、ほぼ明らかになった「袴田事件」の真相である。

 国家権力を背景にした捜査機関が暴走を始めると、どんな非道も行なうことができることの証明であり、それは通常の犯罪者の罪より数倍、重く、「耐え難いほど正義に反する」のである。

 こんなでっち上げで、48年も死刑囚という異常な環境に留め置かれた袴田氏が、精神的におかしくなるのも当然で、死刑制度の存廃論議に一石を投じることになった。

 再審決定までの袴田氏の姉・秀子さんや弁護団の苦労は察するに余りあるが、「袴田事件」が冤罪であるという世論の構築に、大きな貢献をしたのが、死刑判決を言い渡した一審の3人の裁判官のひとりだった熊本典道・元判事だった。

「判決は間違いでした。袴田さんは無罪です」


 07年2月26日の『報道ステーション』(テレビ朝日)で、熊本氏はこう告白。大きな反響を呼んだ。

 それは後に、熊本氏を主人公にした映画『BOX 袴田事件−命とは−』となって、さらに一般国民の関心を引いた。

 映画化に動いたのは、脚本家の夏井辰徳氏で、『報道ステーション』の報道後、「袴田巌さんを救う会」に連絡して、同会の協力と熊本氏の了解を得て、製作に取りかかった。

 バックアップしたのは後藤忠政氏。3億円と言われる製作費を提供し、企画者に「忠叡」の名を刻んでいる。

 後藤氏は、指定暴力団山口組の“武闘派”として知られた直系組長だったが、08年10月、除籍となって引退。09年4月、神奈川県伊勢原市の浄発願寺で出家(得度)し、法名を「忠叡」とした。

 もともと大物右翼・故野村秋介氏との交遊で知られ、政治や経済への関心は高かったが、堅気となるとともに国内外での社会貢献活動に力を入れるようになった。

 袴田事件への“肩入れ”の最も大きな理由は、後藤組の本拠が事件場所の近郊の富士宮市であったことから、地元で起きた冤罪事件であることを確信、映画の企画・制作という形で袴田氏を支援することになった。

「俺は、殺人犯と一緒ちゃ……俺を死刑にしてくれんね」

 こう慟哭する熊本氏の心の痛みは、安易に導入された裁判員制度への問い掛けにもなっており、「あなたなら、死刑といえますか?」という映画の宣伝文句とともに、胸に突き刺さった。

 監督は高橋伴明氏で、主役の熊本元判事役は萩原聖人、袴田役が新井浩文、袴田氏の精神と肉体を極限まで追い込む刑事役を石橋凌、ダンカンといった個性派が演じた。

 映画は、2010年5月に封切られ、小沢一郎氏の政治資金規正法事件、厚労省官僚・村木厚子氏の冤罪事件など、捜査手法と裁判の在り方が論議されている最中でもあり、現在につながる冤罪事件として注目された。

 後藤氏は、現在、カンボジアに住み、昨年5月には市民権も取得した。

 月刊『宝島』(14年1月号)のインタビューでは、カンボジアでの事業(養鶏業やトウモロコシ農園)や、「日本とカンボジアとの懸け橋になりたい」という夢を語っている。

 後藤氏は、日本を去る際の“置き土産”とした「袴田支援映画」が、再審決定の一助となったことを彼の地で喜んでいると言われ、関係者の間では『BOX』の再上映を待望する声も挙がっているという。【洸】





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