2018年3月9日配信「積水ハウスで発生したクーデターの真相と海喜館地面師事件の行方」<事件>

 (☚wikipedia)


 老害排除保身クーデターか――。

 「積水ハウス」で発生した社長、会長交代劇の真相は、報道だけでは判然としない。

 会社側の公式発表によれば、1月24日の取締役で決まったのは、66歳の阿部俊則社長(現会長)から52歳の仲井嘉宏取締役(現社長)への経営刷新人事であり、その流れに沿って76歳の和田勇会長(現取締役相談役)が身を退いた、というものである。

 しかし、和田氏は「(五反田で発生した地面師による)詐欺事件の調査対策委員会の最終報告書では、『阿部氏の責任が重い』と記されており、これを受けて退任を求めたら、阿部氏から私の退任を求める緊急動議が出た。地面師に引っかかった自分たちの責任を消すためにクーデターを起こした、という感じだ」と、「日本経済新聞」に答えている。

 どちらの発言が正しいのか。

 「和田氏の言っていることが本当です。調査対策委員会は、和田氏が委嘱したものですが、五反田の土地を決裁したのは阿部氏であり、『社長直轄案件』となったことで現場が、怪しい物件であることに気が付きながら、契約に向けて突っ走ってしまったのです。誰か責任を取るとすれば、当然、阿部氏です。でもそうなると、株主代表訴訟のリスクにもさらされるということで、取締役会までに阿部氏は票固めをして、逆に自分を下ろそうとした和田氏のクビを取ったのです」(住宅業界事情通)

 平仄が合うのは、9月7日に調査対策委員会を立ち上げ、1月24日、同委員会から「最終報告書」を受け取りながら、それを公表していないことだ。

 この事件は、「天下の積水ハウスともあろうものが〜」と、あらゆるメディアが報じ、ワイドショーにも取り上げられたことで「地面師」なる一般人には馴染みのない詐欺師の存在を、主婦層にまで知るしめることになった事件である。

 偽造したパスポートと印鑑証明を用意、所有者に成りすました女の“三文芝居”に63億円も支払ってしまった(そのうち55億円は10行に分けて送金され、直後にそれらの口座は凍結されたので実質的な被害は8億円との指摘もある)「積水ハウス」は、その経緯を株主や投資家に説明する義務がある。

 ところが、「積水ハウス」は公表しない。

 1月24日の社長交代記者会見で、新社長に決まった仲井取締役は、地面師事件との関係を問われて、「まったく関係ない」と、言い切った。

 阿部氏に付き、和田氏を放逐する側に回ったのだから当然だが、2月20日、和田氏が日経に真相を暴露しても、報告書を明らかにしない事態が続いている。

 「弁護士や社外取締役で構成される調査対策委員会が、自分たちの結論が無視されたうえ、委嘱してきた和田氏のクビを切ってしまった現経営陣に反発しているんです。4月26日の株主総会に向けて、今回の人事を覆す手立てはないかと、いろいろ画策しています。それがわかっているから、会社側も下手に動けないのです」(前出の事情通)

 東京・五反田の「海喜館」という老舗旅館は、3代目を継いだ海老澤某女が、養父母の残した旅館を自分の代で潰したくないと、ひとりで守り抜いてきた。

 身寄りはなく独り身の女性が持つ抵当権がまったくついてない“真っさら”な約600坪。不動山ブローカーや地面師たちの間では超有名物件で、売却話が流れれば、疑わない方がおかしい代物である。

 そこに上手くはめ込んだのは、小山某、土井某、前野某といった連中で、金野某女なる成りすまし女を用意、「積水ハウス」にパイプのある「IKUTAホールディングス」(事件当時の本社所在地は小林興起・元衆院議員の千代田区内の事務所内)に話を持ちかけ、金野某の本人確認に代理人弁護士を立てることで、「積水ハウス」の担当者と(積水側の)司法書士を騙し、4月24日、売買契約に持ち込み、手付けの14億円を手に入れた。

 警視庁は捜査に着手しているものの、「IKUTAホールディングス」も小山某らも、「自分も金野が海老澤さんと信じた」と言い張り、金野某の行方が知れないという隘路に陥っている。

 阿部氏の責任は、単に騙されただけではない。

 4月24日から6月1日の最終決済日に残金49億円を支払うまでに、地面師工作から外された不動産ブローカーのM氏や、海老澤某女の関係者らが、「これは詐欺事件であり、所有権移転は無効だ」という手紙を出して警告しているのに無視し続けたのも迂闊の一語では済まされない大チョンボである。

 「せめて私らに、(パスポートの)写真を見せて確認してくれたら、詐欺だとわかったのにね」と、町内会の人が驚くのは当然の反応で、にもかかわらず誰も責任をとらないというのも、2兆円企業の名が泣くおかしな話である。【戌】

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2018年3月7日配信「“平成の是銀”!?――ニチダイ株暴騰で急浮上した“浪花の相場師”・山田亨とは何者か?」<経済>

 大阪証券取引所(☚wikipedia)

 

 昨年末の600円台から年初にかけてジリジリ上げ始め、2月に入って急騰。2月20日に3060円の高値を記録、その後は2700円台で一進一退、先週3月2日の終値は2825円だった銘柄がある。

 目下、証券界が注目しているこの会社は、京都府に本社を置く独立系金型メーカーの「ニチダイ」(古屋元伸社長、本社・京都府京田辺市)である。

 一般に馴染みはないが、創立50年の老舗でジャスダックに上場する同社は、売上高141億円(17年3月期)、経常利益6億4000万円(同)、1株利益47円弱、配当20円と、それなりに堅調な数字を計上しているが、宇宙ロケットに使用される部品を製造する特殊な技術を持ちながら、役所や納入メーカーとの秘密保持契約の縛りもあって積極的なIR(投資家向け広報)ができず、株価は永らく500円台、時価総額は50億円前後で沈んでいた。

 何のために上場しているのかわからないという意味で、経営陣の姿勢が問われる典型的な優良中堅企業の高騰劇は当初、「割安」と信じて購入を始めたファンド、投資家集団、物言う株主のアクティビストかと思われたのだが、2月13日、大量保有報告書が提出されて、「個人」が現物で買い集めていたことが明らかとなった。

 その個人は大阪市在住の山田亨氏。――発行済み株式907万株のニチダイ株を5・75%買い集め、取得資金は約8億600万円。借入金もないことから全額自己資金で現物株を購入していったことになる。

 2月20日にはさらに買い増して大量保有報告書の変更届を提出、7・81%の第2位株主となっており、これまでに12億6600万円を投じている。

 一体、山田亨とは何者なのか。

 北浜のベテラン証券マンが説明する。

 「山田氏は投資が本業ですが、亡くなった親父さんが投資家として有名でした。特定の銘柄に狙いを定め、現物で買い上がっていく手法は親父さん直伝のもので、投資家というより『相場師』でした。相場を張る一方で、『ダイエー』の中内功さん(故人)と親しく、『マルエツ』『福岡ダイエーホークス』などM&A戦略の一端を担うようなこともあり、相当な財を亨氏に残しています。一時、日本を離れ、中国で投資に打ち込んでいた亨氏は、親父さんの病気を機に帰国。2年ぐらい前から個別の日本株投資を始め、昨年半ばから本格的な活動を開始しました」

 5%ルールに則って名前が登場したのは初めてだが、昨夏に300円台だった杉村倉庫株(東証2部)を、現物で買い上げ、今年1月22日、3680円にまで持ち上げたのも山田氏である。

 その後、手仕舞ったこともあり、1000円代(3月2日の終値は1168円)に落ち着いているが、この時は「売り」を仕掛けてきた外資に「買い」で抵抗、踏み上げ相場にして勝利した。

 山田父子と親交のある企業経営者は、「それが山田家のポリシーだ」という。

 「姑息な手法を使わず、とにかく真っ向勝負が好きなんです。売りがきたら買い向かう。借り株で売ってくる連中には最もファイトを燃やして戦う。もちろん、それには将来的な企業価値、浮動株数の見極め、借り株の予測など、銘柄選択が重要ですが、それらは海外に行くまで父親の傍で運転手をしながら直に学んだようです。現在の彼の“敵”は、外資系の投資銀行やファンドなどで資金は無限といっていいほど膨大です。山田氏の資金量は数百億円以上で潤沢ですが、まだ時価総額の大きな企業でがっぷり四つ、というわけにはいきません。その結果、選んだのが『杉村倉庫』であり、今、手がけている『ニチダイ』なのです」

 これまで外資による売り崩しによって、仕手はもちろん一般投資家も散々、泣かされてきた。

 それに立ち向かい、借り株に誘って買い進め、踏み上げさせるのが山田氏の二代続きの手法であり、また、安く仕込んで一般投資家の買いにぶつけるようなせせこましいやり方は、好むところではないという。

 「今、45歳ですが、学生時代には柔道に打ち込み、身長190センチ、体重130キロ。まるで奈良の大仏さんのような巨躯が物語るように小細工を弄するタイプではありません」(前出の経営者)

 証券取引等監視委員会が、年々、ルールを厳しくし、監視を強めていることもあり、相場を張るのが難しくなった。

 「是銀」の愛称で親しまれた故是川銀蔵翁が、1981年、「住友金属鉱山」の株式を買い占め200億円の利益を得、83年の長者番付で1位になったことがある。

 以降、是銀のような個人が総力を挙げて買い進むような相場は、監督官庁の相次ぐ規制や証券界の自主ルール、外資主導の相場環境の変化もあって成り立たなくなり、是銀が「最後の相場師」といわれる所以である。

 「ニチダイ」にも「売り」の外資のカゲがチラつくなか、山田氏は自らのスタイルを貫き、“平成の是銀”の道を歩めるのか。――久々に株式市場に現れた“正攻法の相場師”の行方を見定めたい。【丑】(敬称略)

 

 

 

 

 

 

 


2018年3月6日配信<週刊0510archive>「御家人三千綱の『正義の味方・岩手の旅編』(作家・高橋三千綱)

 

 


 「Mクンへ」。

 江戸ものの時代小説を書くために借りた恩方の家だったが、1年間、何も書けず、ついに撤退することにした。家賃が払えなくなったためである。

 しかし、家に移したものの、恩方からの荷物書籍はまだぜんぜん片づいていない。西新宿、笹塚、赤坂、府中と転々とした、20年越しの荷物なのだから簡単ではないのは承知だったが、それにしてもまだこれほど残っていたとは。

 7月26日に恩方と自宅の両方でだいたい整理したはずだったが、まいった。府中から恩方に運んだときは荷物を三分の一にしたのだが、本の多さは想像以上だった 。
 家にある本を三箇所に分散することを頼んで、家をでる。姉夫婦と甥っ子まかせになる。
 拙者は整理と力仕事は苦手なのである。

 11時に家をでて、新宿にいく。京王デパートで古書展をやっている。
 目的の本はなかったが、なんとなく1万円ほど購入。それを秘書を呼んで渡す。
 そのため、東京駅についたのが、2時35分という時間。40分にはやまびこ57号にのっていた。

 学研の加藤君と待ち合わせ。これが彼との最後の取材になる。
 パーゴルフの川上部長と広瀬編集長は拙者をはじめ、さまざまなリストラをフリーライターに敢行し、自分たちはいまだに居残ってえばっている。
 真っ先にリストラされるべきは彼らだろう。
 川上はパーゴルフを単体の会社として独立させることを企んでいるが、うまくいくことはないだろう。
 そう簡単に上場して儲けようという企みが成功するものではない。
 人格失格で人が離れる。
 パーゴルフはいづれ吸収される運命にある。
 加藤君はどちらにいくかいまだに決心がつかない様子。拙者は学研に残ることをすすめる。

 5時24分水沢江刺着。さみしい町だった。
 武家屋敷を探して歩いていると料亭があった。
 ていうことは、芸者か小粋な仲居でもいて酌をしてくれるのかと思い玄関に入る。
 なんせ、今日で半年間の禁酒が解禁になる夜なのである。
 つらかったなあ。

 ところが訪いをいれても誰も出てこない。
 となりに同じ経営者の「梅ふたり」という料理屋があったので入る。
 酒をおばさんに頼むと一合なのに徳利で出てきた。
 そのほか、肴が6品ほども出てくる。
 最後に飯。
 加藤君とふたりで合計5400円だった。
 それにしても岩手誉れのうまさは腹の底にひびいた。

 ここの店主はでてくるなり「みちつなさんですか」といきなり拙者の名を口にした。
 おおー、有名人と思っていると、なんでも拙者が37年前につとめた山の上ホテルに働いていたことがあるという。
 拙者とは入れ違いで入ったらしいが、よく知っているという。
 水沢地区を活発にしようという活動もしているらしい。
 もともとは田園地帯でうまい米どころでもあるのだが、先は見えない。

 そこを出て、繁華街というかスナック街を散策する。
 拙者はカラオケのあるスナックやできの悪い女がいるスナックは敬遠している。
 それで小料理屋を探したのだが、ない。
 「駅」の高倉健さんみたいな気分で、倍賞千恵子のような女将がいる店はないかと歩いたのだが、ない。

 それで「紅亭」というかろうじて小料理屋ぽいところのドアをあける。
 カウンターだけの店で3人の客がいた。
 拙者は入ると、ふたりは出ていった。
 あとで女将の同級生だときかされた。
 ということは女将は40歳半ばか。体格のある女で、肩も腰も拙者の3倍くらいある。
 それは誇張ではない。
 夫と別れて子供をひとりで育てるために、1年前から店をやりだしたということである。
 しかし、下半身の頑丈さが、可憐とはほど遠い現実を映し出していて同情まではいたらなかった。
 ここでも酒を一合のむ。
 隣の老人は牛乳を飲んでいた。
 怪我をしたとかで酒が呑めないのだという。いい老人だった。

 「みずさわ北ホテル」にもどり、快眠。しかし、それもすぐに破られる。
 6時前に目覚ましがなる。
 起きて顔を洗う。
 6時半にFM放送、「グリーンジャケット」のディレクターから電話がはいる。
 タケ小山司会の生放送に出演。なんだか分からない内に終わる。
 それからまた眠る。7時半に下におりて朝飯。スケバン刑事の3代目の大西なんとかという女優がいた。
 すっぴんであるので分からなかったが、あとからきて加藤君が教えてくれる。

 8時に栗駒カントリークラブ。取材相手の三浦氏は72歳でかつては日本シニアのチャンピォン。ラウンド後、インタビュー。加藤君はそのまま新幹線で東京へ帰る。

 拙者は盛岡にいって「さんさ祭」をみるつもりだったが、ふらりと入った小料理屋の酒がうまく、生ビールと酒、つまみ代でしめて1500円を払って店をでて歩き、水沢祭をみる。
 そのさみしさに盛岡の「さんさ祭」の壮大華麗、「群舞鳴動」とくらべて、思わず涙する。
 見物客もおらず、テキやも出ていない。
 テキやのいない祭は健康すぎて騒ぐ気にはなれない。
 テキやという、整理屋がいるからこそ、日本の祭は表向きに喧嘩ですべて納まってきたのである。
 歩くうちに昨日入った「紅亭」に明かりが入っているのを見て、また入る。
 今日も牛乳を飲む爺さんがいて、テレビを見ていた。店を出て、しじみラーメンを食べる。妙な味だった。
 盛岡行きはあきらめて、北ホテルに投宿。

 8月2日(日)。朝飯後、武家屋敷や後藤新平の生家をみる。
 武家屋敷は式台つきの立派な玄関をそなえていて、正面からまっすぐには式台が見えないように敷石がおかれ、樹木が茂っている。
 中庭との堺には塀がある。
 潜り戸を抜けて庭にでる。
 落ち着きのある庭園で、中の座敷も江戸の趣そのままに残っている。
 こういうものがさり気なく残されているところに文化を感じる。
 無粋な政治家には理解できない境地だろう。
 中国の共産党にいたってはゼンゼン理解できない深淵な世界だ。
 日本のよさと誠実にいきた江戸の人のこころを見る思いがした。

 盛岡まで在来線でいく。バスで盛岡競馬場へ。無料バスである。沿道にはもうゴザやビニールがしいてあって踊りのための場所取りをしている。6時から始まるので、競馬のあとの見物には丁度いい。
 バブルの殿堂、そのなりの果てと貸した競馬場にはいる。2千人足らずの観客しかはいらないところへ、3万人分のハコモノを建てたのは地方競馬に群がった魑魅魍魎の虫どもだ。みんな死んだか、よいよいになっているはずだが、しぶとく生きのびているのもいるときく。
 この建物を建てるために盛岡競馬はすべての蓄えを吐きだし、さらに借金をのこした。儲けた建設会社は東京に逃げていった。日本長期銀行のハイエナだ。連中はアメリカ人の手先となり、ある幹部は2億円のチップをスイス銀行に振り込んでもらって大喜びしている。そのうちのひとりがまたぞろ、3行合併をもくろんで、国から金を奪おうと画策している。死刑にすべき連中だ。住友の西川もしかり。郵政銀行に逃げ込んだが、住銀時代に変額保険で老人たちを破滅させたひとりであることは間違いない。

 盛岡競馬のC1級クラスの競馬は一生懸命走っている馬には可哀相だが、迫力が中央の馬とはゼンゼン違う。
 もう、使役馬かサファリ動物園でライオンの餌になるのが目にみえている。
 無惨な世界だ。
 殺されるところを見たら、牛も馬も肉という肉は喰いたくなくなるだろう。

 ここの建物の中にはレストランはなく、したがってビールも売っていない。
 外に建てられた掘っ建て小屋にいくしかない。
 そのうちのひとつにはテレビがないのでレースがみられない。
 つまり、酒を売れば馬鹿な客が八百長だと騒ぎ出すと競馬組合ではみているのである。

 競輪とおなじ発想である。
 ジュースを飲みながらギャンブルなどできるわけがない。
 客を小馬鹿にした発想が、競輪や地方競馬を破綻させるのである。
 競輪には県の幹部が多いに関わり合い、天下りというか、ドブ鼠くだりをして職についているが、こういう輩の月給が厩務員の待遇のひどさにつながるのである。

 10レースの「フェアリーC」にキングヘイローの子、クインオブクインが出てきた。
 中央組を迎えたマーキュリーカップでは大差の5着とさすがに苦戦したが、ここでは楽勝。ダートの1800を馬なりで勝って150万円を手に入れた。
 30日のビューチフル・ドリマーCが楽しみだ。
 ここには中央からタマノホットプレイやトーセンブライトが出走を予定している。
 固い馬券だったが、2.3倍を手にして祭に向かう。
 
 神社のあるところで降り、小雨の中、乱舞する浴衣姿の女を見ていた。
 新幹線の時間がきて、途中で引き上げざるを得なかったのは、さすらいの馬券術師らしくない。
 やはり、儲けが少なかったのか、それとも、雨の中で飲んだビールが肝硬変を刺激したの分からない。
 いづれにしろ、ぐったりしてはやてに乗った。

 車中で買ったばかりのパソコンでトースポ用の原稿を書いて送る。
 このモバイルを使ったパソコンはテレビショッピングで買ったものでモバイル利用で15000円、ワードなどオフィス使用にプラス1万円の2万5千円で購入したものだ。
 毎月3千円ほどかかるが、さすらいのおっさんには便利なしろもので、ゴルフのクラブが一本8万円もすることと比べると、先端頭脳がいかに、安くこき使われているか、悲しいまでに理解できる。
 彼らが先行きに暗雲をみつめていることが分かる。

 

 

 

死ぬまで生きる、正義の味方より。

高橋三千綱HP
http://homepage3.nifty.com/michitsuna/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2018年3月4日配信「週刊0510の特選レース」<週間レース社提供>

 

 


2018年3月3日配信<0510archives>「APA事件摘発以降も続く“地面師捜査”の行方?」<事件>

 

 

 地面師の話題が尽きない。

 新橋白骨死体事件、史上最高63億円詐欺の海喜館事件、そして容疑者が逮捕されたAPAホテル事件……。

 新橋4丁目に自宅と合わせ10億円の資産を持つ高橋礼子さんが、昨年10月、地面師に土地を収奪されたあげく、白骨死体となって発見された事件は、「資産家で身寄りのない孤独なひとり住まい」という地面師に狙われ条件を整えていたのだが、警視庁はロクな捜査もしないまま、「事件性はない」と結論付け、無惨さを倍化させた。

 アル中気味で奇矯な行動をすることもあった高橋さんが、失踪時の服装のまま路地の隙間で死んでいたのは「酩酊状態の死」というのが警視庁の見立てだった。

 ではせめて、地面師事件の方は暴いてもらいたいと思っていたところ、APA事件が弾けたことで早期着手の可能性が出てきた。

 APA事件の報道で幾つかのメディアは、逮捕された9名の容疑者のうち、唯一の女性である秋葉紘子(73)が、新橋4丁目案件にも絡んでいると報じた。

 「秋葉容疑者は、一昨年、東京・港区の土地を巡っても自らが土地の所有者に成りすますなど、不正な取引に関与していたことが分かりました。パスポートの顔写真を張り替えて悪用していました」(ANNニュース)

 高橋さんが所有する新橋4丁目の約170平方メートルの土地を狙った地面師は、15年4月、大田区大森のワンルームのアパートに高橋さんが移転したことにして、印鑑登録証やパスポートを偽造、成りすまし女を使って土地の名義を書き換えた。

 その成りすまし女が秋葉容疑者だったというのである。

 土地の所有権は、高橋さんから15年4月28日、「三京」(木更津市)に移ったのを皮切りに、「CKエージェント」(相模原市)→「平和興産」(千代田区)→「京栄商事」(港区)→「中央都市管理」(新宿区)→京栄商事→「NTT都市開発」(千代田区)と、わずか3ヵ月の間に、複雑な移転を繰り返している。

 どこまでが「善意の第三者」なのかは不明だが、鍵を握る秋葉容疑者の逮捕によって、早い段階の事件化は間違いない。

 「犯行の連鎖」は、APAホテル事件の前から始まっていた。

 例えば、15年11月10日に関係者が逮捕された杉並区の地面師事件である。

 マスコミ報道では首謀者だけだが、この時は、八重森和夫を筆頭に内田マイク・渡邉政志・大賀義隆・福田尚人・上村寿一・大島洋一・広井秀一・山本諭の9名が逮捕された。

 このうち八重森、内田、福田の3容疑者は、多くの地面師事件に登場する“有名人”である。

 また、今年2月14日には、墨田区曳舟の3階建て店舗兼住宅に住む独居婦人の土地をだまし取ろうとした地面師グループ6名(宮田康徳・亀野裕之・松元哲・岩佐彰巳・田村久彰・高橋利久)が逮捕された。

 このうち首謀者は過去にも地面師事件を手がけていた宮田容疑者であり、そのパートナーというべき司法書士の亀野容疑者である。

 宮田グループには別件もあり、それが今回のAPAホテル事件であり、2人は逮捕されたが、西五反田の医療法人を舞台にした地面師事件も手がけており、そこには松元容疑者も関与しており、こちらに事件が波及する可能性も十分だ。

 11月8日のAPAホテル事件の容疑者を列挙すると以下の通りである。

 宮田康徳・藤井明・永田浩資・亀野裕之・星野芳彦・秋葉紘子・白根学・松尾充泰・石川仁。

 このうち秋葉容疑者が新橋4丁目案件に絡むのは前述の通りだが、秋葉容疑者が五反田「海喜館事件」の女将・海老澤某女(今年6月死去)の成りすまし犯?という説もあり、そうなると「あの『積水ハウス』さえだまされた」と、大きな話題を呼んだ海喜館事件に波及する可能性がある。

 いずれにせよ、多数の地面師事件を抱え、水面下で捜査してきた捜査2課の地道な努力が、関係者の大量逮捕と収集してきた情報の蓄積によって大きく実っており、警視庁の人事異動を機に”火砕流”のような捜査となりそうである。【巳】

 

 

 

 

 

 

 

 


2018年3月2日配信「週刊0510のおススメ映画」

 

 


2018年3月1日配信「人生本因坊の甘辛時事問答」<連載>

 2022年開催地は北京です!
(☚Wikipedia)


――冬の祭典・平壌ならぬ平昌オリンピックが終了しました。

本因坊師「もう終わったのか!――残念だなあ!」

――(興味ないなんて言ってたくせに、よくもまあ、シャーシャーと)日本のメダル数は金4個、銀5個、銅4個で、〆て13個でした。

本因坊師「大健闘じゃないか!😊」

――活躍したのは若い選手ばかりでしたが、なかでも圧巻だったのは金メダルを取ったスケートの羽生選手小平選手を初めとする女子スケート選手、それと女子カーリングチームでした。

本因坊師「レジェンドだ、何だと囃されていたオッサンを含め、男は根性ないな」

――老人は寒さに弱いし、飛んだり跳ねたりするスポーツには向かないんでしょうかね。

本因坊師「そうかもな。しかし、『風が強い、時間が遅い』などと未練がましく言い訳するのは見苦しいな。年寄りの悪い癖だよ」

――インタビューを受ける選手のコメントのクールさも驚きでした。

本因坊師「『若者は黙って勝負する』――見上げたもんだよ、屋根屋のフンドシ!――今日からワシも若者に見習ってクール且つニヒルな『寡黙な老人』になろうかな」

――静かなのは歓迎ですが、嫌味がなくなった老師なんて「ワサビのない刺身、七味をかけない天ぷらそば、梅干しの入っていない梅茶漬け」みたいなモノですよ。

本因坊師「言わしておけば調子に乗って!――黙らっしゃい!」

――(話題を変えて)ところで、昨年7月、大阪地検特捜部に詐欺容疑で逮捕、8月に再逮捕された籠池泰典・前森友学園理事長と妻の詢子女史が、「証拠隠滅」を理由にずっと勾留されていることが問題視されています。

本因坊師「かれこれ6ヶ月。――まさしく『国策勾留』だな」

――法曹関係者の中には、詐欺(懲役10年以下)ではなく、補助金適正化法違反(同5年以下)だと指摘するムキも少なくありません。

本因坊師「法解釈を歪めて、より罪が重い法律で逮捕。しかも、既に受け取った補助金(5600万円)は返納しているのに、ずっと接見禁止とは、ちょっとどころか、普通じゃないわな」

――安倍総理に恨み骨髄の籠池氏だけに、ヘタに野に放つと、何を言い出すか分からないので、世間が忘れるまで「ずっと閉じ込めておけ」ということなんでしょうかね。

本因坊師「『忖度勾留』なんちゃってwww」

――本来、独立しているはずの司法が政治の前に膝を屈する。――悲しいかな、三権分立なんて、今の日本では建前だけなんですね。

本因坊師「青臭いことを言うなよ。ロッキード事件を引き合いに出すまでもなく、昔から地検特捜部なんちゅうのは、権力機構の“ボディ―ガード”やないかwww」

――まったく『傷だらけの人生』の歌詞そのままですね。

本因坊師「♪♪右を向いても 左を見ても〜〜♪♪‥‥‥」

――歌はいいですから…。本日はこれにて終了しま〜す。

本因坊師「♪バカとアホウの騙し合い。どこに男の夢がある〜♪――♪チャンチャラチャンチャン♪」

 

 

 

 

 

 

 


2018年2月28日配信「週刊0510のおススメBOOKS」

 

 

 


2018年2月27日配信「ホラ吹き男爵と名指しされた斎藤ウィリアム浩幸元内閣府・経産省参与と中国との怪しすぎる関係」<事件>

 
節穴大臣?(wikipedia)


 テレビコメンテーターとして人気を博していたショーンK氏「ホラッチョ」なら、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)医学部卒の起業家でサイバーセキュリティ専門家の斎藤ウィリアム浩幸氏「ホラ吹き男爵」である。

 どちらも天性のウソつきである。

 「アメリカ人の血」をありがたがる日本人はまだ多く、ショーンK氏はマスコミの寵児となり、斎藤氏は政界にも食い込んで内閣府と経済産業省の参与となった。

 動かしがたい経歴詐称を暴かれて、2人とも早々に表舞台から去ったが、「声のいいイケメンコメンテーター」のショーンKこと川上伸一郎氏は放置してもいいが、政権の中枢部近くで活躍していた斎藤氏には解明されていない重大な疑惑があり、このまま逃がしてはいけない。

 質すべきは中国疑惑である。

 著名ブロガーの山本一郎氏が火を付けたこの疑惑は、会員制月刊誌『FACTA』が追撃、ノンフィクション作家の森功氏が、『週刊現代』でさらに追った。

 UCKA医学部卒も、在学中に起業した会社を「マイクロソフト」に高値で転売したのも、東京電力福島第一原発の事故調査委員会でCTO(最高技術責任者)を務めたサイバーセキュリティ専門家というのもすべてウソだった。

 ところが、その経歴詐称によって、世耕弘成経産相など政治家に食い込み、内閣府参与、経産省参与の肩書を得た。

 その信用が、NPO法人や公益財団法人の理事や顧問、「博報堂DYホールディングス」、「PwCジャパン」、「ファーストリテイリング」などのアドバイザー役や顧問職につながり、「JAL」ではサイバーセキュリティ担当の非常勤執行役員に就任しているのだから、まるで経歴詐称の「わらしべ長者」である。

 昨年12月9日に山本氏が経歴詐称を指摘、11日に『FACTA』の取材を受けた斎藤氏は、すぐに“白旗”を上げた。

 12日に内閣府、16日に経産省に辞表を提出すると、「JAL」を始め民間企業の役職をすべて下り、自らのブログでこう謝罪した。

 <このような肩書を用いることが適切と言えたかと問われると、軽率だったと反省しています>

 自分が引き立てた経緯もあって簡単には謝罪できない世耕経産相は、辞表提出を受けた記者会見で、「我々としても仕事にはひと区切りがついておりますので、それを受理しました」と、まるで他人事のコメントを口にした。

 だが、問題は「マイクロソフト日本法人」で会長を務めた古川亨氏が、「私もマイクロソフトも被害にあった。私が知る限り最低のペテン師の真実が今暴かれる」とまで書き込んだ斎藤氏が、中国企業に食い込もうとして残した疑惑の数々である。

 参与として国家機密に触れられる立場の斎藤氏が、食い込むためにどんな情報を流していたのか。

 斎藤氏には、中国の政商兼大物スパイで、今は中国当局の追及を逃れて米国に在住。我が身の保全のために、数々の機密情報を効果的に米国政府やメディアに流し続ける郭文貴氏との接点疑惑がある。

 また、中国の通信大手「ファーウェイ」(華為技術)に日本法人CTOとして自分を売り込んでいた節がある。

 現段階では未だ「疑惑」だが、使えるものは何でも利用、ウソとハッタリを多用しながら日本で大きくなった斎藤氏が、中国が欲しがる機密情報に接触できる立場にあったことは動かせない事実である。

 「ペテン師の真実」を暴くのはメディアの役割ではあるが、強制力のないメディアには限界がある。

 嘘を見抜けず安易に参与職を与えていた反省を踏まえ、世耕大臣らは「経歴詐称」を“罪”として告発、司直の手に委ねるべきであろう。【戌】

 

 

 

 

 

 

 

 


2018年2月24日配信「阿修羅になったヤス」<寄稿>

 

 

 

 



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