2017年12月27日配信「週刊0510の特選レース」<週間レース社提供>

 


2017年12月23日配信「人生本因坊の甘辛時事問答」<連載>

 
いいね!(ネットゲリラさんから拝借)

 


――うわっ!何ですか、マイクなんか持ち出して? まさか、それで私の頭を叩くつもりじゃないでしょうね。

本因坊師「――今の世の中 人の心は荒れ放題 上から下まで 嘘と詭弁と誤魔化しだらけ(?)じゃござんせんか!――♪何から 何まで 真っ暗闇よ 筋の通らぬことばかり 右を向いても左を見ても 詐欺師と詐話師の絡み合い どこに男の夢がある〜♪

――またその歌ですか?(ウンザリ)酒も飲まずによく歌えますね。

本因坊師「嗚呼、今の時代を端的に言い当てとるこの歌の良さが理解できんとは、嘆かわしい限りじゃのう」

――いつ頃、流行った歌ですか?

本因坊師「1970年12月だから、かれこれ47年。半世紀近くになるのう。少しばかり早すぎたが、藤田まさと先生の慧眼ぶりには脱帽だな」

――申し訳ありませんが、私はまだ生まれていません!

本因坊師「いつ生まれようが、関係あるかい。世の中を見渡してみい。政・官・財・報、どいつもこいつも“忖度音頭”の踊り過ぎで頭がイカレたデタラメ野郎ばかりじゃないか!(# ゚Д゚)」

――御意!と言いたいところですが、もう少し上品な表現でお願いします。

本因坊師「特別国会ひとつとっても、北朝鮮問題をはじめ、森友&加計学園疑惑、酷税問題、さらにスパコン疑惑、リニア工事談合事件など真剣に議論しなくちゃいけないテーマがテンコ盛りだというのに、ワイドショーは延々と日馬富士問題ばかり。それもお笑い芸人や日頃、相撲協会の恩恵に浴している相撲ジャーナリスト?が、ああでもない、こうでもない、ハチの頭だと妄想、推測だらけの能書きを垂れやがって…」

――ストップ、ストップ!これ以上言うと風紀紊乱の虞がありますから、その辺で。――ところで、福島の除染工事を担当する『清水建設』の土木部門の執行役員(副支店長)が下請業者に自宅(福島県西会津町)の雪降ろしや草刈りをさせていたことがニュースになっていました。

本因坊師「土木の副支店長というと山口某かな?――それにしても雪降ろしなんて自前でやりゃあエエもんを、わずかなカネ惜しさに立場を利用、下請業者にやらせるなんて意地汚い奴よのう。どの面下げて『子どもたちに誇れるしごとを!』だなんて寝ぼけたことを言うとるんや。ケッ!」

――まあ、まあ。とかくこの世はゴマスリと忖度が肝要。業者にしてみれば、仕事がバッチリ回って来るのなら、雪降ろしぐらい楽勝でしょうwww。

本因坊師「想像するに、雪降ろしどころか、酒食の接待や、その他”諸々の供応”を受けていたんじゃないかな。そうでなければクビにはならんやろwww」

――そういえば、その昔、帝国大学卒業生が幅を利かすF銀行で、休日に役員の自宅の庭掃除をした忠犬ぶりを買われて常務にまで昇進したB級大学出身者がいました。

本因坊師「確か、名前は…」

――山崎某ですよ、確か北海道の名寄市出身でしたね。その部下で広域暴力団担当だった齋藤某というのも、高卒なのに子会社の社長にまで“出世”しましたよ。

本因坊師「腹黒い奴だったなあ、アイツは!――泣く子も黙る広域暴力団にUCカードをバンバン交付。ご機嫌取って、上野あたりで毎晩オダを上げとったなあ。まあ、時代も違うし、高卒でも“痰ツボ”になる覚悟があれば、そこそこ出世が出来たんやから、考えればエエ時代だったよ。ーーしかし、しょうもないことだけは、よう覚えとるなあ、お前はwww」

――ところで、門仲の姉弟殺人はどうなったんでしょうね。

本因坊師「どうなったって、“金満神社”のことなんかどうでもエエやないか。そんなことより、あと2週間で正月やぞ。お前はどないするんや」

――3日も寝てれば年は明けますよ。

本因坊師「そうか。ワシは独りで伊豆の温泉で今年の垢を落とす予定だけどな…」

――エッ!そ、そんな殺生な!

本因坊師「そうそう、浜田山の地面師事件で実刑判決が出た後、保釈されていた内田マイクが遁走したらしいぞ」

――浜田山事件だけでなく、余罪がテンコ盛りのようですから、下手をすると生きて塀の中から生きて出られないと思ったのでしょうかね。

本因坊師「この期に及んでジタバタするなんてマイクらしいが( ´艸`)、あんな悪党でもやっぱり正月は娑婆に居たいのかなあ」

――聞くところによると、世田谷中町事件では、もうひとり切符が出ている人間が居るらしいですね。

本因坊師「川上某だろ。報道では北田某が主犯のように言われているが、実際は川上が主犯らしいぞ」

――そうなんですか。さすがは老師!ボーっとしているように見えても、ポイントはしっかり押さえてるんですね。

本因坊師「『ボーッとしている』とは何たる言い草!(# ゚Д゚)――今のひと言でもう温泉に連れて行くのは止〜めた」

――そんなつもりで言ったのではありません。誤解を招いたのなら撤回して謝りますから、私も温泉に連れてって〜。

本因坊師「安物の国会議員みたいなキモイ言い訳しやがって…。益々もって相成らん。男たるもの、吐いた唾を飲み込むようなことすんな!」

――(´;ω;`)ウゥゥ

本因坊師「お年玉代わりにカップヌードルを1ケース買ってやるから機嫌を直せよ」

――(´;ω;`)ウゥゥ(´;ω;`)ウゥゥ

本因坊師「分かった、分かった。連れて行ってやるよ。但し、ワシは新幹線で行くけど、お前は東海道線で来いよ」

――(^▽^)/ありがとうございます。喜んで!(^▽^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年12月22日配信「週刊0510のおすすめイベント」

 

 


2017年12月21日配信「東京仙人島通信局週間minimini情報」<連載>

 

「特別国会では、北朝鮮問題、森友・加計問題、サラリーマンの増税問題など、国民にとって重要な政策課題が話し合われている。民放の情報番組はこうした政策課題をあまり取り上げず、日馬富士問題一色。国民を馬鹿にするのもいい加減にして欲しい。そもそも相撲は江戸時代から興行で成り立っていた水商売のようなもの。大正時代に相撲好きの皇太子(摂政宮)が、当時の相撲協会に下賜金を与え、摂政宮賜杯(後に天皇賜杯)が作られた。協会はこの時、相撲の興行ビジネスから財団法人化を急いだために、国技、相撲道などという明確な理念はなかったようです。つまり大相撲はスポーツビジネスであり国技ではない。テレビは今、スポーツ界の暴力事件よりも国民に伝えなければならないことが山ほどある。いつの時代もそうだが、政治的な話題が排除されてニンマリしているのは時の政府です」(日刊ゲンダイ・12/7)

 
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<社会>

 

★「冤罪疑惑は消えぬまま…」…名古屋高裁が第10次名張毒ぶどう酒事件再審請求審で、未開示証拠調べぬまま棄却。

 

★「4社揃い踏み」…枚方市談合事件から10年ぶり、東京地検特捜部がリニア中央新幹線建設をめぐる不正入札容疑(偽計業務妨害)でトップ引きの「大林」に続いて「清水」「大成」「鹿島」を家宅捜索。葛西敬之・JR東海名誉会長にも波及か?

 

★「CMに偽りあり!」「子供に誇れる仕事を」――「清水建設」が除染工事独占の下請け会社に自宅の草刈りと雪降ろし作業などをさせた土木部執行役員・Y某を馘首。

 

★「着々と監視社会に〜!」…総務省が顧客情報を企業に売る「情報銀行」設立の動き。

 

◆「“サッカー馬鹿”がオウンゴール!?…証券取引等監視委員会が「シーズHD」株式のインサイサー取引を行った会社役員に223万円の課徴金。

★「面妖処分!」横浜地検が準強姦容疑で書類送検されていた慶大広告研究の被疑者6人全員に不起訴処分の沙汰も理由についてはダンマリの怪。
 

◆「涙の辞職」…岩手日報女性記者に対するセクハラ容疑で伊達勝身・岩泉町が引責辞任。
 

★「最高裁まで稼働はお預け?」…「立地不適で阿蘇山の噴火の影響がないとはいえない」――高裁レベルで初、広島高裁が来年9月30日まで四国電力伊方原発3号機の稼働停止を命じる決定。

 

◆「似非坊主め!」…兵庫、佐賀、新潟県警が宗教法人を装ったヤミ金グルー「至誠光魂寺」・立石扇山代表を出資法違反、貸金業法違反容疑で摘発。
 

★「さらば日本?」「杉並浜田山・地面師事件」で一審で実刑判決を受けて控訴、保釈中のA級詐欺師・内田マイク逐電で検察当局は大慌て。

 

★「世田谷中町・地面師事件異聞」…北田某ら4人は逮捕したものの、“主犯格“の川上某は未だ逃走中。
 

★「世田谷中町・地面師事件異聞」…北田某逮捕の“立役者”は「五反田海喜館事件」で逮捕が噂される土井某

 

◆「変態巡査長にユルユル処分」盗撮、痴漢30回で逮捕、送検された視庁公安部・蛇塚某巡査長に停職6ヶ月の大甘処分。

 

★「不倫警視長にもユルユル処分」…情報漏洩は不問?――不倫に加え素晴らしすぎる性癖(匂いフェチ&パンツ被り)を10ヶ月も前の『フライデー』に暴露された警察庁・阿武某警視長に停職1ヶ月の大甘処分!

 

◆「他人のフリ見て我がフリ直せ⁉」…女優・藤吉某女とTVプロデューサー・深沢某の不倫報道で悦に入る『週刊文春』に業界記者がやっかみ混じりの嫌味⁉

 

◆「東に殺人、西に大麻」…福井県警が、神明神社(福井県大野市)の岩本某神主を大麻取締法違反容疑で逮捕。

 

◆「債権回収は続くよ、どこまでも」…警視庁が朝鮮総連傘下の「金剛保険」を強制執行妨害容疑で家宅捜索。

 
 

<政治>

 

★「魔法の呪文」…中身スカスカでも国会閉会まで「謙虚に丁寧に説明する」を連発、逃げ切った安倍首相が「国会版・魔術師大賞」を受賞?

 

★「専守防衛を逸脱?」小野田五典防衛相が先手必勝、敵基地攻撃?のための長距離巡行ミサイルの導入を表明。

 

★「疑惑のデパート状態⁉」…特別国会で不発に終わった「モリそば・カケそば」に続き「スパゲッテイ疑惑」、さらには「リニア疑惑」発覚で安倍政権に黄信号。

 

★「いつかは解ける下駄の雪?」米朝交渉進捗機運?エルサレム首都移転による中東不安でトランプ一本買いの安倍首相が窮地の予感?

 

◆「消えた200万円」…NPO法人「西宮障害者雇用支援センター協会」園田博之・元官房副長官を政治資金規正法違反容疑で東京地検特捜部に告発。

 

★「無念の再辞職」「日本の司法は腐っている」…最高裁が事前収賄に問われ藤井浩人・美濃加茂市長に上告棄却判決。

 

 

<企業>

 

★「仏の顔も5回まで!?」…米「イースタン航空」がトラブル続きの「三菱重工」のMRJ・40機の注文をキャンセル。

 

◆「柳の下にドジョウが4匹(但し首都圏限定?)」「楽天」docomo、au、soft bankに続いて携帯電話事業に参入。

 

★「マルチ商法の確信犯⁉」…消費者庁が特定商取引法違反容疑の「ジャパンライフ」に1年間の業務停止命令。

 

◆「米Amazonに対抗」「CCC」「主婦の友社」の株式を大株主の「大日本印刷」から購入して買収。

 

★「キティちゃん、アウト!」…東京国税局が、香港子会社がタクスヘイブン対策税制の対象にされた「サンリオ」に11億円の追徴課税。

 
 

<海外>

 

★「猫だまし!」…トランプ大統領のエルサレムへの首都移転発言の狙いは足許揺るがすロシア疑惑からのエスケープ⁉

 

◆「ようやく大筋合意」…英国が手切れ金5兆円超でスッタモンダの挙句EUを離脱へ。

 

◆「求刑懲役25年」…ソウル検察が職権乱用罪など国政介入事件公判で、朴槿恵前大統領の知人・崔順実被告に懲役25年を求刑。

 

 

<訃報>

 

🌸サッチーの名で親しまれた野村沙智代さんが死去。享年85。合掌。

 

🌸詩人の小長谷清美さんが喉頭ガンのため死去。享年81。合掌。

 

🌸西田厚聡・東芝元会長が心筋梗塞のため死去。享年73。合掌。

 

🌸小池唯夫・元パ・リーグ会長心筋梗塞で死去。享年85。合掌。

 

🌸」寿雄・元共同通信社主幹が大動脈瘤破裂で死去。享年92。合掌。

 

🌸仏ロック歌手のジョニー・アリディさんが肺ガンのため死去。享年74。

 

🌸芥川賞作家の赤染晶子さんが肺炎のため死去。享年42。合掌。

 

🌸崎山昌広・神戸新聞論説委員長が肺炎のため死去。享年84。合掌。

 

🌸作家の早坂暁さんが大動脈破裂で死去。享年88。合掌。

 

🌸脚本家の島田満さんが死去。享年58。合掌。

 

🌸市川雄一・元公明党書記長が死去。享年82。合掌。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年12月20日配信「週刊0510のおススメ記事」<☚ネットゲリラ>

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2017年12月19日配信「富岡八幡宮殺人事件の背景に女性宮司を認めない神社本庁の“罪”!?」<事件>


富岡八幡宮(☚wikipedia)


 「深川の八幡さま」で知られる富岡八幡宮で起きた富岡長子宮司(58)殺害事件は、日を追うにつれ、弟・茂永容疑者(56)の奇矯な行動がクローズアップされ、「骨肉の争いが嵩じた末の殺人事件」という見方が定まってきた。

 過去には長子さんに対する脅迫状による逮捕歴があり、援助を受けながら暮らしていた福岡でも近隣住民とトラブル続き。素行の悪さで宮司を下ろされた過去を考えると復帰の芽などないのに、責任役員や総代に長子さんへの誹謗中傷を繰り返していた。

 ただ、前後の見境がつかなくなった茂永容疑者が、日本刀で長子さんを殺し、加担した妻を殺害、自死した猟奇殺人事件というだけでは、事件の背後にある「神社本庁の闇」を封印してしまうことになる。

 八幡神を祀る八幡宮は、全国に2万5000社もあり、神社本庁傘下8万社の中核を成すが、なかでも歴史が最も古く総本宮と呼ばれる宇佐八幡(大分県)、平安京の鎮守となった岩清水八幡宮(京都府)、鎌倉時代に源氏の氏神として分霊された鶴岡八幡宮(神奈川県)は、「3大八幡宮」として名高い。

 富岡八幡宮は、それに次ぐ社格を持ち東京最大。「深川八幡祭り」は江戸三大祭りのひとつであり、同時に勧進相撲発祥の地で、境内には「横綱力士碑」がある。

 参拝客は多く、氏子など神社を支える組織もしっかりしており、財政的にも潤沢。富岡家が代々、宮司を務めるが、長子さんの祖父・盛彦氏は、神社本庁トップの事務総長(現総長)を務めた家柄だ。

 神社本庁は、富岡八幡宮の骨肉の争いを十分に認識していた。

 茂永容疑者は、90年代に父・興永氏から宮司を引き継いだが、素行の悪さから01年に辞任。興永氏が高齢をおして復帰したものの、体調悪化で10年に引退。以降は、長子さんが宮司代務者として歳事などを執り行ってきた。

 宮司になるには、神社規則に則り、責任役員会などの決定を経て神社本庁に具申し、本庁の認可を受けなければならない。

 長子さんが宮司代務者となって以降、富岡八幡宮の責任役員会は神社庁に対し3度にわたり具申したものの、「実力不足」を理由に認可せず、氏子総代、神輿総代、職員などの嘆願書も無視したという。

 7年もの宮司不在は異常事態。我慢できなくなった富岡八幡宮は、今年3月、3回目の具申を神社本庁が認めなかったために本庁からの離脱を決め、東京都の認証手続きを経て、単立の宗教法人となった。

 晴れて宮司となった長子さんだが、絶望感に駆られたのが茂永容疑者である。

 神社本庁傘下であれば、揺さぶり続ければ「自分の息子を宮司に」という夢が叶うかも知れない。

 だが、激しい骨肉の争いを続けた姉が、新たな宗教法人のトップになった以上、自分たちの復帰の芽は完全に絶たれたことで自暴自棄となって犯行に走ったのだろう。

 それにしても、神社本庁はなぜ長子さんが宮司になるのを認めなかったのか。

 「結局、神社界は、今も男性優位の男社会です。女性宮司も次々に誕生していますが、神社本庁が特別扱いする『別表神社』では、なかなか女性を認めません。宇佐神宮でも代々、宮司を務める到津家が女性宮司を具申したのですが、経験不足を理由に拒否し続け、結局、神社本庁の幹部が後任になりました」

 神社本庁の田中恒清総長は、10年の就任以来、3期目に入って、ますますその権勢を強めているが、石清水八幡宮の宮司でもあり、八幡神社の総本山である宇佐神宮の宮司が女性となることに我慢がならなかったという。

 同じ発想で、富岡八幡宮の女性宮司を拒否し続け、トラブルを知りながら、仲介に乗り出すこともなく放置。事態をややこしくしたとすれば、今回の事件の責任の一端は神社本庁にも少なからずあるのではないだろうか。【寅】

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年12月16日配信<週刊0510archive>『人生は義理と人情と浪花節!――佐川急便創業者・佐川清会長の思い出』

佐川急便・佐川清会長 
 祇園の夜から2週間、再び訪問した南禅寺の自宅の応接間に現れた佐川会長は破顔一笑、「お前、なかなか歌上手いやないか。それも『かえり船』なんて渋い歌をよう知っとったなあ。これ記念品や、持って帰り」。


 しわくちゃの封筒に入っていたのは、会長と歌った「かえり船」を録音したカセットテープでした。いつの間に録音したのでしょうか。さすがは気配りの達人です。


 今でも時々、あの時そのままの“しわくちゃ封筒”から取り出して聴いています。二人のデュエットは、叶うことなら皆さんにも聞かせて上げたいくらいにぴったりと息が合って(?)います。

 いつものように、おもむろにタバコをひとふかし。そして、お茶をひとすすり。先夜の話の続きが始まりました。

 「どこまで言うたかいな?」

──確か…難破船の話の後『苦中に楽あり、楽中に苦あり』、逆境こそ人間力を形成する最大の原動力だと…」

 「そうやったな。ワシがまだ会長当時やが、佐川急便労働組合の委員長だったことがあるんや」

──会長が労組の委員長を…ですか?」

 「とにかく、トップたる者のあるべき姿とは、肩書きなんてかなぐり捨てて社員と同じ汗をかいて一緒に会社を伸ばす。…この姿勢に尽きると思うとる。だから、ワシは労組の委員長に就任したんや。そら、ドライバーは喜んだがな。トップが肩書きに溺れ、自分には統率力があると錯覚した時から会社は段々と衰退に向かうんや。今のKもそうやが、東京のWなんかは、その典型やな。とにかく、権力・名声・金力に対して超然として、常に自分に恥じない人間を目指すこと。これがこの世に生を受けた男の生き様やぞ」

 「この世で一番便利なものであり、また一番厄介なものがカネや。そのカネに取り憑かれた人間は、必ず底なしの地獄を見る。このことを忘れたらアカン。…『犬馬難し、鬼魅易し』残念ながら、そのアカン人間が佐川におるんやから、ワシもまだまだや。修行が足らんちゅうことや。どない真面目に生きとっても人生には試練が付き物や。しかし、どないな試練に会おうとも世間を恨んだらアカンぞ」

 「何度も言うが、人生の成功はカネや権力、名声でない。ワシが言うんやから間違いない(笑)。それ以上に値打ちがあるものとは何ぞや『忘我利他』…この言葉は比叡山の山田座主から教えられたもんやが、まさに人生は忘我利他の境地にどれくらい近づけるか、その為の修行の場や。しかも、この道場はたとえ失敗しても七転び八起き、健全なる勤労精神がある限り、何度でも再起できる道場や」

 「佐川発展の秘訣は何ですか?ってよう聞かれるんやが、ワシはいつも『社員同士のライバル意識と連帯感』と答えるんや。つまり、社員ひとりひとりに、どれくらい相手の魂を揺さぶる情熱があるか、それこそが会社発展の最大の要因や。常に戦いの場に身を置いて毎日を熱く生きる社員が10人もおってみい、どんな小さい会社でも直に大きうなるもんや」

 「それとトップたる者に不可欠なものは直観力や。なんぼ理屈が合うとっても、アカン時はアカン。一寸先は闇、それが人生や。その闇を見透かすための“道具”が直観力や。これを粗末にしたら、どんな大きい船でも必ずどこかで座礁、沈没する。エエか、他人から、そんな理屈に合わんことしたらあきまへんと言われても、己の直感がゴーサイン出しとったら、トコトン、それこそトコトン勝負したらエエんや」

 まるで、“佐川塾”の授業です。それもマンツーマンの講義です。佐川急便の社員ですら、こんな贅沢な講義は受けていないはずです。

 「不正の誘惑に屈せず、常に義を貫いてこそ新しい道が開ける。今日はこの言葉で終わりにしょうか。唾を飛ばし過ぎて疲れてしもうたから寝るわ。また来月おいでや」

 これが佐川会長との最後の会話でした。

 「人生は義理と人情と浪花節」――裸一貫で身を起こし、今日の佐川急便を作った「一代の快男児」の“遺言”ともいうべき話の数々は、今も昨日のことのように思い出します。

 2002年3月11日、京都市内の病院で死去。享年79歳。合掌。(了)  【裕】








 


2017年12月15日配信「週刊0510のおススメ展覧会」

 

 


2017年12月14日配信<週刊0510archives>「人生は義理と人情と浪花節!!――佐川急便創業者・佐川清会長の思い出」

佐川急便・佐川清会長 
“祇園の夜”に似つかわしくない質問にも嫌な顔ひとつ見せず、時に笑顔を見せる佐川会長の口からは、南禅寺の自宅客間での会話とは、ひと味もふた味も違った迫力ある言葉が間断なく飛んできました。

──企業人としての会長の経営哲学を聞かせてください。

 「常に汗みどろの人生を送ってきたワシにはそんな大それたもんはないが、幹部連中にはいつも『企業の存在価値は社会や社員の秘めたる夢の実現に最大限貢献すること』と言うてきたつもりや。3万5000人の社員全員に、この考えが浸透しているとは言えんが、経営者たるもの、常に社会と社員のことを考えて行動せんと、会社なんてアッと言う間に潰れてしまうぞ」

 「人と出会い、人と交わり、人と育つのが人生だ。その短い人生で縁あって出会った人間が何人いるか、それも損得抜きの付き合いができる仲間や部下が何人いるか。そんな彼らこそが会社にとって最大の財産なんや。とにかく、人に出会うことで仕事が生まれ、人と出会うことで事業が発展する。これこそがワシが身体で覚えた経営哲学やな」

 「とにかく夢を持って、夢を追いかけ、そして夢を実現する。そうした気概を持ち続けとったら、必ず幸運に巡り会える。『継続は力なり』や。夢は持ち続けておかんと逃げてしまう。中途半端はイカン。そのためには素の自分をさらすこっちゃ。そしたら相手もそれに応えてくれるもんや。そして、夢を実現したら仲間同士で分かち合う。自分ばっかりエエ思いしとったら、幸運は長続きせん。『人も良し、我もまた良し』。これでこそ人世やないか。そう思わんか?」

 かすれた声ながら、ズシンと心に響く言葉の連続にメモを取る手も止まりがちです。

 「カネというのは、オモロイ性格を持っとるもんや。執着すれば逃げて行くし、自在に操れば“良き召使い”になり、働かせば友達を仰山連れて戻ってくる。なかには碌でもない友人も居るけどな(笑)。ウチの幹部にはカネの奴隷になっとるドアホも居るが、そんな奴は経営者にもなれんし、悪戦身に付かずで、精神が堕落する。カネは人を測る“物差し”であり、またカネの使い方はその人間を見極める最高の“物差し”とワシは思うとる」

 「組織の大小にかかわらず、トップに立つ者は、常に飢え、常に戦い続け、常に迷いなく決断せないかんもんや。そのためには、あらゆる苦難や逆風を五感で感じられるように自分を鍛錬せなあかん。人生は一度限りや。攻めて、攻めて、攻めまくるこっちゃ。それでもギリギリの立場に追い込まれたら、その時は運を天に任せたらエエんや。世間にはワシのことをワンマン、独裁者や言うて鬼畜生みたいに言う奴も居るけど、トップたる者、ワンマンでなけりゃあ、会社なんていう船は、すぐに難破船になるんや。…『苦中に楽あり、楽中に苦あり』…無事に港に船が着くまでは船長は鬼でなければアカンのや。そして晴れて港に着いたら甲板員から機関員まで、みんなで美味い酒を飲む。これが男の最高の生き方やないか」

 佐川節は絶好調。しかし、あまりの長居は身体に障るのでは?…そう思いながら、「会長、そろそろ〜」と切り出そうとした時を見計らったように……。

 「この話の続きは、今度にするとして、オイ!一曲歌うて帰ろうや。バタやんの『帰り船』を一緒に歌おうやないか」

 ♪♪波の背の背に 揺られて揺れて 月の潮路の帰り船♪♪

 一番を佐川会長が、二番を小生が、そして三番をデュエットで歌いました。
 声といい、節回しといい、なかなかのものです。
 懐かしい思い出です。(続く)【裕】












 


2017年12月13日配信「都議会自民党の復活に便乗、『万葉倶楽部』が豊洲・千客万来施設でゴネ得狙って虎視眈々!」<事件>

 豊洲・千客万来施設のイメージ図
(☚Wikipedia)

 

 

 都議会自民党が完全に復活している。

 7月の都議選では“グリーン旋風”に吹き飛ばされる形で破れ、意気消沈していたのがウソのようだ。

 落選した高木啓・前都議会自民党幹事長は、10月の衆院選で当選(比例東京ブロック)して代議士になり、「都議会のドン」といわれた内田茂・前自民党都連幹事長は、政界を引退したものの、今も都議会に来て、肩で風を切って歩いている。

 失速したのが小池百合子都知事都民ファーストの会である。

 「しがらみのない政治」を標榜していたのだから都の官僚やゼネコンなどの業者との関係が薄く、その分、癒着もないのだが、薄さがアダとなって誰も相手にしない。

 その象徴が豊洲市場だろう。

 豊洲市場は、小池都知事が、「一丁目一番地」と位置づけ、見直しに入って、盛り土問題を指摘、都の官僚や石原慎太郎・元都知事らを追い込んだ。

 そのうえで、開場のためには「安全と安心」を得ることが欠かせないとして、水産卸売棟などの地下ピット室の床面にコンクリートを敷設する工事や、地下水管理システムを強化する工事を入札にかけたのだが、誰もいうことを聞かない。

 「9月から9工区に分けて入札が始まったのに不調の連続で、結局、12月まで入札がズレ込み、来年10月11日に予定されている開場が危ぶまれています。原因は、官僚とゼネコンのサボタージュ。『小池のいうことなんか、聞いていられるか』と、苛めているのです」

 その後ろにいるのが、今も隠然たる実力を持つ内田氏がリードする都議会自民党で、小池氏が壊そうとした「都官僚+ゼネコン+都議会自民党」のトライアングルが、完全に復活した。

この機を逃さず、有利な条件を引き出そうとしているのが豊洲市場で集客施設を受注した「万葉倶楽部」である。

 「横浜みなとみらい万葉倶楽部」など、神奈川県を中心に「万葉の湯」という温浴施設を全国展開。同時に、熱海や箱根湯本などで「ニュー八景園」「天成園」などのホテル事業を展開している。

 年商約110億円の中規模レジャー業者だが、全国区で有名になったのは、トラブル続きで引き受け手がいなかった豊洲市場の「千客万来施設」に名乗りを上げてからである。

東京都と築地市場関係者の話し合いがつかず、条件が刻々と変わるのを嫌気して、当初の業者である「すしざんまい」を展開する「喜代村」が、涙を呑んで撤退。替わって無名の「万葉倶楽部」が手を上げた時、「どんな勝算があるんだろう?」と、首を傾げる向きが多かった。

 その後、小池氏の見直し方針で、開場が遅れに遅れたうえ、「築地を残し、一部を食のテーマパークにする」という小池方針に反発した「万葉倶楽部」は今、「撤退も辞さない」と、開き直っている。

 都議会関係者が明かす。

 「もともとゴタついていたうえ、180億円ものプロジェクトですから、経験のない『万葉倶楽部』には荷が重いと見られていました。また、売上高より借金が多いなど財政的にも厳しく、六本木や田原町の地上げを巡って“勇名”を馳せたS氏とタッグを組み、神奈川県内の霊園事業に手を出したもののトラブルになるなど、問題も抱えていました。結局、業績不振企業が、豊洲でイチかパチかの“勝負”をかけた?のではないでしょうか」

 豊洲市場の着工の遅れは、ギリギリのところで採算を弾いていた「万葉倶楽部」にとっては死活問題であり、「資材・人件費の高騰に配慮して欲しい」と、都に申し入れたり、マスコミの取材に応じて撤退を示唆するなど東京都を揺さぶっているのだが、「捨てる神あれば 拾う神あり」――それを“支援”する動きを見せているのが、山崎孝明・江東区長である。

「千客万来施設の整備など、設備面が確定しない限り、市場の受け入れを再考せざるを得ない」と発言するなど、小池氏を追い詰めている。

 集客施設の整備が江東区の市場受け入れの条件だったのは事実だが、「ドン内田」の子飼いといわれる山崎区長には「主君の仇討」の思惑もあるのだろう。

 山崎区長の反旗は、「万葉倶楽部」にとっては、起死回生の追い風!――ここを先途とばかりに、小池都政に反転攻勢を強める勢力に便乗、“剣が峰のゴネ得”を狙っているのかも…。【巳】

 

 

 

 

 

 

 

 



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