桂馬隆志の一刀両断! 「鳩山政権1ヶ月の公約進捗状況を点検する」

 「脱官僚」を掲げた新政権が発足して早くも1ヶ月が経過した。民主党にとっては、何から何まで初物尽くし、それも前政権の“厄介な置き土産”が山積している修羅場に素手で駆けつけたような政権交代だっただけに、まさに緒についたばかりの段階。性急に採点するのもどうかと思うが、敢えて鳩山民主党の掲げた『主要公約25』の進捗状況を点検してみた。

 まず、政権交代の最大の眼目であった「政治主導の予算編成」は、補正予算を3兆円近くカット、90兆円の大台乗せになった来年度本予算概算請求を行政刷新会議で精査、無駄を削減して大ナタを奮う。鳩山首相が国連で高らかに宣言した「温室効果ガス25%削減」は、実現に向け必要な国民負担や経済効果を試算するワーキング・チームを発足。「米国とのFTA締結交渉」は、赤松農水省が渡米、カーク米通商代表部代表と会談するも本交渉には至っていない。「インド洋での補給」は、来年1月の根拠法失効に伴い、海上自衛隊を撤収。代替案として民生支援を検討、岡田外相がアフガニスタンを電撃訪問した。「普天間飛行場移設」は、具体的な移設先が決まらず、鳩山首相は県内移設容認を表明するに止まっている。また「東アジア共同体構想」は、中・韓からは評価されたが、米国には説明せず、先送りの公算大。
 「北朝鮮拉致問題」は、新しく対策本部を設置、首相自らが充実させることを明言した。

 「暫定税率廃止」については、来年度からの廃止をに向けて、政府税制調査会で議論をスタート。「国債発行抑制」は、藤井財務相は歯止めをかける方針も、税収落ち込みで赤字国債発行の公算大。「税制改正」は、党税調を廃止、政府税調に一本化。租税特別措置見直しを協議。「天下り禁止」は、原則廃止を閣議決定。但し当面は公募方式で維持。「公務員制度改革」は、来年4月の内閣人事局設置は未定のまま。「地域主権の推進」は、地域主権戦略室を新設。来年の通常国会に基本法の提出を検討。「国会議員の定数削減」は、民主党が衆院比例定数80議席削減案を出すも、社民・国民新党の反対で頓挫。「政府入り議員増員」については、議員100人以上の政府入り法案は先送りされた。

 前原国交相の現地訪問で話題を呼んだ「脱ダム」は、八ツ場ダム・川辺川ダムの建設中止を表明したのをはじめ、全国48ダムの一時中止を宣言。反対意見が多い「高速道路無料化」は、場所は未定だが、平成22年度から地方を中心に段階的に実施することを表明した。「郵政民営化見直し」は、臨時国会に株式放出凍結法案提出の予定だが、会社形態など具体案は未定。「雇用対策、製造業派遣禁止」については、緊急雇用対策本部を設置。製造業派遣禁止についても検討を開始する。

 「子ども手当支給」は、官房長官が来年6月後半からの支給を表明。「母子加算手当の復活」については、年内の復活を確約。不評の「後期高齢者医療制度」廃止は、平成25年度からの新制度移行を検討するための有識者会議を設置。未だにすっきりしない「年金記録問題」は、日本年金機構を来年1月に暫定発足、対策チームを設置し本格的な全面照合に着手。「公立高校無償化」は、政策会議でヒアリング、来年度からの実施を目指して、来年の通常国会に関連法案を提出することを、それぞれ決定。また「農業戸別補償」についてはコメを対象とするモデル事業の来年度実施を検討中である。

 以上、駆け足で25の主要公約について現在の進捗状況を点検してきたが、既に本格的に走り出したものあり、スタートラインに就いたばかりのものあり、未だ準備に手間取って“銭湯の暖簾状態”のものあり。千差万別だが、実際問題1世紀以上も続いてきた「官僚政治」の打破を一朝一夕に望むのは酷というもの。国民は100年余の間、この日を待ってきたのである。僅か4年が待てないはずはない。「急いてはことを仕損じる」。「政権交代」の実効化を静かに待ちたいものである。【桂】

御家人三千綱の「正義の味方・ジャパネットたかた&学研編」<高橋三千綱・特別寄稿・癸魁

「M君へ
 昨日は母の一周忌にきてくれてありがとう。賑やかに喋ってくれる君がいたおかげで、座があかるくなった。
脊椎損傷で一時は一生車椅子での人生を送るのことを余儀なくされていた君が、一応歩けるし、電車にものれるようになった姿をみるのは一安心だ。
 だが奥さんの苦労は大変なものだろうな。君は自分自身の生きている意味を考えているようだが、それに対して拙者は無責任でいる立場をくずすことはないだろう。
 ただ、一緒にできる仕事はこれからもやっていきたい。やりがいのある仕事を頼みたいと思っている。

 最近のことを書いてみる。

 8月12日のことだが、新幹線でもどる車中で、トースポの原稿をかいた。ジャパネットたかたで15000円で買ったNECのLaVieを使った。これは、買った当時は安いと喜んでいたものだが、2週間後に9800円で売りだしたことが判明。
 いくらなんでもひどい。あのキンキン声にだまされたのかと思うと、たとえ5000円でも腹がたつ。
 それで質問状と返金請求を書いて出すことにする。なめんなよ、といいたい。
 こういうことが公表できる世の中になったのは、見晴らしがよくなって大変いい。コンピューターにも使い方がある。

 それから車中で還暦ルーキーの古市プロのことを「テーミス」に書いた。彼は40歳のときゴルフ倶楽部に入会して、クラブ選手権を10回とったカメラ屋のオヤジだが、阪神大震災ですべてを失い、一念発起してプロになったオヤジだ。
 彼をモデルにした映画「ありがとう」も2年前に完成した。彼の神さまは「感謝」の神である。
 あらゆる壁にぶつかるたびにそれを切り抜け、やがて優しくなれる自分に勇気が湧く、それが「感謝」の神さまというわけだ。
 人様々だが、気力のある人が楽しい人生を送れるということだろうな。
 拙者はなかなか真似できないが、まず、雨の中でも歩くことから始めてみようかと思っている。

 拙者の仕事はまずまずだが、講談社に渡した「素浪人浪人心得」がまだ本にならない。新担当のM氏は700枚を越える原稿をどう縮めるか苦慮している様子だった。
 どこの出版社も不況で苦しんでいるが、それをいいだしたらきりがない。前に進むしかないないのだから、やるしかない。そう、ハッパをかけておいた。

 そういえば、君も知っている学研のK氏のことだが、いつのまにかパーゴルフを離れていた。副編集長から編集長になると思っていたので、その人事異動は不快であった。
 編集のトップは取締役掘氏で、全て彼の判断だいわれているが、しかし、直接の上司だったK部長に気に入られていないのが左遷の原因だと拙者は思っている。K部長は信用ができない。
 パーゴルフを独立した出版社にして自分が社長になろうと企んでいるようだが、ついていく編集者はどんなやつになるか。しかし、蛇のような生き方をするやつが横柄な面構えをしていられる会社組織というものは不思議だ。
 拙者の連載も劇画、チャンピォン物語ともにK部長の情実判断のもとで斬られた。劇画が途中でおわったとき、パーゴルフの部数は月刊で2万部落ちたという。年間で5000万円の損失だ。
 それでも部長が居座ることができる組織なのだ。首にされたままの拙者は当然面白くない。悪口をいうのは当たり前だ。正義漢らしくないかもしれないが、いい人ぶっていられるほど呆けてはいられない。
 向こうが正しい判断だというなら、ライターであるこっちにも生活権がある。いっそのこと、「著作者人格権の侵害」でK部長と掘氏を訴えてやろうか思っている。
 ただし、学研本体とは喧嘩しない。当たり前だ。弱い者いじめをするやつをやっつけるのが正義の人なのだ。
 負ける勝負はしない。しかし、顧問の中山氏がやめろというので、まだ、考慮中だがね。ともあれ事業部として独立する編集局は掘氏の指揮のもとでどんな編集をすることになるのか。
 パーゴルフで拙者の担当だった加藤氏は独立するパーゴルフの編集局にはいかず、学研に残ることにしたという。いい決断だ。
 学研は人事がまだ迷走中。出版部で拙者の担当部長だった人はゼンゼン別の部署にいったという。仕事をする約束になっていたのだが、まだ連絡はない。新部長からも何の連絡もない。そういう会社なのだと割り切るほかないだろう。怒るだけなら、訴訟したほうが健康にはいいのだろうと思っている。

 それはともかく、民主党の教育路線期待で学研の株価が急騰して250円になったが、拙者は9月半ばには200円を切るとふんでいる。
 五反田に建てた新社屋は実はすぐに売り払って、おなじところで賃借中の状態でいる。まずは個人的な憤慨を君にぶつけた格好になった。許されよ。
 君も同じ雑誌で仕事をしていて突然きられた経験があるし、とりあえず、やられた同士の怒りをどこにどう向けていくか、考えてみようというわけだ。泣き寝入りは体に悪いからな。怒ろうぜ、同士。

さすらいの御家人より」


高橋三千綱HP
http://homepage3.nifty.com/michitsuna/


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