2018年8月9日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」
五輪協賛1万円金貨
――「来年のことを言うと鬼が笑う」と言うのに2年も先の東京五輪の話題でテレビは持ち切りです。
本因坊師「利権にまみれた2週間程度の国際運動会で大騒ぎとは、つまらんのう」
――2020年の夏も今年みたいに暑いかどうか分からないのに、サマータイムがどうした、こうしたと、ピーチク、パーチク。あまりのバカらしさに、大抵のことには寛容な私も呆れています。
本因坊師「挙国一致、利権まみれ、疑惑に蓋の大イベント!ーーボランティアの名のもとに”志願兵”を募って、まるで戦争前夜みたいだな(笑)―—ヘタにオリンピックに反対しようものなら非国民扱いされるのが関の山。クレイジーな国やで、日本は!――かくなるうえはオリンピック期間中は、テレビの映らない場所に疎開しようかな( ´艸`)」
――賛成と言いたいところですが、いざ始まったら、老師は口とは裏腹に『ニッポン、頑張れ』と絶叫しながらテレビの前に座ってたりして?
本因坊師「無礼者!――武士に二言はないわい!」
――その言葉を忘れないでくださいよ。――ところで、先の死刑執行から20日目の7月26日に、残りの元オウム真理教幹部6人の死刑が執行されました。
本因坊師「1984年の教団設立以来34年。一体、オウム真理教団とは何だったのか?――肝腎なことは分らないまま、彼らはすべてを墓場に持って行ってしもうたわけや」
――しかし、13人もの死刑執行を命令したのが、六法全書も満足に読めない法務大臣だったというのが、何だかなあ?という気持ちにさせられます。
本因坊師「六法全書も読めない、読むのは役人の書いた原稿だけという”腹話術大臣”だからこそ、エイヤとばかりに執行できたんだろう!( ´艸`)」
――平成に限ってだが、今回の13人で2度の法相在任中に命じた執行は、故鳩山邦夫氏の13人を抜いて〆て16人。“首斬り浅右衛門”ならぬ“ハンギングYOKO”が堂々のトップに躍り出ました。
本因坊師「この記録更新が名誉なのか、勲章なのか、分からんが、法相職なんか、『個別の案件については論評を差し控えます』で万事OKなのに、そのうえ新記録を樹立。“”飲み屋の女将”にしておくのは勿体ない人材じゃな(笑)」
――それより長野の愛読者から送られてきたスイカがあるのですが…。
本因坊師「ほう。この前の新潟のスイカも美味かったが、信州のスイカも美味いからのう。さっそくお相伴に与ろうかな」
――食い物の話をしている時だけ、老師は幸せそうですね。
本因坊師「悲しいかな、物欲、性欲、名誉欲が消え失せた現在、残るは食欲だけだからなあ(hihihi)」
――その前に、日本ボクシング連盟の山根ナントカいう爺さんがテレビで引っ張りダコになっていますが…。
本因坊師「そんなしょうもない話はスイカを食うてからや。さあ早う切ってくれ〜」
- 2018.08.07 Tuesday
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- by polestar0510