2023年12月6日配信「週刊0510の特選レース」<週間レース社提供>
- 2023.12.05 Tuesday
- ミニ情報
- 17:52
- comments(0)
- -
- -
- -
- by polestar0510
失われた歳月の無惨さを感じずにはいられない80枚近くの家族写真を目のあたりにして、改めて1日も早いめぐみさんの帰国を願わずにはいられません。(S・A)
『刑事(デカ)』
一、人間ドラマの東京に
刑事と呼ばれて今日もまた
事件の現場に飛んでゆく
都民の平和願いつつ
誇りは高しわれらは刑事
二、聞き込み張り込み証拠をそろえ
犯人追うて西東
靴もすりへる夜も更ける
カレーライスで元気を出して
今日も終電午前様
三、 夜中の電話で事件を知れば
明日の日曜の約束も
反故に破って地取りの捜査
きっと見つける犯人の顔
都民に誓う心意気
四、 犯人も人の子調べてみれば
事情に泣かされることもある
苦しかろうが世の中は
正しい道しかないのだと
さばきへ送る日涙あり
『正義に燃えて』
一、暑い日もあり寒い日も
尾行張り込みものではないが
ふと見上げた満月が
我が子の寝顔に見えるのも
それが刑事にゃつらいさ
厳しい道だがどこまでも
二、悪い奴だと正義に燃えて
鬼の心で取調べても
差し入れ弁当涙で食べる
犯人(ホシ)もやっぱり人の子
それが刑事にゃ泣きどころ
きっとなれなれ真人間
三、長い年月捜査に暮れて
事件(ヤマ)が解決したそのとき
仲間と笑顔で交すグラス
被害者(ガイシャ)のうれしい顔が浮かぶ
それが刑事にゃ生き甲斐さ
やがて夜明けの鐘も鳴る
(唄・大川栄作)