2014年11月27日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>


さらば健さん!!(wikipediaより)


本因坊師「♪♪義理と人情を 秤にかけりゃ 義理が重たい 男の世界〜♪♪

――何ですか、その歌は?

本因坊師「知らんのか、この有名な曲を?」

――知りません。

本因坊師「これはどうや? ♪♪春〜に 春に追われし 花も散る〜 ♪♪

――聞いたことないですね。

本因坊師「レレレのレ!!――『昭和残侠伝』も知らん、『網走番外地』も知らんで、よくもまあ健さん、健さんって大騒ぎするとは、何たる不見識、何たる不勉強。喝!」

――あれまあ、その歌は高倉 健さんが歌ってたんですか?――私が観たのは、「幸せの黄色いハンカチ」とか「居酒屋兆治」、「鉄道員」、「あなたへ」ですが、任侠映画にも出ていたなんて、マジっすか?

本因坊師「アホか! ヤクザ映画で大スターになったのに、誰に遠慮しとるんか知らんが、民放テレビなんかは、その部分をスルー。東映を辞めた後の作品ばっかり紹介しとったけど、どういう了見や(怒)。 タケシなんかのヤクザ映画は、OKなのに、おかしいと思わんか!」

――そういえば、そうですね。 やっぱり、任侠映画なので時節柄世間に遠慮、自主規制してるんでしょうかねえ。

本因坊師「『緋牡丹のお竜』役でスターになった藤純子然り、菅原文太、梅宮辰夫また然り。ヤクザ映画に縁のなかった東映のスター俳優なんて、ほとんど居らんぞ」

――そうなんですか。 しかし、いくら文化勲章を貰った大スターでも、「NHK」の7時のトップニュースが、安倍首相の消費税増税延期、衆院解散会見より高倉健さんの訃報だったのには驚きました。

本因坊師「ひと言でいえば、存在感の差だろうな(笑)」

――その安倍首相が、衆院の解散を宣言。12月2日公示、14日投開票の師走選挙になりました。

本因坊師「本人は『アベノミクス解散』と銘打っているらしいが、アベノミクスなんて、とっくに失敗しとるのに、何を今さらギッチョンチョン。実態は、『失敗隠し解散』じゃな」

――外国メディアも、「アベノミクスへの熱狂は消え去った」(ニューヨークタイムズ)、「安倍首相がギャンブルに出ようとしている」(ウォールストリート・ジャーナル)、「アベノミクスは、もはや“逃げのミクス”に転落した」(聯合ニュース)と軒並み、批判的な報道ばかりでした。

本因坊師「解散表明会見では、『企業の収益が増え、雇用が拡大し、賃金が上昇し、消費が拡大していく。そして景気が回復していくという経済の好循環がまさに生まれようとしています』と能天気なことを口走ったうえ、『アベノミクスの成功を確かなものにするため信を問う』と大見栄を切っていたが、さながら太平洋戦争末期の大本営発表と同じ。完全に“ナントカにつける薬なし状態”だな」

――TBSの深夜のニュース番組に出演した際、一般人の街頭インタビューに対し「皆さんが(作為的に)人を選んでおられる」、「これ、おかしいじゃないですか!」と逆切れして、キャスターたちに食ってかかっていましたが、あのワガママ坊主丸出しの醜態は、ネット上で「およそ一国の指導者にふさわしくない」とボロカスでした。

本因坊師「ワシも偶々、あの番組は見たが、てっきり持病の悪化で精神状態がおかしくなったんじゃないか?と思う程、幼稚というか、知性のカケラも感じられない詭弁、屁理屈の連続だったな」

――しかし、自分の感情をコントロールできない総理大臣って、よくよく考えれば怖ろしい話ですね。

本因坊師「『美しい国日本』などと美辞麗句を散りばめたがるのは、胆力のないことの裏返し。だから都合が悪いことが起こったり、失敗を追及されると、頭に血を上らせて『自分は悪くない。悪いのはアイツのせいだ』と責任転嫁してしまうんやな」

――そんな情緒不安定な人物を間接的とはいえ、総理大臣に選んだのは我々有権者です。今度の選挙こそ、フンドシを締めて一票を投じなければいけません。

本因坊師「そうだな。ここでシンゾウ首相に、この先4年間の“お墨付き”を与えてしまうと、1年半先の消費税増税、原発再稼動、集団的自衛権、秘密保護法は無論のこと、憲法改正など“国家改悪”の口実を与えることになってしまうからな」

――御意。

本因坊師「『巧言令色組』対『烏合の衆組』――とはいえ、投票率が50%やそこいらでは、精神に変調をきたしているシンゾウ首相を批判する資格はない。せっかくのチャンスや。12月14日には、這ってでも投票に行って、シンゾウ政権にレッドカードを突き付けなきゃ、何も変わらんどころか、さらなる地獄に突き落とされることになるぞ。分かったか!」

――御意、御意!(了)









2014年11月26日配信「東京仙人島通信局」<連載>


 犬科の動物には人間への親近感がある。だれにも説明はできないが、まちがいなく、あるのだった。狼が人間を襲ったという例は世界のどこにもない。
 シベリアで狼の大群が列車を襲った記憶がある。欧州では狼の大群が村を襲い、人間と狼との凄絶な死闘が行われた記録がある。だが、それらの狼の群れは狂犬病にかかっていたのだった。江戸末期にやはり狂犬病にかかった狼が人里に出て人間や牛馬に咬みついた記録がある。
 狂犬病にかかっていない狼が人間を襲った例はない。狼だけではない。犬科のけものはすべてがそうだった。アフリカ大陸に棲むリカオン、シベリア大陸に棲むドール。いずれも犬科で、猛獣でも両者の群れには逃げるといわれているほどだが、それらも人間を襲ったことがない。
 人間を襲うのは野犬のみだ。
 とくに狼には人間への親近感が強い。送り狼という。人間の後をトコトコつける。決して襲わない。いつの間にか姿を消す。塩が欲しいからだという。そのため地方によっては山に入るときに塩を持って入る習慣さえある。
 狼は塩が欲しくて人間の後をつけるかどうかは、だれにもわからない。草食獣は草木が含んだ塩分を採る。肉食獣はその草食獣の血が含む塩分を採る。それ以上に必要なのかどうかは、だれにもわからない。(『風は凄愴』・西村寿行・角川文庫)


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<社会>

★「PBは❤ホテル?」…交番で地域課女性警察官❤❤❤を繰り返した警視庁綾瀬署巡査部長ら4人に内規上の処分。

★「“変態CLUB活動”でストレス発散!?」警視庁四谷署がハプニングバー通いの秋篠宮担当の宮内庁男子職員を公然猥褻容疑で逮捕。

◆「“パンフレット”の小道具で15億円!?」…警視庁組対4課が「ジャパンメディカル社」の架空債権購入詐欺で広域暴力団幹部ら15人を逮捕。(地に墜ちた任侠道?)

★「架空取引に加担?」…証券取引等監視委員会が粉飾決算の「JALCOホールディングス」課徴金(1億5000万円)を課すよう金融庁に勧告。

◆「誤認逮捕招く悪質犯罪につき〜」PC遠隔操作ウイルス事件で威力業務妨害やハイジャック防止法違反など10件の罪に問われた片山某被告懲役10年の求刑。

★「唖然!」「社用の携帯を失くしたことを隠したかった」――警視庁担当のNHK社会部女流記者狂言110番で書類送検のお粗末。

★「やっぱり嫌がらせ逮捕?」…威力業務妨害容疑で逮捕された“最後のフィクサー”・朝堂院大覚氏が嫌疑不十分で釈放。

◆「加護ちゃん、良かったね!」…出資法違反容疑で逮捕された元モーニング娘・加護亜依さん夫・安藤某氏も処分保留で釈放。

★「浜の真砂は尽きるとも世に談合の〜」…公正取引委員会が消防救急無線のデジタル化事業めぐる入札で談合を繰り返していた「NEC」「富士通ゼネラル」「日立国際電気」「沖電気工業」「日本無線」に立ち入り調査。

◆「6300万円で落札!」大阪地検特捜部「国立循環器病研究センター」発注のネットワーク業務の入札情報を洩らした同センターの桑田某・元情報統括部長と受注側の高橋某・ダンテック社長ら3人を官製談合防止法違反容疑で逮捕。

◆「放火? 失火?」…河村たかし名古屋市長が解体許可を留保していた名古屋の老舗料理店「鳥久」が全焼。

◆「裁判は日本で〜!」…東京高裁が1300億円を消失させた「MRI」をめぐる出資金返還訴訟で管轄裁判所について一審判決を取り消し東京地裁に差し戻し。

◆「リベート隠し!」…病院建設をめぐるゼネコンからの1億円のリベート未申告の徳田虎雄・前徳州会理事長に延滞税含め所得税3300万円超の課税。

◆「肝腎の本門某女史は雲隠れ!」…被災者向けデタラメ事業で破綻した「DIOジャパン」に宮城県美里町が委託費4100万円の返還請求。(消えた女狐)

★「毎日がドタバタ劇!?」どいつもこいつもバカばかり!――何かと騒がしい「銀座九竜城」1階フロアのカギ取り替えめぐって、またもやひと騒動の巻。


<政治>


★「700億円のアベノミクス祭り!」集団的自衛権・秘密保護法・原発再稼動・沖縄基地問題・閣僚スキャンダルなど懸案事項先送りのまま衆院が解散。12月2日公示、14日投開票。

★「早漏バンザイ!」「バンザイはここでやってください!(怒)」――伊吹文明衆院議長が解散詔書を読み終わらないのに「バンザイ」と叫んだ自民党ボンクラ議員にウンザリ顔で苦言。(田吾作バンザイ!)

★「逆らう奴は公認せず!」…シンゾウ首相が「73歳定年制」を理由に消費税増税先送りに異を唱える野田毅・党税制調査会長公認見送りを示唆。(見せしめ!)

◆「何が何でも衆議院!?」…自民党・佐藤ゆかり参院議員が辞任、次期衆院選で大阪13区から立候補。

★「前言撤回」「やっぱり出る!」――一度は引退を表明したはずのシンタロウ・次世代の党最高顧問が衆院選立候補を表明。(呆け老兵でも票のためにはエンヤコ〜ラ)

★「渡辺商店が“倒産”!?」「結局、馬糞の川流れ」――前代表の8億円借金騒動が災いして遂に「みんなの党」が四分五裂。落武者・ヨシミは残党4人を引き連れ新党結成へ。

★「最後まで憎まれ口」「国民の過度の期待とマスコミのあおりに潰された」――“阿波の古狸”・仙谷由人・元官房長官が政界引退を表明。

★「ワガママ婆さんも古稀を迎えて〜?」…民主党の田中真紀子・前文科相が比例区転向断られ土壇場で衆院選立候補を断念。

◆「2度目の挑戦!」増本照明・拉致被害者家族会事務局長が衆院選に「次世代の党」公認候補として宮城2区(比例重複)で立候補。

★「やっぱり止〜めた!」「“談合”成立?」――公明党許さじ!の剣幕は何処へやら? トオル大阪市長イチロウ大阪府知事が衆院選立候補を断念か。 

◆「『クレヨンしんちゃん』も調査資料?」ヨウイチ都知事が代表だった新党改革比例区第4支部と政治資金団体「グローバルネットワーク研究会」が政治資金で掛け軸、美術品、漫画、クイズ本を資料代名目で購入。

◆「“第二の辺野古”にするな!」…与那国島への陸上自衛隊「沿岸監視隊」の配備めぐって与那国町議会が配備の賛否を問う住民投票を実施するための条例案を可決。


<経済>

◆「居抜きで引き受けます」…米系「シティバンク銀行」が個人向け部門を社員1500人付きで「三井住友銀行」に300億円超で売却か。

◆「共同運航を提言」「スカイマーク社」 が経営再建目指して「日本航空」業務提携を申し入れ。


<訃報>

✿「忍びて終わり悔いなし」――映画俳優の高倉 健さんが悪性リンパ腫のため死去。享年83歳。合掌。

✿「闇社会の守護神」――田中森一さんが胃がんのため死去。享年71歳。合掌。

✿高校バレーの名将・小磯靖紀さんが心筋梗塞のため死去。享年53歳。合掌。

✿萩焼宗家13代の坂 高麗左衛門さんが肺炎のため死去。享年62歳。合掌。

✿エッセイストの羽仁未央さんが肝不全のため死去。享年50歳。合掌。

✿音楽プロデューサーの伊藤八十八さんが死去。享年68歳。合掌。

✿米・映画監督のマイク・ニコルズさんが死去。享年83歳。合掌。





2014年11月19日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>


御破算で願いましては〜!



本因坊師「エヘン!…『我は感ず、我が遠去かりゆくを、ひとひらひとひら、古きものを失いたりしを』――侘しいなあ、人生というのは!」

――どうしたんですか、突然!

本因坊師「晩秋じゃないか。 詩のひとつも詠まいでか!」

――何か、人生を悟った様なことを言って。気味が悪いですよ。

本因坊師「リルケやないか、リルケ」

――リルケって誰ですか?

本因坊師「エッ、お前はリルケも知らんのか。呆れた奴やなあ。 これだから教養のない奴とは喋りとうないんや(嘆)」

――(………グスン)

本因坊師「もう一丁、行こか。世にいう『善人』、往々にして善人に非ず! また、世にいう『悪人』、必ずしも悪人に非ず!

――これもリルケですか?

本因坊師「ちゃうわ。これはワシの座右の銘や」

――ヘーッ、老師の座右の銘なんて、初めて聞きましたよ。

本因坊師「どや、意味は分かったか?」

――ハア、何となく…。

本因坊師「何となくだって?  アカン、もうお前は破門や!」

――破門だなんて…(涙)。

本因坊師「破門が嫌なら、もうちょっとしっかり足と頭を使って考えてみい!」

――ところで、どこかの国の大臣答弁みたいに、余計なことを長々と話題にしていますが、ひょっとして「前回の約束」を忘却の彼方に追いやるための“陰謀”じゃないでしょうね?

本因坊師「ン?  前回の約束って何や?  しかも、陰謀とは聞き捨てならん言葉じゃな」

――衆院の解散・総選挙の賭けですよ!  乾坤一擲、私は全財産を賭けたんですから、それなりにオトシマエを取って貰わないと…。

本因坊師「う〜ん。そんな公序良俗に反する約束したかな?」

――ズルイ! ずるい 狡い!(涙声)

本因坊師「分かった、分かったよ。  ステーキでもすき焼きでも寿司でも天麩羅でも牛丼でも、お前の好きなものを腹いっぱい奢るから機嫌を直せよ」

――(まったく食えない爺だなあ)最初からそう言えばいいのに(Boo)。

本因坊師「そやけど、シンゾウ首相は、議席が減るのが明らかなのにどうして解散なんかしたんやろな?」

――漫遊旅行中に幻覚キノコでも食べたのか? それとも、またお腹の具合が悪くなったのでしょうか?(笑)

本因坊師「アベノミクスの失敗をウヤムヤにしたいし、出来損ない大臣たちのスキャンダルも流したいし、消費税も上げられそうにないし、相変わらず我慢の足りん“ワガママ坊主”じゃな!(笑)」

――「雀百まで 踊り忘れず」&「三つ子の魂 百まで」…次回からの選挙公報には保育園から小学校までの「生活記録」と「通信簿」の公開を義務付けるべきじゃないですかね。

本因坊師「お前にしては珍しい、なかなかの名案じゃないか(笑)」

――選挙分析については、まだ候補者も出揃っていないし、選挙分析は次回ということにして、何か目星い話題はありませんか。

本因坊師「そうやな、『週刊新潮』(11/20)が書いとった“汐留テレビ”『女子アナ内定取り消し問題』なんかどうや?」

――笑っちゃいますね、「女子アナウンサーは清廉潔白であるべし!」だなんて、何を血迷ってるんでしょうか?

本因坊師「つまりは“汐留テレビ”の価値基準では、ホステスは賤業ということやな(笑)。女子、男子を問わず、アナウンサーなんて、今やアッパッパ―の“電波幇間”、“電波芸者”と同じやのに何を寝言みたいなことを言うとるんやろな(笑)」

――“汐留テレビ”に限らず、他のTV局だって、社内を見渡せば、役員との不倫あり、略奪婚あり、果ては薬物使用歴あり、援交歴ありのツワモノたちがゴロゴロ居るというのに、キレイ事を言うのも程々にしないと…。現役女子アナ全員の身体検査をすると、各局から女子アナがいなくなっちゃんじゃないですかね(笑)。

本因坊師「どいつもこいつも御身大事。『ややこしいことには関わりたくない』という意識のなせる技だろう。半分はヤクザ商売のテレビ屋風情が、清廉潔白だなんて言うこと自体、ヤクザがコンプライアンス順守を口にするのと同じ。世も末じゃな(笑)」

――まったくです!

本因坊師「ところで、また『年末ジャンボ宝くじ』の季節がやって来たが、ワシはあの品のない幟を見るたびにムカムカするんや」

――老師は、宝くじに恨みでもあるんですか?

本因坊師「胴元が半分近くのテラ銭を搾るバクチなんて、世界中どこを探してもないぞ!」

――エ〜ッ! 競馬や競輪の25%でも高いと思っていたのに、宝くじは50%もハネてるんですか?

本因坊師「今国会での法案成立は見送られたが、カジノなんて、場所によって違うが、テラ銭は精々が5%位やから、その10倍や」

――阿漕ですねえ。

本因坊師「昔は『日本勧業銀行』のシノギだったんやが、それが『第一勧銀』に引き継がれて、現在は『みずほ銀行』の“米櫃”やがな」

――よくよく考えれば、銀行がバクチの胴元だなんて、何かおかしいですね!

本因坊師「以前の『宝くじ部』なんて、銀行の本流から外れた窓際族の吹き溜まりだったのに、今はAクラスの天下り先や」

――げに怖ろしきはゼニの力!

本因坊師「いずれ機会があったら『宝くじの研究』ちゅう連載でもやろうと思うとるから、その時はしっかり取材してくれよ」

――御意!(了)




2014年11月18日配信「東京仙人島通信局」<連載>


 住友銀行(現三井住友銀行)に吸収合併された平和相銀の創業者、小宮山英蔵は、いい意味でも悪い意味でも、“怪物”と言うしかない男だった。
 人は死んでその値打ちが定まるというが、この怪物の密葬には、岸信介、福田赳夫、中曽根康弘といった、元、前、後の総理が参列した。日本一でもない相互銀行の創業者の密葬に、これだけの政治家が駆けつけたのである。
 その後行われた銀行葬には、田中角栄、二階堂進、藤井丙午、澄田智らの政財界要人を含む五千人が参列した。藤井は元新日鉄副社長で“財界の政治部長”といわれた人であり、澄田は元大蔵次官で、のちに日銀総裁を務めている。
 小宮山は、いざという時のために、自民党の主流、反主流の派閥の双方に献金していたのである。田中角栄にも、福田赳夫にも、あるいは中曽根康弘にも、小宮山は近かった。政治献金という名の“保険金”は、おそらく小宮山自身が、どれほどになるかわからない金額だった。
 しかし、小宮山の死後、平和相銀は大蔵省の主導で住友銀行に食われていく。のちの銀行・証券スキャンダルのスタートともなった住友銀行・イトマン事件は、この平和相銀吸収に端を発している。“闇の世界の貯金箱”ともいわれた平和相銀を合併することによって、住銀は闇の世界にガッチリと食いこまれたからである。
 ここに、「資料提供・住友銀行東京広報部」と後記された『企業コミック・住友銀行』(世界文化社)という本がある。冒頭に、大蔵大臣だった竹下登が住銀会長の磯田一郎に平和相銀を何とかしてくれと頼む場面がある。そして、ワンマン創業者の小宮山を評して、二人は、「銀行を私物化してはいかんよ!」と口を揃える。
 ここを読んで私は思わず噴き出した。のちに明らかになったように、住銀を私物化したのは磯田自身である。
 磯田は自らの名誉欲を満足させるために平和相銀合併を強行した。それに対し、ブラック・ジャーナリズムや右翼、暴力団、さらには政治家が巣食っている平和相銀を吸収しても、果たしてプラスになるか危ぶんだ頭取の小松康は、もし合併するとしても、それらのいかがわしい部分に合理的なメスを入れようとした。
 しかし、ダーティな彼らがそれを堂々と受け入れるわけがない。住銀東京本店への糞尿バラまき事件は、それんからんで起こったといわれる。
 結果的に、小松は磯田によって解任された。磯田は闇の勢力と妥協し、それが住銀・イトマン事件につながっていくのである。
 この平和相銀に小宮山英蔵の招きで入ったのが、「末は検事総長」といわれた伊坂重明だった。
 小宮山の銀行葬で、平和相銀社長の次に伊坂が焼香したのだが、「非常勤取締役顧問」という肩書ながら、ドンの死後、実質的にこの男が平和相銀を動かしていく。
 「検察のプリンス」だった伊坂は、東京地検特捜部勤務の頃、闇金融王の森脇将光を調べたことがある。政財界にも深く食い込んでいた森脇は、慶応に学んだインテリらしく、伊坂に「高速度高利金融論」をブッた。
 「列車でも、鈍行、急行、特急とある。お急ぎの方は、特急に乗らんにゃならん。金融にも、市民銀行もあれば、わしらみたいな高利貸しもいる。市民銀行は、信用のない客が駆け込んでも、金を貸してはくれない。だから、わしらのところに駆け込んでくる客は、銀行で扱ってくれない客だ。わしらは短時間でその客の担保能力、返済能力を調査して、金を貸す。市民銀行が鈍行、急行なら、こっちは特急だ。わしらは、その意味で、法廷料金ではない、特急料金をもらっているんだ。それは当然のことだ」
 この森脇との関わりで、伊坂は検事をやめ、弁護士となる。そして、いわば森脇の同類ともいうべき小宮山英蔵に乞われ、平和相銀の顧問弁護士となったのだった。
 小宮山は銀行で集めたカネを一族会社や子会社にどんどん貸し付ける。これはもちろん違法なことで、大蔵省や日銀にそれを指摘されると、そのたびに政治家に億単位のカネを渡して封じ込めてもらったのである。
 そんな伏魔殿のような銀行で、伊坂はそれらを覆い隠すベールとなることによって力をつけていった。(『謀略銀行』・大塚将司著・角川書店刊)


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<社会>

★「殺人DOCTOR!?」群馬大学医学部付属病院で肝臓病の腹腔鏡手術を受けた患者8人が術後3ヶ月以内に相次いで死亡の怪。

◆「意趣返し?」…警視庁公安部が公務執行妨害容疑で中核派の拠点・京都大学熊野寮を家宅捜索。(京都府警の仇を警視庁が〜?)

★「院政の布石?」木村伊量・朝日新聞社長がようやくの辞任で後任に大阪社会部出身の渡辺雅隆・大阪本社代表が就任。

★「浪花市中引き回しの刑に処すべし!」大阪地検特捜部がインチキ開運商法の「アドライン」の実質経営者・河本某と大阪国税局OBで同社顧問税理士の野上某ら5人を法人税違反容疑で逮捕。(先行報道の『敬天新聞』にアッパレを進呈!!)

◆「衆院選出馬?」…何かと話題の「在特会」の桜井誠会長が退任を表明、後任に八木康洋副会長が就任の予定。(衆院選出馬の噂も?)

◆「『華の舞』で『インサイダーの舞』!?」…証券取引等監視委員会がTOB情報でインサイダー取引を行った「チムニー」(東証1部)元役員に44万円の課徴金。

★「チャランポラン発注!!」大阪市交通局調達課発注の随意契約1335件のうち73%の980件不適正手契約

◆「ヘンなのは『SAPIO』!?」「昼食はやきそばとメロンパン?」――「学校給食がヘンだ!」の誤報で月刊誌『SAPIO』が愛知県江南市に謝罪。

★「バカ丸出し!!」…2011年度ミス・東洋英和女学院大の笹崎某女が過去のホステス歴理由に女子アナ内定を取り消した「日本テレビ」を提訴。

◆「捕えてみれば同業者!?」…埼玉県警が小川署・工藤某警部補がひき逃げ容疑で、神奈川県警が警視庁大森署・徳重警部補が買春容児童疑で逮捕。

★「預け金詐欺」…警視庁捜査2課が吉田某・東光化成社長らと共謀、研究費1490万円を詐取した岡畑某・元東京工大大学院教授ら4人を詐欺容疑で逮捕。

◆「遅まきながら〜」…STAP細胞騒ぎの舞台となった「理化学研究所」「発生・再生科学総合研究センター」竹市雅俊センター長が退任、小保方晴子ユニット・リーダーはヒラ研究員に降格。

★「拷問捜査許すまじ!」袴田巌さん「アムネステイ・インターナショナル日本」主催の拷問撲滅シンポジウムで講演。 

◆「どさくさまぎれの失対募集?」尖閣列島警備理由海上保安庁が60歳未満の元OB対象に大量150人の募集を発表。

★「明け渡し請求か、転売か?」…競売された「在日本朝鮮人総連合会」の土地・建物を落札した「マルナカHD」が22億1000万円を入金、晴れて所有権者に。

◆「遅かりし捜査2課!?」…警視庁捜査2課が嘘の石油輸入ファンド話「アズウィア社」・大山某を400万円の詐欺容疑で逮捕。(肝腎の被害20億円は時効でパーのお粗末!!)

★「43億円は何処へ?」…被災地でのコールセンター事業が破綻、民事再生法申請の「DIOジャパン」・本門のり子社長が蒸発の無責任。

◆「窃盗犯減少で〜」…平成25年の刑法犯の認知件数が32年ぶりに200万件ワレ(191万7929件)。

★「110番ごっこ!?」…「1階のカギを取り替えたのは誰だ?」――あの「銀座九竜城ビル」でまたもや警察官出動騒ぎのドタバタ劇。


<政治>

★「大義なき師走選挙!」アベノミクス失敗で消費税増税延期を余儀なくされたシンゾウ首相が「今なら負けないぞ!」と衆院を解散・総選挙(12/2告示・12/14投開票)の大バクチ。(ココロは失政&スキャンダル流しのヤケクソ解散!)

★「優子の後釜狙いは大勲位の孫!」…政治資金で躓いた小渕優子・前経産相の後を狙って風見鶏一家の若様・中曽根康隆氏が立候補の構え。(世襲は上州名物!)

◆「それが出来れば苦労はしない?」「本当は祖父母と3世代で一緒に暮らすのが一番いい」――ジャノメ地方創生大臣の現状無視の“妄言”に関係者一同がシラケ顔!?

★「トンチンカン厚労相!?」…衆院厚生労働委員会、塩崎恭久厚労相が民主党・長妻昭議員の質問にピンボケ答弁連発で審議ストップ6回、官僚ペーパー棒読みのお粗末。(ホンマに東大?)

◆「虚しい弁解!」ゴルフ&野球大会&懇親会で700万円の支出も原資なし!――『週刊新潮』で公職選挙法違反容疑を指摘された当の御法川信英・財務副大臣は「違反ではない!」と反論も大嘘は歴然!

★「暴走老人は消え去るのみ!」シンタロウ・次世代の党最高顧問がようやくの政界引退宣言。(Too late!! )

◆「寄付金受付中!」「緑の党」が比例代表東京ブロックに脱原発候補の擁立を準備中。

★「出戻り立候補?」…師走選挙のドサクサに紛れてそのまんま東宮崎県知事選(12/4告示・12/21投票)に再びの立候補?

★「復讐立候補!」…大阪都構想をめぐって公明党に恨み骨髄のトオル大阪市長公明党の牙城・大阪3区から、松井一郎大阪府知事は16区から立候補の噂。

★「基地移転にNO!」沖縄県知事選で米軍・普天間基地移転反対派の翁長雄志・前那覇市長が賛成派の仲井間弘多・前知事に10万票差で大勝。


<経済>

★「凋落一途!」…9月中間決算で41億円の赤字決算を発表した「ワタミ」が今年度中に「和民」など102店舗を閉鎖(“ブラック企業”定着で顧客離れが加速!)

◆「契約活動強化が奏功」…受信契約過去最高の3997万件で事業収入3376億円&支出3124億円――「NHK」が今年度中間決算で252億円の黒字を計上。

◆「狙いは海外進出」「アサヒビール」が老舗料亭「なだ万」を買収。(古い暖簾も時代の波に勝てず?)

◆「125万社の顧客を獲得」「オリックス」「MBKパートナーズ」の持つ業務ソフトウェア大手「弥生」の株式99.9%を約800億円で取得。

★「学習効果ゼロ!」「住友商事」が米・テキサス州のシェールオイル事業失敗で1700億円の大赤字。(銅の先物取引失敗の二の舞い!)


<国際>

★「殺人罪を認めず!」…韓国・光州地裁が「セウォル号」沈没事故で殺人罪に問われたイ船長に遺棄致死罪などで懲役36年の判決。

◆「カリフの時代に倣え!」「邪悪な世界経済システムからの解放を目指す」――「イスラム国」独自通貨の発行を発表。


<原発>


◆「なし崩し的延長?」「関西電力」が40年を経過した高浜原発1、2号機の運転延長を画策中。

◆「衆院選挙でどう動く?」…脱原発主張のジュンイチロウ&モリヒロ・元首相コンビが九電・地熱発電所(大分)を視察。


<訃報>

✿書家の田中凍雲さんが老衰のため死去。享年101歳。合掌。

✿江戸里神楽土師流家元の松本源之助さんが心不全のため死去。享年90歳。合掌。

✿ドキュメンタリー映画監督の小泉修吉さんが死去。享年81歳。合掌。

✿映像プランナーの吉原順平さんが肺炎のため死去。享年82歳。合掌。

✿前兵庫県知事の貝原俊民さんが交通事故で死去。享年81歳。合掌。

✿舞台演出家の西沢敬一さんが死去。享年70歳。合掌。




2014年11月13日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>


「重大な名誉毀損だ!!(怒)」



――寒いですねぇ、今日は(ハァーッ!)

本因坊師「何や、若いモンが。これしきの寒さでピーピー言いやがって!」

――ひょっとして、寒さを感じないくらい感覚が鈍くなってるんじゃないですか?

本因坊師「黙らっしゃい!――ちょっと気に入らないことを言われたらムキになって屁理屈を垂れるところは、どこかの国の総理大臣みたいだな(笑)」

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 実は、本誌は安倍首相の政治団体に関してー年にわたる徹底調査をしてきた。そのキッカケは、ベテランの政治記者から聞いたあるウワサだった。

 「安倍首相の父親である安倍晋太郎外相(当時)は総理総裁を目指して巨額の資金を用意していた。ところが闘病の末の逝去でそれが宙に浮いてしまった。そのカネはいったいどこへ行ってしまったのだろうか。晋三氏への相続に不透明なところが、あるのではないか」

 晋太郎が率いた安倍派時代を知る自民党のある古参秘書に、この語をぶつけたところ声をひそめていった。

 「'91年5月に父親が亡くなったときは、まだ中選挙区制なので補選はなく、'93年7月に総選挙で初当選するまで晋三さんは、秘書を解雇したり事務所も滅らしたり、リストラに大変だった。『なかなか政治資金が集まらない』と金庫番の秘書がよく派閥の事務所に相談に来ていました。晋太郎氏の派閥を引き継いだ三塚派会長(当時)の三塚(博)さんが見るに見かねて、お世話になった晋太郎さんの三回忌を兼ねた励ます会を計画して、派閥ぐるみでパーティー券を売ったのです。それが、フタを開けたら晋三さんが集金カトッブですからね。派閥の秘書仲間たちはみんなひっくり返りました」

 そのパーティーとは、'93年4月15日、首相の指定団体(当時)の「晋和会」が赤坂ブリンスホテルで開いた「安倍晋太郎先生を偲び安倍晋三君を育てる会」だ。2万円のパーティー券を1万4766人に売り、2億9636万円の収入があった。費用5300万円を差し引いて2億4300万円余りのボロ儲けだ。

 しかし、ベテラン秘書が腰を抜かしたのは、それだけではなかった。

 安倍首相が初当選した'93年、「晋和会」と「緑晋会」という二つの政治団体だけで、その収入は9億1067万円。新人議員でありながら、2位の橋本龍太郎政調会長(当時)らを抑えて、集金力で政界トップに立ったのだ。細川政権の誕生で自民党が野党に転落し、ベテラン議員もカネ集めに四苦八苦する中で、その突出ぶりは際立った。

 この年から始まった政治団体の資産公開でも、安倍首相は預金6億8949万円で、金満家で有名な糸山英太郎衆院議員一当時)らに次いでいきなり4位にランクされている。

 そのカラクリは何か。当時注目を集めたのは、前述の「緑晋会」という団体だ。
 '93年の収支報告書では、年間収入4億9595万円の93.8%にあたる4億6508万円の内訳が、1件あたり100万円以下のため「献金者を明示しない企業団体献金」として記載されていたのである。

 4億円以上もの献金者とは誰か。企業献金が集まらないと一言っていた安倍事務所にふってわいた巨額献金の出所をめぐって、「安倍晋太郎の隠し資産が出てきた」(ベテラン秘書)というウワサが駆け巡ったという。

 晋太郎氏から晋三氏への相続に政治団体が悪用されているのではないか――。この疑惑にせまるべく、本誌はあらためて安倍ファミリーの政治団体をすべて洗い直すことにした。

 大手新聞の当時の番記者はいう。

「旧制6高(現・岡山大学)OBの財界人でつくる『六晋会』や『化学晋和会』『住宅晋和会』などの業種別後援会や、派閥の議員の地元に作られたという『千葉晋和会』『岡山晋和会』などの地方後援会。ニューリーダーと呼ばれるにふさわしく、政治活動の基盤を支える政治団体の数も当時の議員でトツプでした」

 本誌は、当時の関係者の証言をもとに、全国の収支報告書を集め、連結収支報告書を作り、分析した。その結果、多数の政治団体を使った驚くべき資産相続の実態が明らかになった。

 故安倍晋太郎氏は、晋三氏を外相秘書官にした'82年から病没する'91年までの10年間に、自らの政治団体である「晋太郎会」に2億5985万円、「晋和会」に2億5897万円、「夏冬会」にー億1940万円、3団体合計で6億3823万円もの巨額の個人献金をしていた。

 3つの団体はいずれも「指定団体」である。指定団体とは当時の政治資金規正法に則って届け出をした政治団体のことで、政治家はこの指定団体に寄付すると、その額に応じて所得控除を受けることができた。しかも控除額は青天井だったのである。

 晋太郎氏は、政治家にしか使えないこの所得控除制度をフルに活用していたのだ。これだけの巨額の個人献金をする一方で、自らの申告所得額は極端に少なかった。同じ10年間で1000万円以上の高額納税者名簿に掲載されたのは、病気療養中の'90年の納税額3524万円、わずか一度だけだった。その間に6億3000万円以上も献金をしているのに、である。

 そして問題なのは、この政治団体がそのまま息子の晋三に引き継がれ、相続税逃れに使われたことだ。
 晋太郎時代から安倍事務所に出入りしていた全国紙の記者は言う。

「晋太郎先生のときは、議員会館裏にある『TBR永田町』と『山王グランドビル』にそれぞれ個人事務所があり、赤坂ブリンスの派閥事務所とあわせて3ヵ所に金庫番の秘書がいました。さらにそれぞれの金庫番が管理する政治団体が、地方もふくめていくつもあったのです。
 晋三さんはそれをそのまま引き継ぎました。代替わりしてからは、『TBR』の事務所は閉めて、親父の代の金庫番は全員解雇しました。金庫番を一人にするために、政治団体もかなり整理しましたが…」

 実際に本誌で調べたところ、安倍晋太郎氏の生前に作られた「安倍系団体」と呼ぶべき団体は、タニマチ的なものも含めて、66団体にものぼった。さらに調べると、晋太郎氏は'91年5月に亡くなっているが、その直前の'90年末時点で、それらの団体には合計で6億6896万円もの巨額の繰越金があった。

 安倍首相は父親の死後、政治団体を引き継ぐのと同時にそれら巨額の繰越金をもそっくり引き継いだのである。調べてみると、父の死の直後、'91年末時点では22団体が解散し、44団体になっている。資金残高も4億円余りに滅ってはいる。ところが、解散などに伴って整理された資産などの行方を追っていくと、どこに献金したかが不明になっている「消えた寄付金」が、合計で1億8522万円もあったのだ。2億円近い巨額なカネはいったいどこに消えてしまったのか。

 繰り返しになるが、これらの「消えた寄付金」を含めると、首相は、亡父が政治団体に寄付した6億円の個人献金を政治団体ごとそっくり相続したことになるのだ。

 安倍首相は、これまで主な相続資産は、山口県長門市の実家と下関市の自宅のみとしてきた。相続した'91年以降の高額納税者名簿には首相の名前はない。
 政治団体に投じられた6億円の献金が、そのまま晋三氏に渡っていれば、これは政治活動に名を借りた明白な脱税行為ではないのか。
 財務省主税局の相続税担当の幹部に、連結収支報告書の数字を示しながら聞いた。政治団体を通じた巨額の資産相続に違法性はないのか?

「政治団体に個人献金した資金が使われずに相続されれば、それは相続税法上の課税対象資産に該当します。政治団体がいくつもある場合は、合算した資産残高のうち献金された分が課税対象になります。たとえ首相でも、法律の適用は同じです」

 そう説明した幹部は、連結収支報告書の数字を見比べてきっぱり言った。

「この通りなら、これは脱税ですね」

 仮に、政治団体を通じて相続した遺産が6億円とすれば、当時の税制ではー億円以上の最高税率50%が適用されて、相続税額は約3億円になる計算だ。

 もちろん、税法上は相続税の脱税の時効は最大で7年。首相が罪に問われることはない。しかし、これまでー億円以上の脱税は、政治家でも逮捕されてきた。重大な犯罪であることに変わりはない。

 主税局幹部は、個人的な意見と断って、こう言った。

「本来は、国税庁がきちんと見つけておくべき問題ですが、時効になった今は、税法上の徴税はできません。しかし、財政の窮状を行政の長として考えて、ぜひ時効の利益を放棄して、自発的に納税していただきたいですね。(2007年9月25日・『週刊現代』)


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――ヘーッ! こんな記事があったんですか? ここまで書かれるとムキになるのも無理はありませんね。それにしても3億円とは、さすがは総理大臣! ウチワだ、明治座だ、ワインだ、入院見舞いだ、人件費だ、で大騒ぎするなんて馬鹿馬鹿しい限りですね(笑)

本因坊師「戦後の日本人は、『政治』に対して妙な依頼心というか、安易な見方があるからなあ。一旦、権力を握った人間が狂気に走れば、その権力は際限なく肥大化していくという怖さに鈍感なんや」

――確かに、現在の安倍政権を見ていると、圧倒的多数の議席をいいことに「弱者を挫き、強者を助ける」理不尽な政策が目立ちますね。

本因坊師「とは言うてみても、選んだのは国民や。もうちょっと選挙に真剣にならんと、権力側の好き勝手な強攻策で取り返しのつかない事態に追い込まれてしまうぞ」

――ところで巷間、解散・総選挙が噂になっていますが、老師はどう見ていますか?

本因坊師「ないと思うがなあ。官邸の“海坊主”あたりが先頭に立って盛んにアドバルーンを上げているようじゃが、295議席もある現在、ボンクラ大臣の醜態が続発していることで減ることはあっても、増えることはないだろう。公明党の31議席が変わらないとして、民主党政権の不甲斐なさの揺り戻しで当選した119人の1年生議員が果たして何人帰って来れるか? 民主党だって前回の次点組が必死になれば現有の56議席を2割や3割増やすのは十分可能だし、与党が3分の2に必要な285議席を確保するのは難儀やぞ」

――でも、野党を見渡せば、第一党の民主党ですら、候補者すら決まっていない選挙区が一杯あるし、自民党にとってはチャンスでしょう。私は「解散あり」に全財産賭けますよ。

本因坊師「貧乏人に限って、すぐに賭けだ、ヘチマだと騒ぐんやから(笑)…まあ、今回もワシの勝ちやろ」

――今度ばかりは、そうはイカのキン○マですよ〜!老師こそボケにかこつけて、後になってそんな賭けをした覚えはないなんて言わないで下さいよ。(了)











2014年11月12日配信「東京仙人島通信局」<連載>



佐高「徳間康快の魅力は、また心の奥底に深い寂しさを抱えているところですよね」

森村「同時にその寂しさが、精神の構造だったのではないかと思います。新聞、出版、映画、アニメ、教育、異性などによっても充足されない空洞を抱えていたような。そしてその空洞こそが、徳間社長の人生の根源だったような気がします。豊富な人脈を持っていながら、本当に心と心が解け合ったという方が少ないとご本人が漏らしたことがあります。私のような一匹狼で、背負っている人間は家族だけだということであれば、どんな人間とでもつきあえるんですよ。徳間社長の背負っているものは大きすぎるから、その人間と一心同体になっちゃうと、自分が沈むときに相手も沈まなくちゃならない。そういう思いやりがあったんじゃないかと僕は思うんですけど、かなり重い寂しさでしょうね」

佐高「自分は清濁併せ呑むではなく、“濁濁併せ呑む”だと言っていたそうですが、交際の範囲はとてつもなく広かったですね」

森村「つき合う人は、多士済々。超大物、ヤクザ、右翼みたいな人もいるし、壮士もいる。みんな、個人差はあっても壊れている変人が多い。とてもじゃないけど、私だったら、こんな大勢の“怖そうな方々”とおつき合いしたら、命がいくつあっても足りないんじゃないかと思いましたね。徳間社長は七八歳で亡くなったけれども、あの荷物を半分でも降ろしたら、九〇歳ぐらいまで生きたんじゃないかなと思います。背負った荷物に押し潰されたんじゃないんです。背負った荷物に対して、責任を負いすぎたんじゃないかと」

佐高「それから背負った荷物に自分でもまたいくつも荷物を負う人でしたね」

森村「戦国時代の武将・山中鹿助幸盛みたいに『我に七難八苦を与えたまえ』と、三日月にいつも祈っているような感じですね」(『民主主義の敵は安倍晋三』・佐高 信・七つ森書館)


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<社会>

★「“聖地”はどうなる?」…「マルナカでもどこでもいいから最終的にウチが使えればいい」――最高裁が在日本朝鮮人総連合会側の特別抗告を棄却、中央本部建物が「マルナカHD」の手に。

★「薬学部長と副学部長の告発で〜!?」「複数の画像が切り貼りされている?」――岡山大医学部元特任准教授でみんなの党・柏倉祐司衆院教授に医学論文改竄の疑い。(告発の背景に学長選めぐる派閥争い?)

◆「ブラック・ステーキ!?」長時間労働とパワハラで自殺した店長の遺族に対し東京地裁が『ステーキのくいしんぼ』を運営する「サン・チャレンジ」に5700万円の賠償命令。

◆「ポン中次長!!」“財界瓦版新聞”・佐藤某文化事業部次長が覚醒剤所持容疑で逮捕。

★「真実?それとも意趣返し?」「精神安定剤などの大量投与で死亡した?」――韓国「東亜日報」による北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの死亡(1994年4月)報道をシンゾウ首相「信憑性なし」と批判。

◆「お粗末クン!?」京都大学の学生集会にこっそり参加した公安警官吊るし上げで機動隊100人が待機のお騒がせ。

★「ようやくの辞任」
慰安婦&吉田調書の誤報記事の責任取って木村伊量・朝日新聞社長が今月中旬の退任を発表。

◆「またもや年金喰い虫!」…「ギャンブルに使った」――「東日本ニット厚生年金基金」の元職員が2000万円着服容疑で逮捕。

◆「不肖社員」…警視庁捜査2課が「コマツ」の子会社「コマツゼネラルサービス」社員の露木某を架空発注により2500万円分の商品券詐取容疑で逮捕。

◆「『未闘病記−膠原病、「混合性結合組織病」の』」笙野頼子さん「第67回野間文芸賞」を受賞。

★「写真撮影は接見交通権の範囲」…東京地裁が弁護士による接見室での被告人撮影による接見中止は違法と判断。

◆「暴れん坊警部補&消防士長!?」…神奈川県警が警視庁大森署・警部補を、警視庁四谷署が荏原消防署・公務執行妨害容疑でそれぞれ逮捕。

★「教授を喰ったワルイ奴?」「石山ゲートウェイ」脅迫容疑で神奈川県警に事情聴取を受けたS大学薬学部・佐藤某教授の供述で名前の出た黒木某・福岡某・土井某・松尾某らハコ企業に巣食う有名詐欺師たちが何故かブルブル!?


<政治>

★「ガキの証明?」「時効とか言ってまるで犯罪者ではないか」「週刊誌の記事で誹謗中傷するのは議員として恥ずかしくないのか」――シンゾウ首相が参院予算委員会で吉田忠智・社民党代表が指摘した「3億円脱税疑惑」に対して「事実無根」と青筋立てて反論。(図星を指されて〜!?」)

★「大臣失格クワルテットが揃い踏み!!」宮沢洋一経産相=九電「川内原発」を「かわうち原発」と誤読、マフィア財相並みのお粗末な漢字力を披露!?(ホンマに東大卒?) 上川陽子法相「不起訴」「起訴猶予」の違いを聞かれて六法全書片手に答弁席で立ち往生のお粗末!!(呆務大臣!?) 西川公也農水相=大枚「10万円」でも「見舞金」と強弁する鉄面皮に脱帽の巻!! (さすがは栃木の厚顔鬼瓦!?) 塩崎恭久厚労相=派遣法改正案を真逆の法解釈連発で救い難い無能ぶりを露呈!!(頭の中は株価対策で一杯!?)

★「海坊主のアドバルーン?」「衆院解散は12月2日、14日に投開票」――飯島 勲・内閣官房参与が『たかじんのそこまで言って委員会』で野党脅しの三味線弾き!?

★「2年半ぶり」歴史・領土・危機管理を棚上げした玉虫色の合意文書を巻いてシンゾウ首相と中国・習近平国家主席の首脳会談ようやくの実現。(つまるところは問題の先送り?)

◆「解散前の静養旅行!?」シンゾウ首相APEC&ASEAN会議に出席のため10日間の外遊に出発!?

◆「“目玉法案”を先送り!?」…与党がカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案の今国会への提出を断念。

★「アメの中身はUSJ!」沖縄県知事選で劣勢を伝えられる仲井真弘多知事の応援のため菅義偉官房長官がテーマパーク「USJ」誘致の支援を手土産に沖縄入り。

★「ホトボリ冷めてこっそりと〜!?」森田健作・千葉県知事「千葉県にオスプレイの整備拠点設置」菅官房長官に確約。(どこまでも頭の中は空っぽ?) 


<経済>

★「異次元の悪夢?」…「ゴールドマンサックス社」が日銀の追加金融緩和をバンザイノミクスと揶揄。

◆「再編ラッシュ!」「横浜銀行」(神奈川)と「東日本銀行」(東京)、「肥後銀行」(熊本)と「鹿児島銀行」(鹿児島)が経営統合。(生き残りに必死!)

★「恨み、忘れず!?」「来社に及ばず、感謝の言葉だけで十分」――LED照明で文化勲章を受章した中村修二・カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の関係改善要請にかつての勤務先で発明の対価をめぐって争った「日亜化学」が慇懃無礼な対応。

◆「円安を追い風に」「トヨタ自動車」の平成27年3月期の連結最終利益が減益予想から一転、前期比9.7%増の2兆円兆に上方修正。

◆「チキン禍の傷癒えず!?」「日本マグドナルドHD」の1〜9月期連結決算で売上高1722億円(▲12.7%)、営業利益2億円(▲97.8%)、最終損益が75億円の赤字に転落。

◆「バラ売りの可能性も?」…米系「シティバンク」の個人向け部門売却の競り市にDCカード狙いの「三井信託銀行」と個人部門重視の「三井住友銀行」の2行が挙手。


<国際>

★「オバマ離れで民主党が大敗の巻」米・中間選挙下院・上院とも共和党が過半数の議席を獲得。

◆「粛清?」…中国の汚職キャンペーンで副市長、副裁判長、党書記、TV局長共産党幹部40人超が相次いで不自然な自殺

◆「鬼が笑う?」…任期(2017年)が3年以上残る韓国・次期大統領選候補潘基文・国連事務総長の名前。


<原発>

◆「合格ありきの八百長審査?」原子力規制委員会関西電力高浜原発3、4号機について事実上の合格証となる「審査書案」の作成に着手。

★「背に腹は〜?」…いちき串木野市、日置市、姶良市など近隣自治体の反対無視して岩切秀雄・薩摩川内市長に続き伊藤祐一郎・鹿児島県知事川内原発の再稼働への同意を表明。

◆「東電に原発運転の資格はない!」「情報を正しく出せない組織との議論は無用」「福島第一原発の検証と総括が終らない限り再稼働の議論はしない」――泉田裕彦・新潟県知事の相変わらずの東電批判で柏崎刈羽原発再稼動の道遠し。


<訃報>

✿「綱手」主宰の歌人・田井安曇さんが肺炎のため死去。享年84歳。合掌。

✿元信濃毎日新聞社主筆の中馬福清さんが胆管がんのため死去。享年79歳。合掌。

✿落語家の桂小金治さんが死去。享年88歳。合掌。

✿元NHK会長の川口幹夫さんが胃がんのため死去。享年88歳。合掌。

✿元大日本精糖社長の藤山覚一郎さんが死去。享年86歳。合掌。

✿押し絵羽子板職人で名誉都民の西山鴻月さんが死去。享年93歳。合掌。

✿元公明党衆院議員の斎藤 実さんが老衰のため死去。享年91歳。合掌。

✿ファッション評論家の大内順子さんが胆管がんのため死去。享年80歳。合掌。

✿ノンフィクションライターの日高恒太郎さんが死去。享年63歳。合掌。

✿自動車評論家の徳大寺有恒さんが硬膜下出血で死去。享年74歳。合掌。

✿鉄道旅行作家の種村直樹さんが肺がんのため死去。享年78歳。合掌。






2014年11月7日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>


望月義夫環境相


本因坊師「ホンマに、アイツは辛抱の足らんガキやな」

――アイツって誰ですか?

本因坊師「予算委員会で青筋立てて唾を飛ばしていた何とかいうヤツや。TVで観とっても滑舌は悪いし、都合の悪いことには言葉を濁すくせに、聞かれもしない自慢話をタラタラ言うてみたり、まるで聞きわけのない洟垂れ坊主や」

――ひょっとして、我らがシンゾウ首相ですか?

本因坊師「知らん。名前なんか忘れてしもうたわ。――辞任した大臣の任命責任だけは殊勝な態度で謝罪しとったが、ちょっとでも痛いところを衝かれたら、顔色変えて言い訳じみた屁理屈をこねるし、政治資金に問題のある他の議員のパネルを出された途端、『顔写真を出してイメージ付けするのはケシカラン』と反論する態度は、ワガママ坊ちゃん丸出しや!」

――国会議員は大臣でなくても歴とした公人。顔写真を出されてツベコベ言うこと自体、頭のネジが緩んでいるとしか思えません。しかし、いくら一国のリーダーとしてふさわしくないと地団駄踏んだところで、選んだのは国民ですからね。バカだろうと、アホだろうと、ガキだろうと、本人が辞めるか、さもなくば次の選挙で落選させるしか手はありません。老師もあまり詮無いことでイライラするとボケちゃいますよ。

本因坊師「『撃ちかたやめ発言』にしても、自分たちが野党の時にはヤイヤイ言うて何人もの大臣のクビを取ったくせに、立場が反対になった途端に、『もう止めようよ』じゃ、いくらボンクラ民主党だって怒るわな」

――しかも、他紙も報道しているのに朝日だけを槍玉に挙げて「捏造だ」と大騒ぎするんですから何をか況や。呆れるどころか笑ってしまいます。

本因坊氏「長引けばボロが次から次に出て来るので、臨時国会を予定通り11月末で終わりたいシンゾウ親分の意を汲んだゴマスリ側近が言うたんだろうが、それを『重要法案の審議時間が足りなくなる』なんて泣き事言うんだったら、会期を延長したらエエだけのことやないか。――いやはや、バカだけなら、まだ可愛いが、権力を持ったバカというのはホンマに恐ろしいのう(笑)」

――それはそうと、東京地検特捜部が、明治座、ワインなど数多の問題で経産相を辞任した“優子姫”の“爺や”の自宅や地元関係個所を随分と手回し良く強制調査に着手しましたが、一体どうした風の吹きまわしなんでしょうか?

本因坊師「閑やったんちゃうか?(笑)」

――冗談はともかく、一部には、これ以上、辞任大臣を出さないために「早期捜査、早期幕引き」狙いのガサ入れという指摘もあります。

本因坊師「国会の日程もあるんだろうが、今の日本は“法治国家”とは名ばかり、実態は“人治国家”やからなあ…(笑)」

――“第三の男”と見られていた望月義夫環境相の深夜の“汗だく記者会見”には、呆れるどころか、笑ってしまいました。

本因坊師「夜中の緊急記者会見ということで、スワッ、辞任か!ということで駆けつけた記者連中もブーブー言ってたらしいな」

――要するに、エボラ熱騒ぎのドサクサに紛れてやれば扱いも小さいだろうと読んだうえでの記者会見だったのでしょうが、その内容も姑息というか、政治資金報告書の不備を亡き妻のせいにした卑怯未練な代物でした。

本因坊師「前任の何とかいう環境相も“欠陥大臣”だったが、この程度のレベルでも務まるんやから、真面目な話、環境大臣なんて小学生でも十分じゃないか(笑)」

――故郷の大先輩・清水次郎長も男の風上にも置けん野郎だと苦笑したことでしょう(笑)

本因坊師「防衛大臣のエート、エート、何て言うたかな?」

――名前をすぐに思い出せないとは、いよいよ老師もボケて来ましたね。――江渡聡徳防衛相ですよ」

本因坊師「まさに口舌の徒!――言い訳ばかりが達者な大臣で、日本の守りは大丈夫なんかな?(笑)」

――原発なんかそっちのけ、“SMバー”の広告塔がすっかり板についてしまった宮沢洋一経産相ともども、絶対に大丈夫じゃないでしょ!(笑)

本因坊師「国家公安委員長や女性活躍・行政改革担当相などの答弁を見ていて、つくづく感じるのは、追い込まれても『何の話?』とばかりにシレッと体を躱すオンナの強さ、渋太さ、鉄面皮ぶりだな(笑)」

――まあ、あれぐらい面の皮が厚くなければ、女だてらに大臣にはなれないんですね。

本因坊師「いつも冷汗タラタラ、シドロモドロの望月クンも、彼女たちを見習うべきだな(笑)」

――ところで、公益財団法人「新聞通信調査会」がメディアに関する世論調査を発表しました。

本因坊師「ケッ、どうせお手盛りの世論調査やろ」

――それによると、この1年間で新聞の信頼度が低くなったとの回答が、前回の5.6%より2倍近く増えて10.6%に増えたそうです。

本因坊師「エッ、まだ90%近くが信頼しとるんか? 嘘やろ!」

――信頼度が低くなった理由として挙げられているのが、仝輅鵑あったが28.7%(前回4.3%)でトップでした。

本因坊師「『朝日新聞』の相次ぐ誤報問題に影響された結果だろうが、誤報なんて、朝日に限らず、他の新聞社でもあったことやないか。それを今さら信頼度低下の第一の理由に挙げるなんてアホちゃうか」

――次が特定勢力に偏った報道をしているが25.1%(同33.3%)でした。

本因坊師「『寄らば大樹のカゲ』は世の常。“第4の権力様”と呼ばれる新聞に不偏不党、公平中立報道を望むこと自体が“蜃気楼”ちゅうことが分かっとらんのやな」

――3番目がJ麁斬Δ離皀薀訥祺爾韮隠.6%(同17.7%)です。

本因坊師「他人の不幸で飯を食うとるんがマスコミや。そんな輩にモラルを望むこと自体、木に登って魚を釣るようなもんや(笑)。それなのに16%弱だなんて…(嘆)」

――4番目がだ財界の主張通りに報道するが10.2%(同21.5%)、5番目がゲ餌情報も流しているが7.5%(同5.4%)でした。

本因坊師「い裡隠亜鵑覆鵑鴇蘆未世蹇H々たる税金しか払ってないけど(笑)新聞社だって商売や。ゼニが儲かる方々のご意向を汲むのは当たり前や。50%でも少なすぎると思うぞ。イ砲弔い討眈霾鵑覆鵑涜腓覆蠑なり憶測情報やし、それが7%とは一体、新聞のどこを読んどるんやろ?(笑)――しかし、こんな実態から遊離した数字が出るバカみたいな世論調査をどこのどいつがやっとるんやろな(笑)」(了)




2014年11月5日配信「東京仙人島通信局」<連載>


 犬の本能は食欲と性欲と猟欲の三つに絞られる。生肉を投げ与えられて、その誘惑を退けられる犬は、断じていない。
 家人の前では喰わない可能性はある。叱責をおびえるからだ。だが、飼主がいなければ、喰う。どんなに名犬といえども、おのれ独りになればゴミ箱を漁るものである。また、毎日風呂にいれており、自身もそれを好むような清潔この上ない犬でも、野に放てば、畠に撒いた人糞の上を喜んで転がり回るものである。
 犬が上品なのは、ただただ、躾である。
 本能を抑えられているだけのことだ。
(略)
 犬にはおそるべき叡智がある。犬は昔から魔除けとされてきた。大昔から犬属は妖怪変化の類いと戦ってきたのである。犬の目は暗闇の中で真実を見る能力がある。犬の嗅覚は人間の1億倍ある。くわえて、シェパードの牙は長大だ。徹底的に訓練された二頭のシェパードの攻撃を受ければ、いかな物の怪といえども、立ち竦んで動けなくなるのだ。(『われは幻に棲む』・西村寿行・徳間書店)

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<社会>

★「無為無策でまたもや先送り!?」「過去の調査結果にこだわらず新しい角度から調査を進めていくとの方針が示された」――手ぶらで帰国の拉致交渉訪朝団の報告にもシンゾウ首相は胸を張って能天気コメント!?(希望的観測?それとも三味線?)

★「逆指揮権発動?」“優子姫”の政治団体めぐる政治資金問題に対する東京地検特捜部のスピーディ過ぎる強制捜査の背景に官邸からの“早期幕引き”要請説?

★「守護霊はダメよ、ダメ、ダメ〜!?」「『言霊』は科学的根拠がなく学問の要件を満たしていない」――「大学設置・学校法人審議会」が「幸福の科学学園」が認可申請していた「幸福の科学大学」の開校を認めず。

◆「事件は法廷へ」…三重弁護士会の村田正人弁護士が「木曽路」と偽装のあった北新地店の料理長を不正競売防止法違反容疑で告発。

◆「テンプラ探偵御用!」…警視庁生活安全課が“ヤルヤル詐欺”で調査料金を詐取した「プライベートリサーチ大阪」の中原某ら4人を逮捕。

◆「頑張れ、加護ちゃん!」…警視庁荒川署が元モーニング娘・加護亜依ちゃん不肖の夫・安藤某出資法違反容疑(高金利)で逮捕。(「人生は花に叢雲 月に風」)

★「羹に懲りて鱠を吹く?」「テレビ朝日」が「BPO」の放送倫理検証委員会で審議入りの『報道ステーション』での九州川内原発の事実誤認報道で番組プロデデューサー、ニュースデスク、担当記者ら7人を減給、譴責処分に。

★「一難去ってまた〜」賃金未払いの次はマタハラ?――「たかの由梨ビューティクリニック」の女性従業員3人が労働基準法違反で運営会社「不二ビューティ」に慰謝料と未払い賃金求め東京地裁と仙台地裁に提訴。

◆「次回作は『かくしゼニ』?」…ヒット作「おくりびと」製作の「セディックインターナショナル社」5年間で10億円の所得隠しで追徴税額4億円。

◆「老人追い出し策」…厚労省が特別養護老人ホームの相部屋の部屋代を介護保険の対象から除外、1万5000円徴収案を提言。(消費税増税は空念仏?)

◆「どこまで続く泥濘ぞ!?」…東京第一審査会が「安愚楽牧場・詐欺事件」で不起訴処分の三ヶ尻美子社長ら旧経営陣3人のうち同社長ら2人を不起訴不当の議決

★「悪の巣窟にようやくのメス!?」刑事事件化必至で上場廃止が濃厚?――証券取引等監視委員会が「石山ゲートウェイ」(JQ)粉飾決算容疑で強制調査。

★「食われ食われ続けて堪忍袋の緒が切れた?」神奈川県警が粉飾決算をネタに「ゲートウェイ社」を脅した容疑でS大薬学部・佐藤某教授を逮捕の噂。(闇は深い?)

★「さらば日本?」…近時身辺何かと騒がしい緋田某が詐欺容疑?で国際指名手配に。

★「“登記の魔術師”の名が泣いている!?」…仲間割れ?で自宅(横浜市青葉区)を競売された“登記の魔術師”に所有権者「K社」から立ち退き請求の追い討ち。(紺屋の白袴?)

★「蟻地獄!」V社からの借入金の利払いに窮したN社林某社長が既に上場廃止のインスパイアー株担保に借金行脚中の噂。


<政治>

★「もうスキャンダル追及は止めようよ!?」「撃ち方止めになればいい」――IQはまるで子ども?――野党の不祥事追及姿勢に対するシンゾウ首相“学級委員長並み”の“お願い”報道にシンゾウ委員長は「私は言ってない。朝日の捏造だ」と猛反論!?(報道したのは朝日だけじゃないのに?)

★「目くそ鼻くそを嗤う」「極左暴力集団から献金を受けるのは問題である」 ――シンゾウ首相の執拗なFB攻撃に枝野幸男・民主党幹事長が「誹謗中傷そのものだ」と頭から湯気。

★「名誉棄損だ!(怒)」「週刊誌如きの記事でまるで犯罪者扱いするとはケシカラン!」――参院予算委員会の吉田忠智・社民党代表の相続税脱税疑惑質問にシンゾウ社長が怒髪天を衝く猛抗議。

◆「風呂屋の暖簾?」「政治とカネ」で国会審議が遅々として進まず窮地に追い込まれた“泣き虫幹事長”がその気もないのに年内解散を示唆。

★「他人を呪わば穴ふたつ!」「外国人から献金を受けてはならないのは国会議員が持たなければいけない基本的な認識なんですね」(byシンゾウ)――外国人企業から政治献金を受けていたSM経産相“シンゾウ・ブーメラン”が直撃!?(他人のフリ見て我がフリ直せ)

★「43年前の古傷が発覚!?」阿愚楽牧場献金、親族企業への資金還流など弄られっ放しの西川公也農水相「千振ダム贈収賄事件」(1971年)で逮捕の過去。

★「亡き妻が管理していたので〜」望月義夫環境相が怪しい政治資金報告書の“不備”のすべてをあの世の妻のせいにして深夜の記者会見。

◆「何を今さら〜?」「これまで『辞任しろ』と言ったことはない!」――海江田万里・民主党代表優子姫&みどりおばさんの辞任について例によって例の如しの腰砕け発言(ハッキリせんかい!!)

◆「増税先送り勉強会」鳩山邦夫・元総務相が主宰する「きさらぎ会」が消費税増税の先延ばしを求める勉強会を開催。

★「泥縄研修会?」…政治とカネの不祥事連発を受けて“泣き虫幹事長”が政治資金報告書を作成する秘書を対象にした研修会開催を提言。

★「孫たちの“上州戦争”?」“優子姫”の議員辞職見越して早くも“大勲位”の孫・中曽根康孝氏が後釜狙ってモゾモゾ。

★「うちわだけではありません!」…うちわの他、爪切り、タオル、靴べらと盛り沢山――山口泰明・自民党選対副委員長(埼玉10区)にも公職選挙法違反疑惑。

◆「林野庁長官に続いて〜!!」…受託収賄事件公判で偽証したとして北海道開発局元港湾部長に損害賠償を求めた鈴木宗男元衆院議員に対し最高裁が上告棄却の決定。(無念このうえなし!)

★「『普天間基地移転反対』vs『南北縦貫鉄道建設+USJ誘致』で一騎打ち!?」…沖縄県知事選に仲井間弘多(自民・公明)・翁長雄志(社民・社大・共産・生活)・下地幹郎(維新・そうぞう)・喜納昌吉(民主)の4氏が立候補。

◆「本音がポロリ?」「反対することで振興策が多く取れる」――沖縄県知事選に立候補した翁長雄志・前那覇市長が言わずもがなの失言。


<経済>

★「ヤケクソ金融緩和策?」「デフレ脱却に向けたプロセスに於いて今が正念場」――「日本銀行」の金融政策決定会議で市場への資金供給量を現行の60〜70兆円から80兆円に拡大する金融緩和政策を決定。

◆「円安様々」「トヨタ自動車」が円安と好調な海外販売受けて平成26年9月中間連結決算で過去最高の営業利益(1兆3000億円)を計上。

◆「越年濃厚」「日米の決着時期は見通すことができない」――難航するTPP交渉について甘利明TPP担当相が年内決着に否定的見解。

◆「新幹線様々」「JR東日本」「JR東海」「JR西日本」のJR上場3社が平成26年9月中間連結決算で売上高と最終利益が過去最高を更新。

◆「未だ曙光は見えず!!」…経営再建中の半導体大手「ルネサスエレクトロニクス」1800人の希望退職を募集。

◆「低空飛行」「スカイマーク社」の「エアバス購入契約解除」に伴う違約金を除外した平成27年3月決算(売上高882億円・営業損益▲124億円)2期連続の赤字予想。


<国際>

◆「後任は金養建・党統一戦線部長で〜?」朝鮮総連・許宗萬議長の後ろ盾的存在だった北朝鮮の工作機関「225局」康 寛周元局長死去で拉致被害者交渉に悪影響の声?

◆「鏖!」…韓国・国家情報院が「北朝鮮で昨年末に処刑された張成沢・元国防副委員長に連なる朝鮮労働党幹部ら50人が銃殺された」と発表。

◆「真露勢力が退潮」ウクライナ最高会議選挙でポロシェンコ大統領の「ポロシェンコ・ブロック」やヤツエニュク首相の「人民戦線」など親欧米派勢力が圧勝。

◆「真相は闇に?」…韓国光州地裁の「セウォル号沈没事件」公判で検察側が殺人罪に問われているイ・ジュンソク船長に死刑を求刑。

◆「51.6%vs48.4%」ブラジル大統領選決選投票で「労働党」のジルマ・ルセフ大統領が「社会民主党」のアエシオ・ネべス上院議員を僅差で破って再選。

◆「国際宇宙ステーションへの道遠し!?」米・宇宙航空局(NASA)で打ち上げられた無人補給機「シグナス」を積んだ「アンタレス」が発射直後に爆発。

◆「またもや日韓請求協定無視の判決」…韓国地裁が女子勤労挺身隊として戦時徴用した「不二越」1億6000万円の支払い命令。


<原発>

◆「国策融資!?」…2期連続黒字見通しの「東京電力」に対し「三菱東京UFJ」「三井住友」「三井住友信託」「三井住友信託」が4月末に再会した650億円の無担保融資を継続。


<訃報>

✿建築家で日本芸術院会員の岡田新一さんが呼吸不全のため死去。享年86歳。合掌。

✿浪曲師の京乃天姫さんが老衰のため死去。享年81歳。合掌。

✿「前略おふくろ様」「星の金貨」などの演出を担当した吉野 洋さんが死去。享年72歳。合掌。

✿浅草寺第27世貫首の清水谷孝尚さんが死去。享年94歳。合掌。

✿格闘家の木村浩一郎さんが肺炎で死去。享年44歳。合掌。

✿昭和天皇の戦争発言で銃撃された元長崎市長の本島 等さんが肺炎のため死去。享年92歳。合掌。

✿元警視総監、元宮内庁長官の鎌倉 節さんが死去。享年84歳。合掌。

✿元衆院議長の田村 元さんが老衰のため死去。享年90歳。合掌。

✿「ニュースステーション」を立ち上げた元テレビ朝日取締役の小田久栄門さんが肝臓がんのため死去。享年78歳。合掌。

✿能楽宝生流シテ方の水上輝和さんが食道がんのため死去。享年71歳。合掌。

✿声優の弥永和子さんが敗血症のため死去。享年67歳。合掌。




2014年10月30日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>


私はこれで大臣を辞めました!



本因坊師「オ〜ッ、サブい、サブい。もう冬やなあ。今日は、チャッチャッと片付けて、久し振りに熱燗でキュッと行くか」

――珍しいですね、老師から飲みに誘われるなんて! 何かいいことでもあったんですか?

本因坊師「お前なあ、つべこべ言わずに行くのか、行かんのか、はっきりせんかい!」

――いくら老師でも可愛い弟子に「お前」はないでしょ、「お前」は!(怒)

本因坊師「大阪市役所の罵倒パロディをパクるなんて、ダメよ〜、ダメ、ダメ!」

――うわっ! 老師こそパクってるじゃないですか(笑)

本因坊師「さてと、今日のテーマは…?」

――不細工な事件ばかりでマスコミを賑わせてる「永田町問題」を小誌なりに総括してみたいと思います。

本因坊師「つまらんテーマだが、しゃあないやろ」

――まず、「明治座」で大臣を辞任した優子姫ですが、今度は「ワイン」に「家賃」。水に落ちたキツネ(?)は叩けとばかりのバッシングが続いています。

本因坊師「先代の頃からすべてを取り仕切っていた国許の爺や、婆やの大チョンボとはいえ、何しろ分かりやすいスキャンダルやから注目を集めるのはしゃあないやろ」

――親しい永田町関係者も旧態依然たる手法、特に「ワイン」については、「明らかなな公職選挙法違反だ。アホやなあ」と呆れていました。

本因坊師「まあ、そこがお姫様たる所以だろうが…」

――なかには、「議員辞職もやむなし!」「連座制で公民権が停止されるかも?」という厳しい意見もありました。

本因坊師「どうだろうなあ?――既に官邸方面から“天の声”が発せられたという噂もあるし、そう簡単にバッジまでは外さんと思うぞ(笑)」

――ひょっとして、「知らぬ、存ぜぬ」を貫いているのも、地元の町長が「すべては私がやったこと」と早々に辞任したのも、近い将来の“落とし処”を意識した作戦かもしれませんね。

本因坊師「女性登用のシンボルとしてイチオシの優子姫が議員辞職、公民権停止では、シンゾウ首相のことや、また腹が痛いとか言うて、政権を途中で放り出してしまうかもしれんからなあ(笑)」

――キツネ姫には擁護する声も聞かれましたが、「うちわ問題」で辞任した松島みどり前法相には、そうした声は皆無です。

本因坊師「徳なし!品なし!見識なし!――法相という立場をわきまえない屁理屈を連発、不快感、嫌悪感満載のふてぶてしい態度では同情どころか、石をぶつけられても已むを得んわな。――論評の要なしだ!」

――さすが、老師!と感心したのは、キツネ姫の後任として経産相に就任した宮沢某の顔を見て「新大臣には“変態の匂い”がする」と言ってましたが、そのものズバリでしたね。

本因坊師「『秘書が情報収集のために行った』と言い訳しとるが、一体、SMバーで何の情報を収集するのか。ワシは秘書が“オヤジ”の特別な趣味のために下調べに行ったと睨んどるんだが…(笑)」

――趣味は色々。別にSだろうと、Mだろうと構いませんが、税金を原資とする政治資金を“性治資金”に流用すること自体が問題なのに、「1万8000円ぐらいエエじゃないか!」というトンチンカンな声もあります。

本因坊師「右を向いても左を見てもバカとドアホの大行進!――金額の多寡云々ではなく、カネの性質が問題ということを弁えないバカばっかりや(笑)――『どうせ天から降ってきたカネや、使わな損々』みたいな乞食以下の卑しい考えが、永田町では当り前になっとるんやろな」

――そのSM大臣に、新たに外国人からの政治献金疑惑が浮上しています。

本因坊師「Xデーのカウントダウンが始まったんちゃうか!」

――政治資金絡みでは、江渡徳防衛相、西川公也農水相に続いて望月義夫環境相にも疑惑が持ち上がっています。

本因坊師「ホンマにどいつもこいつも乞食大臣ばっかりやなあ(怒)。――それはそうと政治資金疑惑のカゲに隠れて目立たないが、“山谷某女&高市某女&稲田某女&有村某女”“猛烈右巻きカルテット”は大丈夫なんか?(笑)」

――民主党の某議員によると、「この4人のうち2人にも、カネ絡みの問題が出て来る」と自信満々でしたが…(笑)

本因坊師「いつも言うことだが、マジに『極道と政治家は堅気の世界で生きていけないロクデナシ人間の集まり』だな。――ヤレヤレ!」(了)




2014年10月29日配信「東京仙人島通信局」<連載>


 ひらたい赤血球が三日月型に変形して、毛細血管をつまらせてしまう鎌形赤血球症は、たった一つの遺伝暗号の狂いによって生じる病気であった。この病気に冒されると、頻繁に貧血症状をおこす。
 また、長い方から二十一番目の染色体が一本よけいに増えて、染色体数が四十七本になると、ダウン症候群となる。
 声が猫の鳴き声に似て、知能障害の症状も出る猫鳴き症候群は、長い方から五番目の染色体の一部が欠けることが原因していた。
 いずれも、遺伝暗号の狂いが原因となっている病気である。
(略)
 人体を形づくっているのは蛋白質であり、この蛋白質は、二十種類のアミノ酸が基礎素材となって出来ている。
 平均的な蛋白質は、アミノ酸が五百個前後積み重なって立体構造を形づくっており、このアミノ酸の配列を決定するのがDNAの遺伝暗号であった。
 遺伝子が、膨大な量の遺伝子情報に基づいて、蛋白質をつくりだす場所は細胞質である。つまり、細胞質が、遺伝情報に基づいて、生体を形づくる蛋白質を合成しているのであった。
 要するに、遺伝暗号が、生体の全てを支配している、ということになる。
 遺伝暗号の配列が一字狂っただけで、生体に異常の生じる恐れがでてくるのは、このためであった。(『殺神操作』・門田泰明・角川文庫)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<社会>


◆「苦節8年でやっと〜」「泉南アスベスト訴訟」で国の賠償責任を認めた最高裁判決を受けて塩崎恭久・厚労相が平身低頭で大阪高裁に「和解」を申し入れ。

◆「マタハラは原則違法」…最高裁が妊娠を理由にした降格は男女雇用機会均等法に違反するとして広島高裁に差し戻し。

◆「自衛隊の面汚し」…警視庁新宿署が練馬駐屯地所属の陸士長2名集団準強姦未遂容疑で逮捕。(野獣の群れ?)

★「秋眠公判を覚えず?」名古屋家裁岡崎支部佐川真也裁判官寝坊して公判を欠席、挙句の果てにゴマスリ書記官が「別の裁判が長引いている」と大嘘のお粗末。(弾劾裁判にかけるべし!)

◆「不良勘定奉行!!」…京都府警が国家公務員法違反容疑(守秘義務)で大阪国税局伏見税務署の上席国税徴収官を逮捕。

★「500万円を返せ?」スケバンvs金太郎、色恋も終わってしまえば〜!?――三原じゅん子参院議員に元巨人投手・水野某との金銭トラブルが発覚(by週刊文春)

★「変なの来た、W校長やばいだろう!」座間市立中学元校長が38年分の生徒名簿使って「幸福の科学大学」入学勧誘パンフレット送付の“怪挙”がネット上で話題に!!

★「『555万円の家』には裏がある!?」…テレビCMで知られる「アイダ設計」の執行役員が廃棄物処理法違反容疑で逮捕。


<政治>

★「御難続き!?」「明治座」「ワイン」の次は「SMバー」、そして再び「家賃未払い」――原発再稼動問題なんか蚊帳の外、スキャンダル続発の経産大臣は厄ネタポスト!

◆「SMバーの次は東電株」…一難去ってまた一難?――今度は「東京電力」株式600株保有で“SM経産相”「利益相反だ!」の声!?

★「薩摩のダボハゼ2匹?」有村治子・行革担当相小里泰弘・環境副大臣に法人税違反容疑で有罪判決を受けた「明興テクノス」からの政治献金が発覚。(by日刊ゲンダイ)

★「次はこの人?」…悪相の西川公也農水相「阿愚楽牧場献金問題」に続いて親族企業に対する政治資金還流疑惑が表面化。

★「エボラ熱騒ぎのドサクサに〜」…不透明な政治資金報告書に対する望月義夫環境相の深夜の冷汗タラタラ会見に記者団から「まるでガマの言い訳」の嘲笑。

◆「三味線?」「消費増再増税は1年半先見送りを」――「アベノミクスを成功させる会」山本幸三会長ら増税慎重派の43人が「消費税10%」に待った発言もそのココロはポーズだけ?

★「IQ不足丸出し!!」「クレームをつけられている」――政治資金政治資金収支報告書訂正問題で野党の追及を受けている江渡聡徳・防衛相が苦し紛れの言い訳で窮地に。

◆「ヨイショ、ヨイショで日が暮れて!!」「第一次政権担当当時に比べて随分と成長した」――泣き虫・自民党幹事長“禅譲期待”のゴマスリ発言に拍車!?

★「カンニング委員長?」…参院外交防衛委員会に政府側答弁要項を持ち込んだ片山さつき委員長に「御嶽山騒動」に続いて再びの“レッドカード”!!

★「選ぶ側にも責任がある!」…閣僚のW辞任について二階俊博総務会長シンゾウ首相の人物鑑識眼に苦言。

★「“背乗り”で各党が勝利宣言の茶番選挙?」 福島県知事選で内堀雅雄前副知事が大差で当選。(投票率45%では復興、復興の大合唱がシラケます!!)

◆「応援団も処置なし?」…シンゾウ内閣の支持率が日経(53%→48%)、読売(62%→53%)ともにさすがの急落。


<経済>

★「アホのひとつ覚え?」「緩やかな回復を続けている」――黒田東彦・日銀総裁の13ヶ月連続の強気コメントに「裸の王様の独り言」の野次!

◆「1400億円買い→1700億円売り」…シンガポールの政府系ファンド「GIC」「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」の8F〜31F部分を1700億円で買収。

★「アベノミクス失敗の証左!」2014年度上半期の貿易統計が上期としては過去最大の5兆2711億円(前年比6.8%増)の大赤字を記録。

★「伝説の女傑もストリップ離れには勝てず!」「浅草ロック座」を運営する「斎藤観光」が負債総額2億4000万円で破産。


<海外>


◆「棚上げ」 …香港の選挙制度めぐる大規模デモでデモ参加者の意見集約のための市民投票を中止。


<訃報>

✿スイスの写真家=ルネ・ブリさんがガンのため死去。享年81歳。合掌。

✿米・ファッションデザイナーのオスカー・デラレンタさんがガンのため死去。享年82歳。合掌。

✿元オーストラリア首相のゴフ・ホイットラムさんが死去。享年98歳。合掌。

✿ノンフィクション作家の枝川公一さんが死去。享年73歳。合掌。

✿元JRA騎手、調教師の石毛善衛さんが脳出血のため死去。享年91歳。合掌。

✿米・ワシントンポスト紙元編集主幹のベン・ブラッドリーさんが老衰のため死去。享年93歳。合掌。

✿元暮らしの手帖社取締役の大橋芳子さんが老衰のため死去。享年89歳。合掌。

✿前衛芸術家で芥川賞作家の赤瀬川源平さんが敗血症のため死去。享年77歳。合掌。

✿英ロックバンド「クリーム」元メンバーのジャック・ブルースさんが肝臓病で死去。享年71歳。合掌。

✿元タイ大使で外交評論家の岡崎久彦さんが死去。享年84歳。合掌。









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