2017年2月14日配信「石原=浜渦コンビに手をかけ、疑惑の汚染調査に突っ込む『小池劇場』の今後」<政治>


俺は逃げないゾ!?(wikipedia)


 千代田区長選に勝利、7月の都議選で過半を制することに自信を持った小池百合子都知事だが、明確な「敵」を作って戦い、都民の関心を集める「小池劇場」を止めるつもりはない。

 多勢に無勢の「東京五輪問題」は一服しているものの、環境基準値の79倍もの有害物質ベンゼンなど汚染が顕著で移転が延期された豊洲新市場は、移転を決めた石原慎太郎元知事への批判の高まりのなか、同氏の責任を求める住民訴訟で、都側は元広島高検検事長の勝丸充啓弁護士を団長とする新弁護団を結成した。

 「(石原氏の)賠償責任の有無などについて事実関係を究明、適切な訴訟活動をする」と、小池知事は言明しており、都議会の一部が推進している百条委員会と合わせ、石原氏は厳しい立場に追い込まれた。

 石原氏は、担当の浜渦武生元副知事に責任を被せて逃げ切るしかない、と察知している浜渦氏は、報道番組にも出演、「石原さんの命を受けてやったことだ。私と東ガスとの約束では護岸は東京都、土壌汚染対策は東ガスがやることになっていた。なぜ、都が巨費を投じたかは、私の退任(05年)後のことなので分からない」と、反論に転じた。

 石原氏の"藩屏"だった浜渦氏も衰えが目立ち、責任を転嫁する石原氏から逃げるしかない。

 石原軍団に向けられた「小池の矢」は、「石原=浜渦」というかつての都政の両輪の対立を生み、法廷や百条委員会での暴露合戦となって、「小池劇場」を盛り上げることになる。

 さらに、小池氏は疑惑の汚染対策の犯人探しという、これまた注目を集める事件を手がける。

 なぜ、7回まで一度も環境基準を超えたことがなく、8回目も微量だった豊洲の地下水モニタリング調査の結果が、9回目に201ヵ所のうち72ヵ所から有害物質が検出されたのか。

 4回目から8回目までは、5街区鹿島JV、6街区清水JV、7街区大成JVと、建設工事を受注したゼネコングループが随意契約で採水と分析を受注しており、「出来レース」を疑われるのは当然で、有害物質が出ないような手抜き調査だったことが、十分、考えられる。

 同じようなケースで、「モニタリング室」という名の地下空間を設置、盛り土をしないことを決定しながら、それを公表せずに隠蔽していた問題がある。

 この盛り土犯については、「空気のなかで物事は進行していた」と、小池知事は述べた後、中西充副知事ら8人の懲戒処分を発表した。

 今回も「手抜き調査」の有無が問われるが、6000億円の豊洲市場をドブに捨てることになるかも知れない"犯罪的手抜き"であり、内部調査や議会での参考人招致が始まれば、豊洲騒動は治まらず、それは更なる小池人気の継続につながる。

 ただ、長く戦いを続けていると、「敵の敵は味方」という荒っぽい小池知事の手法にも綻びが生じてくる。

 内田茂都議との戦いによってクリーンなイメージの石川雅已・千代田区長だが、かつては内田氏の誘いで都庁官僚から区長となり、内田氏が剛腕の浜渦氏と対決する際には、共同戦線を張って、「浜渦追い落とし」に成功した人物である。

 しかし、「昨日の友は今日の敵」――その後の両者の喧嘩は、千代田区の利権を巡る争いだった。

 石川区長の背後に、ゼネコン談合や道路公団疑惑に顔を出すフィクサー・山田慶一氏が控えているのがその象徴で、その山田氏が、かつて自分の事務所に会社を作らせ、代表に据えたのが前川燿男・練馬区長だった。

 前川氏は、東京都の知事本局長として「東京ガス」との合意文書などに署名した責任者でありながら、退職直後の05年9月、「東京ガス」に天下り。同社を退職後の14年、練馬区長選に出馬し、当選する。

 前川区長が、山田氏と共同で事業をしていたのはその間だが、山田氏は内田都議の盟友であり、内田・前川・山田の3氏は、築地の豊洲移転に強権発動する石原=浜渦体制に反発、最後は内田氏が、浜渦追及の百条委員会を立ち上げたところで浜渦氏は退任した。

 豊洲はこうして、都議・都知事・フィクサーなどが入り乱れた利権争いの場で、誰が良い、悪いという単純な話ではない。

 「因果は巡る小車や 善し悪しともに巡り果て」――敵か味方か、黒か白かの単純な二元論で「小池劇場」を続けていれば、いつか破綻の危機を迎えるかも知れない。【戌】

 

 

 

 


2017年2月11日配信「週刊0510のおススメ展覧会」

 

 


2017年2月10日配信「東京仙人島通信局週間ミニ情報」<連載>

 

「日本最大の暴力団といえば、」もちろん日本政府だろう。みかじめ料の取り方は半端じゃない。なにしろ日本は事実上世界一の重税国家なのだ。稼いでも、ものを買っても、タバコを吸っても、酒を飲んでも、死んでも金をくすねていく。いまでは、老後のためにせっせと積み立ててきた『年金』までが、『株』という博打につぎ込まれて大損している。とりわけ選挙権のない私など、信任したわけでもない輩から奪い取られ、支払いが遅れれば追徴金まで取られるという理不尽だ。ちゃんとショ場代払っているのに、カルト化した異常者たちから『殺せ、殺せ、チョーセンジン』と叫ばれ脅迫されてもこの暴力団は守ってくれない。抗議などしたらこっちが捕まるのだから、無法地帯、人権番外地の状態だ。お金をむしられるだけでは済まない。今や命までとられるのだ」(辛淑玉・『マスコミ市民』2016年3月号)

 

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<社会>

 

★「1年ぶりの事件化!」…証券取引等監視委員会が債務超過を隠してレセプト債を販売していた川崎正・元アーツ証券社長児泉一・オプテイファクター元社長を金融商品取引法違反(偽計罪)で千葉地検に告発。

 

◆「ずっと前から違法捜査?」…警察庁が10年前から令状無しのGPS捜査の"秘匿"を指示。

 

◆「119番談合」…公正取引委員会が消防緊急無線談合で「富士通ゼネラル」「NEC」「沖電気工業」「日本無線」に63億5000万円の課徴金納付命令。

 

★「弘法にも筆の誤り!?」…"法曹界の地蔵菩薩"を目指す櫻井光政弁護士(東京第二弁護士会)が不用意なブログ記事で名誉棄損訴訟の被告に。

 

◆「船内賭博はリクリェーション?」…警視庁が水産庁漁業監督官ら39人を監督船内での高校野球賭博容疑で書類送検。

 

★「セクハラ幹部野放しの怪?」…これでは沈没も当然?――常習セクハラでも夏野亮・フジテレビ制作局第二制作センター室長「お咎めなし」に批判殺到。

 

★「レジェンド級の事件屋が勢揃い!」長谷川某、藤井某、多胡某、藤井某、堀川某ら魑魅魍魎たちが「京都・材木町案件」抱えて寒風押して京の都を奔走中の巻。

 

◆「上田会長も絶句!」…山形県警がNHK山形放送局弦本某を強姦致傷容疑で逮捕。

 

★「残るは皆川某?」…東京地検特捜部が捜査中の「気仙沼がれき処理贈収賄事件」でグリグリマークだった陰山豊・陰山組社長が「俺は時効(3年)でセーフ!」とニンマリの巻。

 

★「もはやこれまで!?」…倒産した「豊田建設」(埼玉県八潮市)の豊田裕之社長が有り金(1億2000万円)持って逐電の噂。

 

 

<政治>

 

★「嗚呼、情けなや!」"暴れん坊大統領"に「揉み手・平伏・土下座」の"デンデン首相"に失望の声、続々。となっていた

 

★「前代未聞のスキャンダル?」「必修の政治学の授業に一度も出席しなかったので不可をつけたが、なぜか卒業時には可となっていた」――我らがデンデン首相裏口卒業疑惑

 

★「国民の生命、財産より政権維持が大事!?」…日米首脳会談(2/19)で日本政府が「GPIFの資金を米国のインフラ開発に活用する方針で調整中」との報道(日本経済新聞)に「言語道断のポチ外交」の声が殺到中。

 

★「大臣失格 志桜里・民進党前政調会長「逮捕できないと処罰できないは違う!」との質問にシドロモドロの金田勝年法相が"準備不足"の法務省職員に罵声の巻。

 

★「大臣失格◆…文部省天下り問題について曖昧答弁連発の山本幸三国家公務員制度担当相に「隠蔽大臣」の声。

 

★「大臣失格」笠井亮・共産党衆院議員のオスプレイ墜落問題に関する質問に終始、論点ぼかしたダラダラ、ドべドべ答弁のメガネ防衛相に、さすがの浜田靖一・衆院予算委員長が「長すぎる!」と一喝!

 

◆「暴れん坊大統領への手土産?」…防衛省が米軍普天間飛行場の辺野古基地移設で海上本体工事に着手。

 

◆「どうせ税金、使わな損々!」…豊洲市場の建設費は高級ホテル並みの坪当たり170万円超だったことが判明。

 

★「目指すは単独過半数!」…千代田区長選で圧勝の百合子都知事が7月の都議選に60人超の候補者擁立の構え。

 

★「担いだ玉が悪すぎてドンの引退が決定!?…千代田区長選で内田茂都議が担いだ与謝野信候補が目も当てられない大敗。

 

◆「遅まきながら反撃開始!」「具体的な回答をしていないと言われるのは心外だ!」ーー腹心だった浜渦某の謀反?に慌てたシンタロウ元知事が4年ぶりのツイッターで反論。

 

◆「はぐれ豊が立候補」…次期衆院選に長谷川豊・元フジテレビアナウンサーが日本維新の会からの立候補(千葉1区)を表明。

 

 

<企業>

 

◆「成るか、返り討ち!?「空売り屋の餌食になるような経営はしない」――永守重信・日本電産社長が米・空売りファンドの「マディ・ウオーターズ・キャピタル」に自信満々の果たし状。

 

◆「握手のウラの胸算用?」「トヨタ自動車」「スズキ」が環境技術、安全技術、情報技術、商品・ユニット補完分野で業務提携を発表。

 

★「親に倣え!」…免振装置ゴムデータのデータ改ざんの「東洋ゴム」の子会社「東洋ゴム化工品」がシートリング検査で過去データの流用が発覚。

 

 

<国際>

 

★「SHREWDorCRAZY」…就任後も公約通りの暴れん坊ぶりで連日のようにお騒がせのトランプ米大統領の掛け合い術に世界中が右往左往の毎日!?

 

「蜜航者の扱いめぐり激論」暴れん坊大統領ターンブル・豪首相の電話会談がわずか25分で決裂、ガチャンの巻!

 

◆「日米韓包囲網に苦言」…中国外務省がマティス・米国防長官の「尖閣諸島は安保条約の適用内」発言について「日米安保は冷戦の産物」と非難。

 

◆「親族の贈賄事件が原因?」潘基文・前国連事務総長が「政界の利己主義に失望した」と捨て台詞を残して韓国大統領選の不出馬を表明

 

◆「どこまでも抵抗」…崔順実被告の国政介入事件で大統領府が特別検察官の家宅捜索を拒否

 

 

<原発>

 

★「言い訳はまたもや『想定外』」「関西電力」の高浜原発2号機で安全対策工事の大型クレーン転倒も元請けの「大成建設」は知らんぷりのお粗末。

 

 

<訃報>

 

◆美術史家の木村重信さんが肺炎のため死去。享年91。合掌。

 

◆英ミュージシャンのジョン・ウエットンさんが死去。享年67。合掌。

 

◆映画プロデューサーの近藤晋さんが肺炎のため死去。享年87。合掌。

 

富沢純一・元国立遺伝学研究所長が死去。享年92。合掌。

 

大橋敏雄・元公明党衆院議員が肺炎のため死去。享年92。合掌。

 

◆能楽シテ方観世流の高橋弘さんが死去。享年70。合掌。

 

岡野俊一郎・元日本サッカー協会会長が肺ガンのため死去。享年85。合掌。

 

林義郎・元蔵相が多臓器不全のため死去。享年89。合掌。

 

◆作家の三浦朱門さんが死去。享年91。合掌。

 

◆プロレスラーの泉田 純さんが死去。享年51。合掌。

 

 

 

 

 

 


2017年2月9日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>  

見せしめ?(☚wikipedia)

 

――言行一致、有言実行。――トランプ大統領の暴走が止まりません。

本因坊師「所詮は不動産屋上がり。あんなもんやろ。それよりネットで見たんじゃが、タバコを加えたインディアンが、暴れん坊大統領らしき人物に『お前らはいつ出ていくんや?』とつぶやいとる漫画には笑うてしもうたな」

――自分たちこそ移民の末裔のくせに偉そうに言っちゃあダメですよね。そんな暴れん坊大統領のツイッターに世界中がオタオタする中で、まるで「宦官」みたいな安倍首相の卑屈な姿勢は問題じゃありませんか。

本因坊師「神様・仏様・トランプ様――"デンデン首相"は米国一家51番目の"直参"のつもりなんだろう(笑)」

――メキシコ国境の壁を作るためにGPIFから資金を提供するという話も出ています。

本因坊師「株価を上げるためにバクチ資金に流用したと思うたら、今度はアメリカ様に"みかじめ料"。どうせ両方とも返って来ないだろうから、気の毒だが、若い者には将来の年金は諦めて貰うしかあるまい(笑)」

――そ、そんな。

本因坊師「しゃあないやないか。こうなることが分かっていて、お前らは自民党に一票入れたんやろが」

――それを言われると…。しかし、今日の老師はいつも以上に投げやりというか、虚無的ですね。

本因坊師「防衛相法相の予算委員会でのお粗末な答弁を聞いてみいや。文句を言うのもアホらしいがな」

――毎度のことですが、特に生意気さだけが取り柄の安倍首相お気に入りの防衛大臣のレベルの低さには唖然とさせられます。

本因坊師「お気に入りと"盾代わり"は紙一重だからな(笑)。自衛隊員にしたら、万が一、あんな防衛相の命令で戦死でもしたら浮かばれんわな」

――安倍首相が、戦死者が一人でも出たら「総理大臣の職を辞す覚悟だ」と大見得を切っていましたが…。

本因坊師「『辞める』でのうて、『辞める覚悟』だろう。辞めるはずないやないか!『武器輸出』を『防衛装備の移転』、『集団的自衛権』を『積極的平和主義』と言い換え、切羽詰まれば『新しい解釈』という言葉で前言を翻すデンデン首相だからな、『あの時はそう思ったが、今は気持ちが変わった』などと言うて居座るのが関の山だよ(笑)」

――アベノミクスもとっくに失敗しているのに未だに失敗を認めないし、原発禍だってアンダーコントロール、拉致被害者も北方領土も「私の時代で解決する」と平気で喇叭を吹くんですからタチが悪いですよね。

本因坊師「だからこそ、先のないワシらのような老人でのうて、お前ら次代を担う若者がシャンとしなければイカンのやぞ。分かったか!」

――御意、御意。ところで、事務次官や歴代人事課長が"お白州委員会"に呼ばれた『文科省組織的天下り事件』ですが、素朴な疑問として、「霞が関」では当たり前のことなのに、なぜ文科省だけが降って湧いたような大騒ぎになってしまったんですかね?

本因坊師「たまには気の利いた質問をするんだな、お前も」

――「老いたれば 増えるは 皺と憎まれ口」!

本因坊「他の省庁みたいに、もっと上手にやればよかったのに、文科省はあまりにも分かり易すぎる天下りシステムで墓穴を掘ってしもうたな。デンデン首相のことや、官僚操作のための見せしめという成果も上がったことだし、文科省OBで、『文教フォーラム』の嶋貫某理事長あたりを人身御供にして幕を引くんとちゃうか」

――なるほど。老師がいつも言うように、政治家と公務員は公僕どころか"公賊"ですね。(了)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年2月8日配信「地蔵和賛」<寄稿>

 


帰命頂礼地蔵尊
此れは此の世のことならず 死出の山路の裾野なる
賽の河原の物語 聞くにつけても哀れなり
 
残せし着物見ては泣き 手遊び見ては思い出し 健全な子供を見るにつけ
なぜに我が子は死んだかと 嘆き悲しむ哀れさよ
 
哀れなる哉幼児が 立ち回るにも拝むにも
父恋し母恋し 恋し恋しと泣く声は 此の世の声とは事変わり
恋しさ哀れさ骨も身も 砕けて通る許りなり
 
二つや三つや四つ五つ 十にも足らぬみどり子が
数も限りも荒砂の 西院の河原に集まりて
小石小石を持ち運び これにて回向の塔を組む
 
一重積んでは父のため 二重積んでは母さまと
さも幼けなる手を合わし 礼拝回向ぞ賢らしや
三重積んではふるさとの 兄弟我が身と回向して
昼は一人で遊べども 陽も入り合いのその頃に
地獄の鬼が現れて やれ汝らは何をする
 
娑婆と思いて甘えるか ここは冥土の旅なるぞ
娑婆に残りし父母は 追善供養いたせども
ただ明け暮れの嘆きには 酷や悲しや不憫やと
親の嘆きは汝らが 苦串を受くる種となる
 
汝ら罪なく思うかや
母の乳房が出なければ 泣く泣く眠りなす時は 八方地獄に響くなり
また父上が抱くとき 母を離れず泣く声は 天地奈落へ響くなり
 
娑婆に残りし父母は 追善作善の勤めなく
ただ明け暮れの嘆きには むごや悲しや不憫やと
親の嘆きは汝らが 苦言を受くる種となる
 
我を恨むこと勿れと 黒鉄の棒を差しのべて 積みたる塔を押し崩す
その時能化の地蔵尊 ゆるぎ出でさせ給いつつ
 
田畑多く持つとても 冥土の資に成るものか
妻子䄅属ありとても 死出の山路は伴わず
 
そもそも此の世の縁つきて 命終りしその時に
魂魄中有に入りぬれば 限りも知れぬ暗き道
唯うろうろと当て所なく 孤り行くこそ哀れなる
 
峰の風の吹くときは 父が呼びしと起き上がり
水の流れを聞くときは 母が呼ぶかと馳せ下り 辺りを見れど母もなし
 
父を呼べども父も来ず 母を呼べども母とても
知らぬが死出の山路なり 此の苦しみは如何にせん
こけつ転びつ憧れて 逢いたや見たや恋しやと もだえ嘆くぞ哀れなり
 
汝ら命短くて 冥土の旅に来たるなり 娑婆は冥土と程遠し
われは冥土の父母と 思うて明け暮れ頼めよと……。

 

 


2017年2月7日配信「小池都知事に擦り寄る都議会各派の節操の無さと八方美人化する塾長に対する『希望の塾』塾生の不安と不満!」<政治>

女策士(☚wikiedia)


 小池百合子都知事の人気が衰えないなか、7月に行われる都議選の前哨戦である、2月5日投開票の千代田区長選で現職の石川雅巳氏(75)が1万6371票を獲得、他の2候補に予想以上の大差をつけて当選した。

 対立構図を作り出して、敵を明確にするのが得意な小池氏は、5選に挑んだ石川雅已氏を「百合子カラー」の緑に包んで清新なイメージを打ち出し、対立する与謝野馨元財務相の甥の信候補(41)を、そのバックのドン・内田茂都議が抱え持つ"黒いイメージ"に追いやる作戦が見事に功を奏した。

 「敵(内田)の敵(石川)は味方」という戦略だが、4期16年、千代田区長を務めた石川氏は、トップダウンで区政を推進する大物区長であり、ドン・内田を敵にしつつも自民都議・区議団を巧みに操る策士である。

 昨年は、区議に経費として支給される政務活動費の月額15万円のうちの10万円を議員報酬に上乗せする案を検討。「政務活 動費の支出先を厳格にしようという全国的な流れに逆行するもの」と批判され、最終的に石川区長は議案を提出しなかったが、この"付け替え"は、「区長による議会対策」と、指摘された。

 小池知事は、そうした「策士を抱え込む策士」であり、所属する政党を転々としながらも、閣僚を2回、経験するなど政界遊泳術の巧さはダテではない。

 今、都議会各派は、この人気と実力を兼ね備えた小池氏に、みっともないほどの"擦り寄り"を見せている。

 小池新党である「都民ファーストの会」は、現在のところ「旧かがやけTokyo」の3名を抱えるのみだが、夏の都議選に向けて30〜40人規模の都議選候補擁立を検討。都議会は定数127で42の選挙区なので、場合によっては全選挙区から公認候補が立つことになるわけで、現職都議の心中は穏やかではない。

 「昨年の知事選結果を42の選挙区に当てはめると、全選挙区で小池知事が最多得票だった。それが新党票だとすれば、一人区を含めて全員当選。他党の都議は、激戦を強いられる」(都議会関係者)

 そこで各党は、小池知事の懐の深さ、計算高さを頼りに"工作"を図っている。

 常に与党であろうとする「公明党」は早々と自公連携を解消。「民進党」は蓮舫代表が「(小池知事と)目指すところは同じ」と、秋波を送り、一枚岩のハズの「自民党」からも3人が別会派を立ち上げ、「親小池」を鮮明にした。

 本来なら、都議会自民党は"敵前逃亡"の彼らを除名すべきなのに、「新風自民党」という会派を認めて党籍も自民党のまま。完全な腰砕けであり、「ドンとその一派」が孤軍奮闘している印象だ。

 小池知事は、すべてを融通無碍に受け入れ、「頑固に見せて八方美人」――これが彼女の“芸風”だが、政治家を目指す「希望の塾」の塾生には、小池氏の真意が見えない。

 「塾といっても事務局があって、日常のやりとりがあったり、相談を聞いてくれるわけではありません。試験の日程や、合否が一方的に伝えられるだけで、都議選に向けてのスケジュールや公認、推薦の基準なども分からず、小池さんの考え、『都民ファーストの会』の方向性などは、マスコミを通じて知るだけです」(都議選候補選抜試験の合格者)

 324人の合格者のなかには、小池氏が知事選に立候補した時から支援、ポスター貼りや選挙応援に汗を流した区議、市議など地方政治家もいる。

 そんな"旗本議員"は、小池直系として立候補したいのに、「反内田」なら何でも受け入れる小池氏の方針によって、対立軸を明確にできないうえ、そもそも公認、推薦を受けられるのかという不安を抱えている。

 確かに、外部からも分かりにくくなっている。

 既に都議選を意識、街中には演説会に名を借りた都議のポスターが貼られているが、「新風自民党」の都議のなかには、上半分は小池知事と本人の握手のツーショットで下半分は安倍首相の写真に「東京大改革」の文字を浮かべたポスターを作成している人がいる。

 このキャッチフレーズは、都議会自民党に代表される旧来型政治を改革するためのものであるハズなのに、分かりにくさ満載の"両建て作戦"である。

 「一寸先は闇」――小池知事も筋を通さず、調子に乗っていると"身内"から思わぬ離反者が出るかもしれない…。【午】

 

 

 

 

 

 

 


2017年2月4日配信「週刊0510のおススメBOOKS」





2017年2月3日配信「東京仙人島通信局週間ミニ情報」<連載>

 戦後現在まで、引揚者の帰国にまつわる数々の悲劇が語られ、ドラマ化され、日本政府にはまったく引揚げについて発言力がなく、あたかもそれがアメリカやソ連の大国の思惑によってもたらされた悲惨な出来事だったかのように解説されるのは、論旨を外国の責任にすり替えようとするきわめて悪質な嘘である。ソ連のスターリンはまぎれもなく非道だったが、GHQの現場を動かしていたのは総司令官マッカーサーではなく、すぐれたアメリカ人であり、彼らはソ連と違って、血の通った人間として行動し、一般日本人が危地にあることを知ってからは、その救済に心血を注いで骨折った。ところが日本政府が冷血漢ぞろいで、特に、白洲次郎と結託して米軍との折衝にあたった対連合軍連絡委員長の有末精三が悪質で、大本営の支配者として、ほとんどの船舶をつぎこんで外征部隊(軍人)三〇〇万人の帰還を第一に進め、一般人を無視するよう主張したのである。(『日本近現代史入門』・広瀬 隆著・集英社)

 

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<社会>

 

★「国家公務員法なんか糞食らえ!?…過去5年間で14人、天下り問題で揺れる文科省は無法者の集まり

 

◆「スリーダイヤもブラック企業の仲間入り!?「三菱電機エンジニアリング」の男性社員が上司のパワハラで練炭自殺、労災認定に。

 

★「株価下落は不正会計のせい!」…「GPIF」に続いて「三菱UFJ信託」「日本マスタートラスト信託」が不正会計問題の「東芝」に損害賠償請求訴訟。

 

◆「教師の"ワレ鑑"」所沢シティマラソン飯能市立中学の教員2名が入れ替わりのズルが発覚。

 

◆「背景に基地問題?」…教員採用口利き疑惑で辞職した安慶田光男・前沖縄県副知事が依頼を受けたと証言した諸見里里明・前教育長を名誉棄損で刑事告訴。

 

◆「2,000円でもバクチはバクチ!?」…高校野球賭博に関与した大阪府警泉大津署の警察官ら17名のうち9名を起訴猶予処分

 

◆「オソマツ撮影会?」滋賀県警長浜署の送別会で地域課の同僚女子警察官に吊り天井固めの荒業。

 

★「いじましすぎる詐欺!!――警視庁が使用済み切手を新しい切手と交換した「みずほ銀行」行員・小林某詐欺罪と郵便法違反容疑で逮捕。

 

★「何を今さらギッチョンチョン!」…被害者2人が高配当の競球事業をネタに延べ100億円を集めた山本一郎・元KKC会長を出資法違反罪で警視庁に告発状。

 

◆「ヤブ医大!」東大病院(誤投薬)、慈恵医大病院(肺ガン放置)で相次ぐ医療事故のお粗末。

 

 

<政治>

 

★「一代限り!」…「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」が天皇陛下の譲位は一代限りの特例方針に内定か。

 

★「バカの揃い踏み〜www」シンゾウ首相が参院本会議で「云々」「でんでん」と読んで赤ッ恥も涼しい顔。

 

◆「議員バッジを剝奪すべし!」…「僕のライオン臭いんです」―参院予算委員会でクルクルパー質問のアントニオ猪木議員に批判集中の巻。

 

★「獲得予算は離しません!!」…米国のTPP離脱宣言でもTPP関連予算1594億円は"健在"の怪。

 

★「言い換えの達人!?戦争法→平和安全法、武器→防衛装備、戦闘行為→武力衝突、共謀罪→テロ対策法、国民総背番号制→マイナンバー制etc――嗚呼、レッテル替えで時代は段々、悪くなる。

 

★「栗林中将も渋面www」新藤義孝元総務相が〆て8万円の吉原・高級ソープランドで後援者の葬儀帰りに姫始め(☚週刊新潮・1/26

 

◆「流れ流れて今度は"百合子一家"に草鞋の噂?」維新の党・渡辺喜美参院議員行田邦子、薬師寺道代(参院)、長島昭久、鷲尾栄一郎(衆院)と共に小池新党にFAの噂?

 

★「ドンに宣戦布告!」「旗が折れるか、はためくのか」――千代田区長選で石川雅巳候補を応援する石川百合子都知事が檄!

 

◆「百合子丸が進水!」…小池百合子都知事が主催する「都民ファーストの会」が7月の都議選に向けて音喜多駿都議ら4人を第1次公認候補に選定。

 

★「"断頭台"に一歩前進?」…東京都議会の「豊洲問題特別委員会」シンタロウ元都知事の参考人招致を検討中。

 

★「出陣前に炎上!」「日の丸めがけてエイッ!」――千代田区長選に出馬の与謝野信候補が地元集会の的当てゲームで非国民の烙印!?

 

◆「375票差で勝利」沖縄・宮古島市長選で陸上自衛隊配備推進の下地敏彦市長が僅差で2選。

 

◆「賛否両論でドロー」…馬毛島のFCLP受け入れめぐり6人が立候補した鹿児島県西之表市長選で全員が法定得票数(有効投票数の4分の1)に達せず再投票に。

 

◆「任期4ヶ月でも圧勝」…出直しの岐阜県美濃加茂市長選で上告中の藤井浩人前市長が再選。

 

 

<企業>

 

★「社訓は捏造!」「技術の東芝」は今や昔の物語!――発電所関連機器製造の東芝京浜事業所でもデータ捏造が発覚。

 

★「必死の"人工呼吸"!もどこまで?」…格付会社「S&P」がトリプルCプラスに格下げもみずほ・三井住友・三井住友信託ら主要取引銀行が沈没寸前の「東芝」への協調融資継続に合意。

 

◆「有力候補はキャノン?」「東芝」が虎の子の半導体事業の分社化で2000〜3000億円を調達の延命策を決定。

 

★「飛べないMRJ!?」「三菱重工」が開発中のジエット旅客機「MRJ」の引き渡しを2年遅れの平成30年半ばに延期でキャンセル続出の恐れ。

 

◆「遅まきながら〜」…消費者庁が燃費データ不正の「三菱自動車」を景品表示法違反で4億8000万円の課徴金納付命令。

 

 

<国際>

 

★「シンゾウ首相の願いも虚しく屋根屋のフンドシ!?暴れん坊大統領が公約通り環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)からの永久離脱を表明する大統領令に署名。

 

★「戦争準備、着々!」…暴れん大統領が「イスラム国(IS)壊滅」「国家安全保障会議(NSC)改編」の大統領令に署名。

 

★「全面対決!」「誰かが買収するか廃刊にしろ」――暴れん坊大統領が"天敵"のニューヨーク・タイムズ紙に八つ当たりツイッター。

 

◆「韓国にも"トランプ"?」…韓国次期大統領選に李在明・城南市長が立候補を表明。

 

 

<原発>

 

◆「遅すぎた決断?」…米国子会社の原発事業でアップアップの「東芝」が新規の原発建設工事事業から撤退へ。

 

 

<訃報>

 

◆昭和最後の大俳優・松方弘樹さんが脳腫瘍のため死去。享年74。合掌。

 

◆演劇評論家の佐伯隆幸さんが虚血性心疾患で死去。享年75。合掌。

 

山中典士・装道礼法きもの学院会長が心不全のため死去。享年88。合掌。

 

◆米女優のメアリー・T・ムーアさんが死去。享年80。合掌。

 

◆映画美術監督の中村州志さんが肺炎のため死去。享年89。合掌。

 

木内良明・元公明党都議が脳出血のため死去。享年72。合掌。

 

◆仏女優のエマニュエル・リバさんが死去。享年89。合掌。

 

◆英俳優のジョン・ハートさんが死去。享年77。合掌。

 

元小結・時天空が悪性リンパ腫のため死去。享年37。合掌。

 

喜劇俳優の藤村俊二さんが心不全のため死去。享年82。合掌。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年2月2日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>


 デンデン宰相(☚wikipedia)


――驚天動地。もうびっくりです!

本因坊師「朝の楽しみの『必殺仕事人』(TV埼玉)を観とるちゅうのに、汚いなあ、ペッペペッペと唾を飛ばして! (怒)」

――大手マスコミが発表した安倍内閣の支持率には呆れてモノが言えません。

本因坊師「ケッ、そんなことか!www毎度毎度のインチキ世論調査に、いちいち腹を立ててたら身体に悪いぞ」

――軒並み60%越えなんて狂気の沙汰、インチキにも程度がありますよ。

本因坊師「♪デデンデンデン♪――言葉は政治家の命なのに、『云々』を読めない総理大臣を支持するアホに支持されるバカ!www今頃、『なんでフリガナを打たなかったんだ!』と事務方は怒られとるやろ」

――「云々」を読めないとは!(トホホ)――しかし、タロウ財務相の「ミゾウユウ」の時にはマスコミは大騒ぎしたのに、今回は全然、話題にならないですね。

本因坊師「アホらし過ぎてスルーしたんちゃうかwww」

――「寄らば〜」「モノ言えば唇寒し〜」「見ざる言わざる〜」「長いモノには〜」etc、得意の自主規制でしょう。我が国のマスコミは、肝腎な時にはいつも権力の応援団になりますから」

本因坊師「ハハハ。『ゼゼコはペンよりも強し』やなwww。それより、これからはシンゾウ首相改めデンデン首相と呼ぶことにしたらどうやろか」

――そんな憎まれ口ばっかり言ってるから、ウチはいつもピーピーなんですよ。我々も大手に倣って、今年からは応援団に回ったらどうですかね。

本因坊師「う〜ん。心が揺れるなあ」

――武士は食わねど高楊枝もいいですけど、毎月毎月、持ち出しばかりで懐は"恒常的潜水艦"なんですからね。自分自身がヨレヨレなのに、「東芝」がどうした、「シャープ」がこうした、だなんて偉そうに言うのも、犬の遠吠えと同じレベルですよ」

本因坊師「しかしなあ…」

――まあ、そのことは次回の検討課題にするとして、再来月は年度末。去年から持ち越しになっている『週刊0510・仕事師名鑑』をそろそろ仕上げないといけません。予約申し込みもかなりありますし…。

本因坊師「原稿は、ほとんど出来とるんやろ」。

――70%ぐらいは出来てますが、取材途中で強烈な電話が掛かって来たり、黄泉の国に旅立ったりで苦労しています。

本因坊師「で、収録するのは全部で何人や?」

――101人ですから、あと30人前後です。副題が『101人のお騒がせ仕事師』で、タイトルは『週刊0510監修・仕事師名鑑』とする予定です。

本因坊師「仕事師ご用達の不良弁護士も何人か載せたいと云うとったが…?」

――その予定でしたが、計画を立案したり、実行行為に加担したのならともかく、そもそもが悪い奴の味方をするのが弁護士の仕事ですからねえ。

本因坊師「なるほどな。腐っても三百代言や。慎重に対処してくれや」

――巻末に、過去の実績を基準に番付表を載せる予定です。

本因坊師「ほ〜っ。そりゃあオモロイやないか。因みに横綱は誰や?」

――多士済々、横綱候補が多すぎて困っています。「登記の魔術師」にしようか、「歯っ欠けの登」にしようか、「コマシの誠」「デタラメ紫頭巾」「八丁堀の史郎」も捨てがたいし、「エンコの一郎」「嘘つきディーオーワイ」「地面師利久」「土地泥棒のマイク」、「指ナシ幸一」も外せないし…。

本因坊師「なるほど、なるほど。楽しみにしとるぞ」 (了)

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年2月1日配信「政・官・財――思い出のちょっと変わった“紳士"たち」<寄稿>



 


 今から20余年前、元号が平成に変わる頃の話です。当時の私は、“特別な性癖”を持つ方々を相手にする秘密クラブのマネージャーをしておりました。
 
 後になって知ったことですが、そのクラブのオーナー・O氏は、その世界では知る人ぞ知る有名な方でした。もう10年ほど前に鬼籍に入りましたが、K大出のいかにもお坊ちゃんという感じで、紺のブレザーにレジメンタルタイ。絵に描いたようなアイビー・ルックでビシッと決めた姿は、およそ60歳後半には見えない上品な雰囲気を漂わせていました。
 
 O氏とは、あるホテルのパーティで知り合ったのですが、私がK大の後輩ということで親近感を持ってくれたのでしょうか、数か月経ったある日、世田谷にある自宅に招待された時に「私が運営する秘密クラブのマネージャーになって欲しい」と請われました。
 
 大学の先輩でもあるし、O氏に対して一種の憧れのような気持ちを抱いていた私は、秘密クラブの“秘密の何たるか”を聞くこともなく、ふたつ返事で承諾。今になって思えば「私も若かった」と苦笑するばかりですが、勤めていた会社を退職して翌月から彼の飯倉の事務所に出勤することになりました。
 
 その秘密クラブは、政界や官界、財界の奇人、変人。有体にいえば名誉も地位もある“変態爺さん”に、彼らの相手をする女性を斡旋する、文字通り秘密を堅守しなければならないクラブでした。
 
 今でこそ、SMとか女装という言葉は普通ですが、当時はまだまだ社会から認知されていないし、ヘタをすれば「ド変態」の烙印を押され、社会から“抹殺”され?かねない禁断の遊びでしたから、O氏からは殊更、秘密の厳守を言われたものです。
 
 クラブの会員は50名程でしたが、もう名前を聞いただけでピンとくる著名人ばかりで、名前と性癖のギャップに毎日が驚きの連続でした。その大半は「SM趣味」「女装趣味」の方々でしたが、なかには女装してSMプレーに興じる“欲張りな方”もいました。
 
 えっ!…特に印象に残る方々を挙げて欲しいですって?
 
 そうですね。政治家では、既に故人ですが、総理も経験したあの方(T大卒)ですね。いつも飄々とした感じで遊び方もスマートでしたが、性癖は「自虐M」でした。
 
 リクエストはいつも「切腹プレー」で、奥湯河原のお屋敷まで3度ほどお供したことがあります。プレー内容は、腹にキリリとサラシを巻いて、そのサラシを本物の日本刀で肌スレスレに切るところを同伴した女の子に見せるというものですが、サラシを切る時のガリガリという音が、本物の切腹の時の音にそっくりだそうです。
 
 お役人では、この方(T大卒)も故人ですが、相当な地位にまで出世した検事さんがウルトラ級の女装趣味の持ち主でした。シティホテルのスイートルームで、ハイヒールを履いて、まるでファッションショーのように歩き回り、やがて一枚ずつ着ている物を脱ぎ、最後は全裸になってウインクしながら「ワタシ、キレイ?」って、観ている女の子に聞いて、「綺麗よ」って言われて喜ぶんです。
 
 観ている方は気持ち悪い“しわくちゃ爺さんのストリップ”ですが、本人は大満足。今思い出しても笑ってしまいます。
 付け睫毛やブラジャーなどの下着はすべてアメリカ製よって自慢していましたが、こうした趣味は、検察庁からアメリカの捜査機関に派遣された時に覚えたそうです。
 法廷では被告人に対して「死刑を求刑する」なんて言ってる“鬼検事”が、ホテルでは「ワタシ、キレイ?」なんですから…。
 
 財界では、東海地方出身で大手商品取引会社の社長だった方(N大卒)が“チャンピオン”でしたね。とにかく「ド」が付くハードなM趣味の持ち主で、全身ミミズ腫れは当り前、猿轡されたままで針を刺され、最後は磔プレーで果てるという、気持が悪くなるぐらいの真性マゾでしたね。
 10年ぐらい前に肝硬変で亡くなりましたが、行き過ぎた刺し針プレーの所為だったようです。
 
 他には、サランラップでグルグル巻きにされて喜ぶ大手商社の会長、逆さまに吊られて随喜の涙を流していた中堅ゼネコンの社長、女性に赤い蝋燭を垂らした後、それを鞭で叩き落とすのが大好きな大手海運会社の副社長、乳首に針を刺して貰って恍惚の表情を浮かべていた大手鉄鋼会社の専務など多士済々。まさかと思うような変わった嗜好のお歴々ばかりでしたが、今さらながら人間って奥の深い“変な生き物”だなあって、つくづく思いますね。
 
 調子に乗って、お喋りが過ぎたようです。話の続きはまたの機会ということで…ごきげんよう。【サルトルの弟子】

 

 

 

 

 

 

 



 



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