2017年7月5日配信「人生本因坊の甘辛時事問答」<連載>

ワイド

三連複

三連単

備考

組番

金額

人気

組番

金額

人気

組番

金額

人気

8-16

38,120

111

4-8-16

1,715,660

549

8-16-4

26,693,120

3218

4-8

11,700

76

-

-

-

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-

-

4-16

29,550

105

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――大変です。な、なんと!史上最高の2669万3120円……!

本因坊師「騒がしいなあ。何を慌てとるんや?」

――大井競馬(6/27・12R)の三連単の配当金ですよ。

本因坊師「お前が取ったんか!」

――いや…。因みに当たり馬券は2票だったそうです。

本因坊師「他人が当てた馬券の配当に大騒ぎしてどうなるんや、♪バカでちゅか〜、あなたは♪!」

――(ったく、嫌味だなあ)……。

本因坊師「そういえば、“ヒステリック真由子センセイ”の第2弾(『週刊新潮』7/6)が出たな」

――SM趣味でもあるのでしょうかねえ。今週号の記事も輪をかけて強烈でしたね。

本因坊師「SMどころか、完全にビョーキ。あれじゃ、たとえ被害届を出しても『責任能力に問題あり』で事件にならんのじゃないか!www」

――金子ナントカいう衆院議員も公用車で家族を送り迎えしたとかで、話題になりました。

本因坊師「アホやなあ。旦那も旦那なら、嫁ハンも嫁ハンや。法律的にどうこうではなく、想像力が欠如しとるから、平気で公私を混同してしまうんだろう」

 

 

――アホといえば、稲田朋美防衛相が、また火だるまになりました。

本因坊師「『ナントカにつける薬はない』とはよく言ったもの。憲法違反も何のその。あれで弁護士なんだからなあ…www」

――しかも、辞任するどころか、「誤解を招きかねない〜」などと屁理屈を並べてシャーシャーと辞任を否定。面の皮の厚さだけは10人前なんですから手に負えません。

本因坊師「『誤解云々』とはシャラクサイ。歴とした違法行為なのに、それを『誤解云々』の問題にすり替えるところは、まさしく三百代言の鑑。まあ、任命したのがデンデン首相だからしゃあないけど、レベルが低すぎて話にならんよ」

――あれじゃあ、命を懸けている自衛隊員も堪らんでしょうね。

本因坊師「あのスカタン発言で板橋の議席は消えたんちゃうかwww」

――自民党候補の足を引っ張ったといえば、『週刊文春』(7/6)の記事で200万円の闇献金疑惑を素っ破抜かれた下村博文・前文科相“言い訳記者会見”も見苦しかったですねえ。

本因坊師「先手必勝とばかりに早々に会見に臨んだものの、中身はメチャメチャ。『パー券を買ったのは、11の個人・法人だから収支報告書に載せる必要がない』だなんて、冗談も休み休みに言わなきゃ…www」

――しかも、「山中一郎・加計学園秘書室長が代表して持ってきた」、「名前は特定できない」、「プライバシーもある」と強弁するに及んでは、これまた稲田法相並みの鉄面皮。語るに墜ちたと言うべきでしょう。

本因坊師「デンデン首相の側近だから似とるんだなwww」

――相次ぐ失態にイライラしているからなのでしょうが、菅義偉官房長官に続いて、二階俊博幹事長までもがマスコミに八つ当たり。自民党全体が慌てふためいていますね。

本因坊師「親分が親分だからなあwww」

――この記事がアップされる時には都議会の勢力分布も判明しているでしょうが、この有様では、自民党は相当、議席を減らすでしょうね。

本因坊師「良くて40議席スレスレ。ヘタをすると30議席も危ないぞ。もヨレヨレの安倍政権も“いよいよの場面”を迎えるかもなwww」

――党のボスが公認候補の応援演説にも呼ばれないんですから、情けない話ですよね。

 

本因坊師「やっと最終日に秋葉原に呼ばれたら待ち構えていたのが『帰れ、帰れ』の大合唱籠池泰典前理事長というのだから哀れこのうえなし。また体調が悪化したんやないかwww」

 

――前座役の石原伸晃・経済財政政策相のマヌケ丸出しwwwの「拍手でオマヌケ下さい」のオマケまでついちゃって…www」

本因坊師「『親の因果が子に報い〜べべンベンベン』――さて、都民はどういう判断をくだすかな?(ヒヒヒ)」 (了)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年7月4日配信「下村博文・自民党都連会長は偽計業務妨害で、平慶翔・新都議は公選法違反でそれぞれ告訴!――戦い済んで本格化するバトルの行方⁉」<政治>

 

 

 

 予想を遥かに上回る55義席!――安倍晋三政権の今後を占う東京都議選は、小池百合子都知事の人気を改めて証明、都民ファーストの会の大勝利に終わった。

 

 都民ファーストの会は、清新さは感じられるものの政界での実績がない新都議が大半である。

 小池都知事への「共感と資質」だけで当選しただけに政治力は未知数だが、話題性に富む都議が多く、なかでも注目を集めているのが、板橋区選出の平慶翔氏(29)だ。

 同氏の「売り」は、先頃結婚した女優・平愛梨の弟でサッカー選手・長友佑都氏の義弟であることだが、まったくの素人というわけではなく、大学卒業後、下村博文・前文部科学相の秘書を3年半、務めている。

 下村氏は、現在、自民党都連の会長。都議選で先頭に立って戦っただけに、元秘書の都民ファーストからの出馬は“裏切り”である。

 が、それ以上に許せないのは、事務所のデジタルデータを持ち出し、『週刊文春』に売った?ことだ。

 正確には、その「疑い」だが、下村氏は『加計学園からの闇献金200万円』と、同誌が発売された6月29日、急遽、記者会見を開き、青筋立てて平氏の仕業と“特定”した。

 会見場で配布したのが、上掲の平成28年8月10日付の「上申書」である。

 署名欄に「平慶翔」とあり、都議候補である平氏の選挙妨害になるのを承知で名前を消さなかった。

 そればかりか下村氏は、「署名が本物であることを示すために」と、平氏の「退職届」を添付、サインが本物であることを強調した。

 「怒り心頭」であるのはわかるが、明らかにやり過ぎである。

 第一にデジタルデータを持ち出したのが平氏であることは、その時点では証明できていないし、平氏は否定している。

 第二に、29日は投票日の3日前で明らかな選挙妨害である。

 配布されたマスコミは、そのまま記事化することはなかったが、都民ファーストの会は「公職選挙法違反の選挙妨害で訴える」と、息巻いている。

 とはいえ、平氏も厳しい。

 「上申書」は、かかる事態を想定したかのように、「ノートパソコンを隠したことにより貴事務所の業務を妨害したことを認め謝罪」しているだけに、デジタルデータ持ち出しの証拠になろう。

 また、上申書には、平氏の人間性を疑わせる数々の行為も羅列されている。

 「平成28年7月頃、貴事務所から○×購入代金を立て替えたと偽り、○○円を詐取したと認め謝罪」している。

 同様の文章が4つ並んでいるので、いろんな名目で事務所の資金を横領したことを認めており、金額は記されていないものの、警察に告訴されれば刑事事件化は確実で、立候補することはできなかった。

 つまり、下村氏としては、横領した秘書を温情で見逃したのに、感謝するどころか噛みついてきたのだから「絶対に許せない!」と、キレた。

 また、下村氏は「週刊誌が入手した入金リストや日報が、デジタルデータで漏えいしていたことが判明したので、真相究明のために偽計業務妨害などの刑事事件としての告訴を検討」と、記者会見で述べた。

 要するに、かつての「師弟の泥仕合」だが、双方のバトルは、都民、国民にとっては望ましい面もある。

 森友学園、加計学園と続いた騒動は、「安倍1強」の歪みをさらした。

 人事権を握られた官僚たちは官邸におもねり、安倍首相の心を忖度して森友学園に国有地を安く払い下げ、加計学園の獣医学部新設を認めた。

 下村氏は安倍氏の最側近であるとともに、有力な「文教族のドン」だが、会見では「200万円の献金は、11人の個人と法人から集めたカネを加計学園の山中一郎・秘書室長が預かって持ってきただけだから『闇献金』ではない」と、国民を舐めきったようなふざけた説明をして恥じなかった。

 

 刑事事件化が、こうした下村氏の体質を浮き彫りにし、その罪を問うことができれば、平氏の刑事告訴を恐れない告発は、十分に意義があったことになるのだが、自民党惨敗の責任問題と共に、今後どんな展開になるのか。目が離せない。【子】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年7月1日配信「阿修羅になったヤス」 <寄稿>

 

 

 

 

 

 

 

清水節知財高等裁判所長と国を訴えた裁判の公判期日が決まりました!

 清水節知財高裁所長を訴えた国賠償1千円裁判の第1回公判日時が9月29日午後1時20分、東京地裁530法廷と決まりました。

 

 私の裁判を行った裁判官が二人も知財高裁所長になり、私から訴えられました。

 

 前代未聞です。

 

 どうせ負ける裁判ですが、裁判になったことは喜びです。

 

 これからも頑張ります。

 

 千円裁判ですから、負けても、控訴審、最高裁までやっても、4千500円ですから、惜しくはありません。

 

 これからもご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 原 敏恭 拝

 

 

 阿修羅になったヤス

 

 日本の民事裁判を考える会

 事務局 原 敏恭

E-Mail  hon-ashura@do.enjoy.ne.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年6月30日配信「人生本因坊の甘辛時事問答」<連載>

 
離党した豊田真由子衆院議員


――「このハゲ〜!」「バカか、お前は〜!」――いやはや参りました!

本因坊師「安倍チルドレンに多くを望む気は毛頭ないが、ありゃ、別格の酷さだな。朝のワイドショーを観ておって思わずウンコを漏らしそうになったよwww」

――完全に“兵庫の絶叫議員”を凌駕する狂態は、ヒステリーどころか、パーフェクトなエクソシストですね。

本因坊師「ジャジャ馬どころか、今時のヤクザでもあんな強烈なカマシは入れんぞなもし。Σ(゚Д゚)」

――新座、和光の有権者もビックリでしょう。

本因坊師「永田町の♀センセイは、程度の差はあれ、猛獣みたいなのが大半だが、彼女は別格だな」

――秘書といえば、国会議員の分身。その分身が罵詈雑言の嵐に耐え切れず、録音までするんですから、よっぽど怖かったんでしょうね。

本因坊師「過去の不倫組や路チュー組は“イエローカード”だったのに、さすがに都議選の公示前日だっただけに、チルドレンに寛容なwwwデンデン首相も間髪入れず離党届を出させたのだろう」

――親分が嘘つきなら、子分はイガ〇キ。クレイジーに超が付く政党ですね、今の自民党は!

本因坊師「本人は元厚労省のキャリア、夫君も国交省のキャリア。――これじゃあ日本が悪くなるのも無理はないわなwww」

――普通なら間髪入れず辞任コースなんですが…。

本因坊師「『牝鶏歌えば国滅ぶ』――政治の世界に女流議員が増えるのもエエけど、こんなガラクタばっかりじゃあ、日本の未来は漆黒の闇だなwww」

――間髪入れずといえば、籠池泰典・前籠池学園理事長「100万円返却パフォーマンス」の“役者ぶり”には思わず笑ってしまいました。

本因坊師「コントだな。ガサ入れの翌々日に上京、受け取らないことが分かっていて、“能天気ワイフ”がオーナーの居酒屋や私邸に押しかけるんだからなあ。良い悪いは別にして大したもんやwww」

――「窮鼠猫を噛む」――昨日の盟友は今日の仇敵。恨み骨髄の籠池氏の行動には、安倍夫妻の心中は穏やかではないでしょうね。

本因坊師「夫唱が口を揃えて『このハゲ〜』って叫んでたりしてwww」

――せっかくガサ入れしても、大阪地検特捜部はやり辛いでしょうね。

本因坊師「補助金詐欺だけやれば、『肝腎の8億円値引きは、どうなったんだ!』って責められるし、そこまで踏み込むと立身出世にマイナスになるし、♪♪どうすりゃいいんだ中之島〜♪♪だろうなあwww」

――ここでバシッとやれば、検察が蘇生するチャンスなんですがねえ。

本因坊師「さあ、どうかな。ヒッヒッヒッ!」

――気色悪い笑い方しないでくださいよ。

本因坊師「それはそうと、いよいよ都議選だな」

――自民党公認候補のなかには、かえって「票が減る」と、安倍首相の応援演説を断る陣営もあるそうです。

本因坊師「すっかり悪役が板についた菅、下村、萩生田、石原、大西あたりもノー サンキューだろう」

――しかし、“直参格”の選挙応援に呼ばれないなんて恥ずかしいですよね。

本因坊師「白昼堂々、子どもでも笑ってしまう大ウソを真顔で口にする輩のことや。恥ずかしがるような殊勝な奴はおらんよwww」

――259人が127の椅子を争うわけですが、逆風の自民党が現在の57議席からいくら減らすか、百合子姐さん率いる都民ファーストが6議席から一気に40の大台に乗せるか。注目が怠れません。

本因坊師「ワシは、維新(1)、社民(0)、民進(7)が消滅してしまうんじゃないか?と心配しとるんだが、大丈夫かな?」

――弱者に優しい老師らしいご意見ですが、適者生存。存在意義のない政党はなくなっても仕方ないでしょ。

本因坊師「きついことを言うなあ、お前は。一寸の虫にも五分の魂。多彩な意見を吸い上げるのが真の政治や。そんなデンデン政権みたいな傲慢なことを言うたらアカンだろ」

――都民の審判が下るのは7月2日です。 (了)

 

 

 

 

 

 


2017年6月29日配信「加計学園騒動・第2幕――官邸から文科省への逆襲が始まった!」<事件>

 
前川喜平・奇兵隊長(TV朝日)


 

 文部科学省のトップに上り詰めた前川喜平・前同省事務次官が、「私の座右の銘は『面従腹背』」と言い放ち、効率よくマスコミを捌いて官邸に歯向かった事件は、「前川の乱」として長く記憶されるだろう。

 「霞ヶ関」の官僚にとって、「面従腹背」は座右の銘ではなくとも当然のことである。

 頭の良さも国家への忠誠度も、自分たちに敵うものがないと思っているエリート集団は、選挙を戦い抜いただけの与野党国会議員の言うことを聞く気は、ハナからない。

 だからうまく“調教”して使いこなそうとする。

 その「霞ヶ関」の伝統を打ち壊し、「永田町」との力関係を完全に逆転させたのが安倍晋三政権だった。

 官庁人事を牛耳る内閣人事局を最大限に利用して省庁を押さえ込み、離反を許さなかった。

 また、許認可権にまで口を突っ込み、医学部や歯学部同様、規制することで役所の権限を見せつけてきた獣医学部の新設をゴリ押しした。

 だから、前川氏は反乱を起こしたが、建前では上位の「永田町」に逆らったのだから、前川氏と文科省内の“喜平隊員”と呼ばれる「前川チルドレン」は、官邸からの逆襲を覚悟しなければならない。

 ターゲットとなるのは、民進党やマスコミに流れた内部文書をもとに反乱を起こした前川氏を、結果的に裏から支えた官僚たちである。

 もちろん正体はバレていないが、義家弘介・文科副大臣は、国家公務員法違反を指摘、犯人を特定しての告発も示唆している。

 それを承知の「反乱」だけに犯人の特定は容易ではないが、文書管理の甘さは突くことができる。

 既に、菅義偉官房長官は、6月21日の記者会見で、「今年度内の公文書管理指針の見直しと行政文書の定義化」を示唆した。

 個人の備忘録的なメモを「個人フォルダ」ではなく「共有フォルダ」に入れ、騒動を大きくした文科省への警告の意味も含めており、担当セクションは責任を取らされる。

 具体的には、高等教育局の獣医学部を担当する専門教育課の縦ラインである。

 常磐豊局長、浅野敦行課長、牧野美穂課長補佐、生方寛昭企画課長といった、獣医学部新設を強引に進める内閣府とやりあった面々が槍玉にあげられる。

 なかでも、大半の文書を作成した牧野氏の左遷は間違いない。

 最初に流出した際、菅官房長官が「怪文書のようなもの」と、言い放った文書も大半が牧野氏のもので、当初、省内調査に「記憶にない」と語っていたが、2回目の調査では、「当時、作ったメモ」と、認めた。

 が、流出については、当然、否定した。

 しかし、その後、発覚した首相の関与を示唆する「萩生田(光一官房副長官)メモ」では、個人メモのハズが「共有フォルダ」に入れていたために、複数の官僚が情報を共有、拡散していった。

 牧野氏は前川氏の子飼いで「前川チルドレン」のひとりで、「ベリーダンスが趣味の美人官僚」として知られており、責任を取らせるという意味ではアナウンス効果もある。

 『読売新聞』を使った前川氏の「出会い系バー通い」については、官邸の「行き過ぎた工作」が批判されたものの、今回の「ズサンな文書管理」は誰しもが認めるものだけに、「粛清人事」への批判はしにくい。

 また、今後、交流人事名目で、官邸の意を受けた経産省や国交省の官僚たちが文科省の主要部局に送り込まれ、文科省の秩序をガタガタにすることも考えられる。

 「役所の文化」を壊すという意味では、これほど効果的な粛清人事はない。

 だからと言って“進駐軍”が自在に操れるものではないが、役人だけに抵抗する側の論理も手法も心得ており、いずれ古巣に戻る彼らは、文科省の相対的な地位低下を主導しても躊躇するところがない。

 こうした粛清に対抗するには、第二、第三の矢を放ち続けなければならないが、それには限りがあるうえ、これまでの経緯が示すように、「文書」は所詮、「言った」「言わない」の世界でウヤムヤになってしまう。

 攻守交替!――文科官僚は、しばらく官邸の反撃を耐えしのがねばなるまい。【辰】

 

 

 

 

 

 

 


2017年6月28日配信「週刊0510のおススメ舞台」


2017年6月27日配信<0510archives>「米国はFBI、韓国は検察が政権を監視!――行政と検察・警察・マスコミが一体となって"安倍1強"を護る日本の無残な現状!」<事件>

 
前川奇兵隊長(☚TV朝日)

 

 米国ではFBIが、長官解任の横暴に負けず、トランプ大統領に噛み付いて、女婿のクシュナー大統領上級顧問の捜査を始めた。

 韓国では検察が、朴槿恵前大統領を逮捕の上、収賄容疑など18件で起訴。本人は容疑をすべて否認しているが、懲役40年以上の実刑判決が下される可能性がある。

 権力は腐敗するから監視機能が必要だというのは、健全な国家を運営するのに欠かせないルールで、「米韓」はその機能を見せつけたが、逆に日本では「安倍1強」が続く間に、機能がすっかり失われたことが判明した。

 そればかりか、もうひとつのチェック機構のマスコミは、政権に歯向かう者の追い落としに回り、権力の走狗になり下がっている。

 加計学園騒動は、そんな日本の惨状を露呈した。

 加計学園の獣医学部新設は、「官邸の最高レベルの意向」であることは、文部科学省の8枚の内部文書から明らかであり、それを当時の事務方トップである前川喜平前事務次官がインタビューや会見で明らかにした。

 霞ヶ関の官僚が、退任後とはいえ政府方針に逆らって告発するのは異例のことだ。

 そこには、過去にも小泉純一郎政権時代、「三位一体改革」に反対の論陣を張った前川氏の個性と、前川製作所創業者の孫で、中曽根弘文元文相の親族という前川氏の恵まれた環境も左右している。

 また、新国立競技場の白紙撤回に至る文科省の不手際と、内閣官房の所管となった高級官僚人事に逆らった文科省の天下り斡旋問題など、官邸と文科省のギクシャクした関係も背後にあった。

 ただ、その前川氏の言論を封殺、そればかりか人格攻撃に走って、証言を貶めようとする官邸の意向と、それに乗った警察とマスコミは異常である。

 『読売新聞』は、朝日報道で加計学園への官邸圧力が明らかになった直後に前川氏の出会い系バー通いを報じた。

 報じたのは22日(月曜)であり、『週刊文春』の締切日。読売は、その週の25日(木曜)、同誌に「前川インタビュー」が掲載されるのに合わせて掲載したが、前川氏を恫喝するとともに、氏の人間性を貶めることになる報道は、官邸の意向に沿ったものと考えてよかろう。

 加計学園の学部新設は、「安倍首相のお友達の要望」を、官邸と内閣府が文科省を抱き込む形で無理に進めたもので、その表面化を官邸の意を受けた警察とマスコミが、一体となって潰しにかかったという「安倍1強の末期症状」を表すものだった。

 そして、その前に捜査着手した森友学園騒動は、検察が官邸に配慮、「国有地はなぜ安値で売却されたか」という本質的問題を抜きに、「籠池前理事長の個人犯罪」で蓋をしようとしており、こちらも検察が「国家の護持役」を、自ら放棄している。

 今年2月の問題発覚以降、告訴告発が相次ぎ、5月末の時点で➀「籠池の補助金不正受給及び詐欺」◆嶌睫馨粉盈修僚駑倏亡及び背任」「安倍昭恵夫人と付人の国家公務員法違反」と、争点は定まった。

 捜査する大阪地検特捜部は、籠池前理事長の補助金不正受給から着手、施工業者などの事情聴取を活発に行っており、家宅捜索を経て「籠池氏逮捕」は規定の路線とされている。が、その先のシナリオは描いていない。

 「『悪いのは籠池』を印象付ける事件です。昭恵夫人は籠池氏に利用されたことを示さねばならず、そのために捜査着手したといっていい。財務省ルートなど、“捜査するフリ”をするだけです。既に、官邸と法務省の間で話はついています」(検察関係者)

 すべてに優先するのは官邸の意向!――しかし、安倍夫妻を守るのが検察・警察・マスコミの役割といった異常が、いつまでも続くわけではないし、続けていいわけはない。

 両事件は、その異常を露呈したものであり、反応の早いネットでは、批判が凄まじい勢いで広がっており、それを修正する動きが、捜査当局とマスコミの内部から起こることが求められているのだが……。【辰】

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年6月24日配信「人生本因坊の甘辛時事問答」<連載>

 
警視庁町田警察署(☚同署HP)

 


――S級の仕事師・祭主某と盟友のO某が警視庁M署に詐欺容疑で逮捕されました。

本因坊師「そんなニュースは新聞には載ってなかったが、発表はあったのか?」

――記者会見はなかったようです。

本因坊師「おかしいやないか。祭主といえば、相撲の番付でいえばバリバリの大関格、野球でいえば俊足好打の1番打者や。そんじょそこらの仕事師とは格違いの大物やぞ。それを発表もしないとは祭主に失礼やないか」

――そんなに大物なのですか?

本因坊師「まあ、業界で彼の名前を知らなければモグリだな」

――まだまだ勉強不足でした。

本因坊師「ややこしい物件には、必ずと言っていいほど登場するのだが、初期の段階でさっさと美味しいところを喰って、疾風のように去っていくから、たとえ事件になっても、尻尾を掴まれん業師やぞ」

――へ〜っ!やりますねえ。

本因坊師「川崎・東田町の地上げの先鞭をつけたのも奴だし、とにかくフットワークは抜群。人柄も悪くないし、人脈も多彩。利害関係がなければナイスガイやな」

――しかし、今回の詐欺は被害額が1000万円。そんな大物にしてはゼロが、ひとつ少ないのではないですか?

本因坊師「昔なら1000万円ぐらいなら調達は朝飯前。事件になることなどなかったのだが、最近は体調が芳しくなかったし、妖刀の“切れ味”も鈍っていたのかもしれんな」

――そんなに体調が悪いのなら、勾留に耐えられないということで一旦は釈放、精々が在宅起訴?で処理するつもりかもしれませんね。

本因坊師「発表がなかったところをみると、ハナから早期の釈放を見越して、署轄案件として処理するつもりだったから発表もなかったのかな」

――それはそうと五反田方面で「大型の“なりすまし詐欺”があったらしい?」と、事情通の間で話題になっています。

本因坊師「それって、ひょっとして国道沿いの古い旅館じゃないのか?」

――御存知なんですか?

本因坊師「あくまで噂だが、『十億単位の手付金を詐取された大手住宅メーカー(本社・大阪市)の担当者が自殺した?』という話を耳にしたもんだから…」

――本当の持主は入院中(ひょっとして死亡?)だそうですが、既にある会社を経由して所有権売買予約の仮登記が付いているらしいのです。「新橋4丁目白骨事件」のこともあるし、何はともあれ、一度、現地を見に行こうと思っています。

本因坊師「モタモタすんなよ。善は急げや。足腰が鈍っとる“桜田門養鶏場”の木っ端記者は知らんだろうから、先回りせんかい。たまにはスクープも飛ばさないと愚痴とボヤキばかりでは読者に申し訳ないからな(苦笑)」

――御意!

本因坊師「よっしゃ、その意気や。元国会議員の名前も出ているようだから“獲物”に不足はないぞ!」

――ところで、その旅館の名前は何というんですか?

本因坊師「ドアホ!――甘えたらアカン。目黒川に架かっとる橋の近くや。自分の足で探さんかい」

――(相変わらず意地悪だなあ)アイアイサ―!   (了)

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年6月23日配信「人間を丸裸にするビッグデータ、人工知能、SNS時代に成立した共謀罪法の底知れぬ怖さ」<事件>

 

 

 ネット空間では、ニュース、ゲーム、メール、会話、地図、そして多種多様な情報を、「原則タダ」で入手できる。

 全てのモノに値段を付け、その売買によって生活を豊かにするという資本主義の原則に従えば、「タダの空間」はありえない。

 実際、利用者は、サービスを提供するプラットフォーマーたちに、「個人情報の提供」という“対価”を支払っている。

 ログイン情報を通じて、年齢、氏名、性別、住所といった基礎情報を提供しているのはもちろん、通話の相手、メールの相手と内容、検索を通じた趣味嗜好、友人の種類とつきあいの幅、位置情報の提供を通じた生活パターンまで提供、丸裸といっていい状態だ。

 グーグル、ヤフー、ライン、フェイスブック、アマゾンといった検索エンジン、ネットワーク構築、物品販売を通じたプラットフォーマーたちは、得た情報を自社のビジネスに生かす一方、広告空間の提供という形で莫大な利益をあげている。

 今、広告分野ではネット広告が主流になりつつあり、ラジオ、雑誌、新聞はとうに抜き去られており、二ケタ成長が続く現状では、テレビCMを抜くのも時間の問題だ。

 ネット広告が優れているのはターゲティングである。

 例えばフェイスブックでは、趣味嗜好はもちろん人種や宗教、政治的傾向まで「いいね!」を送った友人知人の傾向で、読み解くことが可能で、そうした個人データを分析の上、より成約に至る確度の高いターゲティング広告を打つことができる。

 また個人情報は、ビッグデータとして集められ、それを日々、超速に進歩している人口知能が、選別し識別する。

 そうした情報が欲しいのは物品やサービスを売る企業だけではない。

 政党政治家メディアも、すべてが欲しい。

 そして情報を握った者が、マーケットだけでなく権力を握る。

 そんな時代を我々は生きているだけに、むしろ個人情報を保護し、商売のために利用させない手立てや処罰を論じなければならない時に「共謀罪法」が成立した。

 まともに法案の趣旨も内容も把握していない法相のもと、「一般人が含まれるかどうか」といった大切な論議が尽くされないまま施行(7/11)されるが、「人間を丸裸にするビッグデータ、人工知能、SNS時代」は、「友達の友達は友達」という形で人脈が広がって、誰もが組織犯罪グループの一員になりうる。

 また、ビッグデータで拾い集めた行動履歴、読書傾向、検索履歴は、行動心理学などの専門家によって、「心の内」をいかようにも解釈されてしまう。

 さらに、テロ防止、犯罪予防を口実に、Gメールやラインの履歴を捜査当局に求められれば、プラットフォーマーは簡単に提供する。

 そうなると、どんな「読み取り方」も可能になり、既にSNSは犯罪捜査に利用されており、ある強盗殺人の容疑者は、殺人実行者との「ラインのメール記録」を突きつけられ、「お前も共犯だろう」と、責め立てられた。

 捜査員とすれば、「自供すれば拾い物」といった感覚かも知れないが、メールのやり取りをもとに犯罪集団の一員とされ、検索履歴や行動履歴が、犯罪との関係を示す傍証とされるのでは、誰もが「被疑者」になりかねない。

 そうしたネット時代に拡散する個人情報の怖さを、さらに加速することになるのが共謀罪法である。

 共謀を認定するのは検察や警察であり、彼らが今、人事権を握られ、官邸に対してヒラメのような存在になっていることを立証したのが、「森友学園」、「加計学園」、「山口敬之レイプ疑惑」だった。

 今、メディアに求められているのは、共謀罪法の乱用を許さない監視とともに、グーグルやフェイスブックなどが安易に個人情報を売り渡さないようにする「歯止め」を確立させることだろう。【午】

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年6月21日配信「人生本因坊の甘辛時事問答」<連載>

名君・佐竹公の再来!?


――とうとう決まりましたね。

本因坊師「決まったな」

――いつものやり方ですが、ロクな審議もないまま強行採決。酷いものですね。

本因坊師「バカでもチョンでも数は力。しゃあないな。まあ、悪いのは、そんなバカやチョンにバッジを進呈した有権者やからな…」

――自業自得は分かっているんですが…。

本因坊師「で、この悪法はいつから施行されるんや」

――来月中旬、7月11日からです。

本因坊師「随分と早いな」

――周辺の法整備はとっくに完了していましたから、成立は計画的だったんですね。

本因坊師「サラ金のCMと同じやないか(笑)」

――悪企みは常に計画的にやるべし!という教訓ですね。

本因坊師「白昼堂々の悪企みの最たるものが、岩盤規制突破を大義名分にした回の国家戦略特区や」

――すべては国家財産を詐取するための仕掛けだったんですね。

本因坊師「その元祖的存在が現在、どこかの口入れ屋で役員に納まっとる竹中某や三木谷某や。遅きに失した感はあるが、アイツらの足跡を洗えば“調査報道大賞”を貰えるかも知れんぞなモシ」

――御意。現在進行中のディズニーランド取材と並行して早速、資料を集めてみます。

本因坊師「ところで、共謀罪の対象犯罪は277個もあるらしいが、知っとるか?」

――テロとは無関係の犯罪までが対象にされているみたいですが、詳細は…。

本因坊師「そんなことも知らんと、共謀罪がどうした、こうしたと言うても始まらんじゃないか!(怒)」

――あの優秀な法務大臣ですら答弁に窮するんですもの、私如きが…(苦笑)。

本因坊師「しかし、あんなデタラメ答弁の連続で共謀罪審議を乗り切ったんやから、ひょっとしたら、あの大臣は名君・佐竹公の再来かもしれんな(笑)」

――冗談はともかく、今や日本国内にある監視カメラの台数は500万台超。今後はこのカメラが“五人組”となって権力に歯向かう国民を監視する、窮屈な時代になりそうです。

本因坊師「そうやな。『寄らば大樹』――月が替わる前に、ワシらも“デンデン応援団”に宗旨替えしようかな(笑)」 (了)





 



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