2012年1月31日配信「林 泉セレモ会長の『来る者拒まず精神』に群がった野田首相ら与野党政治家の『来る者拒まず精神』に喝!!」<政治>

冠婚葬祭業「セレモグループ」の林 泉会長といえば、千葉県が生んだ“立志伝中の経済人”である。千葉県を中心に、結婚式場・葬儀場・ホテル・社会福祉法人などを経営、グループの年商は200億円近く、従業員は1000名を超える。
その林 泉会長の「セレモグループ」が、同じ船橋市が生んだ有力政治家・野田佳彦首相への政治献金で、その名は一躍“有名”になった。
ただし、それは息子の林 勇樹セレモ社長が、2008年11月、乗用車を購入した際、実際は暴力団関係者である不動産ブローカーが使用するにも関わらず、自分が使用すると虚偽登録、電磁的公正証書原本不実記録・同行使の容疑者として逮捕されるという“不名誉”な事件がきっかけで、さらに「セレモグループ」と勇樹容疑者の“行状”を調べると、過去に「野田首相に143万円の献金があった」ことが判明したというものである。
事件の“主役”は勇樹社長だが、すべては泉会長の性格と人脈と手法がもたらしたものだというのは、地元では周知の事実である。
「『来る者拒まず精神』、『頭を下げられたら嫌と言わない主義』で誰とでも付き合う。政治信条が右でも左でも、自民党でも民主党でも、暴力団でも学校の先生でも……。良く言えば“器の大きな経営者”だが、悪く言えば脇が甘い。今回はそれが出た事件だ」(千葉県の政界関係者)
実際、マスコミは「野田献金」ばかりを報じているが、泉会長は、当然、自民党関係者とも深く交際、献金も多彩だ。
昨年、公開された千葉県選挙管理委員会提出の政治資金収支報告書によれば、「セレモ」は藤田幹雄前自民党代議士が代表を務める「自由民主党千葉県第4選挙区支部」に、月に2万円の会費で24万円を献金していた。
また、桜田義孝前自民党代議士が代表の「自由民主党千葉県第8選挙区支部」には、月に4万円で48万円を、さらに、県政界大物の田久保尚俊自民党千葉県連幹事長が代表の「自由民主党千葉県船橋第一支部」には、月5万円で60万円を献金している。
会費だけではない。
選挙を控えた08年に行われた「藤田みきおを励ます会」では20万円分のパーティー券を「セレモ」が購入。同年の「桜田義孝君を励ます会」でも、桜田氏の地元にあるマリアチャペルマリベール柏が、26万円分のパーティー券を購入している。
「過去の人」といっていい倉田寛之元参議院議長が代表の「自由民主党千葉県防災環境整備推進会議支部」にも月4万円(年間48万円)の献金を続けており、「見返りを求める」といった類ではなく、根っからのタニマチ気質なのだろう。
芸能界とのつきあいも同様で作詞・作曲が趣味で、過去に韓国人歌手・アンチュナの歌った「さよなら私の愛した人よ」、水前寺清子の「夫婦」などを世に出している。
しかし、「来る者拒まず精神」は、暴排条例が全国施行されるような世相では通用しない。
今回、「名義貸し」で勇樹社長が逮捕された背景には、「林 泉会長の暴力団ルートを徹底的に洗いたい」という警察当局の強い意思がうかがわれる。
「冠婚葬祭業は、もともと暴力団が関係しやすい。業界トップクラスの『セレモ』が、どう彼らと関わっているかを解明したい。また、林会長と広域暴力団稲川会有力組織との親密な関係は有名で、県内をはじめ、川崎市内などで“事業支援”しているという情報もある。今回は、そうした個別案件にも踏み込むつもりだ」(千葉県警関係者)
林会長は、日大を卒業後、約50年前に船橋市で貸し衣装の「みどりや」を創業、誰でも受け入れ、誰とでも交際するという処世術でのし上がってきた。
林父子を狙い撃ちした捜査は、その“生き方”を国家が断罪するものだが、そうであるなら、泉会長の“太っ腹哲学”に便乗、政治献金を受け続けてきた野田首相以下、与野党政治家もまた、すべての献金を返却するのはもちろん、「誰からの献金でも受け入れる」という「来る者拒まず精神」を、深く反省すべきだろう。【隼】
- 2012.01.29 Sunday
- 事件
- 08:44
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- by polestar0510

































































