2018年7月7日配信「東京仙人島週間mini情報」<連載>

「戦争とそれに続く虜囚体験が中内にもたらしたものはなにか。人間の底知れぬ残虐さ、卑劣さ、弱さであり、人間の運命の一寸先も知れぬ闇の深さである。そして、権力というものがもつ、法の名を借りた不条理さであった。中内のこれ以後の人生のエネルギーは、すべてこの体験が源泉となっている」(「カリスマ」佐野眞一・新潮社)

 

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<社会>

 

★「不起訴のご褒美は検事正」佐川宣寿前国税庁長官を不起訴処分にした山本真千子大阪地検特捜部長が晴れて函館地検検事正にご栄転。

 

◆「悪いのはネットと安売り店!」…「ネット通販やドラッグストア、スーパーの競合が原因」――公約の物価上昇率2%が達成できない日銀・黒田東彦総裁がお門違いの責任転嫁。

 

★「どいつもこいつも偽装ばっか!」「日立化成」が産業用バッテリーの検査データを偽装。

 

◆「アホくさ!」…田中理事長御用の「日大アメフト事件第三者委員会」が改めて「すべて内田監督と白井コーチが悪い」とダメ押し断罪の茶番。

 

★「2号機も失敗!」…どうせ資金はクラウドファンデイング?――ホリエモンロケット「MOMO2号」が打ち上げ直後に落下、炎上。

 

◆「殺虫剤にヘッドロックとはご無体な!」…兵庫県明石市の武川敬嗣文化振興部長がパワハラで依願退職。

 

★「ぼったくりネコ!」…「ヤマトHD」傘下の「ヤマトホームコンビニエンス」が会社ぐるみで引っ越し荷物水増しによる過大請求が横行。(☚しんぶん赤旗7/1

 

「“税金”で裏口入学」…東京地検特捜部が東京医大を支援事業の対象校にする見返りに自分の子どもを裏口入学させた文科省の佐野某科学技術・学術政策局長を受託収賄容疑で逮捕

 

★「神通力失墜⁉」秋元康氏の増資引き受けを囃した反社会的勢力関与のインサイダー取引?「KEY HOLDER」株価が急落

 

 

<政治>

 

★「どこまでもアメリカのポチ!」「朝鮮戦争の当事国のアメリカが負担しなというのは許されない」――参院内閣員会で自由党の山本太郎議員が真っ当な質問も安倍首相は例によって例の通りのモゴモゴ答弁。

 

◆「また嘘!」安倍首相が沖縄沖の米軍戦闘機の墜落について飛行停止を申し入れていないにもかかわらず「直ちに申し入れた」の大嘘。

 

◆「また、また嘘!」「労働者のニーズ」のはずが、いつの間にやら「経団連の要請」に!――働き方改革法案を強行採決した安倍首相が噴飯物の言い訳。

 

★「他人のフリ見て〜!」…「ルールを守りましょうよ、ルールを」――党首討論で安倍首相が岡田克也・無所属の会代表に子どもの喧嘩並みの捨て台詞。

 

★「黙っていればいいものを〜」新聞を読まない人は自民党支持だ。だから新聞なんか読まないように」――麻生財務相がまたまた寸足らず発言で物議。

 

◆「産めるような社会を作るのが政治家の仕事だろう(# ゚Д゚)!」「産まない幸せは勝手な考えだ」――二階俊博幹事長の“持論”に批判続々!

 

★「親会社はあの『JCサービス』⁉」細野豪志衆院議員(無所属)が沈没寸前の「JCサービス」(港区・中久保正巳社長)傘下の「JC証券」(同・久保田厚志社長)から昨年の衆院選中に“5000万円拝借”のお粗末。

 

★「タバコは親の仇?」…カイロ大学主席卒業が疑われる小池百合子都知事の禁煙一直線姿勢に「他にやることがあるだろう」の声。

 

 

<企業>

 

★「またまた大失態!」「みずほ証券」のインターネット取引で起きたシステム障害で2営業日半の取引停止

 

◆「上場廃止へ」…有価証券虚偽報告記載の「ソルガム・ジャパンHDが管理ポスト入りで上場廃止のカウントダウン開始。

 

★「4代目は詐欺師の“金主”⁉」…「経営陣として責任を取る」――かぼちゃの馬車事件で揺れる「スルガ銀行」株主総会で岡野喜光会長が初の公式謝罪も怒号止まず。

 

◆「有利子負債5兆円」…「借金は返せるのか!」――「武田薬品」株主総会でクリスト・ウエバー社長に大枚7兆円で買収した「シャイアー社」に不安の声続々。

 

★「黙して語らず」「富士フイルムHDの株主総会で「ゼロックス社」買収に関する質問が集中も肝腎の古森重隆会長は沈黙の行。

 

 

<海外>

 

◆「アジアの暴言大統領」「このバカな神は何者なのか!」――比ドゥテルテ大統領がキリスト教の神に対する侮辱発言が波紋。

 

 

<訃報>

 

🌸中沖豊・前富山県知事が肺炎のため死去。享年90。合掌。

 

🌸長野祐也・元自民党衆院議員(鹿児島1区)が膵臓ガンのため死去。享年79。合掌。

 

🌸俳優の名和宏さんが腎不全のため死去。享年85。合掌。

 

🌸落語家の桂歌丸さんが死去。享年81。合掌。

 

🌸作家の辰巳渚さんが交通事故で死去。享年52。合掌。

 

🌸米SF界の巨匠ハーラン・エリソンさんが死去。享年84.合掌。

 

🌸松崎公昭元民主党衆院議員が食道ガンのため死去。享年74。合掌。

 

🌸映画監督の藤原智子さんが肺腺維症のため死去。享年81。合掌。

 

🌸漫画家の佐藤タカヒロさんが死去。享年41。合掌。

 

 

 

 

 

 

 

 


2018年7月5日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>


禁煙知事(☚wikipedia)

 

 

本因坊師「ゲボッ、ゲボッ、オエ〜ッ(*_*)」

――また🚬を吸って…。「武士に二言はない」って大見得切って禁煙宣言したくせにダメじゃないですか。

本因坊師「“禁煙知事”の横暴に対する反抗だよ」

――確かに、🚬を親の仇のように忌み嫌う小池百合子都知事の姿勢は異常ですが、だからと言って…(*_*)

本因坊師「『都民ファースト』『希望の党』もグズグズだし、豊洲市場も未だにスッキリしないというのに、何をやっとるんだ、あの知事は!――東京を禁煙都市にすることに何の意味があるんだよ、まったく」

――汚いなあ。唾を飛ばさないでくださいよ!

本因坊師「60%以上もの税金を取っとるくせに、喫煙者に感謝するならともかく、まるで非国民扱いするなんておかしいだろ」

――都民の健康被害を考えてくれてるんですから、そこまで言わなくても…。

本因坊師「大きなお世話だよ。学歴詐称を指摘されるような知事につべこべ言われる筋合いはないわい!」

――そういえば、「カイロ大学主席卒業は大盛ツユだく」だと、どこかの週刊誌が書いてましたね。

本因坊師「都民の健康を云々するのなら、車の排気ガスの方が遥かに問題だろ」

――そらまあ、一理ある指摘ですが…。

本因坊師「いくら希望の党の失敗で国政の場への復帰が難しくなったからと言って、🚬にヒステリー婆みたいに八つ当たりする姿勢が気に入らんのじゃよ」

――そんなにカリカリしないで。🚬だって高いし、その分、貯金したらいいじゃないですか。

本因坊師「🍷も昔みたいに飲めないし、🏇も手許不如意で年に数回、まして🚺なんか遥か大昔の思い出。――残ったのは🚬だけじゃないか。静かな部屋で紫煙をくゆらせながらワグナーを聞く。ひと仕事終わった後、満足感に浸りながら一服する。――年寄りに残された数少ない至福の時間を奪うなんて、敬老精神に欠けた“みどりのオバサン”にはウンザリだな」

――みどりのスカーフをなびかせて都知事に当選した時には、天下を盗る勢いだったのに、今は滅多にメディアに取り上げられることもない枯れかけた“カスミ草”。渡り鳥政治家の末路は、哀れの一語に尽きますね。

本因坊師「『策士策に溺れる』――確固たる信念も胆力もないのに、魑魅魍魎が跋扈する政界で調子に乗り過ぎた報いだ。要するに彼女には、少しばかりの『才能』はあったが、リーダーにもっとも必要な『徳』がなかったということだわな」

――なるほど!

本因坊師「『才能ある人間にはカネを、しかし権力は徳ある人間に』――どうや。ピタッと決まっただろ!( ´艸`)」

-――お見事、決まりましたです!👏パチパチパチ👏

 

 

 

 

 

 

 

 


2018年7月4日配信「阿修羅になったヤス」<寄稿>

 

 

【交通事故治療費も払わず、債務不存在だと被害者を訴え、裁判官とつるんで勝った弁護士ら4名を広島弁護士会に懲戒請求書を提出しました】
 
訴えた弁護士及び訴えた内容は以下のとおりです。
 
1   懲戒を求める弁護士の氏名・事務所及び住所
氏名: 松永克己・白日雄歩・中川徹・安西紀皓 ら弁護士(以下、加害者代理人らという)
事務所: 松永・白日総合法律事務所
住所:〒730−0005 広島市中区西白島町17番13号4
 
2   違反する弁護士法並びに弁護士職務基本規定、民法第1条2項
(1) 弁護士法 第1条 (杆郢里牢靄榲人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。
弁護士は、前項の使命に基づき、誠実にその職務を行い、社会秩序の維持及び法律制度の改善に努力しなければならない。
  
(2) 弁護士職務基本規定第5条『信義誠実則』、(杆郢里蓮真実を尊重し、信義に従い、誠実カツ公正に職務を行うものとする。
■隠款髻 悵稻々坩戮僚長』 弁護士は、詐欺的取引、暴力その他違法若しくは不正な行為を助長し、又はこれらの行為を利用してはならない。
  
(3) 民法第1条2項及び民事訴訟法第2条 
「信義・誠実則」 民事訴訟において、当事者は、信頼を裏切ることなく、誠意ある行動(信義則、民法第1条2項)により訴訟を行われなければならない。
  
3 経過
3月29日、交通事故敗訴判決を受け、控訴理由書を5月31日提出後、まず、この裁判を仕組み、裁判官とグルになり、訴状どおりノ判決を出させた弁護士らに対する懲戒申し立てに取り掛かり、ようやく一昨日6月28日、広島弁護士会に調査委申立書及び関係書類を提出しました。
  
この裁判は、相生市在住、加害者利根美鶴という女性(事故当時76歳)が右折矢印信号がある国道2号線相生市龍泉寺交差点で信号を無視し、右折し、左青信号で車列の中、トラックの後を走行中の私の車の右前部に激突し、車は廃車、被害者の私は、頸椎捻挫、右肩腱板損傷、左肋軟骨骨折、肺部打撲傷の傷害を受けました。
  
右肩の痛みは今も続き、特に夜間は痛みがひどく2時間程度で目が覚める状態です。
  
事故は昼1時前、相生警察現場検証によると交通量は10分・150台です。
こんな交差点で信号無視、右折すれば事故は避けられません。
  
加害者の利根美鶴は、交通事故3日後、事故を起こしたことを詫び、保険会社にきちんとさせますと電話してきたので、治療費は払ってもらえるものと思っていたら、一部治療先の治療費は払われたが、大部分の治療先治療費は払ってもらえず、私が治療費を払っている状況が続いています。
私が払った治療費は現在55万円以上になっています。
  
加害者保険会社(旧富士火災、現AIG損保)に治療費を何度も請求しても払わず、払わない理由を示すよう再三求めたら、平成27年10月27日付書状で、腱板損傷はなく、症状固定だという書状が届きました(7月21日広島県立病院整形外科医師によるMRI診断結果は、右肩腱板損傷でした)。
  
症状固定は、保険会社が勝手に決めるものではない、医者が決めるもの、医者の判断を示すよう伝えたら、弁護士から回答させるというので、待っていたら、平成28年9月1日付で加害者利根美鶴を原告とした、訴状が広島地裁から届きました。
  
広島地裁裁判は、民事第1部総括裁判官、瀧見昇が単独審で10回も口頭弁論を行いました。
しかし私が求めた、文書提出申立、本人・証人尋問、医師の判断書提出、反訴取り下げなど、すべて却下され、本年3月29日出た判決は、100%訴状どおりでした。
  
この裁判で、理解できなかったのは、事故3日後、事故を起こしたことを詫び、保険会社にきちんとさせますと電話してきた、加害者が、原告となり、私を訴えてきた事でした。
 
納得できないので、昨年3月14日、加害者利根美鶴宅を尋ねたら、「広島で裁判をやっていることは知らない、弁護士と会ったこともない、委任状を書いたこともない」という返事でした。
  
広島に戻り、委任状を確認したら、28年1月20日付で、事件名だけが「債務不存在確認請求事件」と手書きされていることがわかりました。
 
私の代理人弁護士が、加害者代理人松永克彦弁護士から解決金提示要請を受け、治療中故、解決金提示はできないと回答したのは、6月1日です。
その後、加害者代理人松永克彦弁護士が「債務不存在確認請求事件」を提起するという書状を私の代理人弁護士に送ったのは、7月5日付です。
 
裁判で、原告は、委任状を加害者は書いたこともないと言っている、加害者代理人弁護士らが勝手に委任状を偽造したと思われると言ったら、法定では審議せず、龍見昇裁判官は、「加害者代理人らは、原告と面談した上で本訴を提起・追行している旨の陳述しているところ、このことを疑わせる証拠はない。」という判決を行いました。
  
判決にはいつ面談したかは、書いてありません。
しかし、委任状が書かれた日付は、28年1月20日です。
そうすると、1月20日以前に話し合い行ったということになります。
示談交渉を行う6か月以上前に、「債務不存在裁判委任状」の話し合いを行ったという判決には、なりません。
 
控訴理由書には、加害者代理人らは、いつ、何処で面談したか、明らかにするよう求めました。
しかし控訴審は、とんでもない理由で、現在控訴棄却通告を受けています。

  

判決を行った龍見昇裁判官に対する国賠償裁判について
控訴却下を行った、広島高裁第3部、生野孝明裁判長に対する抗告を7月2日に行った後、判決を行った龍見昇裁判官に対する国賠償訴状作成に取り掛かります。
第3代知財高裁 中野哲弘所長、第6代知財高裁清水節所長ら二人を国賠償訴訟で退官させた経験が役立ちます。
  
広島地方検察庁への私文書偽造告発について
龍見昇裁判官への国賠償訴状提出後、加害者原告代理人弁護士、富士火災担当者らを委任状(私文書)偽造告発を広島地方検察庁に行います。
  
本交通事故裁判ほど赤裸々に弁護士と裁判官がつるんだ裁判はありませんでした。
国民として許せません。当分本裁判に全力を挙げますことを皆さんに報告いたします。
  
今後ともどうかよろしく、ご支援のほど、お願い申し上げます。
  
  
阿修羅になったヤス
  
日本の民事裁判を考える会
事務局 原 敏恭
E-Mail  hon-ashura@do.enjoy.ne.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2018年7月3日配信「『かぼちゃの馬車事件』の次は『レオパレス21』と『大東建託』⁉――サブリース事業が生む、欠落住宅を掴まされローン地獄に陥るオーナーたち」<事件>


レオパレス21本社
(☚wikipedia)

 


 女性向けシェアハウス「かぼちゃの馬車」を巡る事件が、底知れぬ広がりを見せている。

 本誌は、6月26日配信で「事件の黒幕はスルガ銀行」と、指摘した。

 確かに「かぼちゃの馬車」を運営する「スマートデイズ」は、経営破綻を折り込み済みの詐欺商法だったが、それを承知でローンをオーナーに組ませ、審査書類の改ざんを承知していたのは「スルガ銀行」だった。

 「地銀の雄」として知られ、そのユニークな個人向けローンが金融庁に賞賛されていた「スルガ銀行」が、詐欺商法に加担していたことを示す今回の事件ほど、ビジネスモデルを失った地銀の迷走を示すものはない。

 さらに事件は、サブリースという業態で繰り広げられているビジネスが、「かぼちゃの馬車」同様の怪しさに彩られていることを証明した。

 アパートオーナーと住宅メーカーは、建築から入居者募集、建物の維持管理まで含める多彩な仕事を、アパートオーナーが住宅メーカーに一括して任せるというサブリース契約を結ぶ。

 この際、オーナーを集めるために過大広告を打つのがサブリース業界の通例で、それが極端に行き過ぎていたのが「スマートデイズ」だった。

 「頭金不要、利回り8%、30年家賃保証」といった惹句でオーナーを募るのだが、オーナーの年収によって物件を決め、不動産売買における中抜き、建設会社からのキックバックなどで高額物件を売りつけながら、高い利回りを設定するのだから空き家率が高くなるのも当然で、それが契約見直し(賃料引き下げ)のあげくの経営破たんに繋がった。

 この怪しい商法が、「スマートデイズ」とその背後の「スルガ銀行」だけでないことは、5月29日に放映されたテレビ東京の「ガイアの夜明け」でも証明された。

 この番組は前半で「スルガ銀行」、後半はアパート・マンション大手の「レオパレス21」を取り上げた。

 驚くべきは、「ゴールドネイル」「ニューゴールドネイル」といった「レオパレス21」のアパートシリーズに建築基準法違反の疑いが発覚したことだ。

 放映されたアパートの屋根裏には、各部屋の仕切り部分がなく、耐震、防犯、防音などさまざまな点で問題のある違法建築物だったが、シリーズで現存する184棟を調べたところ、9割以上の168棟の屋根裏に仕切りがなかったという。

 レオパレスは、「ガイアの夜明け」の放映日に記者会見して「違法建築物の疑い」を認めている。

 そのうえで外部機関や建築士事務所の協力を得て、全棟3万7852棟の調査に踏み切る方針を明らかにした。

 その実現可能性に疑義が生じているのはもちろん、オーナーがレオパレスに不信を抱いているのは、サブリース契約を一方的な理屈で、契約解除に踏み切ったり、家賃減額を通告することがある点だ。

 さすがに売上高約5310億円の企業だけに、倒産を織り込んだ「スマートデイズ」のようないい加減さはないものの、契約を結んだらこっちのものと、住宅を手抜きで建設、都合が悪くなれば勝手に条件変更。その無責任さの裏に、高額ローンを抱えて苦悩するオーナーがいる点は同じである。

 その先にいるのが、アパート経営の雄、サブリース業界の盟主といわれる反面、猛烈なノルマと離職率の高さで知られる“ブラック企業”の「大東建託」である。

 『週刊ダイヤモンド』などで何度も批判の特集を組まれ、最近も『大東建託の内幕』(三宅勝久)が上梓された。

 同書は、サブタイトルに「アパート経営商法の闇を追う」とあるように、どこに需要があるかわからない場所にアパート群が立ち並ぶ商法のカラクリと、社内事情などが明かされている。

 売上高約1兆5570億円を誇る大手の「大東建託」から、業界中堅の「レオパレス21」、そして設立5年で300億円企業となりながら倒産した「スマートデイズ」に共通するのは、サブリース事業である。

 程度の差こそあれ、そこにあるのは1億円、2億円といった高額物件を「売れば目的は達成」というビジネスモデルの持つ危うさである。

 少子高齢化が進み「空き家」が社会問題化している時に、「アパート経営」が利殖として優れているとは思えないが、業者は数多く、それぞれが多彩なメニューを持ち、将来の社会不安を感じる層に働きかければ、契約は可能で、「スルガ銀行」のようにそこに活路を見いだす金融機関と組めば、ビジネスは成り立つ。

 それが、詐欺商法を誘引することは、「かぼちゃの馬車事件」で証明されたことで今、サブリース事業そのものが点検を迫られている。【戌】

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2018年6月30日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」

(☚wikipedia)

 

――老師、これを見てください。

野党「森友学園との交渉記録あるんじゃないの?」
政府「ないよ」→ありました

野党「改ざん前の森友決裁文書あるんじゃないの?」
政府「わからない」→ありました。

野党「加計学園の総理のご意向文書あるんじゃないの?」
政府「怪文書だよ」→ありました。

野党「裁量労働のデータの元調査票ないの?」
政府「捨てた」→ダンボールいっぱいありました。

野党「南スーダンでの自衛隊日報、3年保存なのにほんとに3ヶ月で捨てたの?」
政府「捨てちゃった」→ありました。

野党「2009年2月に沖縄に核貯蔵するアメリカの提案を容認したよね?」
政府「そんな発言はない」→ありました(メモがアメリカで発掘される)。

野党「特定秘密保護法の逐条解説作ってないの?」
政府「ないよ」→ありました(強行採決前日に開示)。

野党「愛媛県・今治市・加計学園と柳瀬唯夫首相秘書官は面会してたの?」
政府「会った記憶はない」→面会記録「首相案件」文書ありました。

野党「4/28の交渉記録あるんじゃないの?」
佐川「廃棄した」→近財「作成した記憶がありました」


本因坊師「よくできとるやないか!」

――実は、人気ブログ「ネットゲリラさん」から拝借してきた政府の嘘つき一覧表です(テヘヘ( ´艸`))

本因坊師「そやけど随分と嘘をついたもんだなあ。テンコ盛りどころか、嘘のスカイツリーやないか(*_*)」

――(何ですか)、そのスカイツリーというのは)ほとんどが安倍首相を護るための嘘なんですけど、その安倍首相は総裁選3選を目指して頑張っているんですから…。

本因坊師「昔の自民党だったら必ず我こそは!という対抗馬が出たもんじゃがなあ…」

――目下のところ、石破某、岸田某、それに野田某女の名前が取り沙汰されていますが…。

本因坊師「皆さん、お育ちが良すぎるのか、それとも身を挺して首相の座を奪い取るガッツがないのか、影が薄い気がするんじゃが…www」

――確かに。このままでは“恐怖の3選”が現実のものになりそうですよ。

本因坊師「『モリ&カケ&スパ』――普通なら内閣が3つも4つも吹っ飛びそうなスキャンダルがあるのに、野党もだらしないが、それ以上に罪深いのは自民党の各議員だ」

――こうなりゃ、安倍首相以外だったら、誰がなってもマシじゃないかとさえ思ってしまいます(〃艸〃)。

本因坊師「組織というのは『カネと人事』を握った者が勝つとはいうものの、いくら何でも、いくら何でも非道すぎるだろう」

――(ハテ、いつかの委員会で聞いたような?)まったくです!

本因坊師「ところでモナ豪志がどうした、こうしたと喧しいが、何や?」

――昨年の衆院選の最中に、「JC証券」とかいうグリーンシート制度の主幹事業務を務める証券会社から5000万円用立ててもらったことが問題になっているようです。

本因坊師「JC証券?――それって破綻寸前、近々のデフォルトまで囁かれている『JCサービス』の子会社じゃないのか?」

――さすがは老師、よくご存知ですね!

本因坊師「モナ豪志もアカンなあ。あんなインチキ会社からカネを引くなんて、脳ミソが沸いとるんと違うか!(#^ω^)」

――旧民主党時代は、そこそこ期待されていたのに、その後、希望の党に移って、現在は無所属。事件の転びようでは政治生命も終わっちゃうんじゃないですか?

本因坊師「億単位のカネで問題になるのなら、まだ見どころもあるが、『JCサービス』みたいな詐欺会社からカネを融通して貰うようでは、残念ながら終わったなあ(´;ω;`)ウゥゥ」

――男前ですから、三島、伊豆の国、富士、御殿場などのおばちゃんたちには圧倒的な人気があったのにねえ。

本因坊師「『色男、カネと力はなかりけり』――静岡5区の親衛隊は、さぞかし😞しとるだろうなあ」

――しかし、万年ピーピー会社の「JCサービス」に、よくも5000万円のカネがありましたね。

本因坊師「どうせ太陽光ファンド名目で集めた出資金の横流しだろう」

――もし、それが事実なら単純な金銭貸借で済まないんじゃないですか?

本因坊師「現段階で決めつけるのは早計だが、穿った見方をすれば、行政から太陽光発電に必要な許可を貰うための“無心”だとすれば、贈収賄事件に発展するかもしれんぞ」

 

―ー太陽光発電の所管は経産省ですよね。リッチマンなので、まさかとは思いますが、“紀州のトッチャン大臣”は関係ないでしょうね。

 

本因坊師「オッ、珍しくエエ点を突くやないか!」

 

―ーギョッ!マジっすか(*_*)――もし、事実なら大変じゃないですか!

 

本因坊師「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ!――政治家たるもの、与党も野党もカネには目がないからのう( ´艸`)」

 

――金額は小さくても、現職大臣まで波及するとなると由々しき事件です。いつも老師が仰っていることですが、権力というのは『法律』という打ち出の木槌を振り回して私腹を肥やす不条理極まりない怪物ですね。――合掌!」

 

本因坊師「ヒヒヒ。人生色々、ましてや政治の世界は総天然色、何があってもおかしくないからのう!( ´艸`)( ´艸`)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2018年6月29日配信「週刊0510の特選レース」<週間レース社提供>

 


2018年6月28日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」

エエかげんにせんかい!
(wikipedia)

 

――ヘイヘイヘイ。我らが「サムライJAPAN」が堂々の2対1でコロンビアに勝利!――どこのどなたさんですかね!日本が負けるだなんて偉そうに言ってたのは( ´艸`)

本因坊師「ン?何の話やねん」

――(また始まった、得意の似非健忘症が!)あ〜あ。老師は日本がボロ負けすると断言していたじゃないですか。

本因坊師「記憶にないが、そんなこと言ったかな?」

――誰かさんの真似をしないで下さいよ。

本因坊師「誰かさんて誰やねん?」

――最近、その手の輩が増えて迷いますが、代表格は安倍某を筆頭に、佐川某柳瀬某、さらにはこの前ようやく記者会見をした加計某ですよ。

本因坊師「コラッ、あんな嘘つき野郎たちと一緒にするとは、無礼者め!!(# ゚Д゚)――それが師匠に対する弟子の言葉か!(# ゚Д゚)」

――間違いは間違いです(キリッ)!間違いに恩師も弟子もありません。老師は、いつも『過ちては改むるに憚ることなかれ』って言ってるじゃないですか。

本因坊師「そうだったかな(´;ω;`)――最近は物忘れが酷くてなあ」

――最近の年寄りは、すぐに年齢のせいにして、タチが悪いなあ!

本因坊師「それはそうと、穴見ナントカいう、大分の3回生議員が要らんこと言うたらしいなあ」

――(話をすり替えてズッコイなあ)厚労委員会にわざわざ足を運んでもらった肺ガンを患っている参考人に「いいかげんにしろ!」と、数回ヤジを飛ばしたんです。

本因坊師「酷いなあ」

――九州で「ジョイフル」なるファミレスチェーンを経営していることで、禁煙、禁煙言われると客足が落ちることを心配していたんですかね。

本因坊師「バカでもチョンでも国会議員だろう。家業の売り上げが落ちるのをを懸念してヤジを飛ばすとは、品格最低。究極の瓶詰頭と言うしかないのう」

――こんな知能程度でも国会議員になれるんですから…(*_*)

本因坊師「まあ、総理大臣や財務大臣が、あの程度だからなあ( ´艸`)」

――腹が立つといえば、加計学園・加計孝太郎理事長の記者会見には、思わずオシッコをチビりそうになりました。

本因坊師「ワシならウンコ漏らしてたかもなwww」

――(汚いなあ!)しかし、せっかくの初会見なのに、世間の目が大阪地震とサッカーに向いているドサクサに紛れて、しかも地元マスコミだけを集めて強行するなんて卑怯千万。陰湿、姑息すぎますよ。

本因坊師「類は類を呼ぶ。――いかにも安倍首相の刎頚之友らしいやり方じゃないか( ´艸`)」

――嘘づくめで獣医学部を設立しておいて、形だけの「減給10%・1年」ですからねえ。呆れてしまいますよ。

本因坊師「会見は、地元新聞の『山陽新聞』が仕切ったんだろうが、その『山陽新聞』の親方が加計学園の理事だもん。そりゃあ、田舎にはよくある出来レースよ!(*_*)」

――あんな小賢しい会見をすると、かえって尾を引いて傷口を広げるのに分かってないんですね。

本因坊師「『税金を喰う奴の人相は、いずこも同じ、秋の夕暮れ』――いやはや、いやはや!――(^^♪ あ〜あ あの顔で あの声で 妻や子が 手柄頼むと 振った旗〜〜 (^^♪))

――(アレッ。いつもの傷だらけの人生じゃないんだ)分かりました、分かりましたので今日は、これにて終わります。

 

 

 

 

 

 


2018年6月27日配信「東京仙人島週間mini情報」<連載>

「デモクラシーの語源の『デモス』は大衆、『クラチア』は支配するということで「法の制約なしに政府より人民たちの意志を通すという」のが元の意味だ。だから“バカが多数”だと、バカを通してしまう。少数尊重どころか、異議を無視して何でも片っ端から強行採決してきたのが、与党自民の多数決の屁理屈だ」(井筒和幸・日刊ゲンダイ6/23)

 

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<社会>

 

★「あの秋元氏にインサイダー取引疑惑⁉」作詞家・秋元康周辺関係者の事前の情報通り、「Key Holder」(JQ)の40億円第三者割当増資引き受けに絡んで金融商品取引法違反の声がネット上で氾濫。

 

★「タヌキ理事長見参!」…「目的のためなら嘘もOK!」――大阪地震&サッカーのドサクサ紛れに開かれた記者会見で加計孝太郎・加計学園理事長がノラリクラリのコンニャク会見。

 

★「癒着の構造、ここにあり!」2足の草鞋!――加計孝太郎・加計学園理事長の八百長記者会見を仕切った山陽新聞社越宗孝昌会長はナント、ナント!加計学園理事。

 

◆「古希を過ぎたら言いたい放題?」品川万理・福島県郡山市長「タバコは薬物」発言に批判殺到。

 

★「大阪は不起訴なのに〜⁉」…那覇地裁平良支部が議会の追及恐れ公文書を偽造した宮古市職員に懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決

 

◆「デレスケ課長」…茨城、神奈川県警が日本郵便会社法違反(加重収賄)でDMの過小申告の見返りに飲食の接待を受けた土浦郵便局の田中某元課長と八尾課長を逮捕。

 

★「さすがは嘘つき首相の刎頚之友!」…「嘘を嘘で塗り固めたうえに、さらに嘘の上塗りをしたもの」「何が嘘で何が本当だったか、本人も分からなくなったのでは」――加計孝太郎・加計学園理事長の記者会見に前川喜平前文科次官がチクり。

 

◆「仮想通貨狩り⁉」…金融庁が「ビットフライヤー」「QUOINE」「ビットバンク」「BTCボックス」「ビットポイント・ジャパン」「テックビューロ」業務改善命令

 

★「Dr,ガンマン!」…「精神科医に拳銃を持たせて欲しい」――安倍首相の盟友のひとり・山崎学日本精神科病院協会長の大胆すぎる提言が波紋。

 

◆「石(東芝)は浮かぶが、木の葉(はれのひ)は沈む?」…神奈川県警が嘘の財務諸表で「横浜銀行」から3500万円の融資を受けたはれのひ・篠崎洋一郎元社長を詐欺容疑で逮捕。

 

 

<政治>

 

★「2人揃ってしどろもどろの巻!」…「架空の話には答えられない」「事前通告を受けていないので答えられない」――参院決算員会での共産党・辰巳孝太郎参院議員の不意打ち質問に安倍首相、麻生財務相がオタオタ答弁。

 

★「災害対策より総裁選」…大阪北部地震の災害対策も程々に安倍首相岸田政調会長と赤坂・古母里でしゃぶしゃぶに舌鼓。

 

★「つい弱音⁉」「集中審議はもう勘弁してほしい」――安倍首相が麻生財務相、二階幹事長らと銀座「かわむら」で神戸牛を頬張りながら本音を吐露。

 

◆「懲りないアッキー」「私は変態コレクター」――昭恵夫人がスピリチュアルトークショーでエンジン全開。

 

★「日朝会談、波高し!」…安倍首相が北朝鮮との交渉役に“官邸のアイヒマン”=北村滋内閣情報官を起用の愚。

 

◆「どこまでも姑息」…防衛省が3日分のイラク日報を公表も緊迫の9日間は依然として欠落のまま」。

 

◆「お前こそ、いい加減にしろ!」「いい加減にしろ!」――衆院厚労委員会で受動喫煙対策について参考意見を述べる肺ガン患者に“自民党・バカの3回生”穴見陽一衆院議員(大分1区・細田派)が暴言。

 

 

<企業>

 

★「ジャニーズ通信が仇」森田仁基ミクシィ社長が子会社「フンザ」商標法違反による書類送検受けて辞任。

 

◆「社内規定違反!」…半導体大手・インテル社のブライアン・クルザニッチCEOが従業員との不適切な交際理由に辞任。

 

★「ちきゅう丸が座礁⁉」「日本海洋掘削」が倒産、会社更生法を申請。負債総額904億円

 

◆「耳は日曜日」「不正伏せたままの幕引きでも適切だ」――小野直樹三菱マテリアル社長の強弁に株主一同、口をアングリの巻。

 

★「株価突っかい棒が折れそうです⁉」…日銀による上場株式を組み込んだ投資信託(ETFが累計20兆円に。

 

 

<海外>

 

★「戦争終結の狙いは中間選挙対策?」…トランプ大統領が8月の米韓合同軍事演習の中止を発表。

 

◆「イスラエル敵視に異議あり!」…米国が国連人権理事会からの離脱を表明。

 

 

<訃報>

 

🌸吉泉秀男元社民党衆院議員が胃ガンのため死去。享年69。合掌。

 

🌸米プロレスラーのビッグバン・ベイダーさんが肺炎のため死去。享年63。

 

🌸日本舞踊家の猿若吉代さんが大動脈乖離のため死去。享年85。合掌。

 

🌸韓国・金鍾泌元首相が死去。享年92。合掌。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2018年6月26日配信「かぼちゃの馬車事件の“黒サギ”=スルガ銀行の株主総会は大荒れ必至!」<事件>

 
スルガ黒サギ銀行(wikipedia)


 詐欺師の“上前”をハネる詐欺師のことを「黒サギ」といい、尊敬はされないが腕と頭脳は一流の証である。

 だが、「黒サギ」であることがバレた時は、詐欺師に自らの罪も抱かせているのだから強く指弾されることは当然だろう。

 今、そんな疑惑を抱かれているのが、静岡県を拠点とする「スルガ銀行」(沼津市)だ。

 かぼちゃの馬車事件に関与、当初、「運営会社の「スマートデイズ」が、通帳などを改竄して物件を売りつけていたとは知らなかった」と、言い逃れをしていたものの、次第に改竄はスルガ銀行行員との“合作”であることが明らかになった。

 かぼちゃの馬車事件とは、女性専用シュアハウスの「かぼちゃの馬車」を運営する「スマートデイズ」が行なっていた悪徳商法である。

 「利回り8%で30年家賃保証」などと広告を打ってオーナーを集めながら、不動産売買の中抜きや建設業者からのキックバックで高額物件を買わせ、その結果、高額家賃で空き部屋が続出、自転車操業に陥って破綻に向かって突き進んだ。

 操業5年で売上高300億円という「スマートデイズ」の基盤を築いたのは、ビデオ安売り王として名を馳せた佐藤太治氏で、一気に業容を拡大してチェーン展開、最後は自転車操業に陥るのがいつものパターンなので、佐藤氏が「スルガ銀行」を巻き込んだように見えた。

 だが、その後、「ゴールデンゲイン」、「サクト・インベストメント・パートナーズ」、「ガヤルド」など同業のシェアハウス業者も、同じようなビジネスモデルを構築、破綻に至っていた。

 これらの企業に融資したのも「スルガ銀行」で、窓口となっている支店はバラバラ。例えば、「スマートデイズ」は横浜東口支店だが、「ゴールデンゲイン」は渋谷支店、「ガヤルド」は川崎支店である。

 これは何を意味しているのか。

 「銀行ぐるみで審査書類の改ざんなどを認めていたということに他なりません。既に、銀行は5月15日の記者会見で、『多数の行員が、不正を認識していた』といい、その詳細の解明は第三者委員会に委ねた、と逃げていますが、それ以降も、続々と、行員が改竄を指示する証拠が見つかっています」(被害オーナー)

 証拠は、音声データやLINEなどの会話記録などに残されているが、事例は多く、しかも指示内容は様々で「一部の行員がやったこと」で済まされるレベルではない。

 さらに、「スルガ銀行」にとって致命的なのは、2000億円の融資残があるシェアハウス事業だけではないことである。

 融資総額3兆2000億円のうち、約1兆円がシュアハウスを含む一般のマンション、アパートローン向けパーソナルローンで、同じ状況を抱えている。

 他の地銀幹部が明かす。

 「地銀の平均貸出金利は1%台がやっと。ところが『スルガ銀行』は3%台の半ばをキープしていた。その理由が高金利のパーソナルローンで、しかも7%台のフリーローンを抱き合わせで借りさせるなど、収益確保になりふり構わなかった」

 審査書類を改竄して「貸せない層を貸せる層」に変えただけでなく、シェアハウス業者が行なう「頭金ゼロ」や自転車操業に陥るのが必至の「高利回り表示」を黙認していた。

 そこには、6期連続で増収増益を達成していた経営陣から現場への、強いプレッシャーがあったという。

 つまり、かぼちゃの馬車事件は氷山の一角。――個人向け融資に大きくカジを切り、高利回りのためなら手段を選ばず、怪しい業者も厭わないというスルガ商法が根底にあり、実態はスルガ銀行事件だった。

 今や“悪夢案内人”と化した「スルガ銀行」の株主総会は6月28日。――被害者オーナーたちが大挙して押しかけ、「詐欺商法に騙された」と、声を上げるのは必至!?今年最大の注目される総会となりそうだ。【寅】


2018年6月23日配信<0510archives>「御家人三千綱の『正義の味方・岩手の旅編』(作家・高橋三千綱)

 

 


 「Mクンへ」。

 江戸ものの時代小説を書くために借りた恩方の家だったが、1年間、何も書けず、ついに撤退することにした。家賃が払えなくなったためである。

 しかし、家に移したものの、恩方からの荷物書籍はまだぜんぜん片づいていない。西新宿、笹塚、赤坂、府中と転々とした、20年越しの荷物なのだから簡単ではないのは承知だったが、それにしてもまだこれほど残っていたとは。

 7月26日に恩方と自宅の両方でだいたい整理したはずだったが、まいった。府中から恩方に運んだときは荷物を三分の一にしたのだが、本の多さは想像以上だった 。
 家にある本を三箇所に分散することを頼んで、家をでる。姉夫婦と甥っ子まかせになる。
 拙者は整理と力仕事は苦手なのである。

 11時に家をでて、新宿にいく。京王デパートで古書展をやっている。
 目的の本はなかったが、なんとなく1万円ほど購入。それを秘書を呼んで渡す。
 そのため、東京駅についたのが、2時35分という時間。40分にはやまびこ57号にのっていた。

 学研の加藤君と待ち合わせ。これが彼との最後の取材になる。
 パーゴルフの川上部長と広瀬編集長は拙者をはじめ、さまざまなリストラをフリーライターに敢行し、自分たちはいまだに居残ってえばっている。
 真っ先にリストラされるべきは彼らだろう。
 川上はパーゴルフを単体の会社として独立させることを企んでいるが、うまくいくことはないだろう。
 そう簡単に上場して儲けようという企みが成功するものではない。
 人格失格で人が離れる。
 パーゴルフはいづれ吸収される運命にある。
 加藤君はどちらにいくかいまだに決心がつかない様子。拙者は学研に残ることをすすめる。

 5時24分水沢江刺着。さみしい町だった。
 武家屋敷を探して歩いていると料亭があった。
 ていうことは、芸者か小粋な仲居でもいて酌をしてくれるのかと思い玄関に入る。
 なんせ、今日で半年間の禁酒が解禁になる夜なのである。
 つらかったなあ。

 ところが訪いをいれても誰も出てこない。
 となりに同じ経営者の「梅ふたり」という料理屋があったので入る。
 酒をおばさんに頼むと一合なのに徳利で出てきた。
 そのほか、肴が6品ほども出てくる。
 最後に飯。
 加藤君とふたりで合計5400円だった。
 それにしても岩手誉れのうまさは腹の底にひびいた。

 ここの店主はでてくるなり「みちつなさんですか」といきなり拙者の名を口にした。
 おおー、有名人と思っていると、なんでも拙者が37年前につとめた山の上ホテルに働いていたことがあるという。
 拙者とは入れ違いで入ったらしいが、よく知っているという。
 水沢地区を活発にしようという活動もしているらしい。
 もともとは田園地帯でうまい米どころでもあるのだが、先は見えない。

 そこを出て、繁華街というかスナック街を散策する。
 拙者はカラオケのあるスナックやできの悪い女がいるスナックは敬遠している。
 それで小料理屋を探したのだが、ない。
 「駅」の高倉健さんみたいな気分で、倍賞千恵子のような女将がいる店はないかと歩いたのだが、ない。

 それで「紅亭」というかろうじて小料理屋ぽいところのドアをあける。
 カウンターだけの店で3人の客がいた。
 拙者は入ると、ふたりは出ていった。
 あとで女将の同級生だときかされた。
 ということは女将は40歳半ばか。体格のある女で、肩も腰も拙者の3倍くらいある。
 それは誇張ではない。
 夫と別れて子供をひとりで育てるために、1年前から店をやりだしたということである。
 しかし、下半身の頑丈さが、可憐とはほど遠い現実を映し出していて同情まではいたらなかった。
 ここでも酒を一合のむ。
 隣の老人は牛乳を飲んでいた。
 怪我をしたとかで酒が呑めないのだという。いい老人だった。

 「みずさわ北ホテル」にもどり、快眠。しかし、それもすぐに破られる。
 6時前に目覚ましがなる。
 起きて顔を洗う。
 6時半にFM放送、「グリーンジャケット」のディレクターから電話がはいる。
 タケ小山司会の生放送に出演。なんだか分からない内に終わる。
 それからまた眠る。7時半に下におりて朝飯。スケバン刑事の3代目の大西なんとかという女優がいた。
 すっぴんであるので分からなかったが、あとからきて加藤君が教えてくれる。

 8時に栗駒カントリークラブ。取材相手の三浦氏は72歳でかつては日本シニアのチャンピォン。ラウンド後、インタビュー。加藤君はそのまま新幹線で東京へ帰る。

 拙者は盛岡にいって「さんさ祭」をみるつもりだったが、ふらりと入った小料理屋の酒がうまく、生ビールと酒、つまみ代でしめて1500円を払って店をでて歩き、水沢祭をみる。
 そのさみしさに盛岡の「さんさ祭」の壮大華麗、「群舞鳴動」とくらべて、思わず涙する。
 見物客もおらず、テキやも出ていない。
 テキやのいない祭は健康すぎて騒ぐ気にはなれない。
 テキやという、整理屋がいるからこそ、日本の祭は表向きに喧嘩ですべて納まってきたのである。
 歩くうちに昨日入った「紅亭」に明かりが入っているのを見て、また入る。
 今日も牛乳を飲む爺さんがいて、テレビを見ていた。店を出て、しじみラーメンを食べる。妙な味だった。
 盛岡行きはあきらめて、北ホテルに投宿。

 8月2日(日)。朝飯後、武家屋敷や後藤新平の生家をみる。
 武家屋敷は式台つきの立派な玄関をそなえていて、正面からまっすぐには式台が見えないように敷石がおかれ、樹木が茂っている。
 中庭との堺には塀がある。
 潜り戸を抜けて庭にでる。
 落ち着きのある庭園で、中の座敷も江戸の趣そのままに残っている。
 こういうものがさり気なく残されているところに文化を感じる。
 無粋な政治家には理解できない境地だろう。
 中国の共産党にいたってはゼンゼン理解できない深淵な世界だ。
 日本のよさと誠実にいきた江戸の人のこころを見る思いがした。

 盛岡まで在来線でいく。バスで盛岡競馬場へ。無料バスである。沿道にはもうゴザやビニールがしいてあって踊りのための場所取りをしている。6時から始まるので、競馬のあとの見物には丁度いい。
 バブルの殿堂、そのなりの果てと貸した競馬場にはいる。2千人足らずの観客しかはいらないところへ、3万人分のハコモノを建てたのは地方競馬に群がった魑魅魍魎の虫どもだ。みんな死んだか、よいよいになっているはずだが、しぶとく生きのびているのもいるときく。
 この建物を建てるために盛岡競馬はすべての蓄えを吐きだし、さらに借金をのこした。儲けた建設会社は東京に逃げていった。日本長期銀行のハイエナだ。連中はアメリカ人の手先となり、ある幹部は2億円のチップをスイス銀行に振り込んでもらって大喜びしている。そのうちのひとりがまたぞろ、3行合併をもくろんで、国から金を奪おうと画策している。死刑にすべき連中だ。住友の西川もしかり。郵政銀行に逃げ込んだが、住銀時代に変額保険で老人たちを破滅させたひとりであることは間違いない。

 盛岡競馬のC1級クラスの競馬は一生懸命走っている馬には可哀相だが、迫力が中央の馬とはゼンゼン違う。
 もう、使役馬かサファリ動物園でライオンの餌になるのが目にみえている。
 無惨な世界だ。
 殺されるところを見たら、牛も馬も肉という肉は喰いたくなくなるだろう。

 ここの建物の中にはレストランはなく、したがってビールも売っていない。
 外に建てられた掘っ建て小屋にいくしかない。
 そのうちのひとつにはテレビがないのでレースがみられない。
 つまり、酒を売れば馬鹿な客が八百長だと騒ぎ出すと競馬組合ではみているのである。

 競輪とおなじ発想である。
 ジュースを飲みながらギャンブルなどできるわけがない。
 客を小馬鹿にした発想が、競輪や地方競馬を破綻させるのである。
 競輪には県の幹部が多いに関わり合い、天下りというか、ドブ鼠くだりをして職についているが、こういう輩の月給が厩務員の待遇のひどさにつながるのである。

 10レースの「フェアリーC」にキングヘイローの子、クインオブクインが出てきた。
 中央組を迎えたマーキュリーカップでは大差の5着とさすがに苦戦したが、ここでは楽勝。ダートの1800を馬なりで勝って150万円を手に入れた。
 30日のビューチフル・ドリマーCが楽しみだ。
 ここには中央からタマノホットプレイやトーセンブライトが出走を予定している。
 固い馬券だったが、2.3倍を手にして祭に向かう。
 
 神社のあるところで降り、小雨の中、乱舞する浴衣姿の女を見ていた。
 新幹線の時間がきて、途中で引き上げざるを得なかったのは、さすらいの馬券術師らしくない。
 やはり、儲けが少なかったのか、それとも、雨の中で飲んだビールが肝硬変を刺激したの分からない。
 いづれにしろ、ぐったりしてはやてに乗った。

 車中で買ったばかりのパソコンでトースポ用の原稿を書いて送る。
 このモバイルを使ったパソコンはテレビショッピングで買ったものでモバイル利用で15000円、ワードなどオフィス使用にプラス1万円の2万5千円で購入したものだ。
 毎月3千円ほどかかるが、さすらいのおっさんには便利なしろもので、ゴルフのクラブが一本8万円もすることと比べると、先端頭脳がいかに、安くこき使われているか、悲しいまでに理解できる。
 彼らが先行きに暗雲をみつめていることが分かる。

 

 

                                        死ぬまで生きる、正義の味方より。

高橋三千綱HP
http://homepage3.nifty.com/michitsuna/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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