2017年4月4日配信「籠池泰典・森友学園理事長が松井一郎・大阪府知事に対して抱く怒りの真因」<政治>


 
♪そんなの関係ない、そんなの関係ない♪(☚wikipedia)

 

 

 保守系団体「日本会議」の古くからのメンバーで、森友学園・籠池泰典理事長を知る人たちのなかには、窮地に立った籠池氏が民進党や共産党に“助け”を求め、安倍晋三政権攻撃に回っていることに、怒りを抱く人が少なくない。

 「籠池氏のこれまでの言動から外れるのはもちろん、森友学園で園児やその父兄などに説いてきたこととは、真逆なことをやっている。安倍晋三記念小学校を作ろうとした人が、どうして政権攻撃をし、共産党と手を組めるんだ!」(右翼団体活動家)

 「愛憎紙一重」――愛情の裏返しで憎しみが増しているという見方はできるし、野党に頼らざるを得ないほど追い詰められている、と好意的に解釈することは可能だろう。
 
 ただ、籠池氏に近ければ近い人ほど、その行動パターンが「読める」というのだ。

 「善悪や思想よりも、損得勘定で体が反応する人。いいと思ったら、後先考えずに突っ走ってしまう。今回、官邸にも大阪府にも見放されて、野党やメディアを味方に付ける作戦に出た。それしかないと思ったからだが、安倍首相に対する恨みはない。今でも彼は、『安倍政権を揺るがしたくない』といっている」(籠池氏の知人)

 矛盾しているが、「しつこい人」と安倍首相に公言され、昭恵夫人からは「祈ります」という“誠意”のないメールしかこないのだから、「安倍夫妻批判も仕方がない」という心境なのだろう。

 確かに、籠池氏に対しては近々にも「国策捜査」の対象にされることが確実視されているが、これだけ国民の関心事になってくると、「安倍夫妻を告発したから逮捕した」という見方をされるのは確実で、捜査当局も慎重な対応を迫られている。

 このように籠池氏は、安倍首相には微妙な感情を持っているのに対し、松井一郎・大阪府知事に対しては恨み骨髄である。
  
 国会喚問で「許せない政治家は誰か」と、煽られて「大阪府知事です」と、2度、繰り返した。

 松井府知事がいうように、籠池氏は「会ってもいない人」である。

 国会議員や府会議員を通じて働きかけはしたものの、あくまで間接的であって、普通ならそこまで怒りを燃やせない。

 しかし、松井府知事に対する怒りは本物である。

 何故か――。

 理由は、3月に入ってから急展開した小学校認可を巡る動きと、それを乗り越えようとして失敗した籠池氏の軌跡に隠されている。

 既に明らかにされているように森友学園の資金は潤沢ではなかった。

 だから国有地を安く払い下げてもらおうと画策、建設費は寄付で賄おうとし、双方、安倍晋三の名前を使った。

 それだけに、問題発覚後、大阪府が態度を硬化させ、今年4月の開校を不認可にしそうになった時、籠池氏は焦った。

 開校できなければ、資金繰りを含めてすべてが行き詰まる。

 3月9日、大阪府私学課の現地調査に合わせ、初めて報道陣の前に現れて、「風評被害でこの学校を潰してはならない」と、持論を展開したのは、瑕疵はすべて説明できるから、認可問題は乗り越えられる、と判断したからである。

 ところが、府の私学課は「職員の写真を(夫人が)ガラケーでバシャバシャ撮った」というささいな理由で、検査せずに帰ってしまった。

 この時、籠池氏は「大阪府が森友学園を潰しにきたことを察知した」(森友学園関係者)という。

 「今のままでは潰されるし刑事告発されて逮捕される、と思った籠池さんは、大阪府の意向に従おうと思った。そこで北浜法律事務所に所属する顧問弁護士のS弁護士に相談、恭順の意を示す作戦に出た。翌10日、認可申請を撤回、理事長辞任を表明したのはそのためです」(同)

 ところが、独断で行ったこの行為が失敗であることを、籠池氏周辺は指摘、籠池氏もそれに気付くが、後の祭りである。

 「認可を申請したままなら、たとえ不認可でも国や府を相手に戦うことができた。金融機関からの融資も継続、開校を前提に工事は進み、校舎は完成していたでしょう。ところが、申請を下ろした段階で勝負はついた。待ち構えているのは、校舎を解体して国への土地の返却、工事費の追加支払い、補助金返還などだが、そんな資金はなく、籠池氏を待ち構えているのは破産。そして、告発を受けての刑事事件化による逮捕です」(同)

 その国や大阪府との窓口となっていたS弁護士は、「10日ほど身を隠していろ、という財務官僚の伝言を籠池氏にした覚えはない」という文書をマスコミに送りつけて、そそくさと退任。融和の可能性を失った籠池氏は、やむなく野党とマスコミを味方にする作戦に出たのである。

 

 籠池氏とすれば、最初に小学校認可の道筋を付け、夢を見させてくれたのも、掌返しで不認可にしようとしたのも、「維新の松井」であり、恭順の意を示したのに、それに応えないどころか刑事告発で追い込もうとしているのも「維新の松井」である。

 当の松井知事は、「私は関係ない」「証人喚問にも応じる」「安倍首相は忖度を認めれば良い」と、強気のコメントを連発するが、籠池氏が「どうしても許せないのは松井府知事だ!」と、咆哮するのも無理からぬことかもしれない。【戌】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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