『未公開株詐欺追及班・編集会議を生中継』(25)



びっくり怒りの出席者A(週刊誌記者)、B(証券会社営業マン)、C(投資コンサルタント)

B「仙台・常磐木学園高校の教師殺害事件で、『被害者が未公開株に大金を注ぎ込んでいたことに妻が不満を持っていた』と一部マスコミで報道されていました。“動機”の何割かの片棒を担いだ奴は一体、何処のどいつですかね、」

A「未公開株詐欺は、金銭だけじゃなく、家庭生活を崩壊させ、さらには人の命まで奪う事件を惹起するなんて、ホンマに罪作りな犯罪だな」

C「事情通によると、被害者にインチキ株券を売りつけたのはニシムラウチダらしいぞ」

A「そういえば、警視庁の動きを察知したニシムラが仙台や札幌、函館に“逃亡”、未公開株や社債を売っていたことがあったが、ひょっとしたらその時に…?」

B「まったく酷い話ですねえ。法律的にはともかく、見方によっては、ふたりは殺人罪の“従犯”ですよね」

C「そうそう。殺人罪の“従犯”といえば、昨日編集部に『ドーマー株の購入を苦にした被害者が自殺未遂を図ったので取材して欲しい』とのメールがあったらしいが、どうなんだい」

B「メールの主は地方在住の読者なのですが、被害者の容態が落ち着いたら時間を取って詳しい話を聞きに行こうと思っています。場合によっては、大々的なキャンペーンを張るつもりです」

A「未公開株詐欺による2次被害、3次被害を食い止めるためにも、ツカハラとトミチの悪行は徹底的に糾弾しなければイカン!

B「ところで、ツカハラは最近、何をしてるんですか?」

C「相変わらずの詐欺行脚のようだが、精彩を欠いた作り話では、さすがに“成果”はあがらんだろう。乞食同然だよ」

B「いよいよネタが尽きたのかも(笑)」

A「自業自得だ。あれだけウソをつき続ければ、舌の数も足らんのだろう(笑)」

B「サイトウは、まだ拘留中ですが、主犯のトミチはどうなんですか?

C「スタッフが北区の自宅近辺で何日か張り込んでみたようなんだが、姿を見かけないとの報告だ。“バカラのプロ”を自称するトミチのこと、警察の足音に怯えながら、どこかのカジノで“ビクビク払い”でもしとるんかもな」(以下次号)

放駒親方の理事長就任で注目される“日大のドン”田中英壽理事長の怪人脈!?

「酒は呑まず生真面目で、筋を通す人」…こう評価されるのが、大揺れの日本相撲協会で第11代理事長に就任した元大関魁傑の放駒親方である。

 新聞各紙の「ひと」欄に登場、誠実な人柄に加え、「周囲に流されない」「頑固」「できないことはできないとはっきり言う人」(いずれも『毎日新聞』8月14日付)と、評価が高いのは、就任直後の社交辞令が含まれているとはいえ、今後、浄化を訴え、推進しなければならない角界リーダーに相応しい。

 ただ、一点、気になるのは放駒親方が日大出身であることだ。相撲部ではない。柔道部に在籍していた時にスカウトされ、1年生で除籍、角界入りしている。
 そういう意味で、角界で圧倒的な勢力を誇る日大相撲部の“仲間”ではないが、日大理事長にして相撲部監督だった田中英壽氏の影響力からは逃れられない。

 田中氏の力がどれほど絶大か。野球賭博問題が表面化した時、次のような憶測が乱れ飛んだことでも明らかだ。

「二つの事件(琴光喜の野球賭博と木瀬親方の暴力団へのチケット横流し)は、日本大学理事長兼校友会会長の田中英壽氏を陥れるため、故意にリークされた、というウワサが流れました」(事件を追う記者)

 田中氏は、1983年、相撲部監督に就任して以来、日大相撲部出身の琴光喜木瀬親方(元肥後ノ海)をはじめ、舞の海高見盛、普天王、豊真将など、数多くの力士を大相撲に送り込んでいる。
 これだけの実績を残せば、相撲協会内に影響力を行使できるのは当然で、それが逆に田中氏への反発につながり、日大出身者が狙われたという。

 事件は、その後、縦横に大きく広がり、「日大問題」は消し飛んだ印象だが、顔の広い田中氏が、暴力団と深いつながりを持つのは周知の事実である。
 過去には大物事件屋の許永中被告との関係を取り沙汰されたことがあったし、関東の指定暴力団組長との親密な関係も有名で、さらに最近は山口組最高幹部とも親しい。

「マンモス大学の日大は利権のるルツボ。総長選には札束と怪文書がつきものです。そこに暴力団が介入することもあって、豊富な人脈の田中さんは、最近、山口組最高幹部とのつきあいを密にすることで、防波堤の役割を期待しているようです。ただ、この最高幹部は、警察当局が、その摘発に総力を挙げているだけに、田中氏が、今後も深い関係を続けるのは危険です」(角界事情通)

 放駒親方は、田中氏とは少し距離は置いているものの、「日大のドンの呪縛」からは逃れられず、日大相撲部出身の有望株を田中氏に頼んで入門させることもある。
「誠実な人柄と経歴」に一点の曇りがあるとするならば、清濁併せ呑む田中氏の存在であろう。【伯】

X JAPANの肖像権が“火種”となってSANKYOのパチンコ機に暗雲!?

“元祖ビジュアル系ロックバンド“といわれるXJAPANの人気が高い。
 8月14、15の両日、横浜の日産スタジアムで15万人を集め、『七転八起 世界に向かって 真夏の夜』というコンサートを開催、復活を印象付けた。
 また10月には全米コンサートツアーに出かけ、14年ぶりに日米で新アルバムを発売する。

 一方で、XJAPANといえば各種トラブルを引き起こすことで知られる。
 コンサートの遅延、順延は少なくないし、メンバー間やメンバーと事務所間の確執も多く、97年末の解散も無理はなかった。

 だが、昨年、ギタリストHIDEの自殺、洗脳セミナーにハマったボーカルのTOSHIの自己破産といった過去を乗り越えて再結成されたのは、解散して12年以上も各メンバーのファンクラブが存続するという根強い人気に加え、各メンバーに金銭的な事情が発生、さらに彼らを取り囲む芸能人脈の要望など、さまざまな要因が重なり合ったことによる。

 それでもトラブル続きなのだから、相変わらず“お騒がせなXJAPAN”である。
 コンサート直前の8月7日、TOSHIとベースのHEATHが所属する芸能プロダクションの高野一男社長が、アートコーポレーションの寺田寿男元会長に対する詐欺未遂容疑で逮捕された。

 さらに9月5日に発売が予定されているパチンコ機「FEVER XJAPAN」の肖像権問題でも揉めている。
 SANKYOが発売するこのパチンコ機は、XJAPANのメンバーの肖像を使っているのだから、当然、肖像権が発生する。
 ところが、メンバーのうち98年に自殺したHIDEの分が承認されていないようなのである。

 XJAPANのややこしさは、メンバーそれぞれが芸能プロダクションを持ち、そこが芸能関係各社と契約を結んでいる点だ。
 今も、一部に熱狂的なファンを抱えるHIDEは、親族がその肖像権や著作権を引き継いでいるものの、なぜかパチンコ機の完成後、その問題が浮上した。

 各種権利は、コンサート主催者でもあるジャパン・アミューズメント・エージェンシー(JAA)が、SANKYOから依頼を受けて窓口となり、リーダーのYOSHIKIの会社のジャパン・ミュージック・エージェンシー(JMA)に取りまとめを委託する形だった。

 SANKYO→JAA→JMAと資金は流れ、6人のメンバーの承諾書は、逆に流れてSANKYOが製造を開始するはずだったのだが、その権利関係の調整が、どこかでうまく行かず、トラブルが発生、パチンコ機発売に暗雲が立ち込めている。

 1台30万円とすれば15万台を予定しているから450億円のビッグビジネス。解決までに残された時間はわずかで、アミューズメント業界は、その行方を、固唾を呑んで見守っている。【倫】

『未公開株詐欺追及班・編集会議を生中継』(24)




びっくり怒りの出席者A(週刊誌記者)、B(証券会社営業マン)、C(投資コンサルタント)

B「先週は連載以来、初めて休戴したことで編集部には“連載止めないでメール”が殺到したそうです」

A「“止めろメール”の話はよく聞くが、“止めないでメール”とは珍しいこと。当欄も捨てたもんじゃないな(笑)」

C「それだけ、ツカハラやトミチが世間の恨みを買っているということの表れだな」

B「そのツカハラですが、何をトチ狂ったか、先日からドーマーのホームページに『緊急ご連絡!』なる一文を掲載。“カメレオンの菊一”らしく『被害者の仲間入り宣言』をしています(笑)」

A「ゲーッ!『盗っ人猛々しい』の一語に尽きる怪挙だな(嘆)。よくもまあ、こんな白々しい文章を載せるとは、ツカハラの奴、ウソの吐きすぎと暑さのせいで頭がイカれたんじゃないか!(笑)」

C「いつものこととはいえ、イザとなったら被害者面して逃げ体制に入るとは、ツカハラらしい姑息かつ厚かましい小細工だ(笑)。…性格とタチの悪さでは天下一品の野郎のことだ、ひょっとすると先手を打って、既に『私はトミチとサイトウ(=タカタ)に騙されました。助けて下さい』って警察に飛び込んでる可能性だってあるぞ(笑)」

A「確かに!追い詰められると加害者のくせに被害者に“変身”して逃げ切るのがツカハラの十八番。大いにありうることだが、そうなると既に檻の中にいるサイトウはともかく、寒いのはトミチだ。『あの野郎!ウソばっかり吐きやがって』と怒り狂っているかもな(苦笑)」

B「そうとは限りません。『一度騙された奴は、三度までは騙される』が口癖のトミチだけに、旧知の振り込め詐欺グループと結託、(HPにあるように)株式買い取りを勧誘している可能性もありますよ」

C「なるほど。『毒食らわば皿まで』…過去に“紙切れ”を売りつけたドーマーの顧客名簿をもとに“買い取り詐欺”を働いている線も考えられるな」

A「最初に‐緇譴鯑わせて“紙切れ”(=ドーマー、インパルスジャパンなど)を売りつけ、次に△修糧鏗下圓法岾券を10株、20株単位にまとめれが買い取る」というテンプラ話で買い増しさせ、G笋蠅弔韻燭薀疋蹈鵑垢襦Lもシャシャラもない詐欺一直線の急ぎ働きなんだから、酷い話だ」

B「買い取りの条件になる“まとめ買い”用の株券にしても、わざわざツカハラから仕入れ(㊟1株=30000円)なくても、丸善の文房具売り場で普通に売ってる株券用紙(㊟1枚100円)に印刷すればOKだし…」

C「いずれにしても、ツカハラ&トミチの逮捕は“4コーナー”にさしかかっている。今さらどう足掻こうと時間の問題だ」

B「世間は猛暑ですが、2人には“寒い夏”になりそうですね。羨まし〜い!(笑)」(以下次号)

郵政改革法案の復活目指して「一郎&次郎コンビ」が繰り出す“亡国”の一手!?

「小沢政局」が、またやってくる。
 9月の民主党代表選に、本人が出馬するかどうかはともかく、小沢氏が推す候補が出馬するのは間違いなく、続投に意欲を見せる菅直人首相と一騎打ち、「菅VS親小沢」の戦いになるのは必至である。

 その際、水面下で動く重要人物がいる。日本郵政の斎藤次郎社長である。
 旧大蔵省で「10年に1度の大物次官」といわれた時から15年が経過、その辣腕を覚えている人も少なくなったが、郵政改革法案ではマスコミを改革賛成に誘導、寝業師としての実力を見せつけた。

『日本経済新聞』の編集幹部が憤る。
「斎藤氏は、ウチの喜多恒雄社長を現役官僚の時から可愛がり、重要情報をリークしていた。退任後も両者の関係は続き、その“上下関係”を利用、郵政改革法案に反対だった社論の変更を強硬に求めた。広告とのバーターも持ちかけた。その工作に屈した喜多社長は、5月中旬頃から編集に介入、郵政改革法案に理解を示す紙面に変わった」

『日経』ほどではないが、他の大手マスコミも斎藤氏の「断り切れない筋」と「広告」を使った巧みな工作に乗せられたという。

 その斎藤氏が、20年以上も前の竹下登内閣で、当時、内閣官房副長官だった小沢一郎氏と出会い、以降“一郎・次郎”と呼ばれるコンビを組んだ。
 湾岸戦争への90億ドルの資金拠出、宮沢喜一内閣での国際貢献税構想、細川護煕内閣での国民福祉税構想などは、コンビの信頼関係が生み出したものだ。

 2人に共通するのは、強さへの憧憬であり、強力な権力を握るためには手段を厭わない。2007年11月、自民党の福田康夫首相と小沢氏が、「大連立」を模索、党内手続きを無視した強引なやり方に批判が集中、頓挫したが、この仕掛けは、『読売新聞』の渡辺恒雄氏が行い、「仲介役」として動いたのは斎藤氏だった。

 参院選の民主党大敗と国民新党の惨敗は、民意が時計の針を逆転させる郵政改革法案に賛成していないことを示している。
 だが、斎藤氏はそう取らない。「入口」の郵便貯金を事実上、国営化、預入限度額を引き上げてパワーを強化、「出口」の日本政策投資銀行などの権限を強めて、金融を国家管理する。

 内向きの発想であり、明らかな退行だが、財政破綻を目前とした今、国家が金融をコントロール、国債消化に万全を期すしかない、というのが斎藤氏の考え方だ。

 斎藤氏を日本郵政の社長に就けたのは小沢氏である。
 コンビは今も健在で、小沢氏が民主党代表選の次に思い浮かべているのは、公明党との連立だという。

「国民新党は頼りにならず、与野党逆転では政治が機能しない。小沢氏と親しいことで知られる市川雄一元公明党幹事長は、常任顧問に返り咲き、『一一コンビ』は復活した。民主党と公明党の連立はある」(政界事情通)

 その根回しには、公明党ともパイプを有する斎藤氏も動く。
 その先に斎藤氏が描くのは強力な政治パワーが導く国家管理型金融。…かつての大蔵省の発想が、日本を脆弱にしたことへの反省はない。【伯】

筆頭株主が次々に逮捕、倒産の“呪いの会社”?



 一時は売上高500億円を突破、中古車流通に一時代を築いた東証二部上場企業が、今、証券界で“呪いの会社”と呼ばれている。

 カーチスホールディングス(HD)…日本振興銀行(振興銀)の傘下に入って、中小企業振興ネットワークの「車部門」の一翼を担って再建を図っていたが、周知のように振興銀の木村剛元会長が銀行法違反の検査忌避で逮捕され、カーチスHDの再建は宙に浮いている。

 ネットワーク企業のうち、金融のNISグループは同業のネオラインキャピタルに引き取られ、復活の兆しが見えるコンテンツのインデックスホールディングスに資本提携が持ち込まれるなど、それぞれが再生を模索するなか、カーチスHDにその動きがないのはなぜか…。

「カーチスは、ジャックという名でスタートした中古車販売の会社ですが、創業者の渡辺登氏が10年前に業務上横領で逮捕され、以降、筆頭株主となった企業が、みんな代表者が逮捕されるか倒産した。いわば“呪われた会社”なんです。証券市場というところは、わりにゲンを担ぐ人が多い。カーチスと聞いて、引いてしまう人が多いのは事実です」(証券会社幹部)

 実際、呪われているとしかいいようがない。
 渡辺オーナーの失脚で同社の株価が暴落した時、猛烈な「買い」を入れたのはM&Aコンサルティングを率いる村上世彰氏だった。
 官僚時代から渡辺氏を知る村上氏はジャックを評価、ファンドのスタート時からジャック株を組み入れていた。
 結果的に筆頭株主となった村上ファンドだが、企業再生に手を出すファンドではない。

 それを引き受けたのは、カ―コンビニ倶楽部を傘下に抱える翼システム道川研一氏である。
 だが、「3年で3000店」といったムリな拡張戦略が頓挫、手放さざるを得なくなった時、経営に名乗りを上げたのが、ニッポン放送株をめぐる騒動で、フジテレビグループからカネを分捕り、豊かになっていたライブドアであり、社名をライブドアオートと変えた。

 ここまでの経営陣は、すべて「特捜案件」の被告となっている。
 渡辺登氏は刑が確定、現在、服役中。脱税事件で懲役刑が確定した道川氏は既に“お務め”を終え、再起を果たしている。村上氏とライブドアの堀江貴文氏は、まだ公判中である。

 ライブドア事件の後、ライブドアオートは「ヤマハの川上一族が経営している」というのが“売り”のソリッドアコースティックス(SA社)からTOBをかけられて傘下入りした。
 だが、SA社には資産がなく、事実上の支配権を握ったのは、買収資金の120億円を融資したリーマン・ブラザーズ証券だった。

 このSA社に買収されたソリッドグループホールディングス(社名変更)の買収に手を挙げたのが商工ローンのSFCGである。
 しかし、SFCGは昨年3月に破産。担保権を行使して筆頭株主となったのが振興銀だった。

「いつか来た道」…SA社、リーマン・ブラザーズともに倒産。SFCGは倒産のうえ、民事再生詐欺で大島健伸元社長が逮捕され、振興銀を率いる木村氏の転落劇は、現在進行中である。

 カーチスHDの社員や業態が悪いわけではない。事実、今年、同社は売上高約300億円で黒字転化した。要は、本業を忘れ、マネーゲームに走った経営陣のせいである。
 その教訓を忘れなければ再生のチャンスはある会社なのだが…果たして!?【潤】

振興銀行・木村剛の飛ばし先は「日産」の鮎川純太と「元ライブドア」の藤澤信義!



 参院選直後、警視庁捜査二課は、各種工作を行わないようにと、絶妙のタイミングで日本振興銀行(振興銀)の木村剛元会長を逮捕した。

「木村は、5月に会長を退任していたが、振興銀が支援する『中小企業振興ネットワーク』の理事長として、引き続き権勢を振るっていた。捜査着手したからには、早く身柄を押さえないと、融資の付け替えや飛ばしを指示、捜査に支障をきたす恐れがあった」(警視庁捜査関係者)

 国民から預金を集めることを認められた銀行は、兼業を禁じられたうえに、金融庁から厳しい監視を受ける。
 だが、既存の「金融秩序」を嫌った木村元会長は、金融庁の監督や意向を無視、業績不振企業を集めて「中小企業振興ネットワーク」を組織、この“木村帝国”を6000億円の預金で支え、共存共栄を図ろうとした。

 同行の経営形態は極めて特異である。ボロ会社が何十社、集まったところでかけ合わせの効果はない。
 事実、不良債権は積み上がり、それを木村元会長はネットワーク企業間の“付け替え”で対処していた。

 また、“木村帝国”にはネットワークの外に、「準会員」という名の協力企業群があり、内部だけでは処理できない大型案件などで協力する。

 その代表が、戦前、日産自動車や日立製作所の母体となった日産コンツェルンを一代で築いた鮎川義介氏の孫の鮎川純太氏と、旧ライブドアでファイナンス部門の幹部を務め、独立後はネオラインキャピタルを率いて怒涛のM&Aを繰り返し、グループを急成長させている藤澤信義氏だった。

 鮎川氏のグループには、日本産業ホールディングズ、マルマン、佐藤食品工業と三つの上場企業がある。

 このうちマルマンと佐藤食品は、昨年2月、SFCGの破綻に際して振興銀が担保権を行使して取得したものである。
 銀行法の規定で1年以内に5%以上の株は売却しなければならず、その“受け皿”になったのが、鮎川氏だった。
「複雑な資金操作だが、買収資金の出所は振興銀」(振興銀関係者)。
 つまり振興銀のダミーである。

 一方、藤澤氏の独立性はもう少し高いものの、ネオラインキャピタル系企業への振興銀の“厚遇”は際立っており、商工ローンのJトラスト(大証2部)には94億円、ネクストジャパンホールディングス(東証マザーズ)には93億円と、大口融資に応じている。
 その“恩”に報いるように、藤澤氏は中小企業振興ネットワークの中核企業のNISグループに40億円の資金援助を決めた。

 木村元会長の逮捕で、鮎川、藤澤の両氏のグループ企業はどうなるのか。
 複数の上場企業が含まれているだけに、証券市場は大きな関心を寄せている。【伯】

警察の徹底的な“弾圧”で「総会屋」の次に「暴力団」が“絶滅種”となる!?

 かつて1年に一度の株主総会が晴れ舞台とする「総会屋」と呼ばれる人たちがいた。
 彼らは、その日に照準を合わせて情報を収集、策を練り、会社側をはじめ、警察や同業者に根回し、威嚇の為に、総会場で議長役の社長に怒声を浴びせかけるという“大芝居”を打つこともあれば、“シャンシャン総会”にして己の存在感を見せつけることもあった。

 しかし、2度の商法改正(1981年と97年)と、警察・検察による徹底的な取り締まりで、「総会屋」は、ほぼ死に絶えた。
 70年代の最盛期に約2000人だった“業界”も、現在は“伝統芸”を伝えようとする“奇特”な“20人ほどの匠たち”によって、細々と支えられている。

 次の“絶滅種”は「暴力団」である。
 警察庁による壊滅作戦がどれだけ凄いか。直近の逮捕事例を挙げよう。

・他人名義でマンションの賃貸契約を結んだとして山口組系弘道会幹部のM組長を逮捕(警視庁)。
・飼い犬をバカにされ、「詫びに来い」と脅迫した容疑で山口組系弘道会幹部のN組長を逮捕(愛知県警)。
・ペットのトカゲが逃げ出したことに腹を立て、同居人を殴った容疑で山口組系弘道会のE幹部を逮捕(愛知県警)。
・勝手に刺青を入れていたとして山口組系暴力団員で彫り師のI容疑者を医師法違反で逮捕(兵庫県警)。

 暴力団に対する警察の殲滅作戦が始まっているが、既に外堀と内堀を埋めたうえでの攻撃なので、今度ばかりは時間が解決するというものではない。

 警察庁が把握する暴力団の構成員と準構成員の数は約8万人。2000年代に入って経済活動を封じ込める動きが活発化。現在、警察庁、金融庁、証券取引所、日証協、全銀協、地方公共団体などは、それぞれが持つ暴力団情報を交換、「認定」のうえで排除する動きに出ている。

 既に、暴力団の構成員、準構成員、企業舎弟などは、証券口座はもちろん、公共料金引き落としの銀行口座を持つことができない。
 また公共工事の入札からも排除され、そうなると自動的に大手業者は下請けに使わない。

 そのうえ今年4月から福岡県で暴力団排除条例が施行されたのを皮切りに、全国の都道府県で条例が制定され、暴力団は自治体から排除され、事務所を持つことを禁じられ、みかじめ料の徴収、的屋のような稼業も封じられる。…要は「暴力団に人権はない」のが“実情”である。

 となると、彼らの自衛策は地下に潜ること。盃は交わさず、構成員と認定されないようにして、組長と組員は、密かな“契り”を結んで、組織を維持する。公然と暴力団員を名乗るのは、冠婚葬祭を担当する数十人でいいことになる。つまり暴力団のマフィア化である。

 絶滅種の総会屋は最盛期の100分の1になった。その計算でいけば、暴力団構成員の数は800人。伝統芸継承の祭事を行うには十分な人数で、そのほかの地下に潜った構成員の姿は見えない。

 あなたの隣りにいる“マフィア化した組員”…そんな現実が迫りつつある!【潤】

『未公開株詐欺追及班・編集会議を生中継』(23)



びっくり怒りの出席者A(週刊誌記者)、B(証券会社営業マン)、C(投資コンサルタント)

B「以前、この座談会で未公開株&社債詐欺に代わってオールド・スタイルのM資金話が“復活”していることが話題になりましたが、このところ新しい手口として『外貨両替詐欺』が流行しているそうです」

A「M資金はツカハラの十八番だったが(笑)、その外貨両替詐欺というのは何なんだ? まさか、落語の蕎麦屋の釣銭詐欺じゃないだろう」

B「マンガみたいな話なのですが、まあ聞いてください。…『駐留しているイラクからアメリカ軍が間もなく撤退するのだが、その後、イラクの通貨(ディナ―ル)が暴騰するので、今両替しておくと大儲け(50〜60倍)できる』というものです」

C「要するに、円をディナ―ルに替えておいて、米軍撤退後にそのディナ―ルを円に替えれば、元本が50倍以上になるというわけだ。バカバカしい(笑)。しかし、そんなチョロイ話に引っ掛かるのがいるのかい?」

B「それが結構いるらしいんです。既に警察には30億円以上の被害届が寄せられているそうです」

A「ディナ―ルがどんなものなのか、実際に見たことないから分からんが、こんな稚拙な方法で引っ掛かるようでは、騙す方はもちろん悪いが、騙される方もどうかしてると言うしかないな(笑)」

C「ひょっとして、その両替詐欺にツカハラやトミチが絡んでいるんじゃ?」

B「そこまでは把握してませんが、ツカハラはIQ的に無理でも、トミチならやりかねませんよ(笑)」

A「トミチはウォン専門だろ(笑)」

B「そのIQ不足の?ツカハラですが、先日、十数年来の知り合い(米穀業者)に借金を申し込んで来たそうです」

A「知り合いというのは、ツカハラのか?」

B「もちろん。その知り合いが偶然、私の友人の知人という関係で、借金の件が分かったのです。そして、その借金の担保が、なんとドーマーの株券だったそうです」

C「自己売りかよ。いよいよ“乞食”だな」

B「その株券に添付されていたのが、(上掲の)『株式売出要項』です」

A「エ〜ッ! これってトミチが作成した詐欺の小道具じゃないか! どないなっとんのや? もう無茶苦茶だなぁ」(以下次号)

富士通内紛劇の野副前社長が東京地検特捜部に“相談”している「会社の恥部」!!

 売上高5兆円、従業員数17万人の富士通で起きた“内紛”が収まらない。
「反社」の烙印を押されて会社を放逐され、行き場を失った野副州旦前社長は、もはや怖いものがない。
 マスコミに手記を発表、インタビューに応じ、自分を追い出した勢力を批判している。

その野副氏に、東京地検特捜部が目をつけた。
司法担当記者がいう。

「野副排除は、野副氏がニフティ売却を強引に進めたからだと目されています。つまりそうさせたくない勢力が富士通にいて、野副氏を追い込んだ。それを疑っている野副氏が特捜部に相談、検察としても巨大企業の“恥部”に切り込めるチャンスだけに、関心を持って聴取を進めています」

 野副氏の解任理由は、「反社」のファンドとつきあったというものである。
「善悪」ではなく「功利」で動くファンドを「反社」と“認定”するなど愚の骨頂。違法でなければ、グレーな領域に入るのがファンドで、「反社」と“認定”された英ファンドのサンドリンガムが、巨額賠償を求めて名誉毀損訴訟を起こしたのも当然である。

 では、なぜサンドリンガムと野副氏をセットで葬りたかったのか。
 それは、野副氏がニフティ売却を積極的に推進、サンドリンガム・プライベートバリューの鳥井洋一代表がそれに関与したからである。
 ニフティのコンサルティングを行ったのは、バリューアップ・コンサルティング。同社の木村健太郎社長は鳥井氏の知人だった。

 富士通と日商岩井の合弁で、インターネットプロバイダーのニフティが誕生したのは86年2月だが、99年3月、富士通が100%子会社にしてからのニフティは、これまでに3度、売却に失敗している。
 01年と04年、ソニー傘下のソネットへの売却話が持ち上がるが、いずれも流れた。

 3度目の正直で始まったのがフリービットへの売却である。
 野副氏の指示を受けて富士通がバリューアップ・コンサルティングとコンサルタント契約を結ぶと、木村社長はフリービットとニフティの経営統合を提案、09年2月、経営会議で統合推進が決まった。

 だが、その直後から「秘密情報の漏洩」が相次ぎ、ニフティ経営陣が、野副氏の方針に反した活動をするようになり、マスコミを使って陽動作戦を展開、サンドリンガムを「反社」と認定、野副排除のストーリーを描いたのはニフティの和田一也前社長だった。

 そして、その“策謀”に乗って、09年9月、野副氏を事実上の解任に追い込んだのは、「富士通のドン」である秋草直之前相談役だった。

 なぜ、ニフティはすんなり売却できないのか。
 野副氏はそこに、「富士通の恥部」を感じ取っており、特捜部にはマスコミに語っていない疑惑を供述しているという。

 小沢一郎民主党前幹事長の捜査が「不起訴処分」で失敗。失地回復の為にも大きな経済事件を仕上げたい検察は、「野副証言」をもとに事件を組み立てているという。【伯】


profile

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>

selected entries

categories

archives

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

還暦川柳
還暦川柳 (JUGEMレビュー »)
公益社団法人 全国老人福祉施設協議会

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

テレビはなぜおかしくなったのか
テレビはなぜおかしくなったのか (JUGEMレビュー »)
金平 茂紀,永田 浩三,水島 宏明,五十嵐 仁

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM