2016年11月3日配信「つくば市長選挙公示直前に有権者も唖然の怪文書騒動!」<政治>

 
賢者の選択は?
(つくば市HP)

 

 

 「筑波名物数あれど ガマの油に 毎度毎度の泥沼選挙」――市原健一市長の任期満了に伴う「つくば市長選」の公示(11月6日)を前に怪文書が乱舞、期待を裏切らない"汚い選挙"になりそうな気配である。

 つくば市は1987年、谷田部町、大穂町、豊里町、桜村が合併して誕生。翌年に筑波町、さらに2002年に茎崎町を編入。旧5町1村からなるわが国最大の学術都市である。

 北に日本百名山のひとつ・筑波山を望む市内中心部は、広々とした道路が走り、近代的な研究施設やビル、ホテルが林立。もともとが農村地域だけに緑も多く、自然に恵まれた環境は抜群。新旧がマッチした「理想の新興都市」らしい佇まいを見せている。

 ところが、そうした「理想都市」とは裏腹に、いざ「選挙」となると、国政から村政に至るまでドロドロ、グチャグチャ。その汚さは、もはや「伝統」といえるほどで、農村部特有の濃密な地縁、血縁も相俟って、誹謗中傷は当たり前、時には週刊誌を使ったバッシングや暴力沙汰さえ起こる「仁義なき選挙戦」を繰り返してきた。

 こうした選挙に慣れっこの地元民は、「4年にいっぺんの"戦さ"みたいなもんダッぺ!」と涼しい顔。今や自他ともに認めるガマの油に並ぶ筑波の2大名物となっている。

 ただでさえややこしい選挙事情を抱える地域を、さらにややこしくしたのが、上掲の「つくば市の誕生」で、筑波大学や政府機関の関係者、いわば大量の「新住民」の流入で、先祖代々この地に住む「旧住民」との間で新たな軋轢を生むことになった。

 もっとも、「新住民」は、住民票はつくば市にあるが、選挙には比較的無関心な「無党派層」が多く、選挙では依然として、旧住民の意思が反映されてきたのだが、そこへ『つくばを変える』と蛙マークを掲げて2度目の市長選に望むのが、怪文書で批判の矢を浴びている五十嵐立青元市議である。

 今回の選挙に立候補の意向を表明しているのは、五十嵐氏のほか、元衆院議員の大泉博子氏、市議の飯岡宏之氏の3人であるが、市内一円に撒かれた怪文書の標的にされているのは、現時点では五十嵐氏だけである。

 同氏は、現在、2010年に自身が設立した障害者自立支援団体「NPO法人・つくばアグリチャレンジ」の代表理事を務めているが、その経歴はピカピカ。地元桜村生まれで、土浦一高、筑波大、ロンドン大学留学。2004年に最年少で市議に当選。2期務めた後、前回の市長選(2012年)に立候補。現職の市原市長に1万2000票差で落選したものの、絵に描いたような華麗な経歴の持ち主である。
 
 地元・桜村の出身とはいえ、まさに「新住民」好みの足跡に、反対勢力が危機感を抱くのは当然のことであろう。

 そんな折も折、市内に撒かれたのが、今回の怪文書で、小誌が入手した怪文書は全部で4枚。『つくばアグリチャレンジの活動実態に給付金請求に関する大きな疑惑』のタイトルのもと、鋭い筆致で書かれている。

 その文書が指摘する「NPO法人つくばアグリチャレンジ」の「疑惑」とは何なのか?

 4枚のうち2枚には、ヽ毒度の事業報告書の不自然さ、◆屬瓦げんファーム」の定員オーバー問題、0天候下での参加人数の異常な多さ、ずGに入って出された大量の過誤申し立て、ド埆淑な調理器具、施設のうえ調理員がいないのに食事提供加算給付の請求など、5つの疑惑が箇条書きに書かれている。

 その詳細については、公示前でもあり、詳しく紹介するのは控えるが、いずれの項目も同法人の内部事情に詳しい人物の手によって書かれたことをうかがわせる内容である。

 特に、 ↓、については、特に具体的で、門外漢でも「さもありなん」と考えたくなる記述が並んでいる。

 もし指摘されていることが事実だとすれば、明らかに税金を原資とする「給付金」を詐取した由々しき"犯罪"である。

 「制度そのものが性善説でできているため、行政機関のチェックもほとんど入らないし、ポイント計算が少しばかり複雑ですが、やろうと思えば誰でも簡単にできます」(厚労省担当者)

 近時、給付金を詐取する事件は多発しているだけに、いくら掲げる目的が美しく、いくらピカピカの経歴の持ち主が代表を務めているとはいえ、「そんなバカなことがあるはずがない!」と、一笑に付すわけにはいかない。

 しかも、そんな疑惑が指摘されている人物が市長選挙に立候補しようというのである。

 五十嵐氏の選挙対策事務所は、疑惑を聞きつけた多くのマスコミの問い合わせに対して、「すべてが事実無根の誹謗中傷だ!」と否定するが、問題になっているのは、税金を原資とする「給付金の使途」であり、「選挙」とは無関係のはずである。

 選挙前であろうと、選挙後であろうと、否、選挙前だからこそ、十分な説明責任を果たしたうえで堂々と立候補すべきではないのか?と小誌は思うのだが…。

 そろそろ「筑波おろし」が冷たく感じられるようになってきた。

 

 寒風の中の選挙運動は、前回以上の白熱化が予想されるが、有権者16万人余が審判を下す日は10日後、11月13日である。 【巳】

 

 

 

 

 


コメント
ワイワイ。
  • 水仙童子
  • 2016/11/02 1:17 PM
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

profile

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>

selected entries

categories

archives

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

還暦川柳
還暦川柳 (JUGEMレビュー »)
公益社団法人 全国老人福祉施設協議会

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

テレビはなぜおかしくなったのか
テレビはなぜおかしくなったのか (JUGEMレビュー »)
金平 茂紀,永田 浩三,水島 宏明,五十嵐 仁

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM