『未公開株詐欺追及班・編集会議を生中継』(7)


怒りマーク出席者=A(週刊誌記者)、B(証券会社現役営業マン)、C(投資コンサルタント)

B「多くの本誌読者の方から『逮捕はまだか?』と催促されている(笑)『ドーマー未公開株販売詐欺事件』について、関係者の間で『近々に動きがあるようだ』との声が、門外漢の私の耳にも入って来ました」

A「当局の人事異動もあらかた終わったし、新年度早々に何らかのアクションがあるやに私も聞いている」

B「とすると、『ドーマー』(長野県上田市)の塚原菊一社長はもちろん、もうひとつの『ドーマー』(登記上は東京都中央区、表札はドーマー株式公開準備室)の幹部社員も軒並みアウトですよね」

C「これまで何度も名前が出てきた冨地義信が事実上の指揮を執っていた株式公開準備室には、最盛期で40名近くの販売員が在籍していたようだから、全員となると社会面トップを飾るに値する相当に大掛かりな逮捕になるのではないかな」

B「とすると、『ドーマー』の次に販売していた『カイロンエンプロリーデ』(当時)や『インパルスジャパン』にも波及しますね」

A「当然だろうな。同じ事務所で看板と電話番号だけをコロコロ変えて、詐欺トークを連発して販売している人間も同じ。要するに“なりすまし詐欺”=“振り込め詐欺”だな。電話を架けている方は、てっきり別会社に電話していると思っているのに、受ける方は同じ人間というのだから滑稽だ」

B「マンガみたいなトリックですが、つまり同じ事務所の同じ人間が、架かって来る電話ごとに『はい、ドーマーです』、『はい、インパルスジャパンです』と応対を変えている?」

A「そういうことや。複数の株券発行会社の電話が常時、同じ事務所に“同居”しとると考えたら分かりやすいだろう」

B「ルームシェアならぬ“テレホンシェア”というわけですね(笑)。うっかりすると、たとえば『ドーマー』に架かってきた電話に、『インパルスジャパンです』なんて間違って出たりして(笑)。でも、販売事務所の住所はどうするんですか?電話番号はともかく、住所が同じではマズイのでは?」

C「転送電話を使うんや。公開準備室の住所なんて知り合いのボロアパートでも、何でもエエ。そこに電話を引いて、そこから販売事務所に転送をかけるわけや。郵便物も転居届を郵便局に出しておけば転送してくれる。『ドーマー』なんか、冨地の知り合いが住む新大久保(新宿区)のマンションを“中継地点”にしとるよ」

B「被害者が直接、会社案内書にある販売会社に足を運ばない限りバレないようにしているわけですね。でも、Cさんは大久保なんて、よくご存知ですね?どこからの情報ですか?」

C「それはヒ・ミ・ツ(笑)。…警察をナメたらアカンぜよ(笑)」

B「ところで、Aさんが提供してくれた今回の写真の人物は誰ですか?塚原の写真は何度も見てますけど、この2人は誰ですか?」

A「それもナ・イ・ショなんちゃって(笑)。…さあ、誰でしょうか?」(以下次号)

『未公開株詐欺追及班・編集会議を生中継』(6)

怒りマーク出席者=A(週刊誌記者)、B(証券会社現役営業マン)、C(投資コンサルタント)

B「福島瑞穂・消費者担当相の号令一下、警視庁をはじめ、静岡県警、埼玉県警など捜査当局による『未公開株詐欺撲滅作戦』が急ピッチで進んでいます」

A「てっきり“普天間基地移転担当相”と思っていたが(笑)、やっと消費者保護という所管通りの仕事をしたわけだ。遅きに失した感は否めないが、既に“社会の敵”と認定された彼らに逃げ場はない」

C「被害者の声が国民生活相談センターで止まっている段階で、反省、改悛の情を示して廃業していればいいものを、警察庁に金融庁までが乗り出してきては、もう完全にアウトだな」

A「『過ぎたるは及ばざるが如し』…空気を読めないバカは塀の中で頭を冷やすしかない」

B「塀の中といえば、『イー・マーケティング』株の販売で脱税と詐欺に問われて逮捕、起訴、公判中の小菅孝吉、田村貴男らに検察側は懲役7年を求刑したそうです」

C「ほう、7年の求刑か。小菅は、一部の被害者と和解したことで『簡単に保釈も取れたし、執行猶予間違いなし』とはしゃいでいたが、甘いのう。どう軽くても懲役5年は堅いだろう。」

B「現在71歳。控訴、上告で1年。収監されるのが72歳。生きて帰って来れないのでは?」

C「甘いなあ、君も。今回の事件だけでも1000人超。長年にわたって人の生き血を吸ってきた小菅のことや、5年や6年でくたばるタマやないぞ、アイツは」

A「保釈中の現在も行きがけの駄賃とばかりに“相棒”のイワサキ某『大塚製薬』の株券を抱えて走り回っとるよ(笑)」

B「ところで、先日古参の未公開株屋と話をする機会があったのですが、最近はすぐに振込口座が凍結されてしまうとボヤいていました」

C「イの一番にタマリを押さえる!…マルサじゃないが、今や振込口座の凍結は全国の府県警に設置されている金融犯罪対策室の定石になっている。さすがの詐欺師たちも当局の“兵糧攻め”には泡を食っている」

A「金融機関も当局から指示があったら即座に引き出し不能にしてしまう。のこのこと警察に行って凍結解除を要請するのは寒いので、指を加えて泣き寝入りするしかない。とすると、次に考えるのは直接、集金に行くか、振込以外の送金、たとえば宅急便やバイク便と、まるっきり振り込め詐欺と同じ手法にならざるをえないわけだ」

C「そういえば、ドーマー株インパルススジャパン株の詐欺容疑でしっかりと当局の“予定者リスト”入りしている冨地義信が、新たに関係している未公開株詐欺についても警視庁が内偵を開始した!?らしい」

B「エッ!冨地は、自分の尻に火がついているのも知らず、また別の未公開株を売っているのですか?バカだなあ!」

C「その未公開株を販売しているのが冨地だけではなく、他にも何社かあるらしいのだが、各々が28万円だ、50万円だと、好き勝手な値段を付けて販売したことで被害者が騒ぎ出して、それが原因で警察が動き出したらしい」

A「往々にして事件というのは、こういうドジがもとで大きく伸びるものだ」

B「そういえば地場新聞の旧知の記者が、新年度から始まる『未公開株摘発月間』の“トップ引き”として、社名までは分かりませんが、『警視庁でマチマチの値付けで未公開株を売っている悪質販売業者を挙げるらしい』と言ってましたが、まさかその会社では?」(以下次号)

『未公開株詐欺追及班・編集会議を生中継』(5)



怒りマーク出席者=A(週刊誌記者)、B(証券会社現役営業マン)、C(投資コンサルタント)

B「いやはや、今度はモンゴル・ファンドですよ(嘆)」

C「何だ? モンゴル・ファンドって? 引退した朝青龍が一枚噛んでるのか?」

B「いくら品格に問題のあった元横綱でも、こんなミエミエの詐欺はやりませんよ。19日に警視庁生活経済課が、金融商品取引法違反(無登録営業)で家宅捜索を入れた詐欺会社=東京プリンシパル・セキュリティーズ・ホールディングス(江戸川区)が売っていた商品名ですよ」

A「それで集めたカネは本当にモンゴルに投資していたのか?」

B「投資なんかするはずないじゃないですか! みんな戴きシャンメンですよ(笑)。約100人の被害者のほとんどは年寄りで被害額は軽く5億円を超えているそうです」

C「酷いなあ、年寄りの虎の子を5億もかっぱらうなんて!良い死に方をしないぞ」

A「インチキ未公開株にインチキ社債、インチキ転換社債、そしてインチキファンド。よくもまあ、次から次へとワル知恵が浮かぶもんだな」

B「まさに『浜の真砂は尽きるとも〜』ですね」

C「ドーマーの塚原菊一の相棒=冨地義信が売っていたインパルス・ジャパン〈江東区〉は、ネズミ講スタイルでフランチャイズ方式の代理店を募集。加盟料を徴収したうえに、更にその代理店に株券を売るというんだから二重の詐欺会社だ

A「代理店に自社株を売ることで、『不特定多数』に売っていないという小手先のアリバイ作りなんだろうが、そもそもが上場のメドもアテもないのに、どう言い繕ったところで詐欺は詐欺。手口を少しばかり複雑にしただけのことじゃないか」

B「ところで、日本証券業協会が未公開株専門の相談窓口を設置したのを機に、消費者庁、金融庁、警察庁が連携。振り込め詐欺と同種の詐欺事件として撲滅に本腰を入れることになりました。これには区役所や公民館、病院、金融機関、さらには防犯協会、自治会までが参加。ポスターなどで大々的に啓発運動を展開するそうです」

C「遅きに失した感はあるが、これで詐欺師は“皆殺し”だろう」

B「となるとドーマーの摘発も時間の問題ですね?」

C「ドーマーはもちろんだが、カイロンエンプロデ―テ、インパルスジャパンなど塚原と冨地が販売した銘柄は完全に当局の“射程圏”に入っている。確認できただけでも7人の被害者の事情聴取が終了。家宅捜索と同時に逮捕ということになりそうだ」

B「関係する会社が多いだけに、逮捕者の数もさぞかし…」

C「実行犯はもちろん、発行会社の役員も入るだろうから2桁は堅いだろうし、マスコミの扱いもそこそこ大きいんじゃないかな」(以下次号)

『未公開株詐欺追及班・編集会議を生中継』(2)



怒りマーク出席者=A(週刊誌記者)、B(証券会社現役営業マン)、C(投資コンサルタント)

B「早速ですが、本日も諸先輩の露払い役としてわたしが口火を切らせて戴きます。警察の取り締まり強化で振り込め詐欺が少し下火になったと思ったら、反対に一時は減少していた未公開株詐欺がまた息を吹き返しつつあるということで、とうとう日本証券業協会までが腰をあげました」

A「元来、未公開株詐欺と振り込め詐欺は、“同類、同質の人間”がやっていたわけだから、ふたつの犯罪がシーソーみたいになるのは当然だけど、日証協が乗り出してきたというのは、どんな意味を持つの。どうせ証券会社の寄せ集め団体でしょ。バクチ場のテラ銭取りが詐欺師の見張りをしたところで大したことないんじゃない」

C「Aさんらしくない甘い解釈だなあ(笑)。今までの“グータラ日証協”なら、それこそポーズだけだったから、どうということもなかったんだが、今度ばかりは本気で“詐欺師殲滅”を考えているよ」

B「どうしてまた、有名な“昼行灯協会”がそんなに張り切るのですか?」

C「警察庁消費者庁との連携が格段に強化され、悪徳業者の情報をキャッチしたら被害額が大きくならないうちに迅速に摘発するということが両庁で確認されたのだが、情報吸い上げ窓口として、従来の消費者センターのみならず、警察庁が直々に窓口として指名したのが、今回の日証協というわけだ」

A「株式という共通点はあるけど、片やバクチ打ち、片や詐欺師。公開株と未公開株では客層も違うし、情報の質も違う。いくら警察庁が指名したとはいえ、摘発に結びつくような情報を提供できるとは思わないけどなあ。他に何か理由があるんじゃないの?」

C「ご明察。実は近々、未公開株詐欺の“トップ引き役”を務めた『大塚製薬』が上場することが決まったからだ」

B「ということは、今までは詐欺として扱われていた『大塚製薬』が晴れて株式公開ということになれば、詐欺が詐欺でなくなるわけで、それを口上にしたインチキ・トークで詐欺師たちが勢いづくことを防止するためにも、とにかく(大塚製薬の)株式公開前に殲滅したいと…」

C「そういうことだ」

A「久々の大型優良株の土俵入りの前に有象無象の“外道”を駆逐するために日証協も腰をあげたというわけだ」

C「それだけに今回の掃討作戦は強烈だぞ。今までは面倒くさいということで、被害届は受理しても放ったらかしにされていた事件も丹念に立件するということだ」

B「となると、『週刊0510』で20回にわたって連載してきた『ドーマー』をはじめ、『インパルスジャパン』、『カイロンエンプロデ―テ』などを販売、アブク銭を懐にしてきた塚原菊一=冨地義信コンビも年貢の納め時というわけですね」

C「当然だろう(笑)」

A「その冨地についてだが、何でも海外で逮捕されたらしい?という話を耳にしたのだが、どうなんだい?」(以下次号)

「未公開株詐欺追及班・編集会議を生中継」(1)

怒りマーク出席者=A(週刊誌記者)、B(証券会社現役営業マン)、C(投資コンサルタント)

B「いやはや名前を聞けば誰もが知っている、かくも錚々たるお歴々が参加する編集会議にお招き戴いて、光栄というべきか、不徳の致すところというべきか(笑)、いずれにしても、今日は地獄耳で鳴らす諸先輩の話をじっくりお伺いしたいと思って末席に座らせて戴きます」

A「イヤミだなあ(笑)。20回にわたる『ドーマー』糾弾記事のほとんどを担当したくせに、まるで真面目な証券マンみたいなことを言って!…投資パフォーマンスはイマイチなのに(笑)ややこしい情報を語らせたら右に出る者がいないといわれるBさんがメインじゃのないの、これは(笑)。しかもBさんと、未公開株販売や二八金融を語らせたら捜査当局より詳しいといわれる情報通のCさん相手の座談会だなんて肩が凝りそうだ。どう逆立ちしても今日はわたしの出番はありまテン(笑)」

C「人聞きの悪い紹介で思わずコーヒーカップを落としそうになったよ(笑)。さっさと本題に移ろうよ」

A「ハイハイ。早速ですが、摘発情報から始めましょうか。先週(20日)は、赤坂の『ベストパートナー』(神崎勝社長)にガサが入りました。報道によれば、穀物やガソリン、金などの商品で運用するという謳い文句でカネを集めていたとありましたが、噂では商品取引以外に未公開株も売っていたし、証券金融もやってたそうですよ」

C「その通りだよ。確か3年前は『グローバルパートナー』という社名だったが、社名変更したことで神崎も悪運が尽きたかな(苦笑)。Aさんの指摘通り、最初は未公開株と二八金融の二刀流だったが、『ベストパートナー』に変えてからは、商品取引ファンドを加えた三本立てでやってたよ。まさしく“詐欺の総合商社”。奴は10億くらい集めたって豪語してたが、確か神崎はドーマー株を売ってた冨地信義とも親交があるはずだがな」

B「そういえば冨地が『インパルスジャパン』と組んでネズミ講みたいなことをやっていましたが、ひょっとすると神崎から教えてもらったのかも?」

C「神崎の営業トークは、『集めたカネを運用、利益を出して皆さんのための老人ホームを建設します』というんだから阿漕すぎる。老後に不安のある時代だけに老人はこういう話にコロッと騙されるんだよなあ」

A「悪質です。タチが悪すぎます。懲役10年確定ですよ」

B「東京の新聞では報道されませんでしたが、同じ日に名古屋の『明凛』が摘発されています」

C「さすがはBさん、東海ブロックの詐欺師もカバーしてるんだ(笑)。社長の窪田千尋と役員の網谷誠二がパクられてたが、窪田なんかわざわざ埼玉からの単身赴任という律儀者だ。ふたりに面識はないが、噂ではなかなかにアゴの回る奴らしい」

A「昨年末に警視庁生活経済課にガサ入れを食った『シーエーアイ』『ココル』について何かご存知ですか?」

C「両社は『ディ―・ジー・コミュニケーション』の未公開株を1株100万円近い値段で売ってた野郎だが、こいつもワルだ。単価が高いから10億ぐらい売ったんじゃないかな。セールスポイントが、『クレヨンしんちゃん』のキャラクター商品を売ってるという触れ込みだったから食い付きが良かったみたいだな」

B「しかし、子どもたちに人気のクレヨンしんちゃんを“小道具”に使うとは、なかなかの知能犯ですね」

C「映画とかマンガというのは、そこそこの知名度があるだけに簡単に引っ掛かるんだな。上場していた『JDC信託』だって『フラガ―ル』のヒット一本でメジャーになった途端にアウトなんだから」

A「映画といえば、昨年3月に被害届が出された大阪の『人間と産業開発研究所』(H&M研究所)も映画製作を謳い文句にしていました。100億円以上を集めた大型詐欺事件ですが、ここもネズミ講スタイルで会員を募っていました」

B「冨地が“顧問格”で入っている翻訳会社の『インパルスジャパン』もネズミ講で集めた会員に自社株を売っていましたが、『H&M研究所』のノウハウを参考にしたみたいです」

C「未公開株詐欺のネタで多いのはエコロジー、バイオテクノロジー、エネルギー、IT、翻訳、リサイクルなど“胡散臭さ100%”の業種が圧倒的だ」

B「『ドーマー』の取材時に『インパルスジャパン』が、翻訳業務を謳いながらソフトバンクの携帯電話を売っている?との話を耳にしました」

C「金欠企業はダボハゼだ。カネになるなら何にでも手を出す。どうせ事業化はしないし、上場なんか出来ないのだから言いたい放題、口から出任せ、言ったもん勝ちだから、どの企業も“ベストパートナー”になる要素を持っているということだ」

A「懲りもせず、未だに『イーバンク銀行』を売ってるバカがいます」

C「昨秋、『日本ロビンソン』(文京区)が摘発され、早見一宇と下山征志郎が逮捕されたというのに…底抜けのバカだな。倒産した地場新聞の不良記者上がりが株券の卸元という噂もあるが、社名に“銀行”という金看板がついていることで引っ掛かるのだろうな」(以下次号)

ドーマー未公開株詐欺追及第20弾! 「業務は株券販売だけ! “空箱”と化したドーマー社の断末魔!」



 昨年8月24日号以来、延々5ヶ月にわたって連載してきた「ドーマー未公開株詐欺・追及レポート」も今回で20回を数えた。
 100%永遠に公開することのない“紙切れ”を「近い将来、上場する」ことを謳い文句に法外な値段で販売するゴマンとある悪徳業者のうち、本誌がドーマー社および塚原菊一・同社社長、冨地義信・同社株式公開準備室長らを徹底的に追及してきた最大の理由は、一にも二にも、その販売手口の「悪質さ」、「姑息さ」にある。
 
 すなわち、’誠緇覆ら玄米購入入札資格を取り消されたり、稼働している工場設備は債務の弁済代わりに第三者に占有されるなど、既にドーマー社は企業としての実態が皆無にもかかわらず、HPや会社案内、決算書その他において隆々と活動しているかのように装い、▲侫.鵐吋襦∋饑呼押▲瀬ぅ疋Ε疋螢鵐魁加賀電子など著名企業と取引、あるいはM&Aの話が進捗しているかのように臆面もなく吹聴、そのうえ偽造の可能性が濃厚な株券を真正な株券として販売、さ挂臆饉劼隆波弔鯏匹蠡悗┐董屬發Δ劼箸弔離鼻璽沺次廚鮴瀘、あたかもドーマー本体が株券を販売しているかのように錯覚させたこと、等々である。

 まさに小道具を多用した「振り込め詐欺」と言っても過言ではない悪辣な手法のオンパレードだが、どれを取っても、金融商品取引法に違反しているばかりか、詐欺罪、有価証券偽造罪、電子的公正証書原本不実記載罪、商法違反、脱税などに該当する行為であることは、捜査当局関係者が等しく認めるところである。

 繰り返しになるが、取材の先々で耳にしたのは「塚原社長、冨地室長ともに、実際には無いものを、あたかも在るか如く甘言を弄して相手を騙すことに異常なまでの情熱を傾けることのできる特別な性格の持主である」というコメントである。
 なるほどふたりを知る関係者ならではの正鵠を射た指摘であるが、さらに驚いたのは、「ふたりとも自分たちがやっている行為に露ほどの罪悪感、疼痛感を感じていない」という証言が相次いだことである。
 
 捜査当局が「悪辣すぎる。許さん」と腕をさするのも、前述した「販売手法の悪質さもさることながら、この厚顔ぶりに着目した」(捜査関係者)というのも道理である。

 現在、ドーマー社の工場設備は事実上、塚原社長の手を離れ、同社長に債権を有する第三者が運転、管理しているのが実情である。
 ドーマー社に対し何の権限も持たない、登記上の社長に過ぎない塚原社長。…その塚原社長からニセ株券?を1株3万円で購入して27万円で販売する冨地。…“空箱”と化したドーマー社を舞台にした詐欺事件も、いよいよ「最終局面」を迎えている。【甚八郎】

ドーマー未公開株詐欺追及第19弾! 「『株式公開準備室』の前身は『インパルスジャパン』の摩訶不思議!?」



 警察当局の相次ぐ摘発で一時の勢いは無くなったとはいえ…「電話1本、ペラ一丁」…未公開株販売ビジネスは、未だに毎日のように“被害者”を産み続けている。
 一部の業者は、振り込め詐欺グループの残党を引き込み、あの手この手のチームプレーで被害者を二重、三重に騙しにかかったり、「未公開株」ばかりか、“小道具”を確定利回りを謳った「社債」「転換社債」などに変更するなど“詐術の改良”に余念がない。
 まさに株式市場の裏舞台は“浜の真砂状態”。一獲千金の甘い話に乗らないことを祈るのみである。

 さて、新年明けのドーマー追及第19弾。…昨年末の本誌に2回にわたって貴重な証言を寄せてくれたM氏に再々度のご登場を願った。

──明けましておめでとうございます。どうか本年もMさんならではのリアルな情報提供をお願いします。

M氏「おめでとう。『週刊0510』の取材に応じたおかげで、正月早々から文句が殺到、“おしゃべり男爵”の仇名まで頂戴してしまった(笑)。今年は言葉を選んで喋ることにしよう」

──ひょっとしてMさんに文句を言ってきたのは「西村=内田」コンビでは?

M氏「固有名詞はともかく、株式市場のワルたちは『週刊0510』が更新される度にビクビク、なぜか戦々恐々としとるよ(笑)」

──その「西村=内田」コンビですが、韓国へ逃亡していた西村について、読者から「韓国から舞い戻り、札幌で同様の詐欺ビジネスに励んでいる」との情報が寄せられました。

M氏「……」

──コンビの片割れ・内田は東京にいるのですが、西村と水面下で連携、神田界隈で「G」という看板でインチキ会社の転換社債(CB)を販売しているそうです。

M氏「うーん。当たらずとも遠からじ。…まあ、彼らの件は追々話すとして、本題のドーマーの話題に移ろう」

──なんだか今日は歯切れが悪いですね(笑)。次回には是非、お願いしますよ。…ところで、これは「ドーマー」の株券を販売していた「ドーマー株式公開準備室」(中央区八丁堀)の登記簿謄本です。昨年末、差出人不明で編集部宛に送られてきたのですが、まるでカメレオンのようにコロコロと社名が変わっています。

M氏「何とまあ、ややこしいことを(笑)。てっきり東京支店の中に『株式公開準備室』があると思っていたのだが、長野だけでなく、東京にも『ドーマー』があったわけだ。

──07年6月28日に休眠会社の『サムライファンド』を『インパルスジャパンパートナーズ』に商号変更したのも束の間、翌月12日には再び『サムライファンド』に戻し、10月29日になってまたまた『インパルスジャパンパートナーズ』に変え、さらに11月28日に『インパルスジャパン』に、そして4ヶ月後の08年3月21日に『ドーマー』に変更されています」

M氏「しかし、東京に長野本社と同じ商号の『ドーマー』を設立したのは何のためなのか、今ひとつ釈然としないなあ。それにこの『ドーマー』の前身が、悪評嘖々の『インパルスジャパン』だったとは? さすがのワシも知らなかったなあ(苦笑)。しかし、塚原も冨地もバカだなあ。販売する銘柄名が変わる度にその会社と同じ商号にすることで、法律的には別会社であるにもかかわらず、あたかも本体が販売しているかのように仮装すること自体、“詐欺の確信犯”ということを認めているようなものやないか(笑)」(以下次号)【甚八郎】

ドーマー未公開株詐欺追及第18弾!「ドーマーは“化け物屋敷”!? 株主名簿不掲載の“幽霊株主”400人!」





 「E社に警察のガサが入った!」、「D社にも税務調査が入った!」、「T社の社長は事情聴取のために通いの定期券を買ったらしい?」、…年の瀬に交わされる未公開株販売業者たちの虚実ないまぜの会話には、“蜜の味”が溢れている。
 なぜならば他人の不幸は、自分に対する摘発が先送りになることを期待する“精神安定剤”の役割を果たすからである。
 もとより、そうした願望には何の根拠もないのだが、常に摘発の不安を抱く人間は他人の不幸を口にすることで、「アイツは俺より悪い。だから自分は助かる」と無意識に願うのであろう。
 
おそらく、本稿の主役・塚原菊一と冨地義信も、ヒタヒタと迫る捜査当局の足音に怯えつつ、そう念じているに違いない。
 
 先週に引き続き、兜町裏通りに棲息すること30余年。同氏の名前を知らなければ“トーシロー”呼ばわりされる“株式市場ブラック・ビジネス”の指南役=M氏のインタビューの続きをお届けする。

──前回、西村某と内田某の名前がちょっと出ただけで、“塚原、冨地コンビ”が霞むほどに本誌に対するメールが倍増しました。上には上がいるものです(笑)。確か西村は“M学校”の優等生でしたよね。

M氏「古い付き合いだが、西村博典が教え子だなんて、人聞きの悪い言い方は迷惑だな(笑)。今や『出藍の誉れ』、今ではワシよりずっと格上の詐欺師になってしまったなあ。『アイ・ディ・ジャパン』に始まって、『アイ・ディ・テクニカ』、『アイ・ディ・テクニカ販売』、『サクセス・ジャパン』、『ウィナーズ・ジャパン』、『エイワン・ジャパン』、『維新』などで、被害額は少なく見積もっても200億円。覚えるのも大変なほどの“テンプラ会社”の株券を片っ端からアゴひとつで売り捌いたのだから大したワルだよ(笑)」

──なるほど、これでは10年は確実。韓国に逃亡するのも無理はありませんね。

M氏「もっとも、その尻拭き役を押し付けられた内田は大変だがな。妙な褒め方だが、西村のエライところは、『俺は懲役覚悟の詐欺師だ』と腹を括ってやってるところだ。その点が塚原や冨地と違うところだ。彼らには『自分たちは悪いことはしていない』、『仮に悪いことだとしても、自分より悪いのはアイツだ』と常に“ザリガニ的発想”でヤマを踏んでることだ」

──ザリガニ? 後ろ向きということですか?

M氏「詐欺に姑息もヘチマもないものだが、塚原は『会社の資金調達のために3万円で売った相手は冨地であって、その先は知らない』とトボケている、挙句の果てに『冨地に騙された』と口走っている。冨地にしても実質的な責任者のくせに『ドーマーの会社謄本に名前は載ってないし、俺は一社員にすぎない』と通らない理屈をこねて逃げ回っている」

──よくご存じですね。

M氏「ダテにこの世界で30年飯を食ってないよ(笑)。ましてや『週刊0510』のインタビューを受けるとあらば、それなりに情報収集しなければ(笑)。ところで、塚原が冨地に売却、冨地が被害者に掴ませた株券について、上場なんかしないのは明々白々だが、『偽株券ではないか?』という噂を随所で耳にしたのだが、どうなの?」

──株券発行に際しては、形式的な法手続きを踏んでいるようなのですが、冨地から買った株主は、株主名簿に載っていないし、もちろん株主総会招集通知も送られておらず、事実上“幽霊株主”の扱いです。

M氏「つまり二種類の株券があるということだ。前代未聞の大ドジというか、詐欺にダメを押した恰好だな。捜査当局は、さぞかしヨダレを垂らしていることだろう(笑)。この体たらくで互いに責任のなすり合いをしているようでは、西村や内田の爪の垢でも煎じて飲ませてやらにゃあ(笑)」(以下次号)【甚八郎】

ドーマー未公開株詐欺追及第17弾!「業界事情通が激白! ワル同士は“仲良く”しなければいけないのに、塚原と冨地が揉めてるようでは墓穴を掘るだけだ!!」

 今回のインタビュー相手は、自他共に“兜町裏通りの事情通”と認めるM氏である。
 同氏の兜町でのキャリアは古く、インチキ投資顧問の勃興期から“二八金融”、そして昨今の未公開株販売まで、時代とともに変遷してきた兜町ならではの“犯罪ビジネス”の指南役として、その名を轟かせてきた、いわば株式投資に関しては“悪の生き字引”ともいうべき御仁である。

──随分とお久し振りです。相変わらずお元気そうで何よりです。本誌の連載を第1回から愛読(?)してくれているそうでありがとうございます。

M氏「兜町では知らない者はいないぐらい有名だよ。未公開株詐欺を取り上げるブログは多々あるが、16回も連続で取り上げられては、塚原も冨地も真っ青だろう(笑)」

──早速ですが、当局の相次ぐ摘発で、一世を風靡した未公開株販売業界も、現在はだいぶ元気がなくなったようですが…。

M氏「調子に乗りすぎた咎めだよ。当局の摘発に加え、『週刊0510』みたいなネット報道に苛められては(笑)さすがの詐欺師たちもお手上げになるのも無理はないよ(笑)」

──本誌ではずっとドーマー社を取り上げているのですが、ドーマー以外で“活躍”しているグループにはどんなところがありますか。

M氏「販売スケールの大きさと悪質度でいえば断然、西村某だろう。本人は摘発を察知して3ヶ月ぐらい前に姿を消したようだが、番頭格の内田某が千代田区内でしっかりと“店”を開いて、しぶとく未公開株を売っている。西村=内田コンビの手口は、「アイディジャパン」、「松村テクノロジー」、「アイコム・ジャパン」など実在しない会社を10社以上、会社案内だけで売るんだから、完全な詐欺だ。さすがのワシも唖然呆然、絶句してしもうたよ(苦笑)。彼らに比べたらドーマーなんか、まだ会社があるだけマシというべきかもしれん(笑)」

──西村は何処へ消えたのでしょうか?

M氏「彼のことだ、99%韓国だよ。韓国人の愛人が何人もいたし間違いない。ホトボリが覚めたら、また帰って来るつもりなのだろうが、あんな身勝手な野郎と組んだ内田も大変だろう(笑)」

──しかし、なぜ兜町の詐欺師たちは揃いも揃って韓国へ行くんでしょうね。「ドーマー株式公開準備室」の冨地も週末には決まって韓国に飛んで行ってました。

M氏「カネに色はついてないし、たとえ悪銭でも向こうへ行けばモテモテの殿様扱いだから“精神安定剤”になるんだろう。カネの切れ目が縁の切れ目でも、刹那的な快楽を求めて、日本の年寄りからふんだくったカネを向こうで浪費するんだから“非国民”だわな」

──ドーマーについて何かお聞きですか。

M氏「聞いてるも何も、『週刊0510』で4ヶ月も書かれれば、子供でも知っとるわい(笑)。ドーマーに関しては、ワシの耳にも『塚原と冨地がカネの分配をめぐって仲違いしている』という声が聞こえているが、詐欺師同士の揉め事は当局にとっては、絶好のチャンスになる。共犯は仲良くしないとイカン(笑)のに、あいつらはアマチュアだ。その点、西村=内田コンビはエライ(笑)。西村が悠々と逃亡生活を送れるのも内田がいればこそのこと。塚原と冨地もアイツらを見習わないと2人ともドツボに嵌るぞ」

──塚原は「3万円」で売ったのに、冨地が「25万円」で売ったというのが揉め事の原因のようです。

M氏「冨地は『ドーマー』の看板で売ってたんだろ。インチキFX業者Sの下でいた奴だから、それぐらい爪が長いのも無理はないが、差額22万円はちょっとボリすぎ。塚原が文句を言うのも無理からぬところだな」(以下次号)【甚八郎】

ドーマー未公開株詐欺追及第16弾!「刻々迫るXデー! 詐欺の決め手は公開準備室(冨地義信代表)が営業に使った『株式売出要項』!!」



「ドーマー(株)の塚原菊一と同社株式公開準備室・冨地義信に対する“Xデー”が指呼の間に迫ってきた」…ようやくドーマー株券を購入した被害者4名の事情聴取が完了。近々にも同社をはじめ、関係箇所を家宅捜査のうえ、塚原、冨地両名の他、斎藤賢次、ならびに公開準備室で販売に従事した社員らの事情聴取を開始する方針であることが、捜査関係者に対する本誌の取材で分かった。
 
―捜査は相当に進捗していると聞きましたが…。

「まあ、ボチボチというところかな。貴誌の捜査協力には感謝するが、あんまり書かれると、手の内が分かるから詳しいことは勘弁して欲しい」

―被害者の事情聴取は既に完了したそうですね。

「4名は終わった。あと2〜3人の事情聴取を予定しているが、4人で十分だ」

―主犯は塚原、冨地、齋藤の3人と考えていいですよね。

「塚原には手形詐欺などの“余罪”がボロボロ出ているし、冨地と齋藤には脱税容疑もある。単なる証取法違反事件、詐欺事件では終わらせないつもりだ」

―塚原については、取材するたびに「よくもまあ!」というぐらい色々な嘘が出て来ました。

「ああいうのを“本当のワル”というんだ。見かけは真面目そうな米屋のオヤジだが、何から何まで嘘のテンコ盛り。舌先三寸、相手構わず騙しにかける“才能”は大したもの。我々も勉強させて貰ったよ(笑)」

―それは、塚原が会社案内で「重要な子会社」として自慢?している「マキノ・ドーマー」について取材した時に痛感しましたね。

「ああ、『マキノ・ドーマー』ね。出資者は騙すわ、新日鉄プロダクツは罠に嵌めるわ、塚原の本領発揮?ともいうべき悪辣な話だ。塚原にコロリと騙された出資者は結局、身ぐるみ剥がされて、ポイだもんな。手口はチャチだが、やることはエグイのが彼のテクニックの特徴だ」

―冨地についてはどうですか?

「3万円で仕入れて25万円で販売。ハナから上場なんて信じてないから、とにかく紙切れを売ることだけしか考えてないし、表に名前を出さなければ逃げ切れると思っているのだから塚原より遥かに単純だ。当初の儲けはそっくり齋藤に横領されたが、その後のカイロン株インパルス株では数億円懐に入れている。頭隠して尻隠さず。我々の経験では公団に住んでる奴は一発で落ちるもんだよ」

―その齋藤は行方不明のようですが、居所は掴んでいるのですか?

「当局を舐めてはイカン。教えることはできないが、行動確認に抜かりはない。冨地と一緒でオンナとバクチに狂ってる野郎は、どこへ逃げてもアウトだよ(笑)」

―決め手は、被害者に送った「株式売出要項」と聞きましたが。

「冨地も抜けてるよ。あんなミエミエの小道具を使っちゃあ、我々に逮捕してくださいと言ってるようなもんだ。あの紙1枚で、事件は立ったも同然だ」(以下次号)


profile

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>

selected entries

categories

archives

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

還暦川柳
還暦川柳 (JUGEMレビュー »)
公益社団法人 全国老人福祉施設協議会

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

テレビはなぜおかしくなったのか
テレビはなぜおかしくなったのか (JUGEMレビュー »)
金平 茂紀,永田 浩三,水島 宏明,五十嵐 仁

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM