2014年8月5日配信「東京仙人島通信局取材メモ」<連載>


「勇猛な確固たる信念を持っている日本人など、今の日本にはいまい。政府自体がアメリカの顔色を見たり、ヨーロッパの顔色を見たりで、全く反骨精神のない不様な八方美人になり下がっている。いったい日本人は、我々にこれほど馬鹿にされているということを知っているのかね」
「はっはっはっ、大使もお口が悪い。しかし、この国の国民を分断させるのは、確かにたやすい。今の日本人なら、たとえばソ連が北海道を占拠しても、黙って横目で眺めて、こそこそ自分の安全だけを考えるでしょうな。銃をとって必死に抵抗する者などいますまい。アメリカの核の笠に図々しく頼る一方で、核反対を叫ぶような矛盾にみちた民族に、闘う気力などあろうはずがない」
「図星だね。日本のマスコミは、アメリカの若者の退廃ぶりをよく報じるが、実際は自国民族がそれ以上に退廃し無力化していることに気付いていない」
「アメリカの力にもたれて平和をむさぼり食っているから、余計に無気力になるんですよ。自国の平和を自分の力でつくり出そうとする気が毛頭ない。滑稽というか、厚かましいというか、恥知らずというか、変わった国民ですよ、日本人というのは」
「無気力だからこそ、再植民地化しやすい。アメリカ中毒にして、附抜けた民族に仕上げてしまうことが、我々の長年の懸案だった。この国を核の大要塞と化し、その次がいよいよソ連への奇襲攻撃だ。頼みましたぞ」(『諜報者たちの夜』・門田泰明・光文社)


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<社会>

★「組織ぐるみでテンプラ報告」…街頭犯罪全国ワースト・ワンを糊塗するために“浪花奉行所”が刑法犯認知件数8万件超の水減らし報告。(嘘つきはオマワリサンの始まり!?)

★「何でやねん?」「TCSグループ」傘下の「テクノ・セブン」「アンドール」「アイレック」「明治機械」「日本コンベヤ」「セコニック」「MUTOH」の株価急騰揃い踏みに証券取引等監視委員会が深甚の注目!?

◆「ワタミに続け」…2014年ブラック企業大賞に「日本海庄や」「JR西日本」「タマホーム」「リコー」「秋田書店」「ヤマダ電機」「東京都議会」など9社が堂々のノミネート。

★「演歌大王極楽台北」…台湾公演の細川たかし買春報道も当人は「知らない」「分からない」と“下半身俄か健忘症”に!?<☛日刊ゲンダイ>

◆「Q爺、いつもの言い訳で逃げ切り?」「報酬も貰ってないし知らない」――久間章生・元防衛相が理事長を務めるNPO法人「東日本大震災原子力災害等被災者支援委員会」がテンプラ復興支援事業名目に1億数千万円の不正請求で職員ら4人を逮捕。

★「カウントダウン開始!?」…とかくの噂の「インスパイアー」事件屋・黒木某の画策?で監理ポスト入り、上場廃止が秒読みに。(林翁、ドツボに嵌る?)

★「住職は交代したものの〜?」「自修院」(横浜市)酒井某住職“六本木の迷刹”「湖雲寺」の新住職に就任(兼任)も大枚叩いた「スーパーT」の思惑絡んで納骨堂建設はいつのことやら!?

★「悪い奴ほどよく眠る!!」「八重森某は再逮捕されたのに何でアイツだけが?」――「成城地面師事件」で逮捕された野口某釈放の裏に“場外ムニャムニャ取引”の噂?


<政治>

★「貧すれば鈍する!?」…自民党が惨敗必至の福島県知事選に原発再稼動大賛成の“右巻きトシ爺”の擁立を検討中。(事実上の不戦敗?)

★「口は災いのもと」セクハラ野次でバッシングされた鈴木某都議に今度は政治資金収支報告書虚偽記載疑惑浮上でタジタジの巻。


<経済>

★「違約金700億円」「エアバス社」からの「A380」6機の購入契約を解除された「スカイマーク社」GCマーク(大風呂敷は倒産の元?)

◆「スカイマークにGCマーク」 …「エアバス社」にA380の購入契約を解除された「スカイマーク社」「継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる状況に在る」の注記。

◆「尻拭いで赤字転落」…顧客データ大量流出の「ベネッセHD」が四半期(2014・4~6月)決算で特損260億円を計上、136億円の赤字

◆「キムタク御用達の〜」…ジーンズ加工の「仁多産業」(島根県)が倒産。負債総額9億8000万円。


<国際>

◆「次のトラは誰だ?」…中国、周永康・前政治局常務委員に続く粛清リストに曾慶紅・元副主席、李鵬元首相の娘婿・李小琳両氏の名前!?

◆「常習犯?」…米ファンドとの交渉決裂でアルゼンチンデフォルトが不可避の事態に。格付けはCCCマイナスからSDへダウン。


<原発>

★「民意は予見可能性あり!?」東京第五検察審査会が業務上過失致傷容疑で告訴、告発されていた勝俣恒久・元東電会長と武藤栄・元副社長、武黒一郎元副社長「起訴相当」の議決。(トカゲの頭切り!?)


<訃報>

✿「未来工業」創業者の山田昭男さんが多臓器不全のため死去。享年82歳。合掌。

✿劇団「桃園」を主宰する劇作家の深津篤史さんが肺がんのため死去。享年46歳。合掌。


✿落語家の笑福亭小松さんが心筋梗塞のため死去。享年57歳。

✿「がんばれゴエモン」で知られる漫画家・帯ひろしさんが脳出血のため死去。享年54歳。



2014年8月1日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>


東京地検(wikipediaより)



――熱いっすね。外を歩くだけでクタクタです。

本因坊師「何をグジャグジャ言うとるんぞ!…昔から夏は暑いもんや。…『心頭滅却すれば火もまた涼し』や。シャンとせんかい!」

――涼しい部屋で麦茶を飲みながら高校野球の予選を観ているお方には、この暑さは分からないでしょうね。

本因坊師「冗談、冗談(笑)…ホンマに暑いなあ。もう日本は完全に熱帯気候やな(フーッ)」

――気候は熱帯化しつつあるというのに、大マスコミの報道姿勢、なかでもTV番組は愚にもつかない番組ばかり。亜寒帯化を通り越してツンドラ気候状態になりつつあるんじゃないですか?

本因坊師「まだお前はTVを観とるんか?」

――どうせ「TVを観るとアホになる」と言いたいんでしょ!

本因坊「NO!…TVを観るからアホになるんでのうて、元々がアホやからTVを観とるわけや。モノの道理として、アホになるためには、お利口さんでなければいけないのに、TVを観とるのはアホばっかしなんやから、正確には『アホになる』のでのうて、『アホがさらに深化する』と言うべきだろう」

――ややこしい言い方ですが、つまりTV局は「アホ向けの番組しか作っていない」というわけですね。

本因坊師「そういうこっちゃ。分かったか!」

――御意!…ということは、昨今のTV番組がつまらないと思う私はアホでないということの証明ですね!(笑)

本因坊師「と、言いつつ未だにTVの前に座っとるのは、どういう了見や?」

――嬉しそうに観てるのではなくて“観察”してるんです!

本因坊師「(男たる者、寡黙でなきゃイカンのに)ああ言えば、こう言う。理屈だけは益々、磨きがかかってきたのう(笑)」

――ところで、東京地検特捜部が捜査していた「ノバルティス事件」ですが、白橋某被告の“単独犯行”ということで幕引きを決めたようです。

本因坊師「夏休みを控えとるから、さっさと片付けたかったんやろ(笑)」

――半年もの長い時間を掛け、しかも全国から応援検事を大挙して動員した結果がこれですからねえ。幼稚園児だって「“インチキ論文”と引換に“乞食”みたいに薬屋さんからおカネを貰ってた大学の先生だって“共犯”のはずなのに、絶対おかしいよ!」って口を尖らせると思いますよ。

本因坊師「確かに、万人が釈然としない幕引きだが、検察は検察なりに努力したと思いたいがなあ」

――老師がそう思うのは勝手ですが、ディオバンなんて1兆2000億円も売り上げた“カネのなる薬”ですよ。その“カネのなる薬”にセッセセッセと“肥料”を遣り、“水”を注いだのは、京都府立医大、慈恵医大、千葉大などの研究者じゃないですか。それを「データ解析は、白橋被告に丸投げしていたから私たちは知らない」で逃げ切りだなんて、いくら「シナリオ捜査」が出来なくなったとはいえ、あまりにもだらしないと思いますよ。そのうえ、「研究の杜撰さと刑事責任の追及は別だ」なんて開き直るに及んでは、田舎地検以下ですよ。

本因坊師「白橋クンの逮捕直後からの完全黙秘も響いたのだろう」

――何を眠たいことを言ってるんですか!(怒)…容疑者、被告が黙秘するのは当り前じゃないですか!…そこを知恵を絞って落としてこそ“花の特捜検事”なのに、得意の“拷問調べ”が出来なくなった途端にお手上げじゃあ「特捜部」などという看板を外すべきですね。

本因坊師「ある検察幹部は、『厚労省の非協力的な姿勢も(判然としない捜査に終わった)原因のひとつだ』『薬事法の時効の壁(3年)に阻まれた』とボヤいていたらしいが…」

――シャラップ!!…そんな“責任転嫁発言”は受け付けません。…いわば厚労省にとって製薬会社は“クスリムラの仲間”じゃないですか。“敵方”の協力をアテにするようでは、ますますもって“貧すれば鈍”と言わざるを得ません。ましてや時効云々を持ち出すに至っては何をか況や、話になりません。

本因坊師「いやはや、今日はご尤もな御意見のオンパレードでワシの出る幕はなさそうやな」

――これまで巨悪に立ち向かう“鬼の特捜”、“正義の特捜”と高い評価を得て来たのも、ネタをばらせばシナリオに沿った証言を得るために「密室の拷問捜査」という“武器”があったればこそのこと。大阪地検の冤罪事件がきっかけとなって、その“武器”の使用を取り上げられたら巨悪どころか、中悪、小悪にも歯が立たないとあっては、巷間伝えられる“特捜伝説”も「半値八掛け二割引き」ぐらいに評価した方が良いかもしれませんよ(笑)。

本因坊師「おまけに“司法ムラの盟友”だった裁判所までが『イチ抜けた〜』では、今までのように逮捕したからといって片っ端から勝負しようものなら『99.9%の有罪率』なんて夢のまた夢だもんな」

――特捜案件ではありませんが、ある事件の取材で当たった詐欺師なんて「今の検事なんて『知らない、分からない、覚えてない』の“3ない主義”で押し通す精神力があれば、よっぽどの物証がない限り、セーフだよ」って嘯いていましたよ。

本因坊師「時代劇なら♪チャララー♪…ここで“必殺仕掛人”が登場して来るんだがなあ(笑)」

――そうした壁をぶち破る“新しい武器”のひとつが、今回の司法改革で法制化される見通しとなった「司法取引」じゃないですか。

本因坊師「イヨッ、やっと司法取引の登場ですナ!(笑)」

――次回こそ「司法取引」ですよ。本日はこれで終わります。(了)



2014年7月30日配信「東京仙人島通信局取材メモ」<連載>


 世に奇祭は多い。裸祭りとか、暗闇祭りなどの類いである。いずれも起源は呪術に発している。昔、ひとびとは稲を植え、その豊かな実りをうながすために、畦で性交祭りを催した。稲がそれをみて昂奮し、たくさんの実を結ぶだろうと想像した。
 そうした呪術信仰が、祭祀という形をとって現代に受け継がれた。暗闇祭りの夜は、男と女はてあたりしだいに相手を求めて性交をするという。人妻も、その夜ばかりは他の男と交わることを許される。
 昔ほどではないにしても、その風習は現代にも残っている。呪術はやがて儀式となり、ひとびとを一年間に一度だけ開放する祭祀になった。その夜があるから暗い一年間が耐えられるのである。すべての呪術は性交に起源を求められる。呪術から発した祭祀もまた、すべては、性交に根を求めている。祭りとはそのようなものである。(略)
 熊にかぎらず、アルビノ化した動物は、昔から神聖視されている。
 白亀の改元、白鳥の神瑞、八幡の鳩、源家の旗、すべて白きは皇国の祥象なれば、天機白熊をいだししも、昇平万歳の吉端成べし。『北越雪譜』に記してある。白い熊が出現すれば改元するほどだ。(略)
 アルビノ熊にかぎらず、白化した動物はすべて、嗅覚が欠けている。人間の白子も嗅覚がない。嗅覚がなければ、餌が取りにくい。そのせいで、白化した動物は寿命が短い。餌が採れないばかりではなく、毒草などを嗅ぎ分ける能力がないからだ。(略)
 白化した獣は若死にする。嗅覚がないから、採餌できない。仲間とも暮らせない。たいていの野生動物は嗅覚で生きている。仲間との合図も嗅覚なら、餌のある場所も嗅覚で知る。ハンター、およびすべての天敵も嗅覚で嗅ぎ分ける。
 嗅覚のない白化動物は、若死にするしかない運命を背負っている。(『妖獣の村』・西村寿行・光文社)

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<社会>

★「ヤレヤレ!社員一人に罪を負わせて、これにて一件落着!?」「ノバルティスファーマ」の降圧剤「ディオバン」をめぐる臨床研究データ改竄事件で東京地検特捜部が白橋某容疑者法人としてのノ社を薬事法違反(誇大広告)で追起訴して幕引き。(大山鳴動〜!?)

◆「感情的量刑は×」「量刑傾向を考慮すべし」――最高裁が初めて求刑を大幅に上回る裁判員裁判の判決にレッドカード。

◆「抗議の座り込みは通行妨害罪!!」「SLAP訴訟は表現の自由を弾圧するものだ!」――「沖縄・高江ヘリパッド訴訟」の最高裁判決に対し市民団体「STOP SLAPP!高江」が最高裁に抗議文書を提出。

◆「重箱の角つつき!」…海上保安庁が辺野古移設に向けて周辺海域で“宇宙人”の乗った定員を1名オーバーした抗議船を船舶安全法違反容疑で立件。

◆「段取り通り」「陸山会事件」で東京第一検察審査会が虚偽有印公文書作成・同行使容疑で告発された田代政弘元検事木村匡良検事に対し「不起訴相当」の議決。

★「嘘つき病は不治の病」函館線八雲駅構内脱船事故「JR北海道」が改竄した調査報告書を提出。

◆「腐り肉の次は猫要らずシシャモだぞ!」…ベトナムの「RICH BEAUTY FOOD社」から輸入した冷凍シシャモに殺鼠剤(実はシシャモもどきのカぺリン)

◆「ウ○コ海水浴場」「顔をつけて泳ぐな――有害汚染物質ウヨウヨのお台場海浜公園で子供たちが大はしゃぎの巻。
(オリンピック特攻隊?)

◆「“鬼ごっこ”で負傷」「私が何か犯罪でもしたのですか!(怒)」――パパラッチ君に追い回されて転倒、負傷したオボちゃんが「NHK」に猛抗議。

★「『川崎・東田杯争奪戦』は“千日手”に!?」「プレハブ小屋で篭城中のAなんて所詮は道化役!?」――猛暑の中、囲われた鉄板越しに睨み合う落札したD社vs220円ラーメンで借地権主張のR社の戦いは長期化の様相。(最後に勝つのは?)

★「奇怪千万!!」「成城4丁目地面師事件」で逮捕されたニンベンの達人・野口某と八重森某が嫌疑不十分?で釈放の報せに関係者全員が口を揃えて「そんなアホな!」(木の葉が沈んで石が浮く?)
 

<政治>

★「マンガの次はAKB!?」「AKBには一級品はいないが、まとまったら一番いい」――AKB48を引き合いに出して日本の底力を強調したマフィア財務相の寒すぎる喩え話に「知的レベルは相変わらず〜」の声。(やっぱりバカ!)

★「嫁18人に婿59人!?」9月内閣改造で有資格者たち(衆院5回、参院3回)が自推他推で官邸参り。

★「フランケンの海江田降ろしにドゼウが待った!?」「党の一体感を出すために代表のクビを替えるべし」と叫ぶフランケン前総理ドゼウ前総理「後ろから球を投げてはいけない」とバンリ代表を擁護。(沈没船の乱?)

◆「新ポストは毒饅頭!?」ジャノメ自民党幹事長がシンゾウ首相の打診した「安全保障法担当相」への就任に難色。

★「老兵がの咆哮!」…「憲法によってできた内閣がその憲法を無視して解釈でコトを図ろうとするのは本末転倒だ」――野中広務元官房長官が「躍進日本!春風の会」のシンポジウムでシンゾウ首相をメッタ斬り!




<経済>

★「腐っていても命に別条なし!?」…中国「上海福喜食品」が製造した「チキンマックナゲット」に賞味期限切れの鶏肉混入でテンヤワンヤの大騒ぎ(モラルは検査じゃ分かりません?)

◆「娘じゃアカン!」「大塚家具」取締役会で大塚久美子社長に替わって実父の大塚勝久会長が現場復帰。

◆「名称変更反対に怒りの退会!」…インスタントコーヒーのレギュラーソリュブルコーヒーへの名称巡って対立の「ネスレ日本」が全日本コーヒー公正取引協議会など複数の業界団体に絶縁状。


<国際>

◆「7代目大統領は庶民派」インドネシア大統領選でジョコ・ウィドド・ジャカルタ特別州知事が対立候補のブラボァ元陸軍戦略予備軍司令官を破って当選。

★「大老征伐」「トラもハエも同時に叩く」――江沢民元国家主席率いる上海閥の重鎮で薄熙来・元重慶市党委書記の盟友、周永康・前政治局常務委員が重大な規律違反容疑で失脚。


<原発>

◆「氷10トン投入も水の泡?」「凍土遮水壁」が予想通りの失敗で汚染水は今日もチョロチョロ海の中!?

◆「盆暮れ併せて2000万也」「関西電力」が歴代総理7人(田中角栄・三木武夫・福田赳夫・大平正芳・中曽根康弘・竹下登)に1972年から18年間にわたって献金していたことを内藤某・同電力元副社長が証言。


<訃報>

✿元ラジオ関西社長の山崎進さんが胃ガンのため死去。享年84歳。合掌。

✿囲碁棋士8段の佐々木正さんが白血病のため死去。享年81歳。合掌。

✿「群像」元編集長の大久保房男さんが十二指腸がんのため死去。享年92歳。合掌。

✿俳人の中山純子さんが急性腹膜炎のため死去。享年87歳。合掌。







2014年7月25日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>


もったいない!!



――兵庫の“絶叫県議”騒動が呼び水になったのか、従来の常識では考えられないような事件が頻発してますね。

本因坊師「ホンマやな。今日こそは司法取引について蘊蓄を垂れようと準備してきたのに、こうも次元の低い事件ばっかりではヤル気が無うなってしまうがな(嘆)」

――県会議員といえばクスリ疑惑で逮捕された神奈川県議も耳を疑っちゃいますね。

本因坊師「喝!喝!喝!…連日のようにドラッグ事件が報道されているというのに、何たる醜態!…論評にも値しないアホやな」

――しかし、事件発覚が6月末なのに、誰かさんが現職の自民党県議では拙いと思ったのか、辞職させたうえで肩書を「元県議」にして逮捕。神奈川県警も味なことをやりますね。

本因坊師「誰かさんて誰や?」

――SとかAとか、神奈川には色々と自民党の“実力者”がいるじゃないですか!

本因坊師「なるほど!…お前には出来過ぎの鋭い読みやな」

――青森の田舎市長選で市議会議員20人のうち15人が買収容疑で逮捕されたというのも笑っちゃいますね。

本因坊師「買収は“津軽文化”だから仕方ないような気もするが、しかし、15人はちょっと多すぎるなあ(苦笑)」

――ひと昔前の千葉県だって、買収は当り前でしたよ。若い頃、Y市の市長選を取材したことがあるんですけど、カネを貰ったのを杓子定規に逮捕したら留置場が足りないので、今回は「2万円以上貰った人間だけを逮捕する」(所轄の副署長)と胸を張っていました。

本因坊師「ホーッ!…ワシも千葉県に住みたかったなあ(笑)」

――シンゾウ首相のお膝元の山口県では、ポン中&万引きで市会議員が逮捕されてました。

本因坊師「またまた昔の話で恐縮だが、四国のT市では現役の暴力団組長が、市会議員のバッジを付けていたぞ」

――以前、親しくしていた関西某県の県会議員が「(当時の)全国の県会議員の20%ぐらいが墨を入れとるぞ」と言ってましたよ(笑)。

本因坊師「ハハハ!…しかし、お前はつまらんことをよう知っとるのう(苦笑)」

――話は変わりますが、静岡地検検事正のセクハラ事件(被害者は女性検事?)は絶対に大喝ですね。栄光の秋霜烈日魂は何処へやら?…ヒラ検事ならともかく、こともあろうに“花の検事正”が、率先してやっちゃあ拙いですよね。

本因坊師「どうせ、酔った勢いで乳を揉んだか、尻を触ったんだろうが、W大を出て、30年近く検察官ひと筋。ドサ回りとはいえ、鹿児島、山口、そして今回の静岡で3度の検事正を務め、世間の裏も表も分かっとるはずなのに、まさに九仞の功を一気に欠いてしもうて、もったいないことよのう」

――法務・検察当局は、最高検に異動させて一服つけてるみたいですが、検事正と言う立場を考えれば「懲戒免職」に値する所業じゃないですか?しかも「酒を飲んでいたので覚えていない」とお定まりの言い訳をするに及んでは「反省のカケラもない」と断罪されるべきですよ。

本因坊師「エライ厳しいなあ。検事は“庁内酒場”で一升瓶と乾き物で鍛えとるから酒には強いはずなのに、どないしたんやろ?まさか酒以外に悪いクスリでもやっとったんやないやろな(笑)」

――冗談を言ってる場合じゃないですよ(怒)。セクハラの度合いによっては、強制猥褻の可能性だってありますよ。

本因坊師「確かに、同じ罪でも、その辺の酔っぱらったオッサンがやったのならともかく、田舎地検とはいえ、賤しくも一国一城の主たる検事正では、お前の言う通り、厳しく処分しなきゃイカンかもな」

――「かもな」じゃなくて「すべき」です(怒)。

本因坊師「そないに臭い唾を飛ばすなよ。…ところで、当の検事正の声が聞こえて来ないが、どこへ姿をくらましたんや?」

――夏休みで休暇中だそうで、まったくふざけた話ですよ。30年以上も容疑者の生殺与奪の権利を振り回してきたくせに、辞任だなんて言語道断です。絶対に「懲戒免職」にすべきだと思います。

本因坊師「たかがセクハラ、されどセクハラ。…3地検で検事正を務めればお役御免。あとはどこかの公証人役場に“天下り”。安泰な人生が待っていたのに、つまらぬことで老後の人生を泥に塗れさせてしもうて。何度も言うが、残念の一語に尽きるなあ」

――そういえば、セクハラなどという言葉もない時代の話ですが、東北地方某県にも似たような事件で、将来を棒に振った検事正もいましたね。

本因坊師「居った、居った。確か世間を賑わせた『T事件』で代理人弁護士として登場しとったなあ。しかし、古い話をしっかり覚えとるとは、今日のお前は冴えとるなあ(笑)」

――何年、老師の傍にいると思ってるんですか!

本因坊師「『老兵は消え去るのみ』…お前がそこまで成長したとあっては、いよいよ世代交代の時期かもしれんなあ」

――何を気弱な事を言ってるんですか、「無事是名馬也」ですよ。あと2年ぐらいは頑張ってくださいよ。

本因坊師「何や、その2年というのは?」

――リウマチに糖尿病、おまけに白内障では2年で十分でしょ。

本因坊師「………」

――今日もまた、予定していた司法取引は流れてしまいました。次回こそは頼みますよ。

本因坊師「容疑者が逮捕された『ベネッセ事件』は今日はやらんのか?」

――もう時間がありません!

本因坊師「原田クンも『日本マクドナルド』で付けたミソを『ベネッセ』」で挽回しようと意気込んでいたのだろうが、今回の失態で“プロ経営者”としての評価にもヒビがはいってしもうたな」

――タイムアップです(キリッ)。今日はこれで終わります。(了)





2014年7月23日配信「東京仙人島通信局取材メモ」<連載>


 人権を旗印に他国を空爆することは今回はともかくとしてこれからはもう宥されないだろうと国防長官はみている。跳ね返ってくるのはテロ。戦争は消えてテロの時代に入っている。戦費不要で打撃は強烈なものとなる。日本に陸揚げされた「物」はおそらくB兵器。核などのC兵器は厄介だからテロには向かない。数十グラムでアメリカ西海岸の大半の十人を殺す悪魔のB兵器生物が実験では存在する。似たような何かが日本に陸揚げされたとみるしかない。CIAはそうみている。日本人が日本人を鏖殺に出ることはない。狙いは駐留アメリカ軍しかない。陸海空に海兵および国防総省関係を入れて約四万八千人。軍属、家族を含めると十万三千人強となる。日本を母港とする第七艦隊を例にとれば空母ミッドウェーを筆頭にその乗員数はおよそ九千五百人。それらの基地は三沢、横田、厚木、横須賀、佐世保、沖縄などに在り、軍人、軍属、家族は基地とその周辺に謂集している。それらの基地がB兵器によるテロ攻撃を受けたら悲惨この上ないことになる。厄介なことに今回のテロは日本人だけではなくてアメリカを憎悪する反アメリカ諸国のテロリストが関与している危惧が大だ。狙いはアメリカの威信失墜とアメリカと日本の安保潰滅。その狙いは的を射ている。幾万人ものアメリカ軍人が殺されるとなっては、大統領は安保はともかくとして日本の基地からアメリカ人を即、避難させなければならない。第七艦隊をフル回転させてでも。そうなると、もうアメリカは日本に戻ることはあるまい。世界の隅々までアメリカは嘴を入れすぎる。アメリカはアメリカだけでやっていけばよいのだ。全世界はそれを歓迎する。ユーゴはユーゴ、北朝鮮は北朝鮮。したいようにさせておけばよいのだ。核を抱え込んで裂けそうになっているアメリカがよその国は核をもってはいかんなどといってもそんなのは通らない。(『月を撃つ男』・西村寿行・光文社)


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<社会>

★「事務官の情報漏洩に続いて今度は検事正が…!!」…女性部下に対するセクハラ事件で糸山隆・静岡地検検事正が着任3ヶ月余で更迭、一服つけて辞職か!?(静岡検?)

◆「嫌疑不十分につき〜」…夫婦殺害事件で逮捕された加野某・元富山県警警部補を富山地検の不起訴処分に続いて富山検察審査会が不起訴相当の議決

★「3度目の請求もNO!」…東京地裁が麻原彰晃・元オウム真理教教祖の3度目の再審請求を棄却。

◆「300票の辻褄合わせ」…高松地検が公選法違反事件(投票増減)で逮捕した山地某・高松市選管事務局長ら6人を起訴。(黒幕はあの人?)

★「関西検察のドンが“伏魔殿”のトップに!」…内紛騒ぎで大揺れの“浪花のチャランポラン大学”・大阪産業大学の新理事長に土肥孝治・元検事総長が就任。

◆「手許不如意につき〜」「永住外国人は生活保護法の対象外」――最高裁第二小法廷が福岡高裁判決覆す新判断。

★「ムナカタ様が言えばクロもシロ!?」「カネは受け取ったが返した。今後は情報がどこから洩れたかを調査する」ーー「大相撲500万円事件」で「日本相撲協会」危機管理委員会の宗像紀夫委員長が憤飯コメント!?(お手盛り万歳!?)

★「嗚呼、勘違い!?」「現場を回って自分がNHKに溶け込んでいる実感を感じている」――籾井勝人・NHK会長の自画自賛の心境告白に現場職員は苦笑いの巻。

◆「一転、我々も“加害者”!」顧客情報流出事件で直接の容疑者逮捕で「責任はない」としていた原田泳幸・ベネッセ社長が前言翻して「200億円のお詫び料を用意」と遅まきながら殊勝な発言。 (日本NCR→横河ヒューレットパッカード→アップル→日本マグドナルド→ベネッセと渡り歩いたプロ経営者の晩節はドロドロ!?)

★「2代続けて消防庁長官の大番狂わせ!」 …総務省事務次官に大本命の桜井俊・総務審議官を差し置いて大石利雄・消防庁長官が就任。(すべては菅クンの意のまま!?)

◆「酒乱道議が辞職願」 …ドイツ・フランクフルト行き飛行機内で暴れた北海道・小畑某道議(自民党・釧路市選出)辞職願を提出。

★「武士の情け?」「逮捕はバッジを外してから」の出来レース!?――神奈川県警薬物銃器対策課が横山幸一・前神奈川県議(自民党)を違法薬物所持で逮捕。(市会議員も県会議員もポン中ばかり!?)

★「オンナは強し!」…「知らない間に第三者から摂取された」――覚せい剤取締法違反事件でASKA被告と共に逮捕・起訴された共犯のトチナイ某女が初公判で無実を主張。(ナマだったもんで洩れたのかも?)

★「ゴジラvsガメラ!?」「ドンキホーテ」子会社の「日本アセットマーケティング」が落札した「川崎・東田町」で機動隊20人が見守るなかで強制執行。A氏らが権利を主張するプレハブを除く駐車場とフェンスを撤去。(最後は金目でしょ!)

★「関東ところ払い!?」…スキャンダルな噂で身辺何かと騒がしいNHK・「八重の桜」のプロデューサー・内藤某氏が長崎支局に“島流し”

★「バッヂが飛んだ、バッジが飛〜んだ!」“地面師の巣窟”・銀座中央ビルのご指南役・保持某弁護士に弁護士資格剥奪の沙汰。(すべては兄弟子・霊光のせい?)


<政治>

◆「雌伏5年間」「事件の責任は私たち家族にある」「志を捨てようとは思わない」――桶谷某・静岡徳州会病院事務局長の公選法違反違反事件公判に証人として出廷した徳田毅・元衆院議員が捲土重来?の弁。

★「老醜知事vsそうぞう浪人vs現市長」…11月の沖縄県知事選に仲井真弘多・県知事、下地幹郎・元郵政民営担当相、翁長雄志・沖縄市長の3氏が立候補の意向。

◆「違反だが違法性はない!」大阪都構想めぐって市議会が求める臨時議会の招集を拒否するトオル大阪市長が得意の屁理屈で徹底抗戦。

◆「“熱血区議”が辞職」「お前こそ人間のクズだ。死ね!」――金子洋・中野区議(共産党)が集団的自衛権めぐるツイッター上の暴言で辞職。

★「“津軽選挙”は健在です!!」…市議会議員20名のうち15名が公職選挙法違反容疑で逮捕・起訴された青森県平川市で補欠選挙(7/27)。


<経済>

◆「マグロは“工業製品”?」「豊田通商」「ツナドリーム五島種苗センター」(長崎県五島市)を設立、近畿大学と共同でクロマグロ養殖事業に本格進出。

◆「時価総額1兆円超」…簡易メールサービスの「LINE」が11月上場目指して東京証券取引所に上場を申請。

◆「上場廃止」三木純一・ローランド社長によるMBO向けのTOBが成立、83%弱の株式を取得。

◆「次は『クイーンズ伊勢丹』を?」「ローソン」「丸の内キャピタル」が保有するスーパー「成城石井」を500億円で買収。

◆「布石着々!」「ソフトバンク」が同社副社長として「米・グーグル社」のニケシュ・アローラ上級副社長を招聘。


<国際>

★「呪われたマレーシア航空?」4ヶ月で2度の悲劇!――親ロシア派武装派勢力?がウクライナ東部上空で民間マレーシア機を撃墜、乗客・乗員298人全員が死亡。(ひょっとしてイスラエル軍のガザ進行とリンク?)

◆「アフリカから初受賞」「高松宮殿下記念世界文化賞」マルシャル・レイス(絵画・仏)、ジュゼッぺ・ベノーネ(彫刻・伊)、スティーヴン・ホール(建築・米)、アルヴォ・ペルト(音楽・エストニア)、アソル・フガード(演劇&映像・南ア)の各氏が受賞。

◆「スキャンダルだらけで迷走止まず!」鄭成根・文化体育観光相候補は偽証で、金明洙・教育相候補は論文盗用で朴槿恵大統領の指名を辞退。

◆「売買ゲーム」…全米2位の「キャメル」(レイノルズ・アメリカン社)が「セーラム」「クール」(インペリアル・タバコ社)に売却、同3位の「ケント」(ロリラード社)を2兆7800億円で買収。

◆「逆転無罪」…買春と職権濫用罪で禁固7年(一審)を言い渡されていたベルルスコーニ・元伊首相にミラノの高裁が無罪判決。

★「事件?事故?自殺?それとも別人?」セウォル号沈没事故で指名手配中の兪某・清海鎮海運オーナー?が遺体で発見。

◆「海・空・陸の揃い踏み!?」フェリー沈没、ヘリコプター墜落事故に続いて今度は鉄道事故に市民から「朴政権は呪われている」の声!?


<原発>

★「官民挙げての出来レース?」…原子力規制委員会が九州電力・川内原発1、2号機の審査書案を了承も「地元の同意」難航気配で今秋の再稼動に「?」。

★「殿様・変人・宇宙人・アキカンが勢揃い」…原発ゼロを主張する「自然エネルギー会議」に元首相4人が参加。(昨日の敵は今日の友)

★「唖然呆然の極み!」「ストレスを溜めず腹八分目で規則正しい生活をしましょう――福島市がHPで呼びかけたバカ丸出しの放射能撃退法に一同「何これ、珍百景?」も声。(福島には放射能が一杯!)


<訃報>

✿元「アエラ」編集長の富岡隆夫さんが敗血症のため死去。享年78歳。合掌。

✿テノール歌手の経種廉彦さんがすい臓がんのため死去。享年52歳。合掌。

✿米・ギタリストのジョニー・ウインターさんが死去。享年70歳。合掌。

✿直木賞作家の深田祐介さんが肺炎のため死去。享年82歳。合掌。

✿津軽三味線演奏家の太田家元九郎さんが脳出血のため死去。享年60歳。合掌。

✿元自民党参院議員の岩本政光さんが脳梗塞のため死去。享年85歳。合掌。

✿防大卒初の統合幕僚会議議長・佐久間一さんが心筋梗塞のため死去。享年79歳。合掌。

✿河北新報社主の一力一夫さんが死去。享年88歳。合掌。

✿「プレイボーイ」「大脱送」の米俳優のジェームス・ガーナーさんが老衰のため死去。享年86歳。合掌。



2014年7月17日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>


ソニー本社(wikipediaより)



――前回の“物の怪談義”に対する反響は久々振りの大盛況でしたよ。やっぱり、何事も真面目に取り組むべきだということを痛感しました。

本因坊師「その割にはおヒネリもなかったし…」

――まあ、いいじゃないですか。「待てば海路の日和あり」ですよ。

本因坊師「ところで、今日も“物の怪談義”の続きをやるんだろ?」

――先程まではそう思っていたのですが、急遽予定を変更。今回は読者からのリクエストが多かった『司法取引』の是非について鋭い議論をお願いします。

本因坊師「折角、色々と準備してきたのに何や!」

――じゃあ、ちょっとだけ“物の怪”を紹介して下さいよ。

本因坊師「どれにしようかな?…おっと、その前にひと言だけ言わせてくれ」

――何ですか、そんなに気色ばんで?

本因坊師「TV局の台風中継や。どのチャンネルも50年に1度だ、特別警報だ、ハチのアタマだ、と大騒ぎしたくせに、直撃コースのはずの東海、関東地方なんか、多少暑かっただけでさっぱりだったやないか」

――被害が少なくて良かったと言うべきでしょう。そんな言い方は、人の不幸を期待しているみたいと誤解されますよ。

本因坊師「アホ言うな。期待しとったんは、朝から晩までド素人をスタジオに並べて、特番並みの扱いで台風を追いかけとったTV局やないか(怒)。ワシは、当たりもしない台風情報を垂れ流して恥じない気象庁とその尻馬に乗ってワイワイ、ギャーギャー騒ぐTV局の姿勢がおかしいと言うとるんや」

――そらまあ、そうですが…。

本因坊師「そうやろ。レーダーで観ることのできる台風ですら正確に当てることが出来ないのに、地震予知なんて夢のまた夢や。起こった後で、ああでもない、こうでもないって能書き垂れるんだったら誰でも出来るがな。それこそ税金の無駄遣い。いっそのこと、カエルやナマズにお伺いを立てた方が安上がりでエエんちゃうか!(笑)」

――御意!…ところで「気象庁無能論」は次回に譲るとして、ボツボツ本論に戻して戴けませんか。

本因坊師「そうやな。…“真打ち”の永田町の“物の怪”は次回にとっておくとして、今日は、会社は赤字・無配のくせに、しっかりと1億円以上の役員報酬を懐に入れとる厚かましい“物の怪”を俎上に乗せてみようと思うとるんじゃ。

――駆け足でお願いしますよ。後に司法取引が控えてるんですから…。

本因坊師「分かった、分かった!」

――羨ましい限りですが、そんな“鉄面皮経営者”は何人ぐらい居るんですか?

本因坊師「3月期決算だけで、ほぼ両手やな」

――「ソニー」平井某の1億8400万円は知ってますが…。

本因坊師「最高は『栄電子』の染谷某2億7000万円やが、それに続くのが『タカタ』の高田某(2億600万円)、さっきお前が言うた『ソニー』の平井、『日本通信』の三田某(1億8195万円)、『日本板硝子』の阿部某(1億4200万円)、藤本某(1億1100万円)、『ユニデン』の藤本某(1億3100万円)、『東京エレクトロン』の佐藤某(1億2700万円)、東某(1億1900万円)、『ホシデン』の古橋某(1億1000万円)、『レンゴー』の大坪某(1億700万円)、『アドバンテスト』の丸山某(1億円)、それと『オリンパス』の笹宏行(1億1100万円)や」

――他人様の懐をあれこれ詮索するのは悪趣味の極みですが、黒字で有配ならともかく、赤字や無配で高禄を食むのは、育ちの良さを自認する私も如何なものかと思います。

本因坊師「育ちの良さだって?…ドサクサ紛れに何を言うとるんやら!!」

――でも、外国企業ではもっと高額の役員報酬を貰っているじゃないですか。それに比べると、少ないんじゃないですか?

本因坊師「向こうは4半期決算毎に経営責任を問われるから、毎日が真剣勝負や。赤字を出したり無配になったら最後、たちまちにクビやからなあ。それに引き換え、日本の場合は、赤字、無配になってもクビにならんし、シレッとして『もう一丁!』と続投を決め込むんやから、やっぱり面の皮が厚いと言われても已むを得んだろう」

――おっと、また脱線して肝腎の「司法取引」の時間が無くなっちゃったじゃないですか。台風の話なんかするからですよ。

本因坊師「失敬、失敬。まあ『司法取引』は逃げていかんから、次回に回そうや」

――まったく!!(怒)(了)



2014年7月15日配信「東京仙人島通信局取材メモ」<連載>


 犬は縄張りを誇示するために小便をかけまくるというが、そうでは断じてない。犬はもともとは群れ単位の狩猟獣。狩猟獣が勝手にマーキングして歩いては獲物に逃げられる。そんなバカな誇示はあり得ない。そうであるから必要のあるときは仲間の小便の上にする。連絡のためというのもあるだろうが、そもそも個体臭を消すためにある。
 だから犬は人間の小便痕にでもマーキングする。人間の大便を見つけたら、その上に転がって体中に人糞をぬたくりつける。川魚や猫などの死骸、それも腐ったのを発見しようものなら得たりとばかりに、ぬたくりつける。個体臭を消すためにほかならない。したりげに縄張り行為だなどとどこのどいつが言いだしたことか。(『月を撃つ男』・西村寿行・光文社)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<社会>

★「趣旨はご立派だが〜?」…法制審議会特別部会が警察と検察に捜査の一部事件(裁判員裁判事件と検察独自事件)の取調べ全課程の可視化義務と通信傍受(放火・殺人・傷害・逮捕監禁・誘拐・強盗・詐欺・児童買春・爆発物取締法)、司法取引の導入を了承。

★「目撃証言はデッチ上げ!!」「京都府舞鶴女高生殺人事件」で無期懲役とした京都地裁の一審判決を破棄した大阪高裁逆転無罪判決を支持、中某被告の無罪が確定

◆「○●●」「既に廃棄済みだって?」――西山太吉・元毎日新聞記者らが請求した沖縄密約文書の「不開示」が最高裁で確定。

◆「懲役囚に選挙権は不要!!」「受刑者選挙権」訴訟で最高裁が一審東京高裁判決を支持して原告の上告を退ける決定。

★「スクープを完全否定?」「北朝鮮が約30人の日本人リストを提示した」――内閣官房拉致問題対策本部事務局・外務省・警察庁が連名で日本経済新聞に異例の抗議。(情報を漏らしたのは誰だ?)

◆「事実無根!?」…週刊文春の「愛子さま衝撃のお言葉『先生大嫌い!私の言うこときかないから』」報道に宮内庁が訂正求めて抗議。

★「映像盗っ人!?」「オムロン」がJR東日本から依頼された桜木町駅、板橋駅、国分寺駅、熱海駅の乗客映像を「情報通信研究機構」から依頼された不審者行動解析システムに転用、研究費の二重取りが発覚。

◆「伊藤忠に負けた!?」「ダイキン工業」の課長級社員が外注費の水増し請求で5年間に2億円を着服。

★「中年の星がワインで不覚!」…未成年部員2人に酒を飲ませたアテネ五輪・アーチェリー銀メダリストの山本博・日体大教授がアーチェリー部長を辞任。

◆「奴隷契約?」「死んでも会社は責任を負いません」――「キョーエイグループ」参加の介護会社「寿苑」(東大阪市)で採用したフィリピン介護職員に書かせた“過酷労働強制誓約書”に法律違反の疑い。

★「初仕事はお詫び?」…流出元は契約社員!?――「ベネッセコーポレーション」2070万件の顧客情報流出で原田泳幸社長が平身低頭の謝罪会見。(株価暴落のオマケつき!!)

◆「無念の敗訴判決が確定」…最高裁が「反社会的勢力に関与しているファンド云々」のヨタ情報で辞任を強要された野副州旦・富士通元社長の損害賠償請求を却下。

◆「15万円也・10万円也・7万円也」「ノバルティス」依頼の“腹話術先生たち”の「デイォバン」激賞講演料教授、准教授、講師で3段階。

★「昨日の“選挙仲間”は今日の敵!!」…2部市場の“ハコ企業”「A.A.H」(旧日本橋倉庫)木内某会長&船戸某社長の乱脈経営に叛旗を翻した元社員古賀某&橋本某女の情報リークで社内はテンヤワンヤの糞投げ合戦中!?

★「“表”と“裏”の役者が勢揃い?」「2億円は何処へ消えたんでっしゃろなあ?」――平安神宮舞台の“白足袋族”vs“黒足袋族”の暗闘に京の都は寄ると触るとヒソヒソ話。(闇は底なし!)

★「地面師グループを一網打尽!」…警視庁捜査2課が「成城4丁目地面師事件」野口某、滝沢某、八重森某ら大物詐欺師続々逮捕。(余罪続々、あの事件まで伸びるかも!?)


<政治>


★「配金旅行にご満悦!?」…オセアニア諸国を外遊中のシンゾウ首相がパプアニューギニアに対して200億円のODA供与を約束。

★「ポーズ?」「私は“小姑役”を仰せつかっている」――野田聖子・自民党政調会長が暴走するシンゾウ政権に対して存在感を猛アピール!?

★「シナ嫌いの真骨頂!?」「中共幹部が米国と企んで乗客は亡命した!?」――シンタロウ・次世代の党衆院議員が行方不明のマレーシア機について“奇想天外な風聞”を得意気に披露。(妄言老人日記?)

◆「とは言うものの、ホンネは?」「党首になるつもりはない」――「次世代の党」シンタロウ衆院議員が新党の代表就任を否定。

◆「ユルフン防衛省!?」「憲法上許されないと考えています」――閣議決定後も集団的自衛権について防衛省HPは依然として「違憲」と掲載の大チョンボ。

◆「閣議決定に異議あり!」山中光茂・三重県松阪市長が集団的自衛権容認の閣議決定について違憲確認を求めて提訴の意向。(今後、続発の予感?)

◆「1、2、3、ダーッ!」日本維新の会・アントニオ猪木参院議員が8月に北朝鮮・平壌でプロレス大会の開催を発表。(ナントカのひとつ覚え?)

◆「何が何でも大阪都」「大阪支店長で結構だ」――新党代表についてトオル・日本維新の会代表がやせ我慢発言。

★「久々ぶりの当選!」…注目の滋賀県知事選で前民主党衆院議員の三日月大造氏が自民・公明が推す小鑓隆史氏を破って当選。

★「狂乱の果てに遂に辞任」…号泣会見で一躍、全国区の人気者になった野々村某・兵庫県議の辞任。(同類議員はホッ!?)


<経済>

◆「“お荷物JR”が上場か?」…国交省が2016年度までに「JR九州」の株式上場を決定!? (濡れ手に粟の5000億円!?)

★「ガラクタ社員を移したところで所詮は〜?」…組織改編より番組改編が先だろ!?――視聴率が低迷中のお台場テレビが社員1500人のうち1000人の人事異動を発表。

◆「2代目にバトンタッチ」「ジャパネットたかた」高田明社長が退任、後任に長男の旭人副社長が就任。


<国際>

◆「『マールボロ』を追撃!!」『キャメル』『クール』の「レイノルズ・アメリカン社」が『ケント』の「ロリラード社」を買収。

◆「借金棒引きで米国を牽制!」…キューバを訪問した露・プーチン大統領カストロ前国家評議会議長と会談後、急遽ニカラグアへも足を伸ばして反米同盟を確認。


<原発>

★「金目委員!?」原子力委員会次期委員の田中知氏が使用済み核燃料の再処理工場を運営する「日本原燃」「三菱FBRシステムズ」から先月まで報酬を受け取っていたことが発覚。(李下に冠を正す!?)


<訃報>

✿ゴルバチョフ政権のシュワルナゼ・元旧ソ連外相が死去。享年86歳。合掌。

✿原鉄道模型館長の原信太郎さんが老衰のため死去。享年95歳。合掌。

✿元札幌高裁長官の吉丸 真さんが肺炎のため死去。享年82歳。合掌。

✿染色作家の堀 友三郎さんが肺炎のため死去。享年90歳。合掌。

✿上方歌舞伎絵師の穂束とよ国さんが肺がんのため死去。享年72歳。合掌。

✿ゲンダイ美術家の河原温さんが死去。享年81歳。合掌。

✿ジャズベース奏者のチャーリー・ヘイデンさんがポリオ症候群で死去。享年76歳。合掌。

✿南アのアパルトヘイトを告発したノーベル賞作家のナディン・ゴ―ディマさんが死去。享年90歳。
 合掌。

✿NYフィルハーモニーなどを率いた指揮者ロリン・マゼ―ルさんが肺炎のため死去。享年84歳。合掌。



2014年7月10日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>


わあああああああ〜!!



「日本列島・只今“物の怪たち”が跳梁跋扈中!!」


――難しい顔して何をゴチャゴチャ書いてるんですか?

本因坊師「ちょっとな」

――また、私に内緒でアルバイト原稿を書いてるんじゃないでしょうね?

本因坊師「黙らっしゃい。人聞きが悪いことを言うでない!」

――どれどれ、『日本列島、只今“物の怪たち”が跳梁跋扈中!』…面白そうなタイトルじゃないですか。

本因坊師「ムッ!それほどでもないけどな(ニンマリ)」

――ちょっとでいいですからサワリだけでも教えて下さいよ。

本因坊師「ちょっとだけよ!」

――書き出しは人気沸騰中のN県議ですか(笑)。過去にも現在、法務大臣の職に在る禎坊旧山一証券の社長などの泣き虫はいましたが、あの狂乱キャラは別格。メルトダウン中の日本を象徴する“物の怪”ですね(笑)

本因坊師「まあ、今さら取り上げるのもしょうもないが、あの程度でも県会議員になれるんだから、日本の政治の劣化を表わしている“事件”という意味で、敢えて冒頭に取り上げたわけだ」

――最下位当選だったとはいえ、痩せても枯れても46万西宮市民が選んだ選良ですからねえ。今ごろはN君に投票した有権者は臍を噛んでいるに違いありません。

本因坊師「アホウ言うな。臍を噛んで済まされる問題じゃないぞ。“投票責任”を問うて然るべきだろう(怒)」

――今の時代は何事も「隠せば顕わる」もの。豪雨で特急電車が走っていない日にも城崎温泉に行っていたことがバレてしまっては辞職どころか、ヘタをすると刑事事件に発展するかもしれませんよ。

本因坊師「これまたアホみたいな事件だが、大阪ではオモチャの百萬円札で買い物した幼稚すぎる“物の怪”が居ったらしいな」

――本格的な偽札ならともかく、オモチャの百萬円札ですからねえ(笑)。取り上げるのも恥ずかしい、ノータリン丸出しの事件ですよ。さっさとパスしましょう。

本因坊師「しかし、古くは偽作曲家のS某といい、STAP細胞騒ぎのO某女といい、なぜこうも次から次に怪体な輩が出没するんだろうなあ?…そんな時代と言ってしまえばそれまでだが、あまりにも幼稚すぎて昭和世代にはピンと来んなあ。同じヤルなら、善し悪しはともかく、『さ〜すが!』と万人を唸らせる事件を起こしてもらいたいもんや」

――個人だけじゃありません。薬を売らんがために大学教授に研究費名目の袖の下を渡してインチキ論文を書かせたN社やT社だってスケールこそ違え、立派な“物の怪”ですよ。

本因坊師「前回、当欄で話題にした数多の粉飾決算企業も同類だわな」

――未だに放射能を垂れ流しているにも拘わらず、原子力安全委員会を“腹話術人形”に仕立てて原発再稼動を叫ぶ「東京電力」を筆頭にした電力8社も同類ですよ。

本因坊師「一時、ワイドショーを賑わせた食材偽装ホテルや百貨店も“物の怪”にカウントすべきだろう」

――そういえば、最近は何事もなかったかのように全然、話題になりませんね。

本因坊師「古い古い話だが、某酒造メーカーだって、昔はモルト100%って謳いながら、実際は中性アルコールを大量に混ぜて、そのうえLアスコルビン酸やグリシンなどの酸化防止剤やフマール酸(酸味料)、重合リン酸塩(変色防止剤)、カラメル(着色料)などを混ぜとったんやからなあ(苦笑)」

――それって、ひょっとして最近〜〜?

本因坊師「皆まで言うな。また面倒臭いことになるがな(笑)。…あの会社の代名詞とも言うべき定番の人気商品や(笑)」

――ゲッ!私も若い時は嬉しそうに飲んでましたよ。でも、よくバレなかったですねえ。

本因坊師「偽装の沙汰もカネ次第。膨大な広告宣伝費とお上に対する利益供与で口を塞げば『あってもなかったことになる』のが浮世の常じゃよ(笑)」

――いやはや、『♪右を向いても左を見ても 物の怪ばかり〜♪』――見渡す限りインチキ野郎の大行進で、マジに嫌になりますね。

本因坊師「『知らぬが仏』ちゅうことや(笑)」

――ついでにお伺いしますが、まさかビールには、添加物などは入ってないでしょうね?

本因坊師「アホやなあ。ウイスキーにあってビールにないはずがないやろ。ビールにもテンコ盛りで添加物が入っとるがな」

――エ、エ〜ッ!

本因坊師「ビールの本場・ドイツの『ビール純粋法』に照らせ合わせれば、日本のビールは全部、贋物や」

――ビール純粋法?

本因坊師「その法律によれば、ビールには『国内産の大麦・ホップ・水のみを使用すべし』となっとるんや。もし、これに違反すると罰則まであるんやぞ」

――老師は、変なことを知ってますね(笑)

本因坊師「ダテに年輪を重ねとらんからな。ドイツのビールは、酵母菌が生きとるから、ジョッキに注ぐと綿のような柔らかい泡が出来るんじゃが、日本のビールは酵母菌が生きてないから、そんな泡は立たんのや

――参ったなあ(嘆)。じゃあ、あの「純生」とか「生」というのは何ですか?

本因坊師「あれは単なる呼び名や(笑)。…本来、生ビールと言うからには、酵母菌が生きとらないかんのだが、日本では珪藻土で濾過してしまうから、酵母菌なんか、まったく入っとらんちゅうわけや」

――偽ウイスキーに偽ビール、酷い話ですね。

本因坊師「昔の“物の怪”は、バレるようなドジは踏まなかったが、現代の“物の怪”は知恵が浅いから、すぐに化けの皮が剥がれるんやな」

――話が脱線してしまいましたが、あまりにも面白いので脱線ついでに、ビールにはどんな添加剤が入っているんですか?

本因坊師「シリコン樹脂(消泡剤)、エリソルビン酸(酸化防止剤)、Lアスコルビン酸(同)、グリシン(芳味剤)、ポリアクル酸ナトリウム(泡立ち補助剤)その他だな」

――何だか、世の中が信じられなくなってきました。

本因坊師「『我思う 故に我あり』…日本には日本のビールがあってもエエのんとちゃうか(笑)。信じて飲めば泥水だってビールじゃよ(ヒヒヒ)」

――今日は、亡国の“物の怪”として、シンゾウ首相以下、永田町の魑魅魍魎たちを俎上に乗せて、締めようと考えていたのですが、それは次回にということでお開きにしたいと思います。しかし、今日は面白かったなあ。(以下次回)



2014年7月8日配信「東京仙人島通信局取材メモ」<連載>


 ブラジルは非能率の国である。時間の観念がない。官庁でも政治家でもそうである。約束の時間はほぼ1時間から2時間は遅れるものと覚悟しなければこの国では生きてゆけない。バグンサという。訳すると無秩序、混乱のことだ。ブラジルはバグンサを誇りにしている。(略)
 ブラジル政府をのぞく世界中からアマゾン開発の危機が説かれている。緑を失うことの危惧が大であった。アマゾン川には全世界の3分の2の淡水がある。森林を失えば淡水は海に出る。表層土を奪い去って、日本の13倍もあるアマゾン川流域はやがて荒廃の大地と変貌する。
 大気中の酸素分圧はさらに低下する懸念がある。地球的気候の変化が出る。しかし、アマゾン開発は急速に進んでいる。とどまるところを知らない。
 アマゾン川上流にあるボリビアでは南アフリカ、ローデシア、ナミビア三国から黒人に圧迫された白人を入植させるために百万ヘクタールを与えている。ブラジル、ベネズエラも歓迎している。エクアドルは石油開発のためにアマゾンを破壊している。どうにもならない勢いであった。(『碧い鯱』・西村寿行・講談社)

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<社会>

★「拉致問題協議中につき待った!」供託金1億円納付で朝鮮総連本部「マルナカHD」への売却許可決定が無期限延期に。(拉致問題解決まで凍結!?)

★「先見の明あり!?」「年金なんか将来貰えるか分からない」――受信料徴収会社「ワイズヴィジット」(高松市)が年金事務所に社員らの給与を過少申告も親方の「NHK」はシカト!?

★「“平成の赤紙”が来た?」…防衛省が送った高校生宛の入隊案内書が“赤紙”呼ばわりされてトホホの巻!?

◆「サル知恵」…名義を貸したセミナー企画会社「Grant」に違法な投資勧誘をさせていた投資助言業「ジースリー」に証券取引等監視委員会が勧誘禁止のレッドカード

★「ノンタックスシャンプー?」「レヴール」などノンシリコンシャンプーで知られる「ジャパンゲートウェイ」「ラボーテ・ジャポン」が4年間で3億円の所得隠し。

◆「2000万円の不正還付」…会員権売買仲介会社「アシストゴルフ」が破綻したゴルフ場の会員40人に会員権の不正売却を指南

◆「40余日ぶりに〜」覚醒剤取締法違反(所持、使用)で逮捕・起訴されたASKAが保釈金700万円で48日ぶりに保釈。(ん!売人ルートの捜査はどうなった?)

◆「統計の嘘」ホントは今も就職地獄!?――シンゾウ首相が鼻高々の「有効求人倍率1.09」の“立役者”は人件費の安い中高年リタイア組に対するパート・アルバイト求人の急増。(景気回復の道遠し!?)

★「どっちもどっちの泥仕合」…クーデター騒ぎで揺れる東京女子医大理事会笠貫宏学長に学内混乱理由辞職勧告の後、解任の沙汰。

◆「私がやれば大丈夫!?」…STAP細胞不正論文問題で「理化学研究所」が細胞の存否を確認する検証実験に参加する小保方某女・ユニットリーダーが3ヶ月ぶりに出勤。

★「“赤レンガ派”が跡目相続」…辞任した小津博司・検事総長の後任に法務省刑事局長時代に「飯塚事件」で死刑を執行された故久間某死刑囚の執行上申書を作成した大野恒太郎・東京高検検事長が就任。

◆「アッパレ!?」…FXの穴埋めに7億円を横領した伊藤忠社員・西口某が業務上横領容疑で逮捕。

★「イチ抜けた!?」…将来の購入を視野に「新たいらCC」売買の“立会人”になった「東急不動産」錯誤を理由に全面撤退。(お後がよろしい様で?)

★「そろそろ年貢の納め時期?」…売却したのに名義は変えず。京都の“魔窟マンション”めぐって“登記の魔術師”に詐欺の疑い。


<政治>

★「爺ちゃん、やったよ!」「今後50年 日本は安全だ」――憲法なんかチョロイもん、シンゾウ首相が念願の集団的自衛権の行使容認を閣議決定!(選んだ国民がバカ!)

★「悪魔はお前だよ!?」「私の『第三の矢は』日本経済の悪魔を倒す!」――シンゾウ首相が英紙「フィナンシャルタイムズ」に自画自賛の“法螺吹き論文”を寄稿。(誇大妄想狂?)

★「“小泉劇場”をもう一度!?」…順調な(?)拉致家族帰国交渉にご満悦のシンゾウ首相が早々と北朝鮮経済制裁を一部解除。(慌てる“カツオ”は針を呑む?)

★「ドサクサ紛れ?」北朝鮮に対する経済制裁解除発表ASKA保釈に紙面を取られて集団的自衛権の閣議決定批判報道はトーンダウン。(煙幕作戦大成功!?)

◆「コウモリ政党の面目躍如?」「公明党が憲法第9条の平和主義を堅持するために努力したことは理解している」「公明党」の腰砕けに機関紙「聖教新聞」が笑止千万の“援護射撃”?

◆「無投票で4期目へ!?」…集団的自衛権の閣議決定に“貢献”した公明党・山口那津男代表が続投を表明。

★「国学院の面汚し!?」「早く結婚して子どもを産め」――日本維新の会・上西小百合衆院議員に野次を飛ばした自民党・大西英男衆院議員に厳重注意処分。

◆「口は災いのもと」「そろそろ“卒業”が近づいて来ました」――相次ぐ暴言、失言で沈没中のノブテル君が自派閥(近未来政治研究会)の研修会で次期組閣での“浪人宣言”!?

◆「さらば、みんなの党!」ヨシミ・前みんなの党代表に引導渡した江口克彦参院議員の離党を承認。

★「お里が知れる大熱演?」「うわあああああああ〜」――政務活動費の使途を問われた野々村某・兵庫県議の号泣会見にさすがの記者団も唖然茫然の巻。(演技性精神障害?)


<経済>

◆「異例の改善命令」…厚労省が白血病治療薬の副作用報告義務違反の「ノバルティスファーマ」に改善命令。

◆「バカ丸出し」「日本は中国を侵略したのでなく、中国が植民地支配から抜け出すのを助けようとした」――片岡政隆・アルプス電気会長が言わずもがなの大妄言。


<国際>

◆「元中国軍制服組トップを訴追」…中国共産党中央政治局が収賄容疑で徐才厚・前中央軍事委員会副主席党籍剥奪のうえ軍法会議に訴追。

★「政界復帰に暗雲!?」…仏・捜査当局が7年前の大統領選挙時の違法献金疑惑に絡む捜査情報を司法当局幹部から不正に入手したサルコジ前大統領の身柄を拘束、捜査を開始。

◆「レイムダック政権?」韓国・朴政権の支持率が発足以来最低の40%に下落、不支持率48%に。

★「人を呪わば穴ふたつ」…朝鮮戦争時の元米軍慰安婦122人が国家賠償求めて韓国政府を提訴。(親の因果が子に報い?)


<原発>

◆「今秋にも再稼動?」…原子力規制委員会が九州電力川内原発1、2号機に“合格”のお墨付き。

◆「意気軒昂」ジュンイチロウ元首相が脱原発を掲げる「城南総合研究所」名誉所長に就任。


<訃報>

✿元東京電力会長・那須翔さんが老衰のため死去。享年89歳。合掌。

✿米・映画監督のポール・マザースキーさんが肺疾患のため死去。享年84歳。合掌。

✿ものまね芸人の春一番さんが肝硬変のため死去。享年47歳。ダーッ!




2014年7月2日配信「人生本因坊師の甘辛時事問答」<連載>


東京証券取引所(wikipediaより)



――某誌から「『日本列島・総ペテン師時代』のタイトルで1本書いて欲しい」っていう依頼がありましたが、どうしましょうか?

本因坊師「『忙中閑なし』…パスや!」

――毎日、ゴロゴロしてるばっかりなのに、どこが「忙中閑なし」ですか?

本因坊師「ゲートボールに散歩に昼寝、その他諸々。年寄りには年寄りなりに忙しいんや」

――ああ言えばこういう。まったくへそ曲りなんだから…。(糞ジジイめ!!)

本因坊師「どうせ振り込め詐欺とか、未公開株&ファンド&社債詐欺あたりをテーマにした原稿だろうが、そもそもが総理大臣以下、インチキまみれの政治屋・学者屋・医者屋・弁護屋・九層倍屋・銀行屋・株屋・土建屋・食い物屋・ファンド屋・IT屋など“ペテン師”ばかりのこの国にあって、何を今さらペテン師列島や(笑)」

――ご尤もです。しかし、折角の原稿依頼なのに…。

本因坊師「今度でエエやないか。そんなことより、『ザッケローニ・ジャパン』が冴えんかったなあ。サッカーファンの歓呼の声に送られて勇ましく出陣したのに結局1勝も出来ずにあっさりと予選敗退。400億円ともいわれる大枚はたいたTV局はさぞかし地団太踏んどるだろう」

――朝早くからTVの前に座って応援したのに、マジにがっかりですね。一体、誰が「優勝もありうる」だなんて煽ったんでしょうね(プリプリ)。――それはともかく、老師が大事そうに抱えているその資料は何ですか?

本因坊師「ン? 急増中の粉飾決算企業の一覧表だが、それが何か?」

――何かじゃないですよ。出し惜しみしないで、今日のテーマはそれで行きましょうよ。

本因坊師「アカンがな。これは某社から依頼された原稿の資料や」

――道理でさっきの原稿依頼は断ったんですね。しかし、自分だけコソコソと内職なんかしてズルイなあ。――どれどれ。うわ〜っ!随分ありますね。

本因坊師「行き過ぎた成果主義の反動で『不適切会計』も何のその!エイ、ヤッとばかりにやっちまったんだろうが、金額の大小、理由の如何を問わず、公開企業失格の烙印を押されても仕方ない上場会社ばかりや」

――まさしく「偽装」ですね!…粉飾決算だって、広義では詐欺師一味の所業と言ってもいいんじゃないですか。…ちょっと拝借。…ジャスダック(JQ)やマザーズが多いようですが、刑事事件にまで発展した「インデックス」をはじめ、「花王」「東芝」「内田洋行」「イチケン」「イオンFS」「川田テクノロジーズ」「サニックス」「リソー教育」「コーナン商事」「NECネッツアイ」(以上1部)、「扶桑電通」「大興電子通信」「L・C・AHD」「雪国まいたけ」「タイヨー」(以上2部)など、“格上組”もしっかりと贋首揃えてますね(笑)。

本因坊師「泣く子と親会社には勝てない!…どうせ上かの“命令”だろうが、『内田洋行』『NECネッツエスアイ』『サニックス』『東芝』『イオンフイナンシャルサービス』『リソー教育』は、子会社や孫会社による不正や」

――幹部自らが株高工作のために奔走していた『リソー教育』なんか、そのうち別の問題が起こるんじゃないでしょうかね?

本因坊師「その他、『イチケン』は工事原価の操作。『コーナン商事』は取引先からのキックバックで粉飾や」

――2部はどうですか?

本因坊師「『扶桑電通』は社員のテンプラ取引、『雪国まいたけ』は広告宣伝費の不正繰り延べ、『L・C・Aホールディングス』は不動産評価の水増し、『タイヨー』は棚卸資産の過大評価、『大興電子通信』は社員の原価付け替えによる粉飾だ」

――JQとマザーズは?

本因坊師「『太陽商会』は実体のない取引を連発して倒産、上場廃止になったが、社長主導の架空売り上げを計上した『日本アセットマーケティング』、同じく架空売り上げを計上した『日本風力開発』『アイレックス』、関係会社の株式を不当に評価した『A.Cホールディングス』、社員による水増し発注の『東テク』、従業員の原価付け替えの『ウチダエスコ』、不動産の減損損失を不当評価した『KYCOMホールディングス』、社員による架空取引の『クリーク・アンド・リバー』、海外子会社利用の架空取引の『アイフリークHD』、棚卸資産を課題に評価した『雑貨屋ブルドッグ』、子会社の架空利益計上の『フルスピード』『フリービット』など“将来の候補”が目白押しや(笑)」

――でも、こんなのは“氷山の一角”でしょうね。

本因坊師「モチのロン。“当たりマエダのクラッカー”や」

――古いなあ。その当たりマエダのクラッカーと言うのは止めてくれません。

本因坊師「件数は前年比5割増!…これもアベノミクス失敗の証左と言うべきだろうが、今や1億総詐欺師時代や。『火の無いところに煙は立たず』…とかくの噂のある企業の決算書を見たら粉飾と思うべしだな」

――御意!…さて、この中から何社が白旗を上げるか。注視していかなければなりませんね。(了)




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