2018年7月21日配信「^^♪暑中お見舞い申し上げます^^♪」

 

暑中お見舞い申し上げます

2018年盛夏

週刊0510編集部・勘太郎編集長&スタッフ一同
 


2018年7月20日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」

本文と関係のない鯵(wikipedia)

 

 

――(些か旧聞に属しますが)教団トップの麻原彰晃以下、オウム真理教の幹部7人の死刑が執行されました。

本因坊師「う〜む」

――地下鉄サリン事件以来、実に23年。長かったですね。

本因坊師「う〜む」

――どうしたのですか、「う〜む」ばかりで。体の調子でも悪いのですか?

本因坊師「体はどうもないのだが、恥ずかしながら懐具合が重症で、オウムどころじゃないんじゃよ」

――な〜んだ。金欠ぐらいで落ち込むなんて、老師らしくないですよ(〃艸〃)。そんなことぐらいで元気を失くしてるとチコちゃんに「ぼ〜っと生きてんじゃねえよ」って言われちゃいますよwww。

本因坊師「若いモンはエエけど、歳をとると何処で倒れるか分からんし、多少は持っていないと心細いもんやぞ」

――くよくよしないで一緒に歌いましょう。♪ボロは着てても 心は錦♪〜。

本因坊師「そんな歌ではアカンよ」

――じゃあ、これではどうですか。♪あ〜あ あの顔で あの声で 手柄頼むと妻や子が 千切れるほどに 振った旗〜♪

本因坊師「ありがとう。少しはマシになったよ。しかし…」

――元気が出てきたところで、さてと…。

本因坊師「最近の天気はどうも極端でイカンな」

――天気のことは、文字通り「お天道様の気分」。凡人、ふたりであれこれ言っても仕方ないと思うんですけど…。

本因坊師「じゃあ、何故、お天道様の気分がこんなに悪いんじゃ?」

――お天道様も金欠病なのかも…www

本因坊師「昔の人は『天変地異は人心の映し鏡』と言うたぞなもし」

――なるほど!渋いですねえ、その言葉。

本因坊師「『天変地異は治世の乱れ』という言葉もあるぞ」

――両方の言葉とも、今の世の中をピタリと言い当てていますね。ところで、新幹線のぞみ号事件然り、交番襲撃事件然り、座間アパート事件然りと、最近、まったく縁のない人を殺しておいて『殺すのは誰でも良かった』だなんてホザく輩が増えていますが、あんな理不尽な事件が多発するのも、やはり天変地異と関係あるんですかね」

本因坊師「あれは世の中に希望が持てず、行き先が見えない時代に起こる事件だ。加害者は、決してまともではないが、さりとて狂人でもない。実に厄介な種類の人間だが、こんな善悪の区別がつかない人間が増える原因を強いて挙げれば、社会に蔓延する『閉塞感』であり、社会に対する『絶望感』だろう」

――♪こんな社会に誰がした、トンコ、トンコ♪

本因坊師「そりゃあ、あの人だろうwww」

――あの人?

本因坊師「皆まで言わすな。空気を読め、空気を読めよ」

――と言うと、「俺が正義だ!」とばかりに、国民の大多数が信じないような説明で相手をはぐらかし、且つ、聞く耳持たず数の力で横車を押して恥じないあの人のことですか?」

本因坊師「『正義の定義』が根本から違うんだから…」

――でも、国民が選んだのですから…。

本因坊師「もう1回歌おうぜ、♪あ〜あ あの顔で あの声で 手柄頼むと 妻や子が 〜〜♪」

――ホント、英霊たちに申し訳ない今の日本ですね!(*_*)

 

 

 

 

 

 

 

 


2018年7月19日配信「週刊0510のおススメ映画」

 

 


2018年7月18日配信「助成金は3500万円/年!――裏口入学で文科省局長を落とした東京医大の“前歴”」<事件>

 
黒い巨塔(wikipedia)

 

 「森友学園事件」を不発に終わらせた検察が、次に選んだのは東京医大だった。

 東京地検特捜部は、国の支援事業で東京医大に便宜を図った見返りに、自分の息子を同大医学部に裏口入学させたとして文科省前科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者を逮捕した。

 佐野容疑者と大学を仲介、受託収賄幇助容疑で逮捕された谷口浩司容疑者の他、点数を水増し、不正合格を指示した東京医大トップの臼井正彦理事長、鈴木衛学長の不正も暴かれ、今後、文科省と私大の補助金を介しての「癒着の構図」にメスが入れられる。

 森友学園では、安倍晋三政権に配慮、財務省官僚の罪を不問に付しながら、政権に関係なければ遠慮なく「霞が関」に踏み込む検察のご都合主義はさておき、補助金と監督権限を武器に、天下りの受け皿にすると同時に“財布代わり”にし、そればかりか自分の子供まで押し込む官僚の腐敗は、徹底的に糾明すべきであろう。

 同時に、東京医大という大学の持つ“体質”についても触れておくべきだ。

 東京医大が450億円の新病院建設工事を巡って、スキャンダルに見舞われたのは2012年から14年かけてのことである。

 まず、時系列で眺めてみよう。

 東京医大は、16年に創立100周年を迎えるということで、それに合わせて新大学病院と既存病院の改修工事を行なうことになった。

 工事を受注したゼネコンは、かねて理事会と親密で過去に実績もある「大成建設」だった。

 だが、学内には「特定の業者に決めつけるのではなく、公正を期すべきではないか」という声があり、その急先鋒が、コンプライアンス担当理事でもある飯森眞喜雄副学長(当時)だった。

 その飯森氏に「不倫疑惑がある」とした怪文書が流れたのは、12年6月頃のことで、それと連動するように右翼団体の正氣塾が街宣活動を行なった。

 その直後、「大成建設」の多田博是副社長が飯森氏に接触、「大成建設への受注協力」を持ちかける。

 12年7月25日、2人はホテルオークラの「山里」で会談、攻撃が続いていた飯森氏は会話をICレコーダーに収めた。

 「力になれば、ニンジン(キックバック)はあるの?」という飯森氏の問いかけに、多田氏が「1%を合法的なコンサルタント料として還元したい」と、述べるなど、かなり生々しい。

 しかし、飯森氏は応じず、正氣塾の攻撃は続いていることから同校OBが「事態打開のため」と称して動き、大成本社に飯森氏を連れていって、「辞表をかけ」と迫っている。

 「書く理由がない」と、飯森氏は断ったが、こうした一連の工作と動きを、警察に相談したこともあって、東京医大は調査委員会を立ち上げて調査を開始する。

 その結果、「飯森攻撃」は収まり、「大成建設」は工作が表面化したこともあって、公募型プロポーザルには参加せず、結局、受注したのは「大林組」だった。
 
 こうした不自然な工作は、いつか必ず社会問題化する。

 13年春頃から受注過程を問題視した警視庁捜査2課が、関心を持って内偵捜査に入った。

 それをいち早く伝えたのが経済月刊誌『FACTA』(13年6月20日発売号)で、半ページほどの短いコラムで経緯を書いたところ、それに過剰反応した東京医大は、すぐに同誌を名誉毀損で提訴した。

 ここから『FACTA』が連続掲載、『週刊文春』が追撃して「録音データ」を公開、東京医大はスキャンダルにまみれた。

 事実なら由々しき事である。

 東京医大は私大なので、大学経営陣とゼネコンなど業者との癒着を立件するのは難しいが、バックリベートがあれば背任罪での摘発は成り立つとして、捜査2課とは別に、東京地検特捜部直告1班が内偵捜査に入った経緯がある。

 また、攻撃を受けた飯森氏も一連の経緯は許し難いとして、警視庁捜査2課に強要未遂で刑事告訴、そちらの捜査も始まった。

 しかし、検察、警察ともに決め手を欠き、なかでも「大成建設」が下りて、受注に至らなかった点が大きく、大きな謎を残しながらも事件は終結した。

 そうした“過去”があるにも拘わらず、東京医大という大学の「体質」は変わらなかった。

 当時、特捜部直告1班を率いていた副部長が、現特捜部長の森本宏氏である。

 東京医大の癒着・隠蔽体質を知る森本部長だけに、今回の摘発は、リベンジの意味合いもありそうである。【寅】

 

 

 

 

 

 

 


2018年7月16日配信「週刊0510のおススメBOOKS」

 

 

 

 

 

 

 

裁判所の正体:法服を着た役人たち

 

 

 

 


 

 

 

 

 


2018年7月14日配信<0510archives>「『Black Box』(伊藤詩織著・文藝春秋)が告発する司法の歪み」<事件>



 


 

 

 

 

 レイプ被害者として「顔出し告発」していた伊藤詩織さんが、10月18日、『ブラックボックス』(文藝春秋)を上梓した。
 
 今年5月、詩織さんは検察審査会に不起訴処分を受けて異議を申し立て、記者会見で経緯を説明した。
 
 その時も衝撃だったが、検察審査会での「不起訴相当」を受けて著した本書では、そうした会見などでは伝わらぬ思いが、時系列で詳細に語られ、一級のノンフィクションであると同時に、日本の司法システムに対する鋭い告発書にもなっている。
 
 圧巻は、「安倍晋三首相に最も近い記者」という評判の元TBS記者・山口敬之氏と、詩織さんにとって同氏に対する「顔を思い出したくもない加害者」であるという辛さを封印して、責任を追及するために行った交換メールの公開と、高輪署、警視庁捜査一課、そして検察との「山口氏の圧力」を感じながらの切迫した交渉だろう。
 
 率直に感じられるのは、詩織さんの強さである。
 
 それは5月時点の「顔出し会見」で証明されてはいたが、今回、明かされたジャーナリストを目指して欧米で学んだという経歴が、告発への動機を裏付けるとともに、そうした意志も強さも持っている人が、それでも「司法のカベ」に跳ね返されてしまった。
 
 強さは、レイプ犯を許さないという一貫した姿勢にあるが、その一方で、詩織さんの心は常に山口氏の“幻影”に怯えており、「魂の殺人」だというレイプが被害者に与える傷の深さに慄然とさせられる。
 
 それだけのプレッシャーを受けながら、これまでのレイプ被害者の大半が、「正体を晒しても何の得にもならない」と、勝訴しても自分の胸の内にしまい込むか、示談に応じて事件を封印するなか、詩織さんが実名告発し書籍まで発売したのは、個人的な恨みを晴らすのではなく、「私に起こったことが、あなたに、あるいはあなたの大切な人に降りかかってくるか、誰にも予測はできないのだ」(まえがきより)と、訴えたいからである。
 
 その告発するという行為の結果として、司法の“歪み”が露呈した。

 

bbc_01_20180701.png

                                                                      BBC公式HP
 

 

「よくある話だし、事件として捜査するのは難しいですよ」
 
 担当する高輪署のA氏が、最初に投げかけたのはこの言葉であり、詩織さんは「それはあまりに残酷な言葉だった」と、嘆く。
 
 以降、「今まで努力してきた君の人生が水の泡になる」と、被害届の提出を考え直すように説得するA氏を、むしろ詩織さんが引っ張る形で捜査は進み、山口氏の帰国を待って逮捕するところまで進展した。
 ところが、15年6月8日、成田空港に山口氏逮捕に出向いたA氏から「逮捕できません」という連絡が入る。
 
 理由を問うと「ストップをかけたのは警視庁のトップです」という返事。後に、それが中村格警視庁刑事部長(当時)であることが明らかになる。
 
 以降、所轄の高輪署から警視庁捜査一課に事件は移送され、A氏も担当検事も配置替えとなり、事件は封印の方向に向かう。
 
 捜査一課の捜査が、不起訴へ持っていくためのものであるのは、「なぜ逮捕状が出たのに逮捕しなかったのか」という詩織さんの問いかけに、「逮捕状は簡単に出ます」と断言。「社会的地位のある人は、居所がはっきりしているし、家族や関係者もいて逃走の恐れがない。だから、逮捕の必要がないのです」と、いってのけた捜査一課幹部の言葉で明らかだ。
 
 官邸から中村部長へと伝えられたことで発生した“忖度”は、捜査現場を動かして起訴には不十分な捜査内容となり、不起訴処分は出た。
 
 その証拠に沿って国民からくじで選抜される検察審査会の審査員が、検察官に誘導される形で事件性を審査すれば、「不起訴相当」となるのも無理はない。
 
 司法は、そのシステムを熟知し、方向性を変えうる力のある人間が操作すれば、簡単に歪むものである。
 
 レイプが行われたとされる15年4月4日以降、2年半の歳月をかけて詩織さんが著した『ブラックボックス』で、我々が読み取るべきは、レイプ被害の傷跡の大きさとともに、それを見逃してしまった司法システムの検証であろう。【午】

 

 

 

 

 

 

 

 


2018年7月13日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」

 

東京医大本部(Wikipedia)


――古い話で恐縮ですが、あと一歩だったのに…惜しかったですねえ(´Д⊂guyajii)

本因坊師「どないしたんや?」

――ベルギーに負けてベスト8に進出できませんでした(´;ω;`uuu)

本因坊師「ホ〜ッ、負けたんか!――それはそれはご同慶の至りで…(hihihi)」

――(憎まれ爺い世に憚る)チクショ〜、本田のフリーキックが決まっていたらなあ。

本因坊師「勝負は時の運。済んだことをグジャグジャ言うたらアカンがな。しかし、早く負けて、いっちゃん残念がっとるのは、嘘つきのあの人だろうwww」

――あの人って誰ですか?

本因坊師「まあ、まあ、まあ。――これで蹴球騒動騒から解放されたんじゃから夜更かしせんでいいじゃないか!( ´艸`kekeke)」

――もういいです。今後、老師とはサッカーの話はしませんから。

本因坊師「結構、結構、結構毛だらけ 猫灰だらけwww」

――さて、「かぼちゃの馬車事件」の裁判が始まりました。

本因坊師「オーナーは『銀行と不動産屋に騙された』と言い、銀行は『不動産屋とオーナーがグルで銀行を騙した』、不動産屋は『オーナーの資産運用と銀行の業績アップに協力しただけで自己責任だ』――暑い季節にサムイ裁判の始まりだな」」

――旨い話にホイホイ乗った被害者に落ち度はあるにせよ、融資するのが曲がりなりにも「銀行」だというので安心したんですかね?

本因坊師「銀行なんて気取ったところで、所詮は大きめのカネ貸し。水戸黄門、大岡越前を見てみい。両替商が善人だったら芝居にならんだろうwww」

――カネ貸しは悪党なのか、悪党だからカネ貸しになるのか…。

本因坊師「カネがないという相手の弱味に付け込んで、お客のカネを貸し込んで金利というカスリを取る商売だぞ。紳士の仮面を被った悪党にしかできんだろうwww」

――右を向いても左を見ても、カネ貸しの看板だらけ。今の世の中、悪党の天下ですね。

本因坊師「今だけちゃうぞ。今も昔もや!」

――でも、悪党なのに、銀行が断罪されるということは、滅多にありません。

本因坊師「銀行ちゅうのは、イザとなったら組織的な犯罪でも、いつも『行員個人、顧客個人の犯罪』にする“体躱しの術”の達人だからなあ(〃艸〃)」

――「銀行員は真面目だという看板を盾に、その陰で悪事を働く」――ホントにタチが悪いですね。

本因坊師「そういう点では、暴力団の方が正直だわなwww」

――ところで、支援事業指定の見返りに、自分の息子を東京医大に裏口入学させた文科省の現役局長が、受託収賄罪容疑で東京地検特捜部に逮捕されました。

本因坊師「支援事業と引き換えに、出来の悪い息子を裏口入学させるとは、さすがは高級官僚。新手の裏口だなwww」

――笑ってる場合じゃないですよ。支援事業に指定されると3500万円もの補助金が出るんですから…。

本因坊師「自分の腹を痛めるのならともかく、畏れ多くも税金でとは、公僕以前に人間としての矜持もヘチマも関係な〜い!――並みの神経ではできん天下の大罪やぞう( ´艸`)」

――感心している場合じゃないでしょ!(*_*)

本因坊師「出来の悪い子を何とかしたいと願う親の気持ちは分からんでもないが、裏口で入れたかったら自分のゼニで堂々と、やらなイカンわな」

――これは異なこと!――老師らしからぬ寛容なご意見。老師は裏口入学を肯定するんですか!(# ゚Д゚)

本因坊師「そんなん、大学に限らず幼・小・・中・・高。バレないだけで、どこの学校でもやっとることやないかwww」

――老師の意見に百歩譲るとして、患者の命を預かる医学部だけは勘弁して欲しいんですけど…。

本因坊師「異議あり!入学試験の点数がエエからというて、必ずしもGood Doctorになれるとは限らんだろう。『医は仁術』――論文書きならいざ知らず、手術なんて頭の程度より手先の器用さが大切だし、町医者だったら患者に安心感を与える人間性が必要だろう」

――ああ言えば、こう言う。まったく頑固なんだから。

本因坊師「『悲劇は誤解と錯覚から生まれる』――浮世というのは、突き詰めて考えると、実に他愛ないもので動いとるんんじゃなあ( ´艸`)」

――?????

 

 

 

 

 

 

 


2018年7月11日配信「週刊0510のおススメBOOKS」

 

 


2018年7月10日配信「“地獄の釜の蓋“が開いた!――細野豪志元環境相氏に5000万円!で大炎上するソーシャルエンディング業界」<事件>

 

 

 

 

   ネット上に開示された情報をもとに、個人が企業に事業資金を貸し付け、配当を得るサービスをソーシャルレンディングと呼ぶ。

 不特定多数の個人から広く資金を調達するのは、不動産や再生可能エネルギーなどを融資対象とする会社が多いが、金融機関の融資基準に達していない業者が多いため、その分、利回りは高く10%内外を約束する。

 それが魅力で、ここ数年で急増、2017年の市場規模は、前年比2・5倍の1316億円だった。

 だが、ハイリターンにハイリスクはつきもの。ソーシャルレンディングの場合は、集める業者と使う業者が、ほぼ同じ。要するに、右のポケットから左のポケットへ移し換えるだけである。

 誰もチェックしないのだから開示情報はウソが多く、そこを金融庁に突かれて、「みんなのクレジット」は事実上、破綻し、「ラッキーバンク」は行政処分を受けた。

 「次はどこか?」に注目が集まるなか、今年1月から証券取引等監視委員会の調査を受けながら、処分が出ないうちに『朝日新聞』が、「細野豪志元環境相に5000万円」(6月27日付)と報じたのが、「グリーンインフラレンディング」(GIL)の資金を使っていた「JCサービスグループ」だ。

 政治資金は明白なのだが、細野氏は「個人で借り入れ、利子も含めて全額、返済した」と、逃げている。

 同じ論法で逃げた猪瀬直樹前東京都知事は、結局、公職選挙法違反を認めて辞職した。

 この問題は、さまざまな要因を秘めている。

 まず政界への波及。JCサービスが親しくしていたのは細野氏だけではない。細野氏への直接の貸付窓口である「JC証券」には、和田隆志、田村謙治、松田学といった3人の元代議士が、役員に名を連ねていた。

「旧民主党のタニマチ」として知られる「大樹総研グループ」「JCサービス」中久保正己社長との人間関係によるものだ。

 「JCサービス」は、ソーシャルレンディングのプラットフォームである「maneoマーケット」を使って「GIL」が資金を集め、それを「JCサービス」が太陽光発電やバイオマス発電など再生可能エネルギー事業に回す、というビジネスモデル。「大樹総研グループ」には、かつて鈴木康友浜松市長が在職していたこともあり、浜松市は「JCサービス」の拠点でもある。

 細野氏はもちろん、上述のような現元政治家、あるいは現役の経産省、環境省に絡む政治家や官僚が、許認可や補助金などで便宜を図っていた可能性もあり、事件化の芽はいくらでもある。

 また、ソーシャルレンディング全体への波及も避けられない。

 

 「みんなのクレジット」が45億円(17年2月末までの累計応募額、以下同)、「ラッキーバンク」が155億円と、それなりに影響力は大きかったが、147億円の「GIL」に軒先を貸していた「maneoマーケット」1103億円と群を抜いている。

 「GIL」は行政処分によって破たんする可能性があり、そうなると投資家は、「maneoマーケット」に攻撃の矛先を向けるのは必至。ソーシャルレンディング業界全体が、見直しを迫られる。

 さらに、「JCサービス」には“余罪”がある。

 福島の太陽光発電の設備IDをめぐって、前所有者と中久保社長が、仲介業者を間に挟んでトラブルになっている。

 その問題解決のために、中久保氏が反社会的勢力に“説得”を依頼したという情報もあり、警視庁組織犯罪対策4課が内偵中だという。

 同種の反社との関係は、「LCレンディング」など他のソーシャルレンディング業者でも指摘されている。

 ネット上の事業計画だけで資金が集まる環境と、それを実現するために早く事業展開しなければならない時間的制約が、地上げの論理と同じで反社を引き寄せる。

 証券監視委と金融庁は、「GIL」にメスを入れることが、ソーシャルレンディング業界全体をつぶしかねないことを自覚、慎重に調査を進めていた。

 「JCサービス」の福島問題を含め幾つかの案件を抱える警視庁も同様である。

 また、「朝日新聞」、「NHK」といった先行するマスコミも、「報道がソーシャルレンディングに引導を渡すことになる」と、手控えてきた。

 そういう意味で、『細野氏に5000万円』という報道は、“地獄の釜の蓋”を開けたに等しい。

 検察や警察による事件解明はこれから進み、業者への行政処分を経てソーシャルレンディング業界全体が大炎上。「ワルは誰か」の見極めが、これから必要になる。【子】

 

 

 

 

 

 

 


2018年7月7日配信「東京仙人島週間mini情報」<連載>

「戦争とそれに続く虜囚体験が中内にもたらしたものはなにか。人間の底知れぬ残虐さ、卑劣さ、弱さであり、人間の運命の一寸先も知れぬ闇の深さである。そして、権力というものがもつ、法の名を借りた不条理さであった。中内のこれ以後の人生のエネルギーは、すべてこの体験が源泉となっている」(「カリスマ」佐野眞一・新潮社)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

<社会>

 

★「不起訴のご褒美は検事正」佐川宣寿前国税庁長官を不起訴処分にした山本真千子大阪地検特捜部長が晴れて函館地検検事正にご栄転。

 

◆「悪いのはネットと安売り店!」…「ネット通販やドラッグストア、スーパーの競合が原因」――公約の物価上昇率2%が達成できない日銀・黒田東彦総裁がお門違いの責任転嫁。

 

★「どいつもこいつも偽装ばっか!」「日立化成」が産業用バッテリーの検査データを偽装。

 

◆「アホくさ!」…田中理事長御用の「日大アメフト事件第三者委員会」が改めて「すべて内田監督と白井コーチが悪い」とダメ押し断罪の茶番。

 

★「2号機も失敗!」…どうせ資金はクラウドファンデイング?――ホリエモンロケット「MOMO2号」が打ち上げ直後に落下、炎上。

 

◆「殺虫剤にヘッドロックとはご無体な!」…兵庫県明石市の武川敬嗣文化振興部長がパワハラで依願退職。

 

★「ぼったくりネコ!」…「ヤマトHD」傘下の「ヤマトホームコンビニエンス」が会社ぐるみで引っ越し荷物水増しによる過大請求が横行。(☚しんぶん赤旗7/1

 

「“税金”で裏口入学」…東京地検特捜部が東京医大を支援事業の対象校にする見返りに自分の子どもを裏口入学させた文科省の佐野某科学技術・学術政策局長を受託収賄容疑で逮捕

 

★「神通力失墜⁉」秋元康氏の増資引き受けを囃した反社会的勢力関与のインサイダー取引?「KEY HOLDER」株価が急落

 

 

<政治>

 

★「どこまでもアメリカのポチ!」「朝鮮戦争の当事国のアメリカが負担しなというのは許されない」――参院内閣員会で自由党の山本太郎議員が真っ当な質問も安倍首相は例によって例の通りのモゴモゴ答弁。

 

◆「また嘘!」安倍首相が沖縄沖の米軍戦闘機の墜落について飛行停止を申し入れていないにもかかわらず「直ちに申し入れた」の大嘘。

 

◆「また、また嘘!」「労働者のニーズ」のはずが、いつの間にやら「経団連の要請」に!――働き方改革法案を強行採決した安倍首相が噴飯物の言い訳。

 

★「他人のフリ見て〜!」…「ルールを守りましょうよ、ルールを」――党首討論で安倍首相が岡田克也・無所属の会代表に子どもの喧嘩並みの捨て台詞。

 

★「黙っていればいいものを〜」新聞を読まない人は自民党支持だ。だから新聞なんか読まないように」――麻生財務相がまたまた寸足らず発言で物議。

 

◆「産めるような社会を作るのが政治家の仕事だろう(# ゚Д゚)!」「産まない幸せは勝手な考えだ」――二階俊博幹事長の“持論”に批判続々!

 

★「親会社はあの『JCサービス』⁉」細野豪志衆院議員(無所属)が沈没寸前の「JCサービス」(港区・中久保正巳社長)傘下の「JC証券」(同・久保田厚志社長)から昨年の衆院選中に“5000万円拝借”のお粗末。

 

★「タバコは親の仇?」…カイロ大学主席卒業が疑われる小池百合子都知事の禁煙一直線姿勢に「他にやることがあるだろう」の声。

 

 

<企業>

 

★「またまた大失態!」「みずほ証券」のインターネット取引で起きたシステム障害で2営業日半の取引停止

 

◆「上場廃止へ」…有価証券虚偽報告記載の「ソルガム・ジャパンHDが管理ポスト入りで上場廃止のカウントダウン開始。

 

★「4代目は詐欺師の“金主”⁉」…「経営陣として責任を取る」――かぼちゃの馬車事件で揺れる「スルガ銀行」株主総会で岡野喜光会長が初の公式謝罪も怒号止まず。

 

◆「有利子負債5兆円」…「借金は返せるのか!」――「武田薬品」株主総会でクリスト・ウエバー社長に大枚7兆円で買収した「シャイアー社」に不安の声続々。

 

★「黙して語らず」「富士フイルムHDの株主総会で「ゼロックス社」買収に関する質問が集中も肝腎の古森重隆会長は沈黙の行。

 

 

<海外>

 

◆「アジアの暴言大統領」「このバカな神は何者なのか!」――比ドゥテルテ大統領がキリスト教の神に対する侮辱発言が波紋。

 

 

<訃報>

 

🌸中沖豊・前富山県知事が肺炎のため死去。享年90。合掌。

 

🌸長野祐也・元自民党衆院議員(鹿児島1区)が膵臓ガンのため死去。享年79。合掌。

 

🌸俳優の名和宏さんが腎不全のため死去。享年85。合掌。

 

🌸落語家の桂歌丸さんが死去。享年81。合掌。

 

🌸作家の辰巳渚さんが交通事故で死去。享年52。合掌。

 

🌸米SF界の巨匠ハーラン・エリソンさんが死去。享年84.合掌。

 

🌸松崎公昭元民主党衆院議員が食道ガンのため死去。享年74。合掌。

 

🌸映画監督の藤原智子さんが肺腺維症のため死去。享年81。合掌。

 

🌸漫画家の佐藤タカヒロさんが死去。享年41。合掌。

 

 

 

 

 

 

 

 



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