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本家『悪魔の辞典』
★新しく追加した項目です!
・・・・・・・・・・・・
<あ行>
★安全保障理事会
肝腎な時にまったく役に立たない国連の組織。
・IOC
オリンピックを開催してアブク銭を稼ぐ国際的な興行組織のこと。スローガンは「儲けることに意義がある」。
・安心、安全
東京五輪開催に固執するガースー首相が唱える呪文。
・ASEAN
首相がアルゼンチンと呼ぶ東南アジアの国々のこと。
・新しい日常
自己責任で「コロナに罹らないようにしましょうね」という都知事の意味のない掛け声のこと。
・赤木文書
財務省近畿財務局が本省の指示により、森友学園に国有地を違法に安く売却するための経緯を記した貴重な文書。
・アッキー
制御不能の天真爛漫なファーストレディのこと。
・アベノマスク
税金を原資とする国民に配ったゴミ、虫入りの布製マスクのこと。
・アベトモ
特別な配慮で諸々の利益を享受することが出来る総理大臣のオトモダチのこと。
★アメフト
違法薬物が好きな選手が集まる一部の大学スポーツ。
・新しい生活様式
国民ひとりひとりが国家の指図通りに同じ行動をとる”奴隷生活”のこと。
・アンダーコントロール
実際は何ら問題が解決していないのに、あたかも解決したかのように装うためのその場しのぎの言葉。
★インボイス制度
お金のない人から税金を徴収するための阿漕な制度のこと。
・いずれにせよ〜
答えたくない質問をシャットアウトするためにガースー首相が多用する嫌らしい接頭語。
★いいね!
名誉棄損に問われることもあるネット上で同意する言葉。
・陰謀論
思慮浅薄な人たちが好む歴史上の人物などを勝手に主役に仕立てたもっともらしい作り話。
★イメージ産業
特に銀行、不動産、証券、ゼネコン、マスコミなど醜悪な実態を爽やかなイメージで覆い隠すテンプラ稼業のこと。
・医療崩壊
コロナ禍で大得意の高齢者が病院に来なくなったために売り上げが激減する現象。
・1億5000万円
参院選で気に入らない候補を落選させるために官邸が機密費から支給するキックバック料込みの選挙資金のこと。
・1億総活躍時代
低賃金で「死ぬまで働け」という国家のスローガン。
・1年前イベント
開催が絶望的な東京五輪から逃げ出しつつあるスポンサーを繋ぎ止めるための嫌らしいイベント。
★依願退職
不祥事を起こした警察官や教師など公務員に退職金を支給するために下される甘い懲戒処分のこと。
・うがい薬
エエ恰好しいの”浪花のお代官さま”が推奨するコロナウイルス症の特効薬。
・ウイズ コロナ
給付金付きの「自粛」から、給付金ナシの「自衛」に変わったことを婉曲に知らせる言葉。
・Uber Eats
自転車やバイクで配達中に事件・事故があっても責任を負わない現代の出前屋。
★SDGs
我利我利亡者の人類が不可能なことをあたかもできるように口にする単なる掛け声。
・エビデンスがない
真実を否定するために使う開き直り言葉。
★冤罪
容疑者自身の弱さに乗じて、強引な捜査の警察、人権感覚に欠けた弁護士、事件の真相を観る目がない検察官と裁判官が共同で無実の人間を有罪にすること。
・MC
ワイドショーなどで出演者が過激な発言や問題コメントを口にしないように調整する進行役。
・エリート社員
自分の意見を言わず、上司の指示通りに動くゴマすり社員のこと。
・オリンピック
税金を搾取するための国際運動会。
・お日さん西々
まともに仕事をしなくても時間さえ経てば給料がもらえる「公務員」の合言葉。
★岡っ引き
事件捜査のために与力・同心が雇う博徒、的屋など2足の草鞋を履く裏世界に通じた事情通のこと。
・愚か者
スケバン気質のタレント上がりの女性国会議員が気に入らない相手を罵倒するときに使う威嚇言葉。
・お神輿
?神様の乗り物 ?官僚が担ぐバカ殿様の乗り物。
・大物記者
?スクープを連発する記者。?スクープネタを敢えて記事にしない記者。
・大手調査会社
興信所。勝手に企業を格付けしたり、調査を名目に強引に会員を募る調査会社。調査能力の乏しい銀行が利用することが多い。
・踊る阿呆に観る阿呆
?阿波踊りの掛け声。 ?バカな候補者に投票するバカな有権者のこと。
・追い込み
?競馬、競輪などで4角から速度を上げること。?債権者による執拗かつ強引な貸金回収のこと。
<か行>
★完全な馬鹿(by小沢一郎)
岸田文雄総理大臣のこと。
★官僚心得
官僚が出世するために必要な「嘘・隠蔽・改竄・破棄・忖度」のこと。
・閣議決定
国会の審議を経ずに官邸や大臣が勝手に決定する内閣の特権。違法行為を勝手な解釈によって”合法化”するための手段。
・外国人技能実習生
企業の都合によって安い人件費で使い捨てができる雇用の調整弁のこと。
★株価操作
個人がやったら犯罪で証券会社や機関投資家がやったら犯罪にならない株式売買のこと。
★外務省
「害務省」と揶揄される冷酷非情で女性問題が格段に多い役に立たない官庁。
・ガースー
?菅首相が自分でつけた愛称。?独裁的で無能なリーダーのこと。
・ガースー語
指摘は当たらない・何ら問題はない・回答は差し控える・仮定の話には答えられないetc菅首相の常套句のこと。
・仮定の質問には答えない
都合の悪い質問をごまかしたい時の常套句。
・カジノ
アングラマネーを”洗濯”するために作られたお金持ちのための遊技場。
・ガバナンス
自分の都合の良いように企業を運営するための方便。
・会議
責任を曖昧にするため、或いは時間つぶしのためのミーティングのこと。
・潰瘍性大腸炎
嘘のつきすぎで悩み事が多いお殿様が辞める理由として使う便利な病名。
・海外特派員
モーレツ記者に対する福利厚生の一種。取材はせず、赴任地の新聞を翻訳するのが主な仕事。
・賭け麻雀
取材方法の一種。お奉行様など取材対象に食い込むために記者の自宅で行う賭博罪に該たる積み木作業。
・官邸官僚
思慮に乏しい殿様を意のままに操る官邸に棲息する振付師のこと。
・官房長官
上様の失態を隠す”痰壺係”のこと。
・解釈改憲
正当な改正手続きを経ず、自分に都合の良い解釈だけで憲法の趣旨を捻じ曲げて解釈すること。
★岸田政権
口にすることすべてが巧言令色鮮し仁。大局観、決断力のない最悪の政権。
★気象庁
外れても非難されない気楽な官営の天候予想屋。
★巨悪
昔は個人だったが、今は集団(政治家・官僚・財界・マスコミなど)で行う犯罪者たちのこと。
・聞く力
もっともらしい姿勢で相手の話を聞くフリをするが、すべて右から左の何もしない総理大臣のキャッチフレーズ。
★キックバック
安倍派に多い政治資金規正法に抵触する金銭のやり取り。
・外遊
国内世論の批判を避けるために政治家が税金で行く海外漫遊旅行。
・記者倶楽部
当局の発表する記事をオウム返しに伝達するための大手マスコミ記者のギルド的な集まり。
・記者会見
予め提出された質問に対し準備した回答原稿を(時々、誤読を交えながら)朗読する心に響かない茶番劇。
★記憶はあるが記録はない
獣医上がりの大臣が予算委員会で都合の悪い質問に対して連発する迷言。
・吉備の国版・壺阪霊言記
法務行政のトップの座にある夫が、参院選に立候補した愛妻を当選させるために金品を配って投票を依頼する麗しい物語。
・議事録
当事者たちにとって都合の良いことだけを記録する文書のこと。
・銀行
預金者の金を使い、預金者の金で儲け、預金者の金で失敗したら、預金者の金や税金で補う金貸しのこと。
・銀行カード
銀行がサラ金並みの高金利で貸し付けるためのカード。
★芸人
「芸人というのは、“あぶく銭”を稼いでおり、世間から後ろ指をさされて当然であって、その生き様は“社会の反面教師”であるべきで、芸人を続けるなら“仕事もなくなり、家族にも逃げられて餓死する”という死に様が理想で、“あれだけ好き勝手やってきたから、あんな死に様になったんだ”って言われるべきだ」(上岡龍太郎)
・行政改革
旨味のなくなった規制を廃止し、新たな利権を内包する規制を設ける新自由主義が主張する政策。
・緊急事態対策措置法
疫病感染防止のために急遽作られた法律。罰則はないが、逆らうと名前を晒して「嬲り者」にすることができる強制力を持つ。
・記者会見
記者から事前に提出された質問に対し、総理大臣が官僚たちが準備した「回答原稿」を朗読する空疎なセレモニー。
・気象庁
「予知」は苦手だが、「結果」を解説するだけの役に立たない天気の予想官庁。
・グループインタビュー
お殿様が”稚児記者”の質問だけに答える姑息なインタビュー芝居のこと。
・苦労人
わがままで病弱なお殿様の”爺や”として8年近く仕えた功績を買われ、次期お殿様に選ばれた羽州生まれの政治家のこと。
★検察の理念
「常に有罪そのものを目的とし、より重い処分の実現自体を成果とみなすかのごとき姿勢となってはならない」「被疑者・被告人等の主張に耳を傾け、積極・消極を問わず十分な証拠の収集・把握に努め、冷静かつ多角的にその評価を行うべし」――実効性に欠けるサラリーマン検察官のための現実離れした標語。
・検察官一体の原則
たとえ冤罪でも個々の検察官に責任を負わせないための制度。
・検察一家
検察官が退職後も助け合うために結成した互助会組織の基本理念。
★検察特捜部
上脅しやだましで上層部が描いた事件のストーリー通りに『自白』という名で調書に署名させ、末端の検事の大多数が無脳化している捜査機関。
・警察庁
数ある省庁のなかで唯一、監督官庁がない都道府県警察の元締め。
★経団連
勲章亡者が集まる老人クラブのこと。
・契約社員
現代の奴隷制度。企業の都合でいつでもクビにできる非正規社員のこと。格差社会を生む元凶のひとつ。
・刑務所
犯罪者を一時的に隔離する「自由もないが不自由もない」国立の施設。
・競馬
貴族が自分の持ち馬を走らせる娯楽だったが、日本では中央・地方ともに胴元が25%のテラ銭を取るギャンブルのこと。
・KY
その場の空気を読まない特殊な能力。
★ケツ穴確定な!
某人気球団の有名選手の夜の性癖。
★国連安全保障理事会
外野でワイワイ非難するだけで何の役にも立たない無駄な会合。
★コンサルタント料
賄賂の別名。
・国際連合
非常時に役に立たない議論をするための国際サロン。
★国家
諸々の暴力装置を持つ少数の支配者と被支配者たる国民で構成される組織体。
・コメントを差し控える
都合の悪いことを言いたくない時に使われる永田町や霞が関で使われる卑怯な言葉。
★公約
選挙時に有権者を釣るために政治家が口にする「疑似餌」のこと。
・コンパニオン
忘年会などで宴席に呼ばれる酌婦のこと。
・コロナワクチン注射
支持率は挽回できると信じるガースー首相が行う壮大な人体実験。
・誤解
反省という言葉を使いたくない政治家や官僚などが口にする姑息な言い回しのこと。
・ゴルフ
「密談」をするために青空の下で行う穴入れゲーム。
・コネクティングルーム
高級官僚が税金で愛人を連れて出張する際に宿泊する続きラブホテル代わりの部屋のこと。
・コンプライアンス遵守
法律を守っていない、または守る気がない企業がアリバイ的に口にするウソ。
・国際紛争
軍産複合体が自分たちの営利目的のために「平和」を掲げて計画的に起こす大掛かりなトラブル。
★コメンテーター
ワイドショーなどで打ち合わせ通りの、当たり障りのないコメントをもっともらしく発言する専門家と呼ばれる”役者”のこと。
・公約
選挙のための守らなくてもよい口から出任せの約束のこと。
・コロナワクチン
効くか、効かないか分からないどころか、副作用が懸念されるのに「政治的要請」で認可されそうな危険なワクチンのこと。
・Go To Travel キャンペーン
JATA、ANTA加盟の旅行業者と相次ぐイベント中止で窮地の大手広告代理店を救済するための政官合同事業。
・Go & Stay
コロナ禍の混乱の中で国民を「犬」に見立てて命令する無能な為政者の掛け声。
・Go to イート キャンペーン
お殿様と懇意の「ぐるなび」「食べログ」など10の大手サイトに補助金名目で税金を渡すための事業。
・個人アラート
「自分の身は自分で守れ」ということを恰好よく言った言葉。
★子役タレント養成所
現代の”越後獅子”を養成するための有料の施設。
★国家公安委員会
本来は警察の独走や権力集中をチェックするための機関だが、実体は警察庁が提出する審議案を承認するだけの機関。
・ご飯論法
御殿様や側用人たちが多用する、真実を隠すために論点をズラす姑息な話術。
・ゴロゴロ
?雷さまが登場する時のテーマ曲 ?旅行者やホームレスが利用する財産運搬用の引き車
<さ行>
★再発防止に努めます
不祥事を起こした団体や組織が決まって口にする心のこもらない常套句
★最高裁
国家付属裁判所のこと。
・三本の矢
”弓道”の達人を自称するお殿様が射る「的」に当たらない矢のこと。
・財政再建
法人税削減、社会保険料据え置きと引き換えに財務省が画策する増税のための常套句。
・桜を観る会
総理大臣が税金を使ってお気に入りの人たちを招待する違法なお花見のこと。
・サナエノミクス
🌀自民党総裁選に出馬した際に高市某女が唱えたアベノミクスをもじっただけの単なるキャッチコピー。
・三蜜
都知事が選挙用に作ったコロナ対策用キャッチコピー。「STAY HOME」「東京アラート」「With コロナ」など多数あり。
・3週間
?勝負の3週間 ?真剣勝負の3週間などと、語呂がいいので中身のないキャッチコピーに用いられる数字。
・サービスデザイン推進協議会
お上御用の「宣伝屋」と「口入れ屋」が設立した”中抜き”のためのトンネル会社。
・裁判官
「最高裁水族館」で飼われている「自分たちは神だ」と勘違いしている法衣をまとったヒラメ科に属するお魚のこと。
★裁判員裁判
裁判官が誤判の責任を裁判員に押し付けるために国民に裁判参加を強制する憲法違反の声もある制度。
・三権分立
民主主義の根幹を為す制度だが、現在は「官邸の人事権」によって形骸化した「立法権・行政権・司法権」のこと。忖度の元凶。
・サナエノミクス
右巻き女流政治家が唱えるアベノミクスの焼き直し政策。
★G7広島サミット
2枚舌の7ヶ国が出来もしない核廃絶を謳って集合、ドンチャン騒ぎをする偽善丸出しのセレモニー。
・(日本の)ジャーナリズム
カンバンに偽りあり。権力側が報じてほしくないと思うことを報じず、ヨイショ報道に邁進するマスメディアのこと
・私立学校
国からの助成金を受けながら「私立」を名乗る半官半民の学校のこと。
★首相公邸
総理大臣が親族たちと忘年会を行う場所のこと。
・自社株買い
業績の良し悪しにかかわらず役員の報酬や退職金を増やすために行う姑息な作業。
・”シンジロー”
口だけは達者な神奈川(初代)を地盤とする教養のない世襲パフォーマーのこと。
・新聞記者
当局の御用聞き。
★資産運用
ギャンブルを上品に表現した言葉。
★Jアラート
ほとんどミサイルを感知できない高価な空襲警報器のこと。
・自民党をぶっ壊す
壊す気もないのに小泉某元首相が郵政民営化のために掲げた詐欺的なキャッチコピー。
・上級国民
犯罪を犯しても特別な扱いをしてくれる羨ましい人たちのこと。
★信教の自由
「イワシの頭も信心から」を恰好よく言ったことば。
・自民党総裁選
「権力と保身」を「国家・国民の為」という嘘の風呂敷で包んで仰々しく行われる選挙。
★消費税
買い物をした際に問答無用で課せられる“罰金”。
★自助・共助・公助
「他人をアテにせず自分のことは自分でやりましょう」という”苦労人宰相”が貧乏人に対して発する激励の言葉。
・女子アナ
知能程度より容姿が重視される少しばかり喋りが上手な準芸能人。
★女性議員
取り柄は🚺だけの無能な議員のこと。
★司法取引
共犯者が、自分の罪を軽減してもらうために当局にとって都合の良い証拠を提供したり証言する取引。
・シャッター街
?田舎の商店街のこと。?緊急事態宣言が出された都会の繁華街のこと。
・JOC
日本スケート連盟、全日本柔道連盟、日本ホッケー協会、日本体操協会、日本フエンシング協会など不正受給で問題化した競技団体が加盟するスポーツ団体。
・〜じゃないでしょうか
ガースー首相が都合の悪い質問に答える際に常用する腹立ち発言のこと。
・シンキロウ
老いの一徹で東京五輪開催にしがみつく加賀の国に棲息する妖怪爺のこと。
・勝負の3週間
効果はないのにコロナ感染に気をつけようと気合を入れる責任転嫁のための掛け声。
★昭和の妖怪
故安倍晋三首相のお爺ちゃん。
・新自由主義
規制を緩和して、特定の企業を太らせ、働く社員を貧しくする弱肉強食の経済システム。
・ジャパンライフ
消費者庁OBの天下り先のひとつで、安倍前首相、加藤官房長官などが広告塔になって多くの被害者を出した老舗の詐欺会社。
・神社本庁
有力神社の人事に介入、宮司などを派遣することで乗っ取りを図る神をも恐れぬ宗教法人のこと。
・持続化給付金
電通やパソナなどお殿様の”オトモダチ企業”に事務費名目で「中抜き」させるためのバラマキ資金。
★小選挙区制
政党助成金と共に、政治を堕落させた最悪の選挙制度。
・熟女
もうすぐ老婆になる女性のこと。
・自己責任
自分の責任を相手に転嫁するために使う便利な言葉。
・人事考査
銀行が行員の成績や勤務態度をランク付けする陰湿な減点主義のシステム。
・証券会社
株屋。丁か半かの代わりに、株価の上がり、下がりで勝ち負けを決める博打場のテラ銭取りのこと。
・消費者金融
昔はサラ金と呼ばれていたが、現在は個人を顧客とする銀行の高利貸し部門のこと。(cf銀行カード)
★社外取締役
何があっても責任をとらないくせに所属する企業を社外から監督するフリをするタチの悪い役員のこと。
・人材派遣会社
口入れ屋。職業を紹介する対価として賃金をピンハネする吸血鬼企業のこと。
・10万円給付
近い将来、消費税を大幅に引き上げるために撒くコマセ・マネーの一種。
・新型コロナウィルス
お天道様が増上慢になった人類を懲らしめるために遣わした「必殺ウイルス」のこと。
・自粛警察
令和の隣組。国家の要請に背く組織や個人を糾弾する独善的な人々のこと。
・食事マスク
アベノマスクと同程度の菅総理の愚にもつかない迷案のこと。
★女装マニア
世間の常識にとらわれず女装という「仮面」を被ることで快感を味わう男性のこと。
・指摘はまったく当たらない
本当は当たっているのに、それを否定したい時に官房長官が使う図々しい言葉。
・森羅万象
「お山の大将 僕ひとり」と信じている自信過剰のお殿様が好んで使う言葉。
・G7会議
先進国と自称するグループ国7ヶ国が集まって自分たちの儲け話を相談する空疎なミーティング。
・信なくば立たず
国民から信頼されないお殿様が好んで使う悪い冗談のこと。
・自宅療養
自助を国民の義務とする国家のコロナ政策。
・地震予知課
長年にわたって出来ないのに出来るかのように言い続け、最近ようやく廃止された気象庁の部署。
・少子化担当相
少子化に歯止めを掛けるため自ら率先して妻以外の女性との間にも子どもを儲けた模範大臣のこと。
★推認
歴とした証拠がないにもかかわらず重い判決を下すために裁判官が多用する言葉。
・スーパーマリオ
“呪われた東京五輪”のマスコットのこと。
・ステマ疑惑
パーマ代金をケチつたお台場テレビの人気アナウンサーが8人が行った美容院相手の闇営業。
・スガ―リン
叩き上げで総理大臣の座を射止めた我らが菅首相の愛称。(=ガースー)
・スシロー
高級寿司店で上様と会食しテレビなどで太鼓持ち発言をする政治評論家のこと。
★政治
国民そっちのけで繰り広げられる「嫉妬・欲・恨み」に塗れた権力闘争のこと。
★成長と分配
岸田首相が口にする空疎なスローガン。
★正義中毒患者
「自分は絶対に正しい」と思い込み、自分の考えに反する他人の言動に対し“許せない”という感情をSNSなどで攻撃する暇人。
・接待
永田町の“乞食役人”が情報交換を理由に管轄する業界にたかる違法な飲食のこと。
★説明責任
言い訳するための猶予時間。
・善良な市民
従順な働き者で、与えられたことを疑問を持たず黙々とこなし、歯車の一部になることが善と考える人間のこと。
・前例踏襲
自分に都合の良いことだけを今まで通りに行うこと。
★生命保険
「命」を商品にしてカネを集める阿漕な投資会社。
・政治家
当選回数を重ねる毎に強欲になる”国民の奉仕者”を自称する権力亡者のこと。
★世襲議員
親の七光りだけで議員バッジをつけている、政界に数多く棲息する、封建時代さながらの無能&我儘な選良たちのこと。
・説明責任を果たす
主に都合の悪いことを追及された時に使う時間稼ぎの為の逃げ口上。
・セクハラ
相手によって誉め言葉になったり、犯罪になったりする不思議な言葉や行為。
・責任は私にある
責任の所在は認めるが、責任は取らないお殿様の常套句。
・政策秘書
仕える親分を守るために身を挺して罪をかぶる子分のこと。
・専門家
自称、他称を問わず、TV局のワイドショーなどに出演、毒にも薬にもならないウンチクを垂れる人のこと。
・切腹マニア
SMプレイの一種。腹に巻いたサラシを自ら短刀で切ることで勃起、射精する特別な性癖を持つ人たち。
・総合的な判断
いちいち説明するとボロが出る時や合理的な説明が出来ないことを誤魔化すための意味不明の言葉。
★捜査上の秘密
警察・検察が都合の悪いことを隠蔽する際の常套句。
★ソーシャルレンディング(SL)
ハイリスク・ハイリターンな闇鍋投資のこと。<ex>みんなのクレジット、maneoマーケット、テクノシステム。
★総理大臣
アメリカの51番目の州の代表者。
★増税めがね
何より増税が大好きな総理大臣のこと。
・忖度
出世や保身のために、権力に自発的に諂うこと。
・総会屋
本来の意味は、企業の株式を保有、株主総会に出席して企業の不正や役員の不祥事などを声高に追及しない見返りとして金品を受けとる者を指すが、現在は株式を保有していなくても企業にとって都合の悪いことを喧伝する者までも指す。
・ソーシャルディスタンス
疫病蔓延をキッカケに導入された人間関係を希薄にする新しい生活習慣。
★性風俗産業
昔遊郭、今ソープ。コロナ感染の元凶のひとつ。
<た行>
★大マスコミ
権力監視を謳いながら、実態は権力に都合の良い世論を形成するために活用する卑怯な新聞屋・テレビ屋のこと。
★ダブルスタンダード
例えばロシアvsウクライナ戦争、イスラエルvsパレスチナ戦争で見せるアメリカの姿勢のこと。
・宝くじ
「夢」をエサに胴元(旧DKB系H社)が60%の寺銭をピンハネする貧乏人相手の富くじのこと。
・第三者委員会
公平な立場で調査すると謳いながら実際は当事者の意を受けて彼らの悪行を隠すための委員会のこと。
・大本営
昔は陸軍に、今は官邸にある、国民を欺くウソの情報を発表する部署のこと。
・断腸の思い
「痛恨の極み」とともに大袈裟なことが好きなお殿様が多用する無機質な言葉。
・正しい手洗い
疫病対策のための外科医レベルの手洗いのこと。
・直ちに〜ない
「今はない」が、「近いうちにある」ことを遠回しに言うズルい言葉。
・第四の権力
官僚や裁判官に対する人事権を持つことで三権分立を形骸化させる「官邸権力」のこと。
・断腸の思い(=痛恨の極み)
政治家が心にもない謝罪をする時の常套句。
・遅刻
近時流行の副大臣の”病気”。
★注視する
何もしないのに真剣に注目する姿勢のこと。
・チンコロ屋
自分のことを棚に上げて他人のアラ探しに生き甲斐を覚える一種のアスペルガー患者。
・知事
毎日のコロナ感染者数を発表する誰でも務まる気楽な職業。
・注視する
打つ手がないのでじっと見守ること。無策と同義語。
・痴漢
主に電車内で行われる猥褻行為。最近は美人局的な行為も多く気を付けなければいけない。
・地上配備型イージスアショア
海の向こうの”親分”に押し付けられた役に立たないミサイル迎撃用兵器。
・ツイッター
ネットやスマホで顔の見えない相手に聞かせる独り言。
・次の日程がある
早く記者会見を打ち切りたい時の会見司会者の姑息な言い訳。
・募る
「募集」のこと。但し永田町では新聞広告などによって参加者を集める場合のみを「募集」と呼ばれる。
★適材適所
総理大臣が大臣として選ぶ無能な国会議員のこと。
・テレビ通販
トウが立ったタレントをサクラに仕立てた“啖呵バイ”のこと。
★手当(てとうww)
IQ不足の国会議員が使う特定の作業に支払われる賃金のこと。
・DENTU
日本最大の”個人商店”的発想の広告代理店。現在はオリンピックなやサッカーなど巨大スポーツイベントを仕切るプロモーター。最近は幕府発注の給付金の支給作業など「ピンハネ事業」で甘い汁を吸っていたことが発覚した”BIG TAX EATER”。
・テラハ
BPO常連の”お台場テレビ”が制作した自殺誘発番組。
★定年引き上げ
老後を穏やかに送ることができない長寿社会で「死ぬまで働かせる」ための制度。
・敵基地攻撃
「やられる前にやれ!」と主張する専守防衛を逸脱した”真珠湾攻撃的”な作戦のこと。
・適切に処理する
「何もしないこと」、「適当に処理する」こと。
・テレワーク
コロナ禍によって生まれたPCを利用した「監視付き家内制手工業」のこと。
・テンピン
法務省が公認した賭博罪に該たらない賭け麻雀のレート(1000点100円)。
★統一教会
故安倍晋三元総理など自民党(清和会)を全力応援する反社会的カルト教団。
・党風一新の会
体制打倒のため派閥を越えて党内の陣笠代議士を集めたグループ。
・道義的責任
サルが得意とする反省ポーズのこと。
・ドラマ
嘘と妄想によって作られたお芝居のこと。
・トリ乞食
GO To イートを利用して焼き鳥屋などをハシゴ、支払った金額以上のポイントを集めるみみっちい錬金術師のこと。
・トリクルダウン
待てど暮らせど下まで届かないことの譬え。いわゆる「親のカッパギ」。
・同行取材
取材対象の政治家と同行する幇間記者のための「アゴ・アシ・マクラ付き」の1万円ポッキリの海外ツアーのこと。
・とりもろす
長州弁で「取り戻す」こと。
★奴隷使いの奴隷
ゼネコン、広告代理店、TV業界などに多い、ご主人様(施主、スポンサーなど)の命令を遂行するために下級奴隷(下請)に鞭打つ上級奴隷(元請)のこと。
・東京五輪
地球規模で開催されるコロナウイルス交換運動会のこと。
・東京大学
元々は官僚を養成するための大学だったが、最近はクイズ番組などに出場する芸人紛いのタレントを多数輩出する官立の大学。
・東京アラート
大した意味もないのに“経歴詐称知事”が気を引くために鳴らす警報の一種。
・東北新社
ガースー首相の息子が勤務していることで総務省が一目置く接待が得意な通信会社。
・特攻隊
戦地に行かない旧軍事官僚が「命令」を「志願」にスリ替えて敢行した卑怯な”戦争パフォーマンス”のこと。
<な行>
・波乗り記者
記事を書かずに自社のために行政を偵察する“スパイ記者”のこと。
★永田町
カネに汚い魑魅魍魎が跋扈するエリアの別名。
・内閣広報官
管轄する業者から飲食などの接待を受けても謝罪と給料の一部返納という軽い処分で馘にならない記者会見のためのMC。
・東京地検特捜部
権力機構にとって目障りな勢力を除去するための必ずしも正義の味方ではない国策捜査専門部署。
・内閣支持率
大手マスコミが適当に発表するアテにならない数字。
・内閣人事局
時の政権に異を唱える官僚を左遷したり、首を斬る恐ろしい部署。
・ナベツネ
「悪名は無名に勝る」を信条とする時空を越えた驚嘆すべき達人のこと。
・名前使い
自分を大きく見せるために著名人の名前を勝手に使うこと。詐欺師や見栄っ張りの常套手段。
・内閣総理大臣
表向きは独立国の体裁をとっているが、アメリカ合衆国が事実上の任免権を持つ51番目の”州知事”のこと。
・何の問題もない
問題があることを暗に認める官房長官の常套句。
・なまはげ👹四天王
秋田県生まれの総理大臣が信頼する4人のなまはげ👹(Y某・M某・K某・S某)のこと。
・日本大学
通称ポン大。最近まで相撲部出身の理事長が支配していた日本一の学生数を擁する私立大学。
・二人羽織内閣
悪魔が背後で支配する第100代内閣のこと。
・虹ステッカー
自己申告で誰でも入手できる、気休めのためのコロナ対策万全証明シール。
・日本学術会議
総理大臣が時の政府の方針に異を唱える学者たちの入会を許さない団体。
・日米地位協定
米国が日本を永遠の奴隷にしておくための基本契約。
・日米安保条約
日本とアメリカの間で結ばれた自衛隊を米軍の指揮下に置くための約束事。
・任命責任
責任があることだけを認め、責任を取る気がサラサラない時に定型的に用いられる逃げ言葉。
・日米合同委員会
米国が日本を事実上の”植民地”にしておくための「秘密の約束」を協議する委員会のこと。
・呪われた五輪
”天下の電通”が仕切った不祥事まみれのが東京五輪・パラリンピック五輪のこと。
・ノブレス・オブリージュ
今や死語となった「高い地位には、それなりの義務や責任が伴う」という仏語。
<は行>
★箱根駅伝
受験生を増やしたい大学が知名度を上げるための宣伝スポーツ。
・番頭政権
長年にわたってバカ殿様に仕えることで天下を取った陰湿な政権の別名。
★派閥
政党が違法なキックバックのために結成したグループのこと。
・パパ活
組織に属さない女性が非正規的な売春のために、ハゲ・金歯・スダレ満月・河童ハゲを探すための活動。
・パワハラ
気に入らない社員を苛める上司の陰湿な仕打ちのこと。
・八紘一宇
芸能人上がりのボンクラ国会議員が、意味も解らないのに使った勇ましい言葉。
・反社会的勢力
狭義には暴力団を指すが、定義は曖昧で現在は拡大解釈され企業などにとって都合の悪い人物に貼るレッテル。
・パ○ナ
政治家を豪華な接待でもてなすことで知られる派遣した社員の賃金をピンハネすることをシノギとする口入れ屋。
・パーキングエリア
?車を駐める場所。?高速道路の場合は車を住居代わりにする人が定住する賃料不要の駐車場。
・パワハラ
地位や権力を笠に着て部下を苛める卑劣な行為。
・ヒト
雑食性で、とどまるところを知らない欲望を持つ地球上に生息する最凶の哺乳類。
・昼カラ
お爺さん、お婆さんたちが”第二、第三の青春”を謳歌するために集まる日中から営業しているカラオケスナックのこと。
・118個
嘘つき病に罹った前総理大臣が国会で吐いた嘘の数。
・人の噂も75日
不祥事を起こしても暫く息を潜めていれば世間は忘れてくれるという意味のことわざ。
★100年に1度(=50年に1度)
毎年のように起こることを政治家や気象庁職員が自分たちの無能を隠すために使うオーバーな形容詞。
・他人の不幸は蜜の味
主として事件、事故、災害現場などに駆けつけて気の毒なフリをして報道するマスコミ関係者が口にするホンネ言葉。
★文春砲
著名人のスキャンダル暴露に重点を置く週刊誌のこと。
・不要不急の外出
アリバイ的に外出禁止をお願いする気休め的なお願い。
★副反応
副作用と同義語。ニュアンスを和らげるために言い換えた姑息な表現。
・フェイスガード
気休めのために被る顔面を覆う鬱陶しいことこのうえない透明のお面。
・フェイクニュースだ!
都合の悪い事実を指摘された当人が恫喝的に否定する言葉。
★文化人
ギャラが安いのでテレビ局が嬉々として持ち上げる楽屋のヨタ話専門の暇なタレント。
・プロ経営者
業績不振の企業に乗り込み見せかけの業績向上のために非情な首切りを平然と行う介錯人のこと。
・ブルーインパルス
航空自衛隊に所属する曲芸飛行部隊の名称。
・不妊治療助成制度
少子化に歯止めを掛けるために人工的に妊娠させる費用を補助する制度。
★弁護士会
弁護士村の自治をタテマエにした弁護士たちの嫌らしい互助会組織のこと。
・ベストセラー
大半がマスコミが意図的に宣伝することで発売部数が増えた書籍のこと。
・平蔵
?火付け盗賊改めのお頭。?格差拡大政策を売る紀州出身の中抜き専門の売国学者。
・不動産屋
千三つ屋。他人のフンドシで相撲を取るヤクザなビジネスのこと。
・ふわっとした世論
半可通が抱くイメージや思い込みで作られた意味のない世論のこと。
★辺野古沖埋め立て工事
ゼネコンのために莫大な税金を注ぎ込んでジュゴン君の生息地を埋め立てる無駄な工事のこと。
・夫唱婦随
妻を当選させるために夫が率先して有権者に金品を配ること。
★俯瞰的判断
合理的な理由を示すことなく上から目線で異論を封じ込める一方的な判断のこと。
・振り込め詐欺
「電話でおカネを無心する人間はみんな詐欺師」と思わない限りなくならない犯罪。
・法の下の平等
「上級国民」以外の大多数の国民は、法律的に「不平等」な扱いを受けても仕方がないとする概念。
・法治主義
権力者が白いものを黒に、黒いものを白にするための便利な伸縮自在の方便のこと。
・ポン手
融通手形。最近は総理大臣が振り出すことが多い、決済するアテもないのに振り出すその場しのぎの約束手形のこと。
・法務大臣
教養、見識、能力を必要とせず仕事は死刑執行のハンコを押すだけの盲腸的大臣のひとつ。
・保健所
国民の命よりも自分たちの利権を守るための厚労省の下部組織。
・北方領土
日米安保条約がある限り永遠に還らないロシアが実効支配する4つの島のこと。
・補正予算
別名・豆腐予算。適当な名目で簡単に大盤振る舞いできる兆単位の予算のこと。
・防災服
災害時などに政治家が「やってる感」を見せるために会見時などに着用する衣装のこと。
・弁護士
三百代言。法律をこねくり回して白を黒、黒を白にする訴訟アドバイザー。
<ま行>
・マイナンバー
かつては国民総背番号制と呼ばれた税金を洩れなく徴収するために国民全員を監視するツール。
・まったく的はずれです!
図星を指され、内心は「参った!」と思いつつ否定する脛傷政治家が濫用する言葉。
・前田 House
高級官僚と民間会社の幹部たちが、税金を「中抜き」するための密談をするシェアハウスのこと。
・マスコミ発表
当局が世論を誘導し、捜査や裁判を有利に進めるための広報。
・マスコミ
国民の知る権利を掲げて人の不幸をメシのタネにするヤクザな商売人のこと。
・マスク
本来は病人や犯罪者が着用するモノだったが、現在は着用しないと白い眼で見られる口を覆う布製のカバー。
・馬毛島
防衛省が滑走路を造るために法外な価格で購入した因縁テンコ盛りの島。
★三田会
結束が強く、多くの国賊がメンバーの慶応OBたちの会。
・民主主義
国民に替わって「権力者」が主権を持ち、嘘、隠蔽、改竄を重ね自分たちに都合の良い政治を行う制度。
・民度が違う
お殿様の指示に素直に従わない国民を見下す言葉のこと。
★三浦瑠璃女史
大喪の礼を「たいもの礼」と誤読して炎上した女性国際政治学者役を演じるテレビ俳優。
★名医
治癒する見込みのない患者を担当しない医者のこと。
★名弁護士
勝てる見込みのない裁判を引き受けない弁護士のこと。
・メガバンク
大きい金貸し。マチ金との違いは「回収」を「返済」というぐらいで、両者のDNAはほぼ同じ。
・モリカケ事件
お殿様のお友だちに国有財産(土地・現金)を適正な手続きによらず譲渡した事件。
・森喜朗
通称シンキロウ。失言した時しか話題にならない元首相。
・モノ言う株主
大量の株式を保有する企業の株価を上昇させたり、保有株式を高値で買い取らせることを業とする大株主のこと。
・ヤミ金
金欠時に法外な金利で迅速に融資してくれるが、回収方法がキツイ金貸しのこと。
<や行>
・有識者会議
肩書は専門家だが、最初から「ありきの結論」を出すための腹話術師たちが設置した会議のこと。
・ユーチューバー
ネット上で投げ銭や広告料金を拾う現代の大道芸人的な個人放送局。
★予算委員会
政治家が台本に沿って論戦する虚しいサル芝居。
・夜回り
成果はないにも拘わらず、奉行所担当記者が捜査情報欲しさに帰宅する与力・同心の自宅付近で待ち伏せする意味のない作業。
・世論調査
面倒くさい時は調査員が勝手に回答を作成することもある世論の動向を明らかにする目的で行われる統計的調査のこと。
・夜の街
コロナ感染の元凶と決めつけられたホストクラブやキャバクラなどが集まる気の毒な歓楽街のこと。
・横文字遊び
都知事が頻繁に使用する相手を幻惑するためのキャッチコピーのこと。最新作は「TOKYOアラート」、「ウイズ コロナ」。
・夜の街ステッカー
感染防止徹底宣言ステッカー。都の感染拡大防止チェックシートで自主申告すれば誰でも貰える気休めポスターのこと。
・拉致問題
見通しすら立っていない問題をあたかも解決できるかのように吹聴する”嘘つき政治家”の好きなテーマ。
★ヨイショ(ゴマすり)
会社など組織で出世に必要なワザのこと。
<ら行>
★リモート出演
接触を避けるためにスタジオ以外に設置された「額縁」の中から番組に参加するコロナ時代の新しい出演方法のこと。
・両院議員総会
既に決まっている結果を追認するための形ばかりの会議。
・レジ袋有料化
環境保護を理由にした環境省主導の事実上の値上げ。チリも積もれば山となる。
・連合
第二の経団連。全労働者のための団体と言いながら実態は大企業をアシストするための別動隊。
・老害
多い怒り・不安・羞恥心など情動をつかさどる扁桃体が衰えることによって生ずる老人特有の制御不能のビョーキのこと。
★労働組合
出世コースに乗るための特別切符を発行する近時、絶滅危惧状態にある”社内総会屋”的組織。
<わ行>
★ワイドショー
知的判断力が乏しい視聴者を洗脳するためにテレビ局が制作する有害情報番組のこと。
・ワーケーション
「仕事と休暇」を一緒にした造語。バカな政治家と官僚が作った大企業のための「新しい働き方」のこと。
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長 楽 萬 年
令和六年元旦
<世の中は 「こそ」の2文字の置き処
「こそ」で乱れて 「こそ」で収まる>
天変地異は為政の乱れ! 法華の太鼓とは裏腹に今年は一段と
悪化しそうな新年ですが、それは自業自得。 何はともあれ
明けましておめでとうござりまする。(🐕wanwan!)
弊社編集長・漢 太郎で〜す。(🐕kunkun!)
看板に偽りあり! 大メディアは他人の傷に粗塩を刷り込んで快哉を
叫ぶ賤業です小紙は一に人畜無害、ニに忖度、三、四がなくて、時
々ささやかなスクープに注力する”老犬”らしいQuality Magazine
を目指しています。
今年も気が向いた時に覗いて下されば幸いです。(🐕wa〜n!)
週刊0510 三代目編集長・漢 太郎
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はじめて投稿いたします。
私は霞が関の某官庁で派遣社員として3年近く働いた20台半ばの独身女性です。
霞が関といえば、右も左も東大など帝国大卒ばかり、人も羨む秀才たちが闊歩するキャリア・タウンです。
私が派遣先に官庁を希望したのは、別に結婚相手探しのためという姑息な狙い(笑)ではなく、仕事が楽そうだったし、何より時給が高かったからです。
私の配属された部署は女性が少なかったせいか、美人ではない私も随分と終業後のお誘いを受けました。
ちょうど彼もいなかったし、暇つぶしも兼ねて、週に数回は喜々として彼らのご招待を受けました。
「日本は俺たちが背負っている」と自負している彼等だけに、さぞかし人格者揃いの紳士たちばかりだと思っていましたが、食事だけではなく、お酒が入れば、次はカラオケ、その勢いでホテルにお泊りというのも再三でした。
私が在職中にお相手した秀才たちは、ちょうど両手の指で間に合う人数でしたが、偶然なのか、必然なのか(笑)、例外なくパンツを脱げば、昼間の態度とは打って変わった、常軌を逸した助平おじさんばかりでした。
今日は、「男は見てくれや、学歴だけではない」ことを教えてくれたこと助平おじさんたちに感謝の意を込めて、私の経験談をお話ししたいと思います。
まず、何をおいてもご紹介したいのは派遣先のA課長補佐です。
この省庁は「不倫など色恋沙汰」が多いことで有名らしいのですが、Aさんも過去に2度ほど不倫事件を起こしていたことを後で知りました。
もちろんAさんは東大卒。毛並も良く、過去の事件がなければ、とっくに課長に昇進していたと言われていますが、それはともかく顔より何より、マメさにかけては“霞が関一のドンファン”といわれるほどモテる方でした。
しかし、モテるのはモテるのですが、なぜか長続きしないのです。
お手合わせして分かったことですが、その理由は超が付くSM趣味、それもM気質の持ち主なのが原因です。
お食事の後、Aさんに案内された港区のホテルは、十字架の磔台や鞍の部分をくり抜いたお馬さんなどがある、ちょっと変わった造りでした。
物珍しさもあってキョロキョロしていると、Aさんが背広のまま突然、土下座。昼間の凛々しい態度は何処へやら、いきなり私のことを“女王様”と叫びながら私の靴に頬ずり、びっくり仰天です。
そして、備え付けのカバンの中から鞭、麻縄、猿轡、バイブレーター、ローソク、太い注射などを取り出し、裸になって、いきなり「女王様、どうか私を縛ってください」、「鞭で叩いてください」、「ローソクをお願いします」などと哀願するのですから、思わず後ずさりしてしまいました。
しかし、心の広い私ですから(笑)気を取り直して、彼のリクエストに応えて、縄で縛り、靴で踏んづけて、鞭で打ってあげました、
最初は「いじめられて何がいいんだろう」と思いましたが、Aさんの苦悶と歓喜の入り混じった声を聞いているうちに、私自身S気質があるのでしょうか(笑)、妙な快感を覚えたものです。
私は上着だけは脱いだものの、肉体的な接触はなく、Aさんが絶叫とともに果ててプレーは終了しました。
Aさんは、私のことなどお構いなしに自分だけシャワーを浴び、そそくさと背広姿に。モヤモヤした気分のままホテルを出たのですが、こんな御仁が昼間は偉そうに天下国家を論じていると思うと、アホらしいやら、バカらしいやら。ひとりの国民として情けなくなりましたが、「内緒だよ」と言いながら、タンマリ口止め料を握らせて貰ったこともあって、「人、それぞれですよ」と大人の対応をしたことを懐かしく思い出します。
私の女王さまぶりが気に入ったのでしょうか、数日後、またAさんからお誘いの電話がありましたが、生殺し体験は一度で十分、お断わりしたのは言うまでもありません。
次回は、「赤ちゃんプレー」が大好きなB係長のお話をしたいと思います。 【派遣女王】
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開店の序章として。
元、書生のMクンへ。新百合ヶ丘に転居のこと、おめでとう。なぜそこなのか分からないが、それもまた風流なことだと思う。脳が活性化する。
ところで、昨年より体調不良で外出もままならず、沈んでいたのだが、この頃ようやく回復の兆しをみせてきた。
昨年の4月に血糖値は300を越え、γーGPTは4015、肝臓の数値を示すGPTは189と散々だった。ゴルフもできなかった。
そして、アルコール性肝炎から、重度の糖尿病になり、合併症で骨、目に異常を感じだしたのだが、ときすでに遅く、1月の末に肝硬変と診断された。
家族医から紹介されて、武蔵野赤十字で検査を受けた。
当然入院となった。
日本で三本指に入るという名医に担当してもらったのだが、意見の食い違いから二日で逃亡。肝臓癌になる一歩手前だぞと脅かされたが、やはり、自分のペースで生きることにした。
医者のいうことを聞いていては養生にならない。
自分の身体は自分で治すしかない。
悪役の医者は患者が首を斬った。
その記念に2月4日から禁酒した。
肝硬変には治療法はなく、現存勢力を生かす工夫をするだけが治療みたいなものであった。
せいぜい食後にアミノ酸をとることくらいだ。
そして栄養分が大事なのであるが、まずい病院食では余計に体力が低下する。
んで、料理のうまい家庭で過ごすことにした。
カロリー計算なんて知ったことではない。
好きな物を喰っている。ただ、酒を断っただけだ。
その甲斐あって、先週、新しく移った東海大学病院で採血してもらうと、驚くべき結果がでた。
もう死んだと思っていた肝臓が復活していたのだ。
今年、2月の時点でアルコール度を示すγーGPTは2000になっていたのだが、それでも普通の人なら即入院の数値である。
まあ、肝臓が黒こげになっているとだれでも思うだろうな。
事実、レントゲンではひどい映りになっていた。
それが、15週間の禁酒の結果、γーGPTは161になっていた。
正常値は80以下とはいえ、凄く嬉しいことであった。
健康人にはなんだそんな程度か、おれは70だ、と思うだろうが、一年前に4000までぶっ飛んだ人間にしてみれば、奈落の底から這い上がってきた思いなのだ。
担当の白石医師も「肝臓が喜んでいますよ」とまるで彼自身が肝臓になったかのごとく喜んでくれた。
重度の肝硬変になると、数値自体は決してよくならないものなのだそうだ。
うーん、よかった。
肝硬変の数値そのものを示していたGOTは31!(正常値は40以下)、 GPTは25(正常値は45以下)であった。
3年前、膵臓の異常から、大阪で倒れて救急車に運ばれて入院したとき、中性脂肪は1020だったが、これも47(正常値は30−149)となっていた。
血糖値は朝飯を食べて3時間後だったので168だったが、今朝空腹時に計ったら、101だった。
ただ、血小板は健康時の14万の半分の8万になっているのが肝硬変を示していて気がかかりだが、なんにしても禁酒5ヶ月未満でこれだけ回復したのは、天にましますわれらの神が、もう少し生きて仕事しろ、世のため人のため、妻子のため、そしてM家のために働けといっているのだと理解したい。
それで今週から30年振りに「正義の味方」復活としたい。
その報告がてらメールを送った。
たまには、拙宅にも顔を出してくれ。
君の所はまだ落ちつかないだろうから遠慮しておく。
陣馬高原に行く途中の夕焼け小焼けの里に借りている仕事場近くの浅川では、もう少ししたら自然の蛍が見られる。
息子を連れてくるのもいいぞ、マス釣りもできる。
では、また。
死ぬまで生きる、正義の味方より。
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「経済犯罪の巣窟」と指摘されていた企業保育の助成事業に東京地検特捜部のメスが入り、川崎大資被告らが逮捕・起訴された。
改姓・改名前の塩田大介時代から「カネのためなら違法を問わず、使える人脈は何でも使う」といったタイプの人物だけに、「保育所落ちた、日本死ね!」のメールから始まったアベノミクスの目玉事業は、年間に1000億円以上も投じられながら、当初は児童育成協会の職員10数名が、申請書類をチェックするだけの大甘体制だっただけに、川崎被告にとっては格好の詐欺の舞台だった。
事件化は制度を見直す良い機会となったが、この制度設計に政府の産業競争力会議(現・未来投資会議)が関わり、メンバ−の竹中平蔵氏が会長を務める「パソナ」が事業の中核を担ったことは、あまり指摘されていない。
制度説明会は、16年度から全国で開催され、その多くを「パソナ」が受注した。
また、「パソナ」は児童育成協会から委託を受け、保育所の指導・監督業務を行なっており、その委託料は6億9000万円(18年度)にのぼる。
一方で子会社の「パソナフォスター」は、18カ所の企業主導型保育所を運営している。
監督するものが運営する!――二律背反が批判されるのは当然だし、「なぜパソナなのか」と、問われた時、制度設計に竹中氏が関わったことが指摘されるのも当然だが、竹中氏はそれを臆面もなくやる人として“認知”されている。
「いかがなものか」ではあるが違法ではない。
「我田引水」をやるから竹中氏なのであり、だから「学者政商」と呼ばれる。
公的インフラ運営の民営化についてもそうである。
産業競争力会議で、空港6件、下水道6件、有料道路1件、水道6件などの民営化を数値目標として提案。その流れのなかで、18年、浜松市は全国で初めて下水道を民営化したが、それを請け負った「浜松ウォーターシンフォニー」には「オリックス」が出資。同社の社外取締役は竹中氏である。
小泉純一郎内閣で金融相など主要閣僚を歴任。その勢いで、一度、参院議員となるが、小泉退陣に合わせて政界を引退、学究の道に戻って、慶応大学教授を経て、現在、東洋大学教授。その一方で産業競争力会議のほか「国家戦略特区」の政府委員を務めている。
これは、特定の地区において規制を緩和、特定業者の参入を認めて支援する会議だが、ここでも「パソナ」や「オリックス」が有利に特区参入を果たしている。
まさしく「学者政商」の名に恥じない活躍ぶりだが、「いかがなものか!」で批判がとどまっていたのは、グローバリズムと新自由主義が、竹中氏の信念に基づくものであり、そこから導き出される「規制緩和と構造改革は、日本の成長に欠かせない」という認識が、国民にもあったからだ。
それは、「自民党をぶっ壊す」と公言した小泉氏が、05年9月の郵政選挙の際、郵政民営化の「踏み絵」を踏ませ、反対の議員には「守旧派」のレッテルを張って刺客を送り込み、「既得権益を守ろうとする守旧派は日本のためにならない」と、国民に刷り込んだためでもある。
しかし、今、竹中氏が推進した規制緩和と構造改革が、「成長どころか日本の不況を深刻にした」という批判が起きている。
「長引く不況は、平成とほぼ時期を同じくしてデフレが進行していたため」という認識が、経済界で共通のものとなっている。
デフレは需要が不足して供給が過多の際に発生する。
需要を増やすためには、正規雇用を増やして賃金を上げ、規制を強化して新規参入を阻み、料金の下落を防ぐなど、政府の権限を活用して供給サイドを絞り、需要を喚起すべきなのに、竹中路線は派遣の拡大やタクシーの規制緩和による料金と賃金の暴落など、デフレを進行させるものばかりだった、という批判である。
自由競争は過当競争となって料金を引き下げる。参入障壁の撤廃は外資の乱入によって値引き競争となる。規制緩和は新規参入の業者を増やして過当競争を生む。――根っからの新自由主義者の竹中氏は、この混乱が、切磋琢磨となって日本の成長に繋がるという信念を持つのだが、デフレ下に行なわれたこうした施策は、ひとにぎりの成功者が総取りするという二極化を生み、大多数の国民の収入は上がらず、需要には繋がらないというデフレスパイラルを生んだ。
「学者政商」は、多くの国民を不幸にして“身内”を富ませているだけではないのか!――今やこうした批判が、“貧乏エビス”さながらの竹中氏に向けられているのだが、それに対する同氏の説得力ある回答は、未だない。【戌】<22:9/2>
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『正義に燃えて』
一、暑い日もあり寒い日も
尾行張り込みものではないが
ふと見上げた満月が
我が子の寝顔に見えるのも
それが刑事にゃつらいさ
厳しい道だがどこまでも
二、悪い奴だと正義に燃えて
鬼の心で取調べても
差し入れ弁当涙で食べる
犯人(ホシ)もやっぱり人の子
それが刑事にゃ泣きどころ
きっとなれなれ真人間
三、長い年月捜査に暮れて
事件(ヤマ)が解決したそのとき
仲間と笑顔で交すグラス
被害者(ガイシャ)のうれしい顔が浮かぶ
それが刑事にゃ生き甲斐さ
やがて夜明けの鐘も鳴る
(唄・大川栄作)
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橋は「あの世」と「この世」をつなぐ不思議径
橋は人と人、心と心が行き交う不思議径
前尾繁三郎
河野一郎
浜田幸一
松野頼三
西銘順治
蜷川虎三
]]>岸 信介
江田三郎
中川一郎
勝間田清一
鳩山薫子
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❁俳優の鈴鹿景子さん。67歳。
❁大野功統・元自民党衆院議員。87歳。
❁高 史明さん。91歳。
❁教育評論家の無着成恭さん。96歳。
❁漫才師の平和ラッパさん。79歳。
❁元宝塚スターの那智わたるさん。87歳。
❁布川事件で無罪になった桜井昌司さん。76歳。
❁林 広守・元電通社長。80歳。
❁鈴木 勲・元文化庁長官。89歳。
❁大島宏彦・元中日新聞社長。98歳。
❁越村敏明・元東急社長。82歳。
❁書家の日比野光鳳さん。94歳。
❁漫才師のおかゆうたさん。61歳。
❁映画監督の井出洋子さん。68歳。
❁中島忠能・元人事院総裁。90歳。
❁アニメ美術監督の山本二三さん。70歳。
❁人気オートレーサーの埜口遥希さん。20歳。
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黒柳明
小笠原貞子
大野潔
中曽根康弘
後藤田正晴
永末英一
]]>矢野義宏
福田赳夫
佐藤栄作
佐々木良作
吉田茂
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紀平悌子
鈴木宗男
春日一幸
木島則夫
石原慎太郎
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細川護熙
佐々木更三
中川昭一
田英夫
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鈴木善幸
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❁女優の奈良岡朋子さん。93歳。
❁元参院議員の粟森 喬さん。84歳。
❁俳人の斎藤慎爾さん。83歳。
❁YMOの坂本龍一さん。71歳。
❁政治ジャーナリストの河村晃司さん。72歳。
❁俳優の団 時朗さん。74歳。
❁藤井治芳・元旧日本道路公団総裁。86歳。
❁作家の畑 正憲さん。87歳。
❁映画監督の黒土三男さん。76歳。
❁歌舞伎俳優の市川左團次さん。82歳。
❁作家の富岡多恵子さん。87歳。
❁溝手顕正元自民党参院議員会長。80歳。
❁米倉健司・元ヨネクラジム会長。88歳。
❁陶芸家の加藤孝造さん。88歳。
❁俳優ののっぽさん。76歳。
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――かつては「企業防衛」の窓口として活躍した総務部ですが、コンプライアンス全盛の現在は「盲腸ポスト」になってしまいました。彼らが対峙してきた総会屋が絶滅しては、後世に語り継がれる「味のある総務物語」は、ほとんど聞かれなくなりました。今日は昭和史発掘といえばオーバーですが、かつて名総務として知られた元大手証券総務部長に当時の話をお伺いしたいと思い、足をお運び戴きました。よろしくお願いします。
Y氏「久しぶりだな。しかし、君はあんまり変わらないな、私と違ってオツムも健在だし…(笑)」
――いやあ、もう身体中がガタガタですよ。それに引き替えYさんは…。
Y氏「冷やかしちゃいかんよ(笑)。ことしで米寿、すぐそこにお迎えが来てるよ」
――昨今の風潮の良し悪しはともかく、昭和の時代の総務部は面白かったですね。古すぎて“昔話”になりますが(笑)、今日は記憶を呼び戻して老人同士、古き良き日の思い出話をお願いします。
Y氏「すべてに人情があったからなあ。今では辛かったことも、苦しかったことも、すべてが懐かしい思い出だよ」
――私は銀行、証券など金融関係の取材が多かったのですが、“物語”が多かったのはF銀行とD証券ですね。
Y氏「確かに、F銀行の総務部の話は、ウチにもよく聞こえてきたよ。確か斎藤ナントカ、そうだ斎藤征一というのは豪傑だったらしいな」
――そうですね。彼は自行の役員のスキャンダル情報を総会屋に流しマッチポンプで裏金を作る、あるいは水増しした領収書を書かせて差額を懐に入れる、さらには暴力団に系列のカード会社のクレジットカードを作ってやる、賛助金代わりに航空会社の株主優待券を提供する、果ては懇意な暴力団幹部が経営する飲み屋でドンチャン騒ぎをするなど“ノンキャリの小悪党”の“武勇伝”は豪快でした…(苦笑)
Y氏「身を賭した“前線部隊”での活躍の甲斐あって銀行退職後は、枝の枝ながらグループ会社の社長になったなんだから大したものだよ」
――彼ほど豪快ではないにしろ、当時の企業総務部は、どこも同じようなことをやってましたからねえ。隔世の感ありですね。
Y氏「総務部にだって予算はあるが、不足することは再々だ。領収書が貰えない相手だし、火急の時には、株主優待券やビール券、タクシー券を金券屋に持ち込んだり、社内で保管する美術品を換金してウラ金を作ったもんだよ」
――確かに、毎日相手にするのは“ややこしい輩”ばかりですものね(笑)
Y氏「総務部の存在意義は『企業の名誉と役員を守る』ことだからね。今じゃ、ちょっとしたことでもすぐに警察に相談するけど、私たちの時代は、つけ込まれるような不祥事を起こしたこと自体が問題だったし、それが表沙汰になることを恥としたから、カネで済むことならできるだけ隠蔽するのが“総務部の使命”だったからなあ。コンプライアンスなんて、言葉自体なかったし…」
――総務部って、企業の体面を保つための、言葉は悪いけど “企業の痰壺”みたいなものですね。 そんな総務部員の「生きがい」って何なのですか?
Y氏「痰壺は酷いよ(笑)。せめて“縁の下のガードマン”とか“トラブルシューター”と言って欲しいなあ(笑)。――総務部員の生きがい?――そうだな。強いて言えば、株主総会後に普段は顔を合わせることも出来ないトップから直々に『ご苦労さん。今年も平穏に総会を終えることが出来ました』って労いの言葉を掛けて貰えることぐらいかなあ(笑)」
――過去の遺物となった滅私奉公の心意気ですね(苦笑)
Y氏「まあ、昔気質の人間には今なら笑われるだろうが、『よし、頑張ろう』って思えたんだから、時代は変わったよなあ。――それはそうと、斎藤の話が出たついでに思い出したんだけど、確か副部長だったと思うが、彼の上司だった山崎 猛というのも見かけは温厚だが、保身に長けたエエ根性の持主だったな」
――へーッ! その山崎も根っからの総務部育ちですか?
Y氏「いや。確か青山あたりの営業店から異動して来たんじゃなかったかな。それだけに胆力がないというか、良い意味でのトッポさが無いんだな。斎藤みたいな濁濁併せ呑む(?)“悪党”を旨く利用すればいいんだけど、何かあるとすべからく上司に相談するんだな。斎藤にすれば存在を無視されたみたいで面白くないから、肝腎なところで総会屋や暴力団から仕入れた重要な情報を上に上げないどころか、反対にヨタ話を吹き込むんだから(苦笑)陰険だ。結局、山崎は広域暴力団のフロント企業の策略に乗せられて融資した10億円が焦げ付いてしまったんだ」
――斎藤にしてみれば「ザマァ見ろ!」というところでしょうが、それで山崎はどうしたのですか?
本因坊師「“飛ばし”だよ。何しろ山崎は、それまでは旧帝大でなければ役員になれないとされていたF銀行で“M大初めての役員”と期待されていたから必死だ。懇意にしていた外部の人間に不良債権の肩代わりを依頼して10億円を融資、それを回収して帳尻を合わせたんだ」
――なるほど。10億円は大金だけど、それだって銀行のカネですものね。自分の腹は痛まないし、暴力団相手の不良債権は消せる。万々歳ですよね。さすがはノンキャリとはいえ役員になるだけはありますね。
Y氏「不良債権の“飛ばし”も“付け替え”も当時はどこでもやっていたことだ。ウチだってしょっちゅうやってたんだから、別に山崎のやったことを云々するつもりはない。私が問題にしたいのは、暴力団に対する不正融資を飛ばしたことが表沙汰になりそうになるや“被害者”に変身。そのうえ10億円を肩代わってくれた恩人まで恐喝の共犯だとして告訴したことだ」
――マジですか! “救いの神”を告訴するなんて無茶苦茶ですね。
Y氏「そうだろ。いくら役員ポストが目の前にぶら下がっているとはいえ、恩人を“幡随院長兵衛”みたいに騙し討ちにするなんて山崎の卑劣過ぎる仕打ちは人として絶対にやってはいけないこと(怒)。結局、デッチ上げ事件のドサクサに紛れて暴力団に対する10億円の不正融資について銀行の責任はウヤムヤ、その功績を買われた山崎は晴れて取締役に昇進。大型店のS支店、K支店の支店長を歴任して本店の取締役とトントン拍子の大出世。退職後は系列の人材派遣会社の社長を経て、NカーボンやAエンジニアリングの役員を務めたんだからエゲツない話だよ」
――「組織の論理とはいえ、不正融資をチャラにしたうえ助けてくれた恩人を嵌めて自分は出世の階段を上る」――聞けば聞くほど山崎の非道ぶりには腹が立ってきました。
Y氏「彼は雪深い北国育ちの苦労物語を売りにしていたのに、いざとなると豹変。♪保身のためには 恩ある人も 平気で闇討ち♪にするんだから、ひと皮剥けば、銀行屋というのは、株屋以上の“人非人集団”だな」 (続く)
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政府は、10月18日、会社法の改正を閣議決定、今国会で法案を成立させる方針。目的は上場企業のガバナンス(統治)を強化することで、そのうちのひとつが社外取締役設置の義務化である。
既に、東京証券取引所がコーポレート・ガバナンスコードの設置により、経営から独立した2名以上の社外取締役の設置を求めており、現在約98%が社外取締役を置いているが、法制化でより強化される。
この社外取締役と同時に、「就任前5年間、会社と関係のなかったもの」という規定のある社外監査役も、会社から独立した存在として、厳格な監査が期待されている。
ガバナンスとコンプライアンス(法令遵守)の強化は、今や企業社会では当然と受け止められており、社外取締役、社外監査役の重要性は増しているのだが、一方で適任者は少なく、経営陣の友人知人、シンパの評論家やジャーナリスト、監督官庁OBなどを雇うと、中立性が疑われる。
そこで重宝されるのが検察官OB(ヤメ検)である。
法律の専門家としての見識に加え、企業社会の監視役として粉飾決算、金融・証券犯罪、脱税などに目を光らせてきた実績がある。
つまり“座り”が良く、反論しにくい。
それが「形だけのもの」であったのを示したのが、関西電力事件だった。
森山栄治元高浜町助役から3億2000万円の工作資金を20人の経営幹部が受け取っていたことを突き止めていた社内調査委員会の小林敬委員長は、「個人の問題ではなく、会社の体質」として不問に付した。
関電コンプライアンス委員会の委員でもある小林氏は、元大阪地検検事正で関電との関係は社外監査役を務めた土肥孝治元検事総長との関係によるものである。
土肥氏らの監査役会は、小林委員長の「報告書」で原発マネーの還流を知りながら、「報告書は妥当」として、取締役会への報告も公表もしなかった。
土肥氏は、今年6月、社外監査役を退任するが、後を受け継いだのは佐々木茂夫元大阪高検検事長。――つまり関西検察OBたちは、経営体制のチェック役ではなく守護神なのである。
関電は、10月9日、その甘い社内調査報告書を見直すために、第三者委員会を立ち上げたが、委員長に就いたのは但木敬一元検事総長である。
土肥氏の後輩ながら東京検察OB。ラインが違うとはいえ「先輩の失敗」に踏み込むような精神は持ち合わせておらず、但木氏もまた「検察一体の原則」のなかで生きてきた。
結局、第三者委員会も人選と費用は関電が拠出するのだから中立性は形だけ。関電にとっては、12月中をメドとした報告書が公表される頃には、人々の記憶が薄れ、“穏当な糾弾”となっていることを期待している。
つまり、ヤメ検は使い勝手がいいのである。
社外取締役、社外監査役、コンプライアンス委員会委員など、企業社会に「法的・倫理的な監視」が求められるようになり、その格好の人材供給先がヤメ検となった。
それも、ひとり当たりの就任会社数が多く、とてもまともに経営チェックなどできない。
社外取締役や社外監査役に就いている検察OBリスト(17年3月末)によれば、2〜5社の就任は当たり前。あまりに数が多いので高検検事長以上に限っても、次のようなOBたちが顔を並べている。
◇樋渡利秋元検事総長(ホンダ、トーヨーカネツ、野村證券、鹿児島銀行)、◇大林宏元検事総長(三菱電機、大和証券、日本たばこ産業、新日鐵住金)、◇但木敬一元検事総長(日本生命保険、大和証券グループ本社、ミロク情報サービス、イオン)、◇頃安健司元検事長(東海旅客鉄道、古河電気工業)、◇勝丸充啓元検事長(大陽日酸、シマノ)◇河村博元検事長(石井鉄工所、旭硝子)……。
いうまでもないことだが、これでもほんの一部である。
これに元検事正や各地検の部長、副部長などの幹部で退職したヤメ検を加えればその人数は星の数。いかに彼らが上場企業を“浸食”しているかがわかる。
建前では、彼らの雇用はガバナンス強化のため。それを政府も東証などは、制度化で後押しする。
だが、現実には「関電社内調査報告書」のような代物を作成する際の“権威付け”であり、それを外部に批判させない“監視役”であり、捜査・調査機関が乗り出した際の“ガード役”である。
ガバナンスとコンプライアンス強化のためのシステムが、ヤメ検によって“骨抜き”にされているという現状と、それによって生ずる矛楯をどう解消するか。――論義すべき段階に入っているのではあるまいか。【辰】
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明和63年12月4日、福岡県飯塚市明星団地に住んでいたひとりの少女が行方不明になった。
潤野小学校1年、松野愛子である。
日曜の午前7時半頃、町内の廃品回収を手伝った後、団地内の公園で友達と遊び、さらに同10時頃、「ひとりの男」の自宅で弟と遊んでいるのを近所の人に目撃されるが、これを最後にこの女児は失踪した。
この男こそ、久間三千年であった。
果たして、久間三千年がこの女児失踪に関与したのか。
証拠はない。
だが、周囲の印象は、久間が「極めて怪しい」「という雰囲気に包まれた。
今度この男の周辺で児童が失踪すれば、重要参考人にされるのは明らかであった。
ましてや殺害されるようなことがあったなら、警察は間違いなく久間を“想定した犯人”に仕立て上げるであろう。
もちろんこの時点では久間も警察も3年2か月後にお互いが反目し合うことなど予想できなかったに違い。
両者を土俵に載せてほくそ笑むものがいた。
悪魔の謀略の第一段階は成功したのである。
平成4年2月21日夕、福岡県甘木市野鳥の国道322号道路わきの林で、20日朝から行方不明になっていた潤野小学校1年、中川藍と同、梅野裕莉の二人の女児が死体となって発見された。
二人の顔には殴打の跡があり血が流れていたという。二人は20日朝、別の友人と三人で登校したが、登校途中、この友人と別れ、飯塚市内の繁華街で目撃されたとの情報を最後に消息を断っていた。
この時点で、つまり状況証拠すらほとんどない時点で「犯人・久間三千年」は9割方確定された。
初めに「犯人・久間三千年ありき」であった。
相撲でいえばもろさしで土俵際1メートルの所から無理やり取り組まされたのである。
捜査の初期段階から、久間を犯人と匂わす、警察地元マスコミ一体となっての波状攻撃が繰り返し行なわれた。
時に警察は、捜査の初めから久間の顔写真を持ち歩いて近所の住民に聞いて回るという人権を蹂躙した不当な捜査を平気で行なったのである。
2女児の遺体発見で、松野愛子の敵が討てる、一部の警察関係者は色めきたったのであろう。
だが、これこそ悪魔が想定していたシナリオであった。
冷静に考えれば、久間の一連の事件への関与は素人目にも大きな矛盾があることは明白であった。
まず久間三千年が知性ある性倒錯者として、かつて嫌疑をかけられたのと同じ自宅の近所に住む潤野小の児童を、何故わざわざ欲望充足の対象に選んだのか、しかも2人も、という素朴な疑問が生じてくる。
我々が「変態久間」の立場なら自宅周辺での対象物色という危険な行為は間違っても犯さなかったであろう。
以前に嫌疑がかかっていたのだから尚更である。
最も不可解なのが、2女児の遺体や遺品をほぼ100%発見されるであろう道路わきにわざわざ放置したことであった。
“殺人事件”になることを確信して、久間が松野愛子失踪に関与していたと仮定するならば、少なくとも欲望を充足した後の処理技術に関しては長けていたわけである。
それが2女児殺害のような大それた事後の処理は、確実に己の首を絞めるであろう形で省略した。
遺体が発見されれば警察は確実に動く。
この“省略”こそ警察をフル嫁働させ、ターゲット久間が総攻撃されるように仕組まれた「起爆剤」であったのである。
これより以後の 「久間攻略作戦」は以下のように行なわれた。
3月に警察が得たといわれる「遺品遺棄現場での紺色ワンボックス車を見た」との目撃情報により、「同種の車を所持していた」久間三千年に捜査の対象はほぼ100%絞られ、この男と女児とを結びつける証拠の発見に全力が注がれた。
警察は、最悪、決め手となる証拠品が発見されなかった場合、伝家の宝刀である内部工作による証拠のこじつけ、デッチ上けも辞さない覚悟でいた。
3月下旬、久間に任意で提出させた毛髪と「現場に残されていたといわれる体液」とが警察庁で行なわれたDNA鑑定の結果「ほぼ一致」し、この時点で久間がほぼ犯人と断定された。
だが検察に証拠能力を問われ、第三者の大学研究室で再鑑定したところ、一致の確立は非常に低下したものであった。
ここに警察の苦悩がある。
捜査は中断したかにみえたが、平成5年12月になって、前年9月に久間が手放した例のワンボックス車内を再度鑑定、翌年2月、1年5か月という歳月を怪て、女児の衣服に「付着していたという4種類の繊維」と前述の「車のシートの繊維とが一致」、さらに「シートの裏に付着していたといわれる「ごく微細な血痕」と女児の一人の「血液型も一致」した。
8月、検察との協議の結果、久間三千年の死体遺棄容疑が固まり、9月29日、同容疑で、ついに逮捕された。
最初の事件発生から実に5年9か月後、悪魔のシナリオは完遂されたのである。
久間と警察の5年9か月に渡る闘争は警察による久間への一方的な「精神的拷問」という形で行なわれた。
本来密室で行なわれるはずの自白強要が、衆人環視、認証の下行なわれたのである。
特に2女児殺害以後は、久間の実名と顔写真を所持しての自宅近辺での聞き込み、張り込みが連日続けられた。
平成5年9月には、警察の嫌がらせに対して堪忍袋の緒が切れた久間が、張り込みの捜査員に刈りバサミで切りつけるという一幕もあった。
状況証拠らしい状況証拠と言えば「久間も持ってた紺色ワンボックス車が遺棄現場で目撃された」という情報のみであった。
だがこれは久間に嫌疑が向けられるように作られた情報リークの可能性があったし、それが事実であるとしても、久間のものと同一の車種を使い、たまたま誰かに目撃されたか、あるいはわざと目撃された真犯人のものであろうことは容易に推測できるものであった。
この「目撃」以外はすべてこじつけられた証拠である。
DNA鑑定などほとんど信用性がないことが証明されたにもかかわらず、警察は自称「ほぼ一致」にあくまでこだわった。
そもそも「現場で発見された体液」はDNA鑑定できるほどの量があったのか。車内の微物の鑑定に1年5か月もの長大な期間を要したのは伝家の宝刀の製作に四苦八苦していたからに他ならない。
A、B、AB、O、2女児の型がそれぞれ異なるとして、いずれかが一致する確率は単純計算で二分の一である。
こんなのが証拠と言えるのか。警察が久間逮補のよりどころとしている証拠に久間の車の「シートの4種顕の繊維と2女児の衣服に大量に付着していた繊維とが一致した」というのがあるが、これは殆ど詭弁であろう。
女児の衣服のものであると100%断定できる繊維が久間の車の中から出てきたわけではないからだ。
証拠となるには4種類の繊維が久間固有のものであることが証明されなければならない。
4種類の繊維が量販されている、あるいは他者が真似て作れる、使用できる可能性がある以上、確固たる証拠にはなり得ないのである。
にもかかわらず警察は、久間三千年を「怪しい」「やったに違いない」という偏見と思い込み、ほとんどこじつけられた状況証拠だけで犯人に仕立て上げたのである。
久間三千年の起訴後、実に“奇妙”な事が起きた。
何を思ったのか、警察は今頃になって松野愛子の痕跡を再び捜しに出かけ、それを見事に発見したというのである。
地元マスコミはこの出来事を、6年間不明の愛子ちゃんの衣服が25分で発見された「快挙」としてこぞって報道した。
この出来事は警察の「本質」というべきものを実に見事に物語っている。
松野愛子の衣服(ジャンパーとトレーナー)は明星寺南谷山道斜面で再捜索に加わっていた地元消防団員の手により不法投棄のゴミに混じって発見された。
これに対する警察のコメントが「失踪事件の風化を防止するため、当時の捜索でやや不十分だった場所をあらためて探しただけ」という“素晴らしい”ものなのだ。
6年掛けて探し続けてきたものを今回はわすか25分で見つけ出したのである。
しかも「とても6年前に捨てられたとは思えないほど傷みは少なかった」という関係者のごたいそうなおまけまで付けて…。
警察はいつから“超能力者”になったのか。
よくもこのような見え透いた大うそを憶面もなく平然とつけるものである。
まさに遺族と国民を愚弄したと言えるのではないか。
この“奇妙な出来事”は一体何を物語るのか。
可能性として次の事が推測されよう。
?伝家の宝刀を抜いた。つまり全く同じ衣服を新たに用意し、自ら投棄し発見した。
?警察が温存していた証拠(衣服)を今が出し頃であると判断し、偽装する形で発見させた。
?松野愛子殺しの真犯人、第三者が久間を嵌める目的で今になって投棄し、リークして発見させた。
?2女児殺害で捜査の手が及ぶと判断した久間が、最近になって投棄しそれをたまたま警察が発見した。
?6年間野ざらしの衣服がほとんど無傷の状態で奇跡的に警察に発見された。
現場で発見された着衣は、ゴミ不法投棄場所として調査した主婦の証言から平成4年秋頃にはなかったことが確認され、投棄の時期はそれ以降であることが判明している。
したがってほとんど「傷みのない着衣」という事実と合わせて考慮すると?の可能性は除外できよう。
次に?についてだが、平成4年秋以降といえば2女児殺害に関して久間に多大な嫌疑がかかっていた時期である。
連日張り込みも行なわれており、このような状況での投棄はます不可能である。
見つけられた時のリスクを考えればむしろ自宅で燃やすなりして処分するはずである。
それにもともと久間はやってないのだから捨てようがないのだ。
残るは???であり、この内のどれかが真相である。
この時朝に、特定の場所に狙いを定めて、しかも超短時間で確実に“望みのブツ”を発見した。
この意味することは4の“たまたま”とか5の“奇跡的に”ということではなく“そこにある”ことを警察は100%確信していたのである。
この警察の“異能”に関して永留慶造飯塚署長は「若干の捜査情報に基づいた可能性もあるが、その情報は明らかにできない」と述べたそうだが、これを素直に解釈すると?、すなわち直接の犯人からでないにせよ、何ものからかの情報リークがあったとも受けとれる。
これが事実ならばむしろ久間の事件への関与は否定できよう。もしこの事実がなけれは、?か?ということになる。もっとも警察は間違ってもデッチ上げたとは言わないだろう。
いすれを取るにせよ、松野愛子殺しも久間に結びつけ、窮地に追い込もうという何者かの意図は見え見えなのである。
ここで松野愛子殺しの意義を若干述べておく。
サタンの本命はあくまで『中川藍』にあった。
松野愛子の失踪は、?警察をフル嫁動させない程度に近所の久間に嫌疑がかかるようにする、?来るべき『中川藍』の儀式のための予行演習、という二つの意味があったと言える。
儀式の完遂のための久間というスケープ・ゴートの必要性だ。
松野愛子が演習であったことの証明は、その名前「愛」、衣服のあった「8木山」にある。
この意味についてはボエドの『7バス報告書』の署長への謎かけと合わせて考えて頂きたい。
この久間事件は、“謀略”により、いかにして無実の日本国民が殺人犯に死立て上げられるのかを端的に表しているケースである。
その意味で、久間事件はすべての日本人に関わる問題であると言えよう。
この事件の真相を追及しようとする姿勢を見せれば見せるほど、それを妨害しようとする勢力も勢いを増してくるであろう。
『中川藍』の儀式の完遂は、サタンにとってどうしても譲れない橋頭堡的役割を合わせ持っているからである。
従ってこれより以後も、久間に止めを刺す様々な小細工が仕掛けられる可能性が非常に高い。
日本国民は自身の問題としてこの事件の成行きを監視していく必要がある。 【☚『告発の書』・岩永天佑】